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平成26年度 第1回協議会報告

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平成26年度 第1回協議会報告
7 月 9 日(水)15:30 から、本年度第 1 回目の学校協議会が開かれました。
本年度の委員は下表のとおりです。
氏 名
所属・職名
並松 善秋
関西外国語大学英語キャリア学部教授
北堂
高槻市立第二中学校長
薫
大谷 佑介
株式会社ベネッセコーポレーション高校事業部大阪府担当
有本喜和子
大阪府立芥川高等学校後援会副会長
中嶋 信裕
芥川高等学校 PTA 会長
花木 周子
芥川高等学校 PTA 副会長
当日は、1 時間半にわたり、様々な視点からご意見やご助言をいただきました。
以下、その内容についてまとめました。
昨年度の学校協議会で何度も話題になり、本校の課題のひとつであった遅刻件数の多さや
携帯電話等情報端末に関する指導件数の多さが、指導方法の変更により急激に改善している
との報告を行い、その後、委員から次のようなご意見をいただきました。それぞれ【対策】
【成果】のあとに【意見】を記載しています。
遅刻指導
【対策】
これまで遅刻指導(1 週間に 2 回以上遅刻)を行う際に課していた反省文に、保護者から
感想の記入と署名・捺印を求めるという新たな指導手順を加えたところ、以下の成果を得
るに至った。
【成果】
・1 学期末考査終了時点における遅刻者数が激減
前年度比 34 ポイント減
・特に 1 年生は、1 日平均 1.3 人(過去最少)
・年間目標としていた件数を大幅に下回る見通し(約 2,000 件減の予想)
【意見】
◇ 保護者と連携した取組が大きな成果を得たと考えられる。
◇ 遅刻の減少は学校生活への期待の表れ。中学生にも良いモデルを示している。
◇ 数字で表れる成果はわかりやすいので、積極的に発信するべき。
携帯電話等に関する指導
【対策】
これまで、携帯電話等を校内の持ち込むことを原則禁止とし、使用した場合一定期間学校
で預かる指導をしていたが、指導と現状の乖離が見られたことから、始業前と放課後の使
用を認め、その代わりに、マナーに関する指導を強化した。その結果、次のような成果が
得られた。
【成果】
・1 学期末考査終了時点において携帯電話等に関する指導を受けた生徒数が激減
(前年度比 63 ポイント減=ほぼ1/3に減少)
・特に、携帯電話等の使用を認めていない時間に操作したことによる指導が1/9に
【意見】
◇ ルールだけではなくマナーを教えることは、社会に出てからも役立つ指導
◇ 成果があがると教員の意欲も増し、さらに良い結果が期待できるのでは
◇ 何をすれば改善するかは学校によって違うが、成果が出たのは、生徒を信じて自律性
に期待する、芥川らしい手法が奏功したのでは
今春の卒業生の現役四年制大学進学率は 60%。一方、現在の 3 年生の四年制大学進学希望
率は 70%。毎年浪人が 10%弱でるので、ほぼ全員が初志を貫徹していることになる。ま
た、全国一の倍率となった近大の合格者が減少したあおりを受け産近甲龍の合格者数は減少
したものの、関関同立の合格者数が過去最高となるなど大健闘と言える成果も得ることがで
きた。との報告を行い、その後、委員から次のようなご意見をいただきました。
【意見】
◇ 「一般入試までがんばる」という意識改革が浸透した結果ではないか
◇ 1,2 年生の進路指導が大切。まずは、授業を大切にすることを指導すべき
◇ 早い時期に進学先を決めてしまいたいという意識は生徒より保護者の方が大きい。保
護者の意識改革も必要
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