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Page 1 京都大学 京都大学学術情報リポジトリ 紅
Title Author(s) Citation Issue Date URL 海外日誌(十) 山本, 一淸 天界 = The heavens (1923), 3(35): 365-369 1923-11-25 http://hdl.handle.net/2433/159990 Right Type Textversion Departmental Bulletin Paper publisher Kyoto University 36S てるる。此の共同作業の︸結果ごして現今では過去に於ける よりも散漫な叉は牧穫のない仕事が殊に非職業的天文學者に 由って旧事される機會が非常に減少され九のである。 以上の如く過去の観測の彌.増す慣値、望遽鏡の増大及びそ れ一こ共に分光器的、露眞的能力の増大、良好な氣期中に天丈 毫を位置せしめる言及び仕事の分化並に共同等の結果こし て、第二十世紀は天文學的巨根に於て曾て爲された最も著し い進歩の幾分を既魔睡はしてみる。︵っダく︶ 天丈雑話二ご責︵三七二︶よ“の績き ・の牛弼た向けて居ろ。 そして地球の周園な一公韓すろのミ、﹁白軍するのビ同時間継要し、 地球ぜ月ぜ太陽ごの三者の位置關係が常に異って居るから、地球か ち月の輝ける全贈な見るεきが漏月で、月の見えない時が朔、牛月 の時奄上弦、下弦定いひ三日月形の時や、轡月の時だ生すろのであ る。遊星に於ても同様で金星、.水星は地球の内側で太陽の霊園か廻 って居るから太陽に照されて居ろ。全農が見える時に最も遠炉時で、 反って三日月形の方が近い工めによく輝いて見え、外側にめる遊星 が月でいふ浦月の位置に來ろ時た衝定いって、地球に近くて照らさ れて居る面を全郡見るこ蜜が臨來るので、其の遊星の表面為研究す うに都合の最もよい時であろ。 月の一公輻守\一二韓ビの時間ば同一であろから、地球にば同一 但し多少のゆれがあるので、地球からば畢寛月の表面の百分の五十 九しか見輩こビが路來マ、残りの百分の四十一に永久に見えないの であろ。蛇が居ろか、鬼が出ろか、ヒ又口美人が現はれ邑るか見えない 言いふオろば見六いものであろのに人情の然らざるεころである。 以上が主なるものである。多少な.リミも導者諸滑の御塗考り顯が あるならば筆者の幸遮こすろごころである。 ︵一六︶ 海外日誌︵+︶ 在来 山本 ⋮ 清 コペンハーゲン電報、アンダーソン氏が自鳥座に五等級の新星を 置月十二日ハ土︶ 鏡で白鳥座を見れが逃何も珍らしいものほ見えな.い。そこで屋上の 獲罰し六亡報じて來た。それで、夜闇ル待ちぐ自分に\先づ双眼 五吋彗星捜索器や十二吋赤道儀で、ヤング女史ε共にくわしく東天 葎検査しカけれこも駄目Q終りに、念の酒めプ〃ースで其の附近の 撮影を試み六。iしかし何れも結果無効親 置月十留幽日︵日︶ 庇頃の天文電報の不信用さ”” 午前中在宅。午後、湖岸為散歩。 北冠R星が十三等級で固定してみるQ叉、白烏座SS星が上昇し 置月十四日︵月︶ 始めれらしい。 午前申、研究室で讃書。ーーよほこ暖かになって來力。 五月†五日︵火︶ 午後凶蒔より、又々二人でレーキゼネバ行き〇 ﹁光度計の修理が終つ索から観ろべく早く御出でなさい﹂ビのこ亡。 マデソン市ウイス甥ンシン大學天丈壷長ステビンメ氏より張書 それで早速、明日出掛かけるミ決め、夕方、村のMビータソン氏へ 五月十六日︵水︶ 現金な貰ひに行く〇 騨チスからミルチレキー鐵﹁幅遣に乗り㍗、.へ、十﹁時小†、マデソン着オ マデソン、ミ〃チキー爾瓢巾へ紀行O 朝八時四十五分、フォンタナ村まで雇自働車、それから電車、yル 獅 罷憶により︶北行してカピトル艦揚に出で、次で西に曲って、ば、るか 前のランチ室で食享、それから、︵咋夜、放行案内で硯究しておいれ の晶発しい一建築た見ぜぢれ、山ハ時秘伝即索]oーーー晩学トぱ令息か加潤へて ミルチーキー市へ午後一ご時ぬ†到晶膚、ウイ.スコンシン街εグランド 昨夜﹁08聖業碍げ二﹂の蒔、﹁御一9つくり御休み下さい﹂ミ夫人が 言ば.れ六のに安心して、今朝入時まで床に居れ。朝食八時牛、それ かち暫く庭前の鳥や花や、湖上の景色な.εに見ミれるQ十時宇から、 又教授夫妻建四人連れ、大學の物現學館に行き、.陳列室でスノしの 丁寧な読明たきく。ステピンス夫人に盛んに質問な擁し、面白く時 な費す。正午三宅、食事。それから大急ぎ、夫妻に見当られ、自働 車で北西線停車場に行童、一蒔の列車でミルチーキー市に向ふ。 蕊月十七旧︵木︶ な曲説サし六が、雲が漸く厚くなつ染ので、.夜牛蹄宅。就床。 叉、教授夫妻宣共に十六吋の塔に上り、光度計でアルクトウルス星 六人が加佐圃む。 夜、學生建が星准見に來ろ筈だからごて、丸亀ぜられるま.・に、 の丘上に目ざず大學の建築物を望みつ、、ステ︸ト街為行つ六ゆ街 路の並木の線虫の後ろの湖水の澄みわ穴つれ空氣、大學の庭の美し い景色なご、田舎者には皆好かつ糞。大憲の中も、さ、も物知り顔に ドけ ム 涌.りぬけるビ、果して、そこに天丈壷ぜ其の圓屋根が見えて、ホソ 下し表。恰も曲の時馬長ス.テぜンス氏が研.究室から出て來られろご ;うだつ六ので、仁方がちよつビびっくり。先づ近くの同氏宅に案 内せられ、夫人に挨拶、それから、吾々の嘗めにあてられ六室内に 手荷物なご置い乳。 ず’ぐ︸時坐一から、ステビンス氏ぽ講義室一へ帥講義に行くビいばれろ ので﹁藤屋へ傍賠さゼて下さい、﹂﹁ウエルカム翼﹂そこで、遺程に二 Tほこの距離だが、同氏の自働車で、打ち揃って行くoi一授業の 四十五分聞、日本で言へば高等墨・校程度の比毛三十名︵女生十四名︶ ムプラ三三.で活勤な見ろ〇 街定た歩みホテル。ウイスコシンに投宿。夜に街路為散渉。アルハ 五月+八日︵金︶ 朝入時頃かむミッチーキー市内た歩きまはり、海岸︵ジュノー︶公 園、ソイトン美術館、公立博物館なごな見ろQi一有名な猫逸人市 街なので、道行く人々が時々ドイソ語た話してみる。 三人の學生が交る一黒板に出て、星の固有.望月や覗察について、 豫脅して來六こぜな語つ乳O 二時宇から、叉ステピンス茂に連れられて二丈褻に謀り、少憩の 後種々の望蓮鏡℃観測装置羅案内され六〇ドーム内の赤道儀は有名 な十六吋O今か去乃四十四年前、此の望蓮鏡の大きさに誕か露らし てフトソン教授がアン・アー瀞アから親任し六ものであるが、フトソ ンに早く死に、今日まで寧ろ此れにバーナムやホルデンにより二重 午垂心、村の教會へ禮舞に行くQ 正午、鯖宅して、大急ぎ窒の癬除。 置月一閲†B︵日︶ 午後四時より英子ε共にソーキセネバの歯讐者へ行く。 途、大 雷雨。夜にも膨大雷雨虹 肯一働富Tに分乖識し、ステピンス教授に山寧みちれて帯田天・文︷毫に面目酬。 午前中、操定の如く、マデソンの魁立大學より、原生二十五名、 五月十洗日︵土︶ 午後三時小†、ユニナン僖阿宙丁場からセントポール綿⋮に吉日り、コーリ 星が灘⋮測されてる実ものであろ。咋・年、スデビンス氏が古蟹玉に新任 スた経て雪デラプンに下車、雇白働宜でべ一へ麟る。 夜八時から、村の手動で、ハイスクール卒業生の演劇があり、小 離島ち電共に見に行くQ ︵蓮輻手匡ステビンス教授自ら。︶それから簿じてカビトールハ帰豊 L. してからは、御得意の光電光度計為之れに取り付けて、微細な光度 攣化な測ってみろ。数いで六吋子午環、之れにや売り+九世紀末か ら、フリント教授が星の覗差測定に用ゐ糞もので、有名なものであ る。詔書ば今も獲ってみて、筒先に星光の調節為する仕掛なざ大攣 面白く見六。︵フリント氏ば本年三月當マデソン市で死んだ。と巡後 下長室に錦って來て、ステビンス氏に尾翼を見ぜ六り、珍らしい記 録た見ぜ糞り、最近の観測結果奄見ぜ六リゼられる。 午後四時過ぎ、ステビンス夫人定令嬢亡々加へ、合計五人、自働 車で市の内外、殊に御自慢のメンドータ湖岸のあ六りな散歩するO r一 367 夜十︸時からブルース鏡で、.愛光星のフイルドた二三撮影。 置月閣剛十聖日︵金︶ た得ざろこε依然上り初 ︵一入︶ 今日からフロス︸塵長の命により、ブルース分光儀による恒星ス ペルトル為測定し始めろ。今日のはアルクトゥルス星。 午後又、ソーキセネプ行Q 新注丈のタイプライター到着Q 五月二十六日︵土︶ 朝から二重星に關する最近論集なごよむ。 午後、湖岸為散渉して爲翼為撮ろ。 夜曇り。圖書室てりデツふエッソエン爾領事ドイソ語で會話の稽 古す、可デツに、大戦箏中、漢國ウインナにゐ索人、エジソエンに 書意ヴイルヘルムスハーフエン生れの人〇 午後に湖岸あ乳り為散歩するol一全く春の氣分Q 夜牛以後、十二吋で憂光星の豊野、翌朝三時、東天が自んで來六 φで餓宅。 五月義挙剛日︵月︶ ちε寒い。 午蘭申、爾人定も研究室。英子に狐座V星の研究た富む。 午後三時過、91氏ヘエル〃ホーンのステイツ夫人が來られ六の で、英子に訪ねて行くQ 夜曇り。日本新聞かよみ麓床ゆ 置月二十二日︵火︶ 午前申、英子プラ〃スリー氏にフイルムの現像法た敏へて貰ふO 分が説明に仕るこ定なる。﹂一午後七時頃、果して、.男女合計百名 ほこ學生、マ、ぞ三フン教授に率なられて來ろ。生憎、空謬蒲曇りで、 威望ば殆んご不可楴℃ 二十四.一二Pμパークハースト氏、十二吋Dμヤング女山∼、プル︼スは肉 今日ぼ、弘カゴ大學生が多救來観するεいふので、天血肝の中ほ 朝から其の接待準備で御祭り騒ぎ〇四十吋杖ヴン甘−、可㌃雨氏、 五月二十九日.︵火︶ ざ集.豪る〇 演﹁炭坑の地質的研究しありσ村.、人々なごも來て、.合計三四十名ほ 午後八時より天一露圓書室で小集會、豪強の息フレデリキ氏の講 准経て糞.逡す。 ね†後バムベルグのハルトウイヒ氏へ手紙なか寄・、リデッ氏の校開四 朝、ストツーフエ君にブルース分光儀の用法か観明して貰つれ。 それから、又、スペルトル板の測定ミ計算ゆ 置月二十八圓︵月︶ .ソナン・カンベル氏ミHイ雇恥ン氏へ建言光星観測た報出口する。− 近月昌十を日︹日︶ IAAVSO會長ヤング女.史にやかましく促がされて。夜二十四吋 午前中、入浴して、ひろれ。 で小遊星ε、メジァ一七一一入附近た撮影する。それから後、十二 午後、り1氏な訪問。午後入時から、教會で白搾會、ミス。.ヤン 吋で愛光星の魏測。 グ其の二二女史、印度傳廼について語る。 空に簿曇り。 今日、﹁大安費腿タイプライタ書た費ります!﹂商いふ廣告た出し 六ミころが、早遽﹁買ひます﹂ミ申し田六人があっ六。一町の人に 意外にもヅンビー氏で屯のつナPo﹁娘に買ってやります﹂のだ︸オ。 智闇.月二十口昌日︵水︶ 午後幽時牛から、湖岸為散歩。其のついでに下町へ行き、魚釣り の遣具か買ふ︵ナセント︶ 夜、パール教授な助けて、シッバースタイン氏の表めに北極附近 た、二十四吋で撮影。英子に爲眞のプリンティング。 孟月二十四月∵不︶ ド戴星や、噸ーアハゥスの星雲星や、白魚座新星︵アンダーソン︶の事 夜、英子にミス.ジョンソンの宅めがーツス・クヲプへ日本服で出 席し、十一噂麟ろO ハーバード天丈肇のプレテン第七八六號が到着して︾ランプラン 歌が多少明らかになつ恥。ランプランドの星に自分もブルースで撮 影したので疑ふ絵地ばない。モーアカウス星につい.てに、.流石に長 年のハーバード了農、の巳最が有効であっ六ゆひヒリ白鳥座星に要領 3as’ る。一學生の中に自分の京都大學時代の同窓の張君︵目下、北京師 蕊 国晶†日水︶ 今朝九、時、マハ、大堺生達がやって來六〇自分ばプルーヌん﹁案内睡9 午後ひるね〇四時頃、バソツト夫人な訪問し、傳道雑誌た借ろ。 範雛堂教授︶が居たので大喜びて、暫く話’す。﹁ に關ザお一創意准嚢明し、心墨大に爽快、いくらか與奮、諸書たあ 変、磁究室で勉、強申、歴史哲學の根本原理即ち﹁歴史慣値の意義﹂ さる、o 置月冒 一 十 陶 日 ︵ 木 ︶ シカゴ大學のシグマ・グサイ會の主催する故バーナード紀念會に 出席のカめ、フ・スト、ヅンぜ一、ストツフエ、ミス・カルヅート 諸氏亡共に、フォンタナ獲午後○時四十五分の電車にのり、ハーパ uドで乖丁り換へ、シカゴ大墨・に遍打き、暫¶く、大農出版部や地質學陳 列館⋮なご存一観、午後七暗頃、打ち揃ふて會⋮揚クナドラングル・〃ラブ に行く。直ちに大晩餐會、八時から講演、フロス︸盛長の﹁バーナ ード教授の生涯﹂あり〇十時終る、自分に三十六丁目の膏年會で亡 まる〇 六月国日胴金︶ の後、青年會で謹書し、三畔牛、北西停車揚重の列車でべ一に剃る。 朝早く島津氏た訪問。朝食。それから、偶然、筋向ひに佐賀高等 學校の三上齢遙氏がゐら、れるぜ聞いて売直ちに訪問、久しぶりにE 本のこ亡やら、米國のこεやら、二三晧問も話しつダける。1一其 六月昌日︵土︶ れで全部完了。 午後四時から、例の通り、ソーキゼネバの歯麟者行き。自分にこ 夜、雷雨Q 六月三日︵日︶ いよ一當地為去ゐ日か近づいて來れので、今までの研究た纒め 六月五日︵,火︶ 始めなければならぬ。先づ今日から、先般來撮影して思い糞エトラ 小遊星篇眞の測定定計算々始めろ。 英子に挙常服為学生縫ひ上げ六〇 英子博晒、夜、ガ習ルス・〃ラブの最終n宴會に行⋮き、十一時頃幽蹄っ て來六〇 午前申にエトラ板の測定及計算。 午後、アルクトウッス星の分光爲眞為測定。 ム ム 六月六日︵水︶ 今日もエトラ小遊星の位置計算ヒ、アル〃トウルスの観腺遽度計 六月士日︵木︶ 算例の通り。 夜、空に薄霞み〇 分光爲薦測定例の通り。 夜八晧から、村の學校の卒業式に参列す。ハ盆ス〃ール卒業生は ペン漕フロス下君た始め入君、學務委員三人亡共に、正面の演壇上に 着席、一般二君、生徒ミ父兄六ちに、皆下段の廣板間に坐る。先づ 議長ナット氏より優等生に賞品の授興あり。其の問、時々、生徒有 志の唱歌で賑にう、終りに學務委員長廿署タLソン氏︵八百屋の士ゆ 人︶が決死着用の堂々敦ろ態度で、卒業生一同に識書潜わ零す。そ 六月八日︵金︶ れで終け。 全部終ゐ。 今日も聲間は爲翼測定定計算。 午後四時から英子にソーキセネバの歯讐者行・きII治療ば之れで 夜、晴れ六ので、久しぶりで、プル﹂ス鏡准開さ、小遊星准撮影 午前中、蘇究室。エヴアン峯ンの北西大學天窓皇長フォクス教授 が來て、日食逡征に關し、フロスト氏亡相談してみれQ 六月九日︵土︶ し肇Qしかし、ごうも空が霞み心地で、大した牧獲に無かつれぢしい。 午後一二時から、英子はり−山ガへ口H本服な品持ち欝して行⋮き、ミセス● 、入浴後、朝十時から村の敷砂へ行く。今日にO甑富呂ロ、・・U曙で 小供た圭亡し六集會、望みε喜びざ感謝に満ちれ好い會合であっれ。 午後散歩の序でに、ミス。カルヴアトん訪問。 山佼、又大雷雨、氣温けμ入十山血忌ーー一 ︵一九︶ 六月四日︵月︶ 掬 サービミス・カルヅアト♂、今一入ミス・ヤングの友人定にこの口口 服を着ぜる〇 一同大喜び、可.1主人に筆海機か以って十籔枚の爲眞 た撮影する騒ぎ振り。. 夜、ミス・ヤングの燐めに自分匡﹁海外日誌﹂奄英課す。 六月十日︵月︶ 躁定の.シ・刀ゴ行吾・、朝見・く起薯・、山ハ時十︸エ分引の列申畢に乗ろ0朝 食にバンビー夫人の好意に成るサンドウイジチ葎車申でれべるQ 入暗牛シカゴ北西停寧正着、但し之れば﹁シカゴ夏期蒔問﹂で既に 九時頃、大急ぎイリノイ。セン︸プル線の列車に乗り、第五十七街で 下車、直ちにシカゴ大横メンデル館の卒業囎拝式に列席すOセン︸ ルイ市の牧師ぜテイングの説敦あ月O .正午、第一ご十両ハ山街湖岸涌喝の島瀧﹁氏方に辱來て、加週然に∵も識円山小山比曲賊氏 に會ひ、.禁酒蓮動の話引きく。夕方頃までに、席に漸次窪しい來客. が増し、日本のこ亡やら来國のこ建やら、世界中の話臆で談笑す。 夜、入蒔から御隣りの青年會館に出で、雨晒作衛君の観敏為きく。 其の後、皿遠藤、吉田源沿郎︵そ、れノV、ナベ”ン及びナーバーンより 來られし︶爾君ご話す。 、朝、三上弓造、吉田、遠藤の諸君定共にデイリーμ忙きか思ひ立ち、 六月十關日︵月︶ 九時牛、・霧驚車揚から遜。毒牛ゲす占着、先づYMcA ︵二〇㌧ ーム、士官學校奄勢鶴、.大に得るεころがあっ六〇 午後二・時から高架電車でエプアンス.トンの北西大盤へ行き、デイ アボーン天丈藁にフすクス教授な訪問、諸種の設備な見ぜられ、殊に 右艸名な書入吋坐−のナ〃ヅン。グラーク望清畑野書、同教授の最近工案に 成る太陽三園氣測定装.置か見ぜられれ。其の後、少晴、同教授宅な 訪ひ、次で嗣敏授の案西で大耳大講堂なごを見る。それから、同じ 大上の宗教學教室にベソ口授存訪問。夕方ヲカゴの島津氏方に離ろQ 、今旺に︾カゴ.引き上.げ、吉田氏な案内してべ一に麟るQ其の途中 山野月十四日︵木︶ 時計凹會証で右︸名なエルジン町に.立ち寄る。汽車ほ同町へ午紬佼一蒔晶窟, YWCA食堂で坐食それから先づミス・ヤング及びヅンビー敷授の 紹介歌を持って、時計會左記屡の天丈妙な訪ね、ペイン教授に迎へ られ、外藩日天丈観測設備な詳細に見ぜて貰ふ。次で吏に同敏授の 案内により時計⋮製作工揚へ行一吾・、一二時問にわ穴って、全工揚准山 一行打揃ひ、エルジン嚇簑、七時べ一に一脈善胴Q 覧9.吉田氏のみに、更にDC〃ジ〃串版會阯な訪問ぜられ隔、五時雫 夕食後、吉田氏な案内してoYMCAの天幕村に行って.見れば、 為確め、別れて、それぐ着宿。 明日.より始まる夏期大會の準備で大府ほひ。自分11、客昏婁會に出 席、其の後、シカゴより先着の島津岬氏に會ひ、共に吉田氏の宿舎・ 糞由。 天丈藁のプラ〃スリ馨宣蟹呉師ほ並四曲職のれめ既に天幕村へ引き移つ 六月十謹貝︵金︶ 事の夏期學生大會く寓ObOっε山窪富oQβ日ヨ興O。蕊2①ロ。Φが開かれ。 愈監今旧かち天文聖の隣のYMCA.の天幕村でに、有名な年中行﹁ た訪ひ、週日學校の韓事に面會、それから、バプテストの週日學 校及び有名なエマソン三校を來灘O.午後三等牛、同地な獲し、元め し雲昨夜か歎天落材に宿ってみろ吉田氏が早速天文墓へ訪ねて來ら れハので、フロスト藁長始.め叡授六ちに紹介し、十二吋や.四十吋を 見ぜるo 自分ば今日午前中、やにり、自分の室で分光爲貫の測定か計算存 客な迎へて景氣に.全くγ閉する﹄昨日から今日へかけ、停車場に列車・ の着く毎に、元氣に翻れ索青年逮の人波がゆらぐ。路上の自働車、湖 上で蒸汽船なごの数も類しれ村の子供等も大人逮も皆々陽氣でニツ ー顔。天.丈憂の中も訪問客が.馴し、一般の杜交的職分が引き立つ 米國中部十六弼から、一千名に近い大學生逮が集まって來る。李常 は五百に薫りない人口の我がウイリアムスベー村も西俄かに多数の 線によりOシカ,ゴに麟 る〇 六月十二日︵火︶ ろ〇十時頃から、吉田氏亡三人で市内なあるき、、・シガシ通の宗⋮教 朝、.三上夫妻亡蓮藤氏ピが槻綴いで東部へ等温ぜられろな見逡 教育協會本部、フバシユ通の軍書日曜學校聯合支部、、救世軍、至 デー傳遣學校価ハツ館な順次訪問誌略察す。夕方、園クヴイカース. 座で粗罫原理︵サーヴィス操作︶の活動爲漏壷見ろ。 六月十三旧︵水︶ 朝十時牛∴吉田君三二人で又救世軍本部へ行き一士宮の案内で、 自働車に、より、順に勢働者宿禽、工業ホーム、書間子守館、婦人ホ