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世界に駆けるカナダの建築家
世界に駆けるカナダの建築家 ケース・スタディー : モリヤマ & テシマ 「プラース・カナダ」と名付けられたカナダ大使館庁舎は、1991 年5月に開館 いたしました。カナダと日本が出会い、交流する場として皆様に貢献する事を願い、4 階のカナダ庭園や地下2階のギャラリー、図書館等は常時一般公開されており、建物全 体ができる限り開放的な空間となっています。設計も日本・カナダの架け橋として、著 名な日系カナダ人建築家、レイモンド・モリヤマ氏にお願いいたしました。 このたび、当大使館では、「プラース・カナダ」開館10周年を記念いたしまし て、レイモンド・モリヤマ氏を迎え、下記により講演会を開催いたします。 お忙しい事とは存じますが、是非とも皆様のご来場を賜りますようお願い申し上げます。 なお、参加お申し込みは、下記の FAX 申込用紙にてお願いいたします。 記 日時:2001年5月28日(月) セミナー 14:00―15:15 懇親会 15:15―16:00 場所:カナダ大使館 B2 シアター 住所)港区赤坂7−3−38 TEL)03―5412―6200 定員:200名。定員になり次第締め切らせていただきます。 入場無料 ******************申込書******************** FAX:03―5412―6345 To:カナダ大使館 商務部 笠原宛て 講演会「世界に駆けるカナダの建築家―モリヤマ&テシマ」への参加を申し込みます。 ご芳名:__________________________________ 会社/団体名:______________ご所属:_____________ ご住所:__________________________________ 連絡先 TEL:_____________ FAX:________________ モリヤマ氏と講演内容について ************************************************** カナダのカナダたる所以は、多文化・多人種・多言語国家という事でしょう。言い換え れば、カナダは異なるものを排除せず、すべて「受け入れる」事を国家の是として、そのアイデ ンティティー確立の基盤としているのです。その意味で、カナダは真にグローバライズされた国 家と言えましょう。 レイモンド・モリヤマ氏は、そのような多文化国家に生まれた日系人ですが、その活動 はまさに「カナダ的」と言わざるを得ません。同氏は、建築 ・都市計画のみならず、法学や科学 といった広い分野で博士号を取得するとともに、世界各地において、精力的に様々なプロジェク トを手がけています。彼の好奇心は尽きるところを知らず、本人の表現によると 「この40余年、 常に心と目と耳を全開にして、スポンジの様に知識を吸収してきた。」のです。 今回の講演では、インド、香港、アメリカ、日本、サウジアラビア等々、世界各地のプ ロジェクトの設計事例を通して、シンボリズムの重要性、異なる文化の中でプロジェクトに取り 組む事の意義等、自由に話していただきます。 ******************************************* 私達のプロジェクトでは必ず、「4Pアプローチ」と呼んでいる手法を 取っています。それは: PLACE(場所) プロジェクトの現場とその周辺状況、おかれた特殊な条件等をよく理解し、 それらに合わせて作業を進める。 PEOPLE(人々) 関与するすべての人々の話に耳を傾け、それぞれのニーズや願望を理解する。 PROGRAM(企画) クライアントの目的(抽象的、機能的、顕在的に目指すもの)を達成する。 PROCESS(過程) 基本的アイディアの発想から、それを実現する具体的な設計手法に至るまで、 クライエントと共に協働する。 http://www.mtarch.com/rm.html Moriyama & Teshima Architects のウェブサイトより ******************************************* 主催:カナダ大使館 後援(予定): (社)日本建築学会、(社)日本建築家協会、(社)日本建築士会連合会、(社)建築業協会