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新潟県津川地域の中部 ∼ 上部中新統の珪藻化石層序およびテフラ層序

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新潟県津川地域の中部 ∼ 上部中新統の珪藻化石層序およびテフラ層序
地球科学57巻,205∼220(2003年)
EarthScience(ChikyuKagaku)vo1.57,205­220.2003
205
新潟県津川地域の中部∼上部中新統の珪藻化石層序およびテフラ層序に基づく年代層序
柳沢幸夫*・平中宏典**・黒川勝己***
lnt{:うgratedchronostratigraPhyofdiatomb沁s;tratigraPhyandtePhlostratigraphy170rthe
middletoupPerMiocenesequenceintheTsugawabasin,NiigataPre17(3ctul`e,ce111:raIJapan
YANAGISAWAYukio,HIRANAKAHironoriandKUROKAWAKatsuki
AbstractDiatombiostraUgl・aphyandtephlostratigraphyarestudidforthenliddletoupperMioceneNomura
FormationexposedalongtheShinazaw昭awasectionintheTsugawaarea,NiigataPrefecture,centraoapan.
The17()i・mationiscomposedofmassivediatoma(2eousmudstoneinteうrcalatingnumeうroustephra1)clds,fourof
whicharewidelydistl・ibutedandusefuばorlong­distance(2orrelation.DiatomzonesfronlthezoneNPD5B
throughthezoneNPD7A,alongwithtwelx/eusefuldiatombiohoriJIls,£1r{ごidentinedintheNomuraFormation
andaw()1・kablehil;11­resolutionitegratedchrollostratゆaphyisest£lblished.Asedirllentationratecurveis
(:()nstructedfortheShinazaw昭awagcti()n,usingtheagesofthediatombiohorizons,andthedurationofthe
NomuraFormationisdeterminedtobeFI・om12.0Mato7.5Ma.Theagesofthefourw函espreadtephrabeds,
Sng,Stm,TmhqandSnsgt{2p11rabtlds,are(?stimatedtobeatca.10.2,9.4,8.7and8.0M£hresr)c;ctively・
j匈賜,祐:cliatom丿i()str2ltigral〕hyjel〕11rostr21卯raphy,c111・【】nostratillraphy,M函cene,NomuraFormation,Tsugawa,Niigata,
Japan
し,中新統では,第四系や鮮新統に比べて,これまで詳細な
は じ め に
年 代 層 序 学 的 研 究 が 行 わ れて こ な か っ た た め , 相 互 に 対 比 の
テフラは地質学的には瞬時にして広範囲に堆積するため,
候補となるテフラ層を絞り込むことがより困難である.この
同時間面の指標として,特に第四系の広域対比と年代決定に
場合,高い時間分解能を持つ微化石層序とテフラ層序の対応
重 要 な 役 割 を 果 た して き た ( た と え ば , 町 田 ・ 新 # 1 9 9 2 ) .
が つ いて い れ ば , 微 化 石 層 序 の 分 解 能 の 範 囲 の 中 で 対 比 可 能
鮮新統についても,最近幾つかの広域分布テフラ層が同定さ
なテフラ層を比較できるため,テフラの対比を確実かつ効率
れ,遠く離れた堆積盆の間での正確な対比が可能になりつつ
的に進めることができる.
ある(里口ほか1999:黒川1999など).それより古い中新
そ こ で, こ の 研 究 で は , 中 新 統 の テ フ ラ 層 序 を 進 展 さ せる
統 に つ いて も , テ フ ラ 層 に 関 す る デ ー タ の 蓄 積 は 進 んで は い
ため,黒川・大海(2000)および平中ほか(2002)によっ
るものの(たとえば黒川1999など),異なる堆積盆間での確
て 広 域 に 対 比 で き る 可 能 性 の あ る 指 標 テ フ ラ 層 が 見 出 さ れて
実な対比に成功したのは,黒川・大海(2000)および平中ほ
いる新潟県津川地域の中部一上部巾新統野村層の珪藻化石分
か(2002)が新潟県津川地域の野村層と新発田市の内須川層
析を行い,テフラ層序と珪藻化石層序との直接の対応関係を
中に挟在する4層のテフラ層を対比した研究のみである.
明らかにした.
テフラ層序では,火山ガラスが新鮮に保存されていれば,
地 質 概 説
中新統であっても原理的には第四系と同じ手法を用いて高精
度の対比を行うことが可能である(平中ほか2002).しか
新潟県津川地域は,第三系新潟標準層序の津川階の模式地
2003年2月24日受付.2003年6月12[|受理.
*東京支部,産業技術総合研究所地球科・学情報研究部門,〒305­8567
城県つくば市束1­1­1中央7.
1nstituteofGcloscience,G(2010gicl11乱rveyofJaPan,AIST,ctilltraド7,1­111治ashilchome,T5;ukub£卜lbaraki,305­8567Japan
**新潟大学大学院自然科学研究科,〒950­2181新潟市五十嵐ニノ町8050.
GmduateSchoolofS(2ienceandTecllno)ogy,NiigataU❹,/el・sity,8050電£1rashi­Ninocho,Niig£1ta,950­2181,lapan.
***新潟支部,新潟大学教育人間科. 1戸部地学教室,〒950­2181新潟市五十嵐二./町8050.
Dc?PartnlentofEarthjScience,FacultyofEdtlcationandHunlan5;(2iences,Niigatauniversity,8050暗£lrashi­Ninocho,Niigata,
950­2181Japan.
(33)
206
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
の下部と指交関係にあり,灰色凝灰質砂岩と泥岩からなる.
福取緑色凝灰岩部層は緑色に変質した火砕岩を主とし,下部
は流紋岩質軽石凝灰岩,上部は流紋岩質溶岩・軽石凝灰岩と
黒雲母デイサイト質溶岩・凝灰角傑岩からなる.
天満層は津川層を整合に覆い,下位より品沢川砂岩泥岩部
層,東小出川玄武岩部層および花立凝灰岩部層からなる.品
沢川砂岩泥岩部層は下部が明灰色泥岩,上部は暗灰色の珪質
泥岩からなり,両者の境界に海緑石が密集した砂岩層(以下,
海緑石砂岩層)が発達する.東小出川玄武岩部層は,玄武岩
火山峡凝灰岩・凝灰岩角峡岩および溶岩からなる.花立凝灰
岩 部 層 は 流 紋 岩 質 の パ ミ ス 質 ハイ ア ロ ク ラス タ イ ト と 火 砕 岩
か ら な り , そ の 下 半 分 は 軽 石 質 ハイ ア ロ ク ラス タ イ ト , 上 半
分はパミス質火山灰層が卓越する(黒川・大海2000).泥岩
層 や 砂 岩 層 な どの 非 火 砕 岩 は 全 く 挟 ま な い . 本 部 層 最 上 部 に
は,音無川豆石火山灰層(Otps)が挟在する(黒川・大海
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野 村 層 は 天 満 層 に 整 合 に 重 な る 塊 状 の 珪 藻 質 泥 岩 で, 多 数
のテフラ層を挟む.このうち,品沢川奥火山灰層(Sng),品
沢川上流火山灰層(Stm),天満沢川含高温型石英ガラス質火
山灰層げmhc1)および品沢川ガラス質粗粒火山灰層(Snsg)
は,対応するテフラ層がそれぞれ新潟県新発田市北東に分布
する内須川
「川こ見出されており,広域に分布する可能性が
指摘されている(黒川・大海2000;平中ほか2002).
常浪層はaJf村層から整合漸移し,砂質泥岩および砂岩から
なる.本層r=11には姥堂川ピンクガラス質火山灰層(UbDg)や
姥堂川灰白色火山灰層(Ubgg)が挟まる(黒川・大海2000).
調 査 セ ク シ ョ ン, 試 料 お よ び 方 法
調査と試料の採取は,常浪川右岸の品沢川セクションで
Fig.1.M叩showingtheTsugawaarea(NijgataPI・efecture).
G μaphicmapsof`̈Tsugawäand̈Mikagurllclakë(1/50,0001n
行った(Figs.1,3).このセクションでは,野村層中の4層
;cale)byGeolgrllphicEIISurveylnstitute.
の指標テフラ層がすべて露出している.
であり,地質学的には東北日本弧の背弧側南西部に位置する
の背斜の西翼では,天満層の品沢川砂岩泥岩部層と花立凝灰
(Fig.1).本地域に分布する中新統の層序とギi剔告は,藤田
岩部層および野村層7yほほ`連続的に露出する.背斜び)軸部に
品沢川上流にはNNW­SSE方向の背斜があり(Fig.3),こ
(1949)の報告以来,吉村ほか(1974),れ|:t川グリーンタフ
は品沢川砂岩泥岩部層の明灰色泥岩が露出する.その上位に
団 体 研 究 グル ープ ( 1 9 7 9 ) , 吉 村 ・ 八 幡 ( 1 9 8 2 ) , 津 田 ほ か
は厚さ1.4mの海緑石砂岩が重なり,さらに上位を暗灰色珪
(1986)および小林・立石(1992,2000)などによって明
質泥岩が覆う.背斜西翼にはNNW­SSE方向の2つの断層が
らかにされてきた.本論文では,新潟地域の新第三系を総括
あり,断層に挟まれた区間には,津川層と考えられる緑色変
した小林・立石(1992)の層序区分に従う.
質した凝灰質砂岩および粗粒凝灰岩が露出する.西側の断層
の西には,品IJ妙1砂岩泥岩部層上部の暗灰色珪質泥岩が露出
津川地域の中新統は先新第三系基盤岩を不整合に覆い,下
し,その西方に順次花立凝灰岩部層と野村層が累重する.
位より津川鳳天満層,野村層および常浪層からなる(Fig.
花立凝灰岩部層最上部にはピソライトを多量に含む音無川
2
)
.
津川層はハ木山砂岩崎岩部層,宝川砂岩泥岩部層および福
豆石火山灰層(Otps)が挟在するほか,野村層中には,多数
取緑色凝灰岩部層からなる.ハ木山砂岩傑岩部層は主にアル
のテフラ層が挟在する(Fig.4).本論では,黒川・大海(2000)
コ ース 質 砂 岩 と 中 一 巨 崎 岩 か ら な り , 一 部 流 紋 岩 質 凝 灰 岩 と
および平中ほか(2002)が記載したテフラ層のほかに多数の
溶岩を挟む.本部層は基盤岩を不整合に覆い,場所によって
テ フ ラ 層 が 認 め ら れ た の で, 従 来 記 載 さ れて い る テ フ ラ 層 も
は 高 角 の 不 整 合 面 で アバ ッ ト す る ( 津 川 グ リ ーン タ フ 団 体 研
含めて下位よりSn010からSn640まで系統的に名称を付し
究 グ ル ープ 1 9 7 9 ) . 宝 川 砂 岩 泥 岩 部 層 は 福 取 緑 色 凝 灰 岩 部 層
た(Fig.4).なお,すでに記載されているテフラ層について
(34)
津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
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Fig.2.Stratigl・むtPhyoftheMioceneseclLlenceinthersugawaareaafterKobayashiandTateishi(1992).
は,従来の名称を正式名称とし,Snコードとの混乱を避ける
00を除く85個から珪藻化石が産出した.珪藻化石の産出結
ため,場合によってたとえば「品沢川奥火山灰層(Sng,
果をTable1に年代決定に重要な珪藻種の層序学的分布お
Sn070)」の形で使用する.
よ び 認 定 さ れ た 珪 藻 生 層 準 と 珪 藻 化 石 帯 を 1 7 1 g . 5 に 示 す. 本
珪藻分析用の試料は,品沢川砂岩泥岩部層て1副固,野村層
論 文 で は , 珪 藻 化 石 帯 区 分 と して は , A k i b a ( 1 9 8 6 ) お よ び
で8副固,合計100個を採取した(Figs.3,4).試料の処理
YanagisawaandAkiba(1998)の区分(NPDコード番号)
と珪藻の分析・計数は,柳沢(1999a)に記述された方法に
を,また,生層準はYanagisawaanc1Akiba(エ998)のD
従 って 行 っ た .
コード番号を使用する.
野村層では,年代決定と対比に有効な生層準として,下位
珪 藻 化 石 層 序
よりD55からD70まで12の生層準が認められた(Fig.5;
採取した試料のうち,品沢川砂岩泥岩部層の試料からは珪
詳細は,F`ig.6参照).生層準D55とD56の間に認められた
藻化石は検出されなかった.一方,野村層の試料では,Snd
乃zz乙7❹必な心7砂r❹の初産出層準(FO)は,柳沢(2000)
(35)
208
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
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209
津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
が常磐地域の多賀層群の対比に有川であるとした生層準であ
野村層は,前述のように珪藻化石層序から年代範囲は約
る.また,Da良❹叩治丿加a?加varJ,wかた7の終産出層準
1 2 . 0 一 7 . 5 M a と 推 定 さ れ る . な お , 津 川 グ リ ーン タ フ 団 体 研
(LO)は,YanagisawaandAkiba(1998)では,生層準
究 グ ル ープ ( 1 9 7 9 ) は , 野 村 層 の 下 部 か ら N P D 5 D 帯 , 同
D 6 0 と 一 致 す る と さ れて い た が, 野 村 層 で は D 6 0 よ り や や 下
上 部 か ら N P D 6 A 帯 と 推 定 さ れ る 珪 藻 化 石 群 集 を 報 告 して い
位に認められた.
るが,これは今回の結果と矛盾しない.
以上の生層準から,野村層では,珪藻化石帯として下位よ
野村層の上位の常浪層からは,NPD7Ba帯に相当する珪
り,NPD5B帯,NPD5C帯,NPD5D帯,NPD6A帯,NPD
藻化石が産出するので(小林・立石1992),本地域の中新統
6 B 帯 お よ び N P D 7 八 掛 ま で の 6 つ の 珪 藻 化 石 帯 が 連 続 して
の最上部の時代は,後川中新世の末川と推定される.
認定された(Fig.5).
天満層の花立凝灰岩部層は,品沢川南方の音無川では下位
よ り 花 立 北 方 ガ ラス 質 ハイ ア ロ ク ラス タ イ ト ( 層 厚 2 0 m ) , 花
立パミス質八イアロクラスタイト(層厚50m)および花立パ
テフラ層の年代
ミス質火山灰層(層厚100m以上)からなり,泥岩や砂岩な
本研究によって,野村層のテフラ層序と珪藻化石層序との
直 接 の 対 応 関 係 が 明 ら か に な っ た の で, Y a n a 凶 s a w a a n c l
どの砕
物は全く挟まない(黒川・大海2000).筆者らが調
A k i b a ( 1 9 9 8 ) に よ って 年 代 が 与 え ら れて い る 1 0 個 の 生 層
査した品沢川でも,同様に下部はガラス質ハイアロクラスタ
準の年代に基づく堆積速度曲線(Fig.6)により,4層の指標
イト,上部はパミス質火山灰層からなり,泥岩層など砕
テフラ層の年代を求める.
は 全 く 挟 ま れて い な い ( F i g . 3 ) . ま た , 花 立 凝 灰 岩 部 層 の 火
物
堆積速度曲線から,品沢川セクションでの野村層の年代は
山ガラスの化学組成はすべて類似した組成を示し,層準や
約12.0Maから7.5Maの年代範囲となる.堆積速度はNPD
ルートによる組成の違いはほとんど見られない(黒川・大海
5C帯で2.8cm/k.y.,NPD5D帯で6.4cm/k.y.,NPD6A
2000).さらに花立凝灰岩部層の火山性堆積物は,一般に
帯で4.0cm/k.y.,NPD6B帯では10.0cnソk.y.と算定され,
結晶に乏しく,斜長石のほかは有色鉱物として微量の鉄鉱石
全体として上位に向かって堆積速度が大きくなる傾向が認め
や黒雲母が見出される程度であって,こうした特徴も花立凝
られる.なお,ここでは圧密による層厚の減少を考慮してい
灰岩部層全体で共通する(黒川・大海2000).したがって,
ないので,以上の堆積速度はいずれも見かけの堆積速度であ
花立凝灰岩部層は一連の火山活動の産物であり,泥岩や砂岩
る
.
などの火山活動の休止期を示唆する砕
物を全く挟まないこ
とから,おそらく野村層下限の推定年代である12.0Ma頃,
次に,堆積速度曲線から内挿によって下位より4層のテフ
ラ層の年代を推定する.品沢川奥火山灰層(Sng,Sn070)は,
比較的短期間に堆積したものと考えられる.
珪藻化石帯区分のNPD5C帯の最上部,すなわち生層準77
これより下位の地層については,年代を推定するデータは
だzz7/)∼z の初産出層準とD56の聞にあり(Fig.5),推定年代
散 点 的 で あ る . ま ず, 剖 t 川 層 上 部 か ら 品 沢 川 砂 岩 泥 岩 部 層 に
は10.2Maである(Fig.6).品沢川上流火山灰層(Stm,
かけての層準からは,Blow(1969)のN.8帯,N.9帯ない
jSn120)は,NPD5D帯中部の生層準D57とD58の間に挟
しN.10帯にあたる浮遊性有孔虫化石が産出する(米谷
在し,その年代は9.4Maと算定される.天満沢川含高温型石
1S)78;小林・立石2000).また,津川層上部からはN.8帯
英ガラス質火山灰層汀mhq,5E;n200)は,NPD6A帯の上
またはN.9帯を指示するとされる印(771 z諮回やがjz7jD少旅z
部 に あ り , 推 定 年 代 は 8 . 7 M a で あ る . 品 沢 川 ガ ラス 質 粗 粒 火
な ど の 大 型 有 孔 虫 化 石 を 産 す る ( 米 谷 1 9 7 8 ; 津 川 グ リ ーン
山灰層(jSnsg,Sn500)は,NPD6B帯中部に対比され,そ
タ フ 団 体 研 究 グ ル ープ 1 9 7 9 ) . さ ら に 津 川 層 下 部 お よ び 周
の年代は8.0Maと算定される.
辺の相当層からは,/1尚ぬ,z7粉加Z,zzれa冶などを含む八尾一
以上4層の指標テフラ層は,黒川・大海(2000)および平
門ノ沢型軟体動物群のArcid­Potal仙dfaunaが,また津川層
中ほか(2002)によって,層相および鉱物学的特徴を基に
上部からはPectil­lidfaunaが産出する(津田1965).ハ尾
一門ノ沢型軟体動物群は浮遊性有孔虫化石帯のN.8帯Cこほぼ
新発田市北束に分布する内須川層「Iコの4層のテフラ層に対比
されている.すなわち,品沢川奥火山灰層(Sng)は内須川
限定されるとされるので(Ogasawara1994など),これは
層 中 の 熊 出 川 火 山 灰 層 ( Kdg)に,品沢川上流火山灰層(Stm)
浮遊性有孔虫のデータとは矛盾しない.以上のデータを総合
は五斗蒔火山灰層(Gtnl)に天満沢川含高温型石英ガラス
すると,津川層と天満層の品沢川砂岩泥岩部層は,約16Ma
質火山灰層げlnhq)は坂井含高温型石英火山灰層(Skhq)
か ら 約 1 2 M a の 年 代 範 囲 に わ たる と 推 定 さ れ る ( F i g . 7 ) .
に,そして品沢川ガラス質粗粒火山灰層(Snsg,j5n500)は
ところで,海緑石の生成は堆積物の供給が非常に少ない場
寺内川火山灰層(Jng)にそれぞれ対比される.
所で起こることから,海緑石砂岩層では一般に堆積速度が非
常 に 小 さ い こ と が こ と が 知 ら れて い る ( O d i n a n d M a t t e r
年代層序
1981).このことは,能登半島の中新統において,時間分解
次に、今回の珪藻化石層序の結果と既報の年代層序データ
能の高い珪藻化石年代層序学的研究によって実証されている
を 総 合 して、 津 川 地 域 の 年 代 層 序 を 総 括 し た ( F i g . 7 ) .
( 渡 辺 1 9 9 0 ; 柳 沢 1 9 9 9 b ) . し た が って , 品 沢 川 砂 岩 泥 岩 部
(37)
210
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
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(38)
211
津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
200m
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(39)
212
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
Dlllomzones(Akiba1986,Yana画awaandAkjba1998)
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2
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㎜
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㎜
㎜
㎜
㎜
㎜
㎜
㎜
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1
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­
­
­
­
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十
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­
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1
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­
­
­
­
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.
一
一
­
2
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3
1
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甲
­
­
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2
十
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­
­
4
1
㎜
十
­
㎜
㎜
­
1
+
1
一
1
­
㎜
­
­
1
㎜
1
­
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1
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㎜
1
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2
㎜
3
〃
一
・
­
­
­
・
2
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­
­
・
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­
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1
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・
1
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­
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・
­
十
十
­
・
・
・
­
2
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1
2
­
2
3
1
1
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1
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㎜
㎜
㎜
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1
­
­
­
­
一
­
­
­
1
1
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5
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1
一
­
­
1
1
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­
1
­
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­
・
㎜
1
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­
­
­
­
・
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一
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1
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㎜
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2
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­
­
・
­
­
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1
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­
・
­
­
­
一
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­
­
一
­
一
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­
・
・
・
­
­
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I
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㎜
㎜
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­
­
­
­
・
­
・
­
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・
〃
㎜
㎜
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2
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­
­
­
­
­
­
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­
・
­
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㎜
㎜
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­
㎜
・
­
■
­
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­
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一
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­
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一
一
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1
­
1
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­
㎜
㎜
㎜
­
­
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・
­
㎜
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­
­
­
一
­
­
­
㎜
­
㎜
­
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­
­
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­
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­
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­
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㎜
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­
­
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­
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1
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­
­
1
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­
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­
㎜
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­
­
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­
­
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一
一
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一
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­
1
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一
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・
・
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一
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一
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­
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­
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一
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­
1
1
­
­
­
1
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­
­
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­
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­
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­
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1
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1
1
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十
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­
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1
1
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­
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1
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­
­
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㎜
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­
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一
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­
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1
㎜
1
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十
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㎜
2
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­
­
一
・
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・
­
皿
­
5
­
­
­
皿
1
1
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一
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­
1
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4
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・
・
6
­
1
­
一
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­
一
2
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­
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1
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­
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一
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­
­
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1
S
­
­
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2
・
­
㎜
4
­
㎜
㎜
1
一
­
㎜
1
­
一
㎜
1
㎜
㎜
・
2
­
一
㎜
㎜
・
・
・
­
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㎜
㎜
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­
4
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­
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一
一
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­
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一
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­
一
一
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­
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­
­
­
­
5
­
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­
­
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6
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­
­
­
3
6
㎜
­
­
3
2
一
­
­
2
4
­
­
­
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­
­
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2
一
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1
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2
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2
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1
1
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1
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­
­
­
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㎜
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1
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・
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1
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1
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2
十
3
十
十
­
十
1
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十
1
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十
1
十
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­
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­
1
十
­
十
­
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­
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5
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­
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­
1
・
­
一
­
­
­
2
­
3
1
­
­
­
1
­
­
1
­
­
­
1
4
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+
〃
十
­
­
­
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­
­
㎜
­
­
­
+
­
1
­
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㎜
­
一
­
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­
十
㎜
・
­
­
­
­
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・
­
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­
­
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3
一
1
­
■
・
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­
・
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■
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1
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2
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­
­
0
­
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㎜
­
1
1
­
­
7
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­
­
2
­
2
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1
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­
+
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­
­
­
1
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­
­
3
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­
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­
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­
­
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一
1
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一
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­
一
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­
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一
­
一
­
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­
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­
一
1
­
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一
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一
+
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­
一
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1
­
­
­
­
­
­
­
­
一
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­
­
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­
­
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­
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一
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­
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一
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一
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一
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­
­
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十
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1
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津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
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­
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214
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
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(42)
215
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andgeoml1S;11etictillms(2ε1leafterY21nagisawaandAkiba(IS)98)andCandeandKe・nt(1995),rc・・4)ectively・
(43)
216
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
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CK95:ClmdeandKem(1995),BKSA95:Bcうrggrenet11L(1995),巾Blow三賜三坦),(2)Maiya(1978),(3)M21t・;unalg11(1963),(4)Oklldaand
Bukry(1980),(5)YanagisawaandAkib11(1998),a)KobayashiandTElteisFli(1992),b)thi・;study,c)M11肺1(1978),KobayashiandTllteishi
(2000),d)Maiya(1978)濯esearchGroupforTglgawaGreenTu汀(1979),e)rsuc111(1965).
層中に見られる海緑石砂岩層の層準では,堆積速度が極端に
および品沢川砂岩泥岩部層の層厚(最大75m)を考慮すると,
小さくなっていることが予測される.
品沢川砂岩泥岩部層中の海緑石砂岩層は,七谷階と寺泊階の
間に広く存在する海緑石砂岩層に対比される可能性が考えら
束北日本および日本海側では,秋田地域の西黒沢階と女川
れる.
階の間,すなわち新潟堆積盆地の標準層序では七谷階と寺泊
階の間の層準に広く海緑石砂岩層が発達することが知られて
以上から,津川層と品沢川砂岩泥岩部層の海緑石砂岩層の
いる(島田1986など).このうち,微化石層序からその年代
上面までを津川一七谷階に品沢川砂岩泥岩部層上部の珪質
が 判 明 して い る 海 緑 石 砂 岩 層 は , いず れも 上 限 の 年 代 が 1 3 . 0 ­
泥岩,花立凝灰岩部層,野村層および常浪層を寺泊階に対比
12.5Maの狭い年代範囲,すなわち七谷階と寺泊階の境界の
するのが妥当であると考えられる.
年代に近接する(小泉・的場1989;渡辺1990;柳沢1999b,
まとめ
c;烏本ほか2001).品沢川砂岩泥岩部層中の海緑石砂岩層
の正確な年代は現状では不明であるが,Fig.6に示す野村層
本研究では,新潟県津川町の品沢川セクションの中新統野
下部の平均堆積速度(2.8(jm/k.y.)と下限の年代(12.0Ma)
村層の珪藻化石層序とテフラ層序を明らかにした.その結果,
(44)
津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
野 村 層 で は , 生 層 準 と して D 5 5 か ら D 7 0 ま で 1 2 の 生 層 準 が
217
石油技誌,64:80­93.
黒川勝己・大海知江子(2000)新潟県束蒲原郡津川町周辺の花立層・
認められ,珪藻化石帯はNPD5B帯からNPD7A帯までが
野村層(中∼後期中新世)のハイアロクラスタイトと火山灰層.
認定された.また,これにより野村層の堆積年代は,約12.0
新潟大学教育人問科学部紀要,2:33­110.
Maから7.5Maの範囲(中期巾新世末一後期中新世末)であ
町 田 洋 ・ 新 井 房 夫 ( 1 9 9 2 ) 火 山 灰 ア ト ラスー 日 本 列 島 とそ の 周 辺
­.東京大学出版会,276p.
ることがわかった.さらに,野村層のテフラ層序と珪藻化石
米谷盛壽郎(1978)束北日本油剛地域における上部新生界の浮遊性
層序との直接の対応関係が明らかになり,新発m市北東に分
有孔虫層序.日本の新生代地質(池辺展生教授記念論文集),36­60.
布する内須川層中のテフラ層に対比される4層の指標テフラ
M21tsunagaT(1963)限,n山onicsnlaHerf()ramirlifel­aFromtheoil
層Sng,Stm,Tmhq,Snsgテフラ層の年代は,それぞれ約
field()t`rl()rthemJapan.SciRePTohokuunivSecondS(・r(Geo1),
10.2Ma,9.4Ma,8.7Ma,8.0Maと算定できた.
J35:6フー122.
0dinGSandMatterA(1981)Deg111ucolliarum()I咆ine.Sedimen­
これら4層のテフラ層は約一10km離れた津川地域と新発田
tology,28:611­641.
地域で対比されることから,さらに広域に分布している可能
0gasawaraK(1994)NeogencP❹eogeograPhyandmarineclimate
性が高い.今回,これらのテフラ層と珪藻化石層序との直接
oftheJaPaneselslandsbasedonshaHow­marinemolluscs.
の関係が明らかになったことによって,今後は珪藻化石層序
PalaeogeograPhPalaeoclinlato1Palaeoecol,108:335­351.
0kadaHandBukryD(1980)5;叩plem(2ntary111(,dincationandin­
を目安として,これらのテフラを他の地域で探索することが
troductionofcodenumberstothelow­1atitudecoccolithbiostrati­
容易になり,中新統におけるテフラ層序学がさらに進展する
gral)hiczonation(13ukry,1973;1975).MarineMicr()paleont,5:
321­325.
ことが期待される.
里口保文・長橋良隆・黒川勝己・吉川周作(1999)本州中央部に分
布する鮮新一下部更新統の火山灰層序.地球科学,C5;3:275­290.
謝 辞 本 研 究 を ま と め る に あ た り , 元 新 潟 大 学 教 育 学 部 の 松
島m呂郎(1986)中新世海緑石の層準とその石油地質学的意義.
原 成 圭 氏 に は , 品 沢 川 ル ー ト の テ フ ラ 層 に つ い て 御 教 示 い た
田口一雄教授退官記念論文集,149­160.
だ い た . 元 石 油 資 源 開 発 株 式 会 社 技 術 研 究 所 の 秋 葉 文 雄 氏 に
島本昌憲・太田聡・林広樹・佐々木理・斎藤常正(2001)
は , 原 稿 を 読 んで い た だ き 有 益 な 助 言 を い た だ い た . ま た , 琵
仙台市西部に分布する中新統旗立層の浮遊性有孔虫層序.地質雑,
107::2!F58­2G8.
琶 湖 博 物 館 の 里 口 保 文 氏 と 匿 名 の 査 読 者 に は , 査 読 を 通 じ て
津田禾粒(1965)東北裏日本の新第三紀動物群と岩相­とくに中新
論 文 を よ り よ く す る た め の 貴 重 な コ メ ン ト を い た だ い た . 深
世 中 期 の 動 物 群 に 着 いてー . 化 石 , n 0 . 1 0 : 2 0 ­ 2 3 .
く感謝の意を表する.
津田禾粒・長谷川美行・白井健裕・新川公(1986)II.表層地質図
「津川の地質」.新潟県下越地域土地分類基本調査「津川」および
文
献
説明書,新潟県農地部,31­62.
津 川 グ リ ーン タ フ 阻 体 研 究 グ ル ープ ( 1 9 7 9 ) 新 潟 県 三 川 一 津 川 地 域
AkibaF(1986)MiddleMiocenetoQtlllternarydiatomb函stratigra­
に お ける グ リ ーン タ フ 盆 地 発 生 期 の 造 構 運 動 . 地 質 学 論 集 , n 0 .
phyintheNankaiTroughalldJaPanTrench,andmodijedLower
Miocene出rou帥Qtl£1tel­narydiatomzon(jsぽorlniddlc?­to­highlati­
16:1­22.
渡辺真人(1990)富山県氷見・
tudeso臼heNorthPacinc.ln,K昭amiH,KarigDE,Coulbourn
浦地域の新第三系の層序­とくに
姿累層とその上位層との間の時間間
WTc3tal.,lnitRepDeepSeaDrillingl)rojectUSGovtPdnti昭
に つ い てー . 地 質 雑 , 9 6 :
S)15­936.
Omce,Wt1曲i昭tonDC,87:393­480.
柳沢幸夫(1999a)金沢市T南部地域に分布する中新統の珪藻化石層
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ArevisedCCMlozoicSgeochr()nologyandchrollostrlltigraphy.SEPM
柳沢幸夫(D99b)能登半島珠洲地域の中新統の珪藻化石層序.
SpecialPut)1,no.j54:129­212.
地調月報,50:167­213.
BlowWH(1969)Late?,/lidd】eEocenetoRecentplanktonicfora­
柳沢幸夫(四99c)仙台市西部に分布する中部中新統旗立層の珪藻化
rl仙iferalbiostratigraphy.ln:131・6nnimannPandRenzHH(eds),
石層序.地調月報.50:12(59­277.
ProcFir5;tlntemational(ごonfel・enceonPlailktonicmicrc)11)ssils
柳沢幸夫(2000)珪藻£)r,7良❹叩広Z。,吻涛力 のアクメ・終多産出層
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準 イベ ン ト の 生 層 序 学 的 有 効 性 一 常 磐 地 域 中 新 統 多 賀 層 群 の 対 比
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(45)
218
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
柳 沢 幸 夫 ・ 平 中 宏 典 ・ 黒 川 勝 己 . 2 0 0 3 . 新 潟 県 津 川 地 域 の 中 部 ∼ 上 部 中 新 統 の 珪 藻 化 石 層 序 お よ び テ フ ラ 層 序 に 基
づく年代層序.地球科学,57,;?05­220.
YANAGISAWAYukio,HIRANAKAI一一【h・onoriandKUROKAWAKatsuki.2003.1nte5gratedchrollostr21tigraphyoIF
diatombiostr£1tigraphyandteptlrostratigraphyforttlemiddletoupperMiocenes;eう(4uenceintheTsugawabasin,
r`ヽJiigataPIefecturらcentralJaPan.Earth5;cience(ChikyuKagaku),57,205­220.
要
旨
新潟県津川地域の品沢川セクションに露出する中部∼上部中新統の野村層の珪藻化石層序とテフラ層序を研究し
た.本層は塊状の珪藻質泥岩からなり,多数のテフラ層を挟む.そのうち4層は広域に分布し,広域対比に有用で
あるとされている.珪藻化石帯はNPD5B帯からNPD7A帯までが認められた.また,12の珪藻生層準も確認
され,11t7;村層について高分解能の珪藻化石層序およびテフラ層序の枠組みが確立された.珪藻生層準の年代に基づ
いて作成された野村層の堆積速度曲線から,野村層の年代範回は約12.0Maから7.5Maと推定した.4層の指標
テフラ層,すなわちSng,Stm, I`mhqおよびSnsgテフラ層の年代は,それぞれ約10.2Ma,9.4Ma,8.7Ma
および8.0Maと算定される.
(46)
219
津川地域中新統の珪藻化石層序とテフラ層序に基づく年代層序
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I,2:£)aryrz,/叩冶/7・77・7j/゛zz四叫フ加var,μ77r泌゛nノ印岫BarronexAkiba[1:valve,Sndoj5;2:dosed(2opula,Snd031,3:D,7,7汝,z 治力尚伊加var.
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5:valve,Snd27;6:girdleview,Snd311,7:D4jz7r言句ふμμ女心八(Okuno)YanaがsawaetAkiba[Snd171,8:D肖z絞❹卯jyjj/7,z(。y砲
`1々1nl1 ;isawaetAkiba(Snd201,9:£)r,7rz瓦々jzjんz7硯JyztzrMaruyamaLSnd331,10:励,zrza伽治戸w臨砂μ 7z口どýanagisawaetAkiba[Snd34],
川:所心r/心jpZj(7αz74(Brun)M(・rz[Snd851,12,13:7λz臨ふwn7j湧,zz洽r/Akiba目2:Snd33;13:Snd571,14:7面ァム❹四回・4力加jzアノGz加冶
(Kanaya)5;chrader[Snd17],15:/?乙・j77乃 zjzzzz出回/匹7Yanagisawa[Snd141,16:几々jza臨4ぬに・(Azpeitia)Yanagisawa[Snd581,□:
走tj加り r/z,y/伽忌7gGrunow[Snd141,]8:彫〃❹z゛jr・にzzw洒・7祐WaHich[Snd051,19:/極加z7zr,7z,み(Brun)Ak山aFSnd131,20:/1タ・jr/∼z7ゐ/
(Kanayfl)Simsetl゛Iryxc・H[Snd131,21:几7臨臨品・沁(Brun)JordanetPI­iddle[Snd54]
(47)
220
柳沢幸夫・平中宏典・黒川勝己
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⑩ ⑩3
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AkibaetYana働aヽ入/a[Snd171,7:乃z7臨ふj/・777sp.A[Snd17],8,9:乃zz力7❹四雨sp.B[S4:Snd17;9:Snd52],10:乃zz乙7毎友ggzj7zzzz・❹tz
Oreshkina[Snd401,11­14:/vyry❼z・7ty凹sp.目1:Snd(57;12:Sndア5;13:Snd83;14:Snd691,15:乃4ルzg涙z・yl一が許了a心娶卜 Sheshukova[Snd
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(48)
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