...

平成14 年度日本陸上競技連盟事業報告 財団法人日本陸上競技連盟

by user

on
Category: Documents
197

views

Report

Comments

Transcript

平成14 年度日本陸上競技連盟事業報告 財団法人日本陸上競技連盟
平成 14 年度日本陸上競技連盟事業報告
財団法人日本陸上競技連盟
本連盟の寄附行為に定める事業にもとづき、平成 14 年度に本連盟が行った事業について報告する。
1. 陸上競技に関する競技の研究および指導に関すること。
・・・・・・ 2
2. 陸上競技に関する講習会の開催および指導者を養成すること。
3.
4.
5.
6.
7.
8.
9.
10.
11.
・・・・・・ 4
陸上競技に関する日本選手権大会およびその他の競技会を開催すること。
・・・・・・ 8
陸上競技に関する国際競技大会等に対する代表参加者を選定し派遣すること。
・・・・・・ 13
陸上競技に関する競技規則およびアマチュア規定を制定すること。
・・・・・・ 19
陸上競技に関する審判員の養成およびその資格を認定すること。
・・・・・・ 20
陸上競技場の施設設備および陸上競技に要する器具の検定ならびにそれを公認すること。
・・・・・・ 21
陸上競技の日本記録を公認することおよび日本における世界記録の公認を申請すること。
・・・・・・ 23
国際陸上競技連盟に対して日本の陸上競技界を代表して加盟すること。
・・・・・・ 26
陸上競技に関する機関紙および刊行物の発行。
・・・・・・ 28
その他この法人の目的を達成するために必要な事業
・・・・・・ 30
* 各専門委員会から提出された活動報告を加筆・修正した。
各委員会からの報告は下記担当者より
総務委員会(柿田嘉徳)、強化委員会(澤木啓祐)、法制委員会(深澤通之助)、競技運営委員会(競
技部:神尾正俊、審判部:鈴木一弘)、普及委員会(岡野進、ジュニア普及部:西信之、一般普及部:
城鼻勇、指導者育成部:渡部誠、研究調査部:伊藤宏、庶務部:森谷隆)、広報委員会(田中淳浩)、
国際委員会(平方亨、通訳部:中村要一)、施設用器具委員会(鈴木存)
、科学委員会(小林寛道)
、
医事委員会(山澤文裕)、マーケティング委員会(櫻井孝次)、女性委員会(山崎寿美子)
1
1. 陸上競技に関する競技の研究および指導に関すること
<科学委員会>
○バイオメカニクス研究
フォーム撮影、タイム分析、動作分析を実施した。
1)静岡国際陸上大会(2002.5.3:静岡・草薙 )
通過タイム分析及びフォームの撮影:跳躍、ハンマー投げ(室伏広治選手他)を対象とした。
2)大阪グランプリ(2002.5.11:大阪・長居)
フォームの撮影:短距離、長距離、跳躍競技を対象とした。
3)日本選手権(2002.6.7 9:石川・松任)
通過タイム分析及びフォームの撮影:短距離、長距離、跳躍、投擲競技を対象とした。
4)中距離サーキット(2002.6.19,23,30:日体大ほか)
通過タイム分析及びフォームの撮影
5)南部記念陸上(2002.7.21:札幌)
リレーのタイム分析、短距離競技のフォームの撮影。
6)高校総体(インターハイ)(2002.8.1∼6:茨城)
フォーム撮影、タイム分析、助走速度分析結果および分解写真の掲示を即日および翌日に
競技会場で行った。分析結果は、陸上競技マガジン 11 月号の別冊付録(ジュニアトップア
スリートの技術)において、簡単な寸評を加えたかたちで連続分解写真とともにまとめて
掲載され、好評であった。
7)スーパー陸上(2002.9.16:横浜 )
フォームの撮影:短距離、長距離、跳躍、投擲競技を対象とした。
○医科学サポート研究活動
1)暑さ対策研究(2002.8.25:札幌)
北海道マラソンにおいて暑熱環境下のマラソンが生体に与える負担度の程度を血液性状の
面から明らかにするために実施し、その結果、中性脂肪が競技成績と密接に関連すること
が明らかとなった。
2)体力や技術測定合宿における科学サポート(国立スポーツ科学センター)
女子短距離(10 月)、中距離(11 月)、跳躍(12 月)、男子短距離(1 月)専門的体力チェッ
ク及び実際の動作におけるバイオメカニクス分析結果を基にコーチや選手と科学委員会ス
タッフがディスカッションを行ない、今後のトレーニング等への示唆を得ようとするもので、
選手やコーチに好評であった。
3)栄養サポート
男女の短距離選手を中心に活動を行った。具体的な内容としては、アジア大会に向けた強化
合宿時の食事メニューの調整や栄養摂取状況の調査およびカウンセリングを行い、選手への
調理アドバイス資料の提供を行った。
○ 科学委員会活動報告会の開催(陸上競技研究会と共同開催)
科学的知見の現場での応用やコミュニケーションをはかるために、活動報告会を以下の内容で
開催した。
日 時:12 月 14 日(土)13:30∼ 研究発表と討論
場 所:国立スポーツ科学センター 4階 会議室
1. 林 忠男(日本体育大学) 「2002 南部陸上・短距離種目の動作分析」
2. 杉田正明(三重大学)
「2002 南部陸上・リレーのタイム分析」
3. 榎本靖士(筑波大学)
「一流中距離選手(日本)のストライドとピッチ」
4. 井本岳秋(熊本体力研究所) 「マラソン選手のパフォーマンスと血液性状」
5. 松尾彰文(国立スポーツ科学センター)
「JISS で取組んでいる科学的サポート」
2
6. 太田 涼(埼玉大学)
「釜山・アジア大会の報告」
<普及委員会>
○ 第 1 8 回全国小学生陸上交流大会の参加者(選手・指導者)に対するアンケート調査の実施と
集計
「第 18 回全国小学生陸上交流大会報告書」の 118∼122 ページに結果を報告した。
○ 第 4 回長野マラソン参加者アンケート調査の実施と集計
一部を「陸連時報」2002 年 9 月号 254 ページにて報告した。
○ 2002 小学生クロスカントリーリレー研修大会出場者のアンケート調査の実施と集計
一部を「陸連時報」2002 年 9 月号 254 ページにて報告した。
○ 2003 小学生クロスカントリーリレー研修大会出場者のアンケート調査の実施と集計
現在集計中。
○ 第 1 0 回全国中学校駅伝大会出場者(男・女)に対するアンケート調査の実施と集計
各出場校に対して、結果とコメントをつけて報告した。
全日本中学校駅伝大会は、今回で 10 回目が終了した。これまで普及委員会(研究調査部)ま
たは調査研究プロジェクトは、毎年出場校の選手・指導者についてアンケート調査を実施し、
その概要を報告してきた。ついては、今回 10 回目の調査を終えた段階で、新たに「プロジェ
クト・チーム」を結成し、これまでの調査の再集計並びに総まとめ(考察)を行い、平成 15
年度に「報告書」を作成していく予定である。
3
2. 陸上競技に関する講習会の開催および指導者を養成すること
<普及委員会>
○ 第 1 1 回全国小学生陸上競技指導者中央研修会
期日:8/7(水)∼10(土)
場所:埼玉県立スポーツ研修センター・上尾陸上競技場
参加者:各都道府県陸協より推薦された 57 名(男 41 名、女 16 名)
研修内容は下記のとおりであった。
・ 指導者間のネットワーク作りに、良い情報をつかむこと
・ 実技「基本の運動」を更に充実させること。
・ 地域スポーツクラブ運営を充実させること。
・ 正しい「持久走」指導理論の導入。
○ 「ゴールドウィン・ジュニア陸上競技教室」
(株)ゴールドウィンが協賛のしているこの教室に関して、普及委員会が運営に関わった。今
年度は、5 会場(福岡県、山形県、群馬県、神奈川県、島根県)で実施された。主に中学・高
校生を対象としての教室で多くの選手達に正しい技術を指導していく中で、長い期間を通して
活躍できる選手の育成を目指している。
○ 長野オリンピック記念・長野マラソン大会普及イベント
期日:平成 14 年 4 月 13 日(土)
会場:長野陸上競技場、若里市民文化ホール、ビックハット・アリーナ
内容:
①「子供ランニング教室」 講師:金哲彦、鈴木博美
②「講演会」
講師:金哲彦、鈴木博美
③「ランナーズクリニック」講師:有吉正博、荒井圭三、
櫛部静二、鈴木愛子、鈴木彰、前河洋一、
渡辺雅之
長野オリンピックを記念し、普及を目的として行っている長野マラソンは今年で第 4 回となり、
5000 人を超える市民ランナーの参加で大いに盛り上がった。また、大会の前日に開催している
「市民ランナーを対象」として普及イベントは、昨年までの 2 部構成から午前中に子供達を対
象とした「実技指導」を加え、午後の「講演」
・
「個別クリニック」と合わせ 3 つのプログラム
で行い、大多数の参加者に満足してもらえる内容で実施することができた。
○ 2002 ランニングクリニック
期日:平成 14 年 10 月 12 日(土)
会場:国立霞ヶ丘競技場
内容:
(1)「市民ランナーへのアドバイス」 アドバイザー講師 金 哲彦
(2)テーマ別実技
①ランニングの楽しみ方
講師:山西哲郎、松田移子
②レースに向けたトレーニング
講師:金哲彦、鍋倉賢治、有吉正博、
佐藤千恵子、合田浩二
③フォームと動き作りのトレーニング 講師:山西哲郎、金哲彦、松尾彰文
他 16 名
昨年より国立競技場と共催で開催することとなったランニングクリニックを、今年も好天に恵
まれた国立競技場で開催した。定員 220 名のところ、それを超える多数の応募があり、当日の
欠席も見込み、先着 260 名までは受け付けたが、その後はお断りするという盛況振りであった。
4
内容は、昨年と同様に「市民ランナーへのアドバイス」
、
「テーマ別実技」
、
「個別クリニック」
の 3 部構成で実施したが、昨年の反省及び参加者のニーズから、テーマ別実技を 3 つの内容に、
また個別クリニックの講師を昨年の倍の人数にして対応した。
230 名(当日)の参加者が、金哲彦氏の講演及びアドバイスに熱心に耳を傾け、テーマ別の実
技で汗を流し、また、希望者は個別クリニックで普段抱えている疑問、不安等を相談され、予
定時間を 30 分オーバーして全日程を終了した。
○ 体育の日中央記念行事
期日:平成 14 年度 10 月 14 日(月)
会場:国立霞ヶ丘競技場
内容:100m 走タイムトライヤル
協力:東京陸協
毎年行っていた「ジョギング教室」は、前々日に「ランニングクリニック」を実施すること
もあり割愛し、小学生から一般までを対象に「100m タイムトライヤル」のみを実施した。特別
ゲストとして苅部俊二氏が参加、最初の 2 組のスターターを務めて貰い、104 名が自己の記録
に挑戦した。
○ 「第 2 1 回全国都道府県女子駅伝」記念・全国ランニング愛好者のためのシンポジウム
期日:平成 15 年 1 月 11 日(土)
会場:京都新聞文化ホール
内容: ① 講演
講師:山内 武
②トークショー
出席者:石島まり子、和田(旧姓:吉田)光代
司会:梶原洋子
全国都道府県対抗女子駅伝競走大会を期に開催しているこのシンポジウムも、今年で 6 回目
の開催となった。当日は、京都・大阪の関西地区を中心に北は山形、南は沖縄の各地より、110
名のランニング愛好者、中・長距離競技者、指導者を集め実施した。また今回より「公認コー
チの義務研修」として指定したこともあり、公認コーチ 31 名が含まれていた。
シドニーオリンピック女子マラソン優勝者・高橋尚子選手の大学時代の指導者でもある山内
氏の講演と、梶原洋子氏の司会による石島まり子氏、和田光代氏のトークショーが 3 時間に渡
って行われたが、参加者に十分満足してもらえる内容であった。
○ 「全国ランニング愛好者のためのシンポジウム」(平成 1 5 年 1 月 12 日:京都)
シンポジウムの講師の依頼を行った。また梶原副部長が「ワンランク上を狙うランナーのため
の食事法(トークショー)」の司会を行った。
○ 2003 ジュニアコーチングクリニックの実施
2003 ジュニアコーチングクリニックの講習内容を立案し、1 月 18 日(土)、19 日(日)の 2 日
間、千葉のエアロビクスセンターにおいて実施した。
実技・講義としては、以下の講師・内容で行った。短距離(杉本龍勇氏;浜松大学)では、
講義においてもっと基本を重視することが必要であることを指摘があり、またスプリントにお
いて脚と腕を動かすタイミングを合わせるドリルを中心に行った。走高跳(片峯隆氏;福岡大
学)では、2002 年日本選手権・日本 IC 優勝者の内田剛弘選手をモデルに、ミニハードルを用
いたドリルが紹介され、また講義において助走と踏み切り準備動作の重要性が説明された。や
り投げ(渡辺方夫氏;真岡女子高)では、2001、2002 年 IH 優勝者の山崎綾子選手をモデルに、
やり投げのフォーム作りやリズムなどが紹介された。
パネルディスカッションでは、櫻田淳也普及委員会委員を司会として、IH 女子総合優勝を成
し遂げた清田浩伸氏(埼玉栄高校)と、長年にわたりジュニア選手の育成に実績のある陣定夫
氏(横浜市ジュニアスポーツクラブ)をパネラーとして、「ジュニア指導について考える」を
テーマとして進められた。
5
受講者のアンケート結果からは、ほぼ全員が満足・大変満足(98%)という結果であった。
なお、このクリニックは義務研修の一貫として行われた。
<女性委員会>
○ 新しく設定された女性種目への普及活動
・ 女子 3000mSC 講習会・記録会
日時:平成 14 年 8 月 25 日(日)
会場:東京・江東区夢の島陸上競技場
講師:新宅永灯至(三井住友海上男子ランニングクラブ監督)
参加者:講習会 16 名 記録会 11 名
・ 女子棒高跳・ハンマー投講習会、記録会
日時:平成 14 年 11 月 24 日(日)
会場:代々木公園陸上競技場
[棒高跳]
講師:笹瀬正樹(静岡湖西高校教員)
参加者:19 名
[ハンマー投]
講師:日渡勝則(栃木益子高校教員)、等々力信弘(ミズノ)
招待選手:金子泰子(筑波大)、槙原千里(福岡大クラブ)、窪田恵利子(三観陸協)
参加者:13 名
・女子競歩・棒高跳・ハンマー投講習会、記録会
日時:平成 15 年 3 月 21 日(祝・金)
会場:代々木公園陸上競技場
[競歩]
講師:平川武仁(筑波大学大学院)
参加者:28 名
[棒高跳]
講師:笹瀬正樹(静岡湖西高校教員)、米倉照恭(ニシスポーツ)
参加者:11 名
[ハンマー投]
講師:石田義久(東海大学陸上部長)、日渡勝則(栃木益子高校)
招待選手:金子泰子(筑波大)
参加者:16 名
<医事委員会>
○ トレーナーセミナーおよび研修会について
陸上競技におけるトレーナーの育成および普及を目的に 1992 年に第 1 回を開催し今年度で 12
回目を迎えた。またセミナー修了者を対象にトレーナーの最新知識、技術の習得および意識の
向上を目的とした研修会も年 1 回実施し、今年度で9回目の開催となった。
・第 12 回陸連トレーナーセミナー
期日
3 月 28 日(金)−3 月 30 日(日)<3 日間>
会場
国立スポーツ科学センター(西が丘)
受講者数 91 名(新規 90 名 未修了1名)
・第9回陸連トレーナー研修会
受講者数 97 名
会場
青山学院大学
テーマ「陸上競技における疲労骨折について」
講義 1「陸上競技選手における疲労骨折」 講師 鳥居 俊(早稲田大学)
6
講義 2「陸上競技選手に見られた疲労骨折 症例報告」講師 岩本広明(ミズノ)
その後受講者を4班に分けグループディスカッションし、班の代表が発表する形式を今回始め
て取り入れた。
<普及委員会>
○ 公認コーチ養成講習会の実施
B 級公認コーチ養成講習会は平成 15 年 1 月 4 日∼7 日、C 級は 1 月 4 日から 9 日まで、日本女
子体育大学において以下の準備を経て実施した。受講者はB 級が 16 名、C 級が 37 名であった。
以下は、今年度行った手順と活動内容である。
・ 受講者の募集と決定:各加盟団体と日本陸連各委員会から推薦された受講希望者について
普及委員会に於いて審議し、日本体育協会へ提出し、6 月に受講者が決定した。
・ カリキュラムと講師の検討:カリキュラムの内容について検討し作成した。カリキュラム
に基づいて講師の選定と依頼を行った。
・ 日程の作成と当日の運営:B 級では、最初の「コーチング論Ⅱ」から最終の「陸上競技の
心理」まで、講義・講演・ディスカッションなどの 17 講座、C 級では、
「コーチの役割・制
度」から「陸上競技の発育・発達」までの 16 講座、実技・指導実習 10 講座の計 26 講座の
日程を作成し実施した。当日の講師紹介・演習の司会進行、講習の補助を担当した。
・ 専門科目の検定試験と審査及び判定:技能検定及び筆記試験を実施し、日本陸連において
総合的に判定し、日本体育協会に提出した。
○ 公認コーチ名簿・取得の手引き作成
・ 公認コーチ名簿
公認コーチ全員に調査用紙を発送・回収した。
完成した名簿は各加盟団体と公認コーチ全員に配布されている。
・ 公認コーチ資格取得者活動報告及びアンケートの実施・集計・報告
公認コーチ名簿作成のための調査用紙に、活動報告として平成 13 年度の活動内容について
アンケート形式で掲載し、各公認コーチに発送・回収した。
回収率が例年になく低く、内容などを検討していていきたい。
・ 公認コーチ取得の手引き
大きな変更点はなく、年度代わりに伴うものにとどまった。今後、公認コーチ制度に変更
があるようなので、その結果を待ち、さらに改訂を行う。
・ 公認コーチ養成講習会の準備
平成 14 年度は B・C 級の同時開催であり、現在、体育協会と連絡をとり準備している。
・ 平成 14 年度公認コーチ要請講習会 B・C 級の事務処理
7
3. 陸上競技に関する日本選手権大会およびその他の競技会を開催すること
○ 第 86 回日本陸上競技選手権大会兼第 14 回アジア競技大会代表選手選考競技会の開催について
(第 86 回日本陸上競技選手権大会事業報告書、石川陸上競技協会作成より抜粋)
平成 14 年 6 月 7 日(金)∼6 月 9 日(日)の 3 日間、石川県西部緑地公園陸上競技場において、第
86 回日本陸上競技選手権大会を開催した。
【概要】
・主催
財団法人日本陸上競技連盟
・共催
石川県 金沢市 石川県教育委員会 金沢市教育委員会
・主管
石川陸上競技協会
・特別協賛 日動火災海上保険株式会社
・協賛
ミズノ株式会社、株式会社アシックス、株式会社ニシ・スポーツ、
明治乳業株式会社、日本航空株式会社、全日本空輸株式会社
・期日
平成 14 年 6 月 7 日(金)∼6 月 9 日(日)
3 日間
・場所
石川県西部緑地公園陸上競技場
・種目
男子(19 種目)、 女子(18 種目)
・参加者
男子 330 名 女子 307 名
・樹立された記録
日本新記録 1 個、日本タイ記録 1 個、大会新記録 5 個
・観客来場者数 46,793 人
【その他の競技会の開催について】
<総務委員会>
○主催大会のインフォメーション開設
下記の主催大会にインフォーメーションを開設した。
①全国小学生陸上交流大会
(8/23-25)
②東京国際男子マラソン
(11/17)
③東京国際女子マラソン
(H15/2/9)
○ 栄章の贈与式挙行
各栄章の贈与式を日本選手権、ジュニア選手権、ジュニアオリンピック、国体にあわせて行っ
た。
○ 主催大会における主管陸協への支援(プロトコール業務)
各主催大会に委員を派遣し、主管陸協へのプロトコール業務を支援した。
○ 式典用運用マニュアルの作成作業
各種大会でのプロトコール業務をまとめ、持ち回りの大会でもスムーズに運営ができるように
式典用運用マニュアルを作成作業を進めている。
○ 東京における主催大会の接伴業務
東京で開催された主催大会において、委員を派遣し接伴業務を行った。
<競技運営委員会>
○ 公認競技会集計業務
本年度より電子メールのみでの公認競技会申請を行なった。14 年度分を基本とした基礎データ
を入力したフロッピーを配布し、15 年度公認申請大会を入力したフロッピー及びメール送信に
より返送してもらう方式にした。そうすることによってこの業務の多大な労力の軽減、それに
集計の煩雑さの緩和による正確性の向上につながった。
又、本年度より各陸協・加盟団体が主催するすべての公認競技会を申請して貰うことによって
「競技会カレンダー」作成の主旨を叶えた。ページ数の増加を紙質等で処理して貰いスリムに
完成することができた。
8
○陸上競技カレンダー2003 の作成
陸上競技カレンダー2003(主催大会要項集)の編集作業を行った。提出原稿の収集を本年度か
ら電子メールとすることで簡便になった。
<国際委員会>
○ 国内で開催される国際大会での通訳等業務の支援
国際委員会通訳部が選手村の運営等に参加した大会は以下のとおり。
IAAF グランプリ大阪
(2002 年 5 月 11 日)
02 スーパー陸上
(2002 年 9 月 16 日)
02 東京国際女子マラソン
(2002 年 11 月 17 日)
02 青木半治杯国際千葉駅伝
(2002 年 11 月 23 日)
03 東京国際マラソン
(2003 年 2 月 9 日)
千葉国際クロスカントリー大会
(2003 年 2 月 16 日)
03 横浜国際室内陸上
(2003 年 2 月 22 日)
03 横浜国際女子駅伝
(2003 年 2 月 23 日)
各大会での通訳部の実際の業務は,選手村開村から閉村までの約 1 週間の期間中に,外国招待選
手が関わるすべてのことに関係している。選手の選手村での生活全般,急病等の対応,練習スケ
ジュールの確認,選手への取材やインタビューの対応,競技運営や式典表彰の担当者・宿泊輸送
担当者との打ち合わせ及び選手への連絡等である。
<広報委員会>
○ 各競技会の記者発表
各競技会開催に先立って、事前の記者発表、出場選手の記者会見を行った。
○ ウェッブサイトの充実
本連盟のウェッブサイトの掲載内容を充実させた。特に各競技会の事前情報、事前記者発表資
料、リザルトの掲載の充実に力を入れた。
9
平 成 1 4 年 度 (2 0 0 2 年 度) 主 要 競 技 会 日 程
日 本 陸 連 主 催
4
月
14(日)
14(日)
29(祝)∼
7/25(木)
後 援 ・ 協 力 団 体(全 国、地 域)
競 技 会
日
会場
長 野
輪島(石川) 20(土)
48 全日本中学通信陸上
各 地
5
万博記念
(大 阪)
IAAFグランプリ
月
6
月
月
9
月
2(土)
草薙(静岡)
5(日)
水 戸
東 京
24(金)
∼26(日)
延 岡
37 全国定通制高校陸上
国 立
(東 京)
29 全国中学陸上
西京極
(京 都)
9(土)
月 ∼10(日)
17(日)
23(祝)
1(日)
月 22(日)
23(祝)
2003 12(日)
/ 19(日)
1
26(日)
月 26(日)
9(日)
2 11(祝)
松 江
(島 根)
23 全日本マスターズ陸上
横浜国際
(神奈川)
'02 スーパー陸上
15 全国スポレク
広域公園
(広 島)
7 東京ポートロード
東 京
57 国民体育大会
春 野
(高 知)
33 ジュニアオリンピック
20 レディース陸上
日本スポーツマスターズ
'02 東京国際女子マラソン
'02 国際千葉駅伝
13 日本学生種目別
★
★
42 実業団対学生
17 サロマ湖100kマラソン
45 札幌国際ハーフマラソン
ブリュッセル
(ベルギー)
6 世界マスターズロード
リッチオーネ
(イタリア)
9 世界ジュニア選手権
キングストン
(ジャマイカ)
小田原
小田原
サロマ湖
札 幌
★
GP⑥ 日本選抜混成
松 任
(石 川)
★
GP⑦ 南部記念陸上
札 幌
16(火)
∼21(日)
9(金)
∼12(月)
27(火)
25(日)
6(金)
∼8(日)
15(祝)
22(日)
28(土)
∼29(日)
13(日)
★
71 日本学生対校
★
27 根上30K競歩
45 玉造松江マラソン
★
50 全日本実業団
★
10 神戸女子選抜長距離
★
14
14(祝)
27(日)
27(日)
'02 北海道マラソン
出雲全日本
大学選抜駅伝
★
11 環日本海新潟駅伝
41 全日本50k競歩高畠
★
45 東日本縦断駅伝競走大会
★
51 九州一周駅伝
★
★
21
34
18
18
20
21
8(日)
★
22
15(日)
15(日)
1(祝)
6(月)
13(祝)
★
★
33
'02
47
23
54
2(日)
★
★
14 アジア選手権
10
コロンボ
(スリランカ)
日・中・韓
ジュニア交流大会
県民総合
(熊 本)
札 幌
14(土)
16(月)
∼21(土)
根上(石川)
国 立
(東 京)
グランプリファイナル
パリ(フランス)
15 アジアベテランズ陸上
大 連
(中国)
9 ワールドカップ
マドリード
(スペイン)
島 根
県営あづま
(福 島)
神 戸
出 雲
20(金)
∼21(土)
7(月)
∼14(月)
12(土)
∼13(日)
14 アジア大会
釜 山
(韓国)
20 ワールドカップ競歩
トリノ
(イタリア)
新 潟
高畠(山形)
横浜国際
(神奈川)
28(月)
∼3(日)
1(金)
国立(東京) ∼10(日)
3(祝)
3(祝)
三ツ沢
(神奈川) 10(日)
東 京
23(祝)
千 葉
24(日)
1(日)
56 福岡国際マラソン
福 岡
53
10
21
8
86
京 都
山 口
14 全国高校駅伝
全国中学駅伝
都道府県女子駅伝
都道府県男子駅伝
日本選手権男子20K
女子20K競歩
'03 大阪国際女子マラソン
'03 東京国際マラソン
'03 日本ジュニア室内陸上大阪大会
16(日)
'03
月 22(土)
'03
23(日)
'03
2(日)
17
2(日)
58
3 2(日)
20
'03
月 9(日)
22(土)
'03
∼23(日)
★
国 立
(東 京)
18 全国小学生陸上
86 日本選手権リレー
★
11 世界ハーフマラソン
笠 松
(茨 城)
55 全国高校陸上
11
12
GP③ 織田記念陸上
7(日)
20(土)
∼21(日)
21(日)
20(日)
10 21(月)
∼24(木)
25(金)
月 ∼27(日)
26(土)
∼27(日)
神 戸
GP④ 静岡国際陸上
GP⑤ 水戸国際陸上
東京シティロードレース2002
ゴールデンゲームin延岡
★
会場
前 橋
★
博多の森 23(日)
(福 岡) 30(日)
5(土)
∼8(火)
GP② 兵庫リレーカーニバル
3(祝)
6(祝)
19(日)
25(土)
18 日本ジュニア選手権
16(月)
GP① 群馬リレーカーニバル
★
競 技 会
県民総合
(熊 本)
29(祝)
29(土)
∼30(日)
20(火)
∼22(木)
23(金)
∼25(日)
30(金)
∼1(日)
★
国 際 大 会
日
広域公園
(広 島)
西部緑地
(石 川) 22(土)
2(金)
∼6(火)
8(木)
∼10(土)
選抜中・長距離大会
★
会場
★
86 日本陸上競技選手権
月
8
∼21(日)
28(日)
7(金)
∼9(日)
7
競 技 会
日
14(日)
4 長野マラソン
86 日本選手権50K競歩
11(土)
(平成14年6月6日現在)
京 都
広 島
神 戸
★
★
★
★
★
浜松中日カーニバル
全日本大学駅伝
東日本女子駅伝
名古屋ハーフマラソン
全日本大学女子駅伝
山陽女子ロード
全日本実業団
女子駅伝
防府読売マラソン
全日本びわ湖クロカン
全日本実業団駅伝
宮崎女子ロード
朝日駅伝
青 森∼
東 京
28(月)∼
31(木)
10 アジアジュニア選手権
バンコク
(タイ)
天津室内陸上
天津(中国)
長 崎∼
福 岡
浜 松
名古屋∼三重
福 島
名古屋
大 阪
岡 山
岐 阜
山 口
滋 賀
前 橋
宮 崎
福 岡
大 阪
東 京
52 別大マラソン
大 分
★
丸 亀
2(日)
57 香川・丸亀ハーフマラソン
18(火)
★
千 葉
唐津(佐賀)
千葉国際クロカン
9(日)
43 唐津10マイル
★
横 浜
熊 本
横浜室内陸上
16(日)
47 熊日30K
横 浜
横浜国際女子駅伝
16(日) ★ 2002 神戸全日本女子ハーフマラソン 神 戸
★
福 岡
山 口
福岡国際クロカン
9(日)
31 実業団ハーフマラソン
14(金)
★
滋 賀
豊 橋
びわ湖毎日マラソン
16(日)
51 中日豊橋マラソン
∼16(日)
★
松 江
24 まつえレディースハーフ
びわ湖全日本女子競歩 皇子山(滋賀) 16(日)
名古屋
名古屋
名古屋国際女子マラソン
20or21(祝)★
13 西田杯棒高跳
★
東 京
23(日)
6 荒川市民マラソン
千 里
29(土)
全国小学生クロスカントリーリレー (大 阪)
∼30(日)
大 阪
★は後援大会
9
世界室内選手権
31 世界クロカン選手権
バーミンガム
(イギリス)
ローザンヌ
(スイス)
4. 陸上競技に関する国際競技大会等に対する代表参加者を選定し派遣すること
<強化委員会>
○ 強化方針の検討、競技者育成プログラム徹底のための会議
・ 強化委員会の効率的な運営及び委員会内、協力団体との連携の為に、以下のとおり強化委
員会(部長会)を開催した。
・ 強化基本方針の検討、主要大会の日本代表選手選考案作成の為に、強化委員会企画部会を
単独で、または部長会と合同で以下のように開催した。
・ 強化育成プログラムの徹底を図るため、また全国都道府県の強化責任者との連携を図るた
めに、競技者育成連絡協議会(全国強化責任者会)を開催した。
・ 強化競技者の選任コーチと連携強化の為に専任コーチ会を実施した。
・ 陸連の強化対策の立案、実践に、競技者の意向を反映するために選手会を開催した。
・ 日本グランプリシリーズの効率的な運営、競技力向上に寄与する運営のためにグランプリ
シリーズ連絡協議会を開催した。
[会議の日程・名称・場所・参加人数]
4/5 強化委員会企画部会
岸記念体育館
12 名
4/10 強化委員会部長会
代々木第 2 体育館
17 名
4/10 強化委員会部長会・東京記者クラブ懇親会 代々木第 2 体育館
30 名
5/10 強化委員会企画部会・部長会合同会議
大阪リーガロイヤル
18 名
5/11 強化委員会・強化競技者専任コーチ会議
大阪リーガロイヤル
40 名
5/11 強化委員会・選手会
大阪リーガロイヤル
40 名
5/29 強化委員会企画部会
岸記念体育館
18 名
6/9 強化委員会企画部会・部長会合同会議
金沢市東急ホテル
25 名
6/9 強化委員会企画部会(アジア大会代表選手選考案作成会議)
6/24 日本グランプリシリーズ反省会
岸記念体育館
30 名
7/3 強化委員会部長会、科学委員会合同会議
JISS
32 名
7/29 強化委員会部長会
岸記念体育館
15 名
9/16 強化委員会企画部会・部長会合同会議
横浜国際競技場
21 名
10/18 強化委員会企画部会・部長会合同会議
岸記念体育館
24 名
11/5 日本グランプリシリーズ連絡協議会
岸記念体育館
28 名
11/8・9 競技者育成連絡協議会(全国強化責任者会)大森東急イン
60 名
12/9 強化委員会企画部会・部長会合同会議
岸記念体育館
21 名
1/21 強化委員会・部長会
岸記念体育館
20 名
2/22 強化委員会企画部会・部長会合同会議
横浜プリンスホテル
22 名
3/4 強化委員会企画部会(世界クロカン代表選考) 岸記念体育館
5名
3/10 強化委員会企画部会(世界陸上マラソン代表) 岸記念体育館
16 名
○ 強化合宿
・ アジア大会及びアジア選手権大会対策として、代表選手の調整合宿を、マラソン等は主として
個人合宿の形で、リレー等は合同合宿の形で実施した。
・ 世界陸上及び五輪対策として、強化競技者 S,A,B の個人鍛錬合宿を、それぞれの選任コー
チの指導下、国内外で実施した
・ アジア大会、アジア選手権対策及びシニアの国内トップレベルの競技力向上を目的とする
強化合宿をブロック別、種目ごとに実施した。
・ ジュニア強化対策として、世界ジュニア選手権、アジアジュニア選手権の事前合宿、有望
選手を対象とする国内外での研修合宿及び測定のための合宿を実施した。
・ 従来、高体連主体で実施していた地域合宿を、TOTO の補助事業として、日本陸連主導、高
13
体連、中体連と連携した形に発展させ、ジュニアブロック合宿として、全国 6 ブロックで開
催し、コントロールテスト、研修などを行った。
・ ややマンネリのきらいがあった従来のブロック合宿を、効率の良い強化を目指して、少人
数での強化合宿、測定や研修を積極的に取り入れる、大会出場と絡ませる等々、活性化、効
率化を考慮したものへと発展させることを期した。
○ 国際大会への派遣
・ 本年度の最重要大会は第 14 回アジア競技大会(釜山、10 月 7 日∼14 日)であった。男子
35 名、女子 28 名が出場した。代表選手の中で 3 名は故障のために欠場した。成績は金メダ
ル獲得数が過去最悪の 2 個(男子 200m の末續、ハンマー投の室伏)に留まった。銀メダル
獲得数が大幅に増加し、メダル総数は前回と同数ではあるが、結果を真摯に反省し、強化組
織の見直し、調整方法の見直し、障害予防、選手選考方法の見直し等々、強化対策の大幅見
直しを行うことになった。
・ アジア選手権大会(スリランカ、8 月 9 日∼12 日)には、男子 30 名、女子 27 名が出場し
金メダル 5 個を獲得したが、不本意な結果に終わった選手も少なくなかった。
・ 世界ジュニア選手権大会(キングストン、7 月 16 日∼21 日)には、男子 24 名、女子 7 名
が出場した。三村(女子競歩)が金メダルを獲得、入賞 9 件であった。
・ アジアジュニア選手権大会(バンコク、10 月 28 日∼31 日)は、男子 27 名、女子 18 名が
出場した。金メダル 9 個を獲得できた。
・ 重点強化対策、一般強化対策として、上記以外に、各種のトラック、フィールド、室内、
ロードレース、クロスカントリーに有力選手を派遣した。
14
第14回アジア競技大会競技成績(男子)
氏名
朝原 宣治
田島 宣弘
200m
宮崎 久
末續 慎吾
400m
田端 健児
奥迫 政之
800m
笹野 浩志
1500m
小林 史和
徳本 一善
5000m
岩佐 敏弘
瀬戸 智弘
10000m
坪田 智夫
佐藤 敦之
110mH
谷川 聡
400mH
為末 大
吉澤 賢
3000mSC 岩水 嘉孝
内冨 恭則
走高跳
内田 剛弘
棒高跳
安田 覚
小林 史明
走幅跳
寺野 伸一
森長 正樹
三段跳
小松 隆志
砲丸投
畑瀬 聡
円盤投
畑山 茂雄
ハンマー投
室伏 広治
土井 宏昭
やり投
村上 幸史
十種競技 石沢 雅俊
所属
大阪・大阪ガス
三重・日本体育大学
福岡・東海大学
熊本・東海大学
東京・ミズノ
広島・ミキハウス
千葉・富士通
三重・NTN
東京・日清食品
徳島・大塚製薬
山口・カネボウ
東京・コニカ
広島・中国電力
東京・ミズノ
大阪・大阪ガス
千葉・デサントTC
愛知・トヨタ自動車
広島・中国電力
島根・福岡大学
三重・三重教員クラブ
神奈川・日体大AC
大阪・日本大学
富山・ゴールドウイン
高知・高知陸協
福岡・日本大学
神奈川・ゼンリン
愛知・ミズノ
千葉・中京大学
静岡・スズキ
愛知・小島プレス
20kmW
富山・順天堂大学
東京・綜合警備保障
東京・ヱスビー食品
広島・NTT西日本
種目
100m
山崎 勇喜
栁澤 哲
マラソン 武井 隆次
清水 康次
4x100mR 4x400mR
予選
10/7
10/7
10/9
10/9
10/7
10/7
10/8
順位
1組1着
2組9着
1組1着
2組3着
2組3着
1組3着
1組7着
記録
10"40 -0.4
10"97 -1.1
20"97(+0.3)
21"48(+0.3)
46"82
47"12
1'49"51
10/8
10/7
2組3着
2組3着
1組1着
14"16(-0.1)
49"66
50"65
10/10
10/12
準決勝 順位
10/8
1組1着
記録
決勝
10"38(-0.8) 10/8
10/9
10/9
10/8
10/8
2組5着
1組1着
2組3着
1組3着
21"07(+0.8)
20"45(+1.4) 10/10
1位
20"38(+0.0)
47"19
10/9
7位
46"61
46"81
10/9
4位
46"11
10/12
6位
3'49"18
10/12
5位
3'49"15
10/10
4位
13'48"24
10/10
8位
13'58"33
10/7
7位
28'59"83
10/7
6位
28'58"57
10/9
2位
13"83(+0.3)
10/8
3位
49"29
10/8
6位
50"88
10/9
2位
8'31"75
10/9
5位
8'41"02
10/10
11位
2m10
10/8
2位
5m40
10/8
3位
5m20
10/12
5位
7m71(-0.2)
10/12
記録無し
10/9
3位
16m34(+1.0)
10/8
7位
16m79
10/12
9位
52m69
10/8
1位
78m72 NGR
10/8
2位
69m57
10/12
2位
78m77
10/9,10 5位
7480
11"21(+0.2),6m85(-0.6),11m19,1m88,48"54
14"73(+0.0),36m49,4m70,60m02,4'33"91
10/7
失格
10/7
3位
1:25:33
10/14
3位
2:18:38
10/14
2位
2:17:47
10/12
2位
38"90 NGR
宮崎,末續,土江,朝原
10/12
4位
3'05"85
奥迫,田端、吉澤、為末
1組1着 39"17
宮崎,末續,土江,朝原
2組2着 3'06"73
吉澤,奥迫,為末,田端
順位
2位
記録
10"29(+0.3)
第14回アジア競技大会競技成績(女子)
種目
100m
氏名
新井 初佳
坂上 香織
200m
新井 初佳
鈴木 亜弓
400m
木田 真有
柿沼 和恵
800m
松島 朋子
杉森 美保
1500m
田村 育子
市川 良子
5000m
福士 加代子
市川 良子
10000m
福士 加代子
小鳥田 貴子
100mH
金沢 イボンヌ
森本 明子
400mH
吉田 真希子
走高跳
太田 陽子
今井 美希
棒高跳
近藤 高代
小野 真澄
走幅跳
花岡 麻帆
池田 久美子
三段跳
花岡 麻帆
砲丸投
豊永 陽子
森 千夏
円盤投
室伏 由佳
ハンマー投
綾 真澄
室伏 由佳
やり投
三宅 貴子
20kmW
照井 貴子
七種競技 中田 有紀
所属
兵庫・ピップフジモト
神奈川・ミキハウス
兵庫・ピップフジモト
静岡・スズキ
北海道・福島大学
東京・ミズノ
愛知・UFJ銀行
京都・京セラ
京都・グローバリー
東京・テレビ朝日
京都・ワコール
東京・テレビ朝日
京都・ワコール
広島・デオデオ
群馬・群馬綜合ガードシステム
埼玉・さとえクラブ
福島・福島大TC
神奈川・ミキハウス
愛知・ミズノ
滋賀・長谷川体育施設
北海道・札幌陸協
千葉・Office24
宮城・福島大学
千葉・Office24
徳島・健祥会
東京・国士舘大学
愛知・ミズノ
愛知・グローバーリー
愛知・ミズノ
愛知・ミキハウス
高知・サニーマート
愛知・サカツコーポレーション
マラソン 弘山 晴美
大南 博美
4x100mR 東京・資生堂
愛知・UFJ銀行
4x400mR
予選
10/8
10/8
10/9
10/9
10/8
10/8
10/7
10/7
順位
2組4着
1組6着
1組4着
2組5着
1組5着
2組4着
1組4着
2組2着
記録
準決勝 順位
11"70(-0.2)
11"80(+0.6)
23"81(-0.2)
24"73(+1.1)
54"71
55"35
2'09"17
2'08"70
10/9
10/9
2組3着
1組4着
13"52(-0.2)
13"74(-0.8)
記録
決勝
順位
記録
10/10
6位
23"92(-0.2)
10/10
6位
54"13
10/8
5位
2'05"30
10/8
6位
2'05"34
10/10
欠場
10/10
2位
4'13"42 PB
10/12
2位
14'55"19 NR
10/12
3位
15'32"61 NGR
10/8
2位
30'51"81 PB
10/8
4位
31'52"65
10/10
5位
13"57(+0.4)
10/10
7位
13"79(+0.4)
10/8
4位
56"68 NR
10/12
5位
1m80
10/12
欠場
10/9
4位
4m00 TGR
10/9
2位
4m10 NGR
10/7
2位
6m47(+0.7)
10/7
7位
6m04(+0.3)
10/12
5位
13m21(+0.1)
10/9
6位
16m93 NR
10/9
5位
16m90 NR
10/10
5位
51m48
10/12
3位
62m18
10/12
6位
57m23
10/7
7位
53m72
10/7
4位
1:36:08
10/7,8 5位
5549
14"20(+1.0),1m68,11m48,25"60(-0.5)
5m47(+0.2),46m66,2'20"11
10/12
2位
2:34:44
10/12
3位
2:37:48
10/12
4位
44"59
石田,新井,鈴木,坂上
10/12
4位
3'33"23
杉森,柿沼,木田,吉田
第14回アジア陸上競技選手権大会競技成績(2002.8.9-8.12 Colombo/Sri Lanka)
男子
種目
氏名
所属
予選
順位
記録
準決勝 順位
記録
100m
菅野 優太
千葉・日本大学
8/9
1組2位 10"55(???)
8/10
1組2位 10"77(???)
土江 寛裕
千葉・富士通
8/9
2組2位 10"64(???)
8/10
2組4位 10"76(???)
200m
伊藤 辰哉
千葉・富士通
8/11
1組4位 21"75(???)
8/11
1組4位 21"54 -2.0
大前 祐介
東京・早稲田大学
8/11
5組3位 21"78(???)
4x100mR
土江、菅野、伊藤、大前
8/9
1組2位 40"01
土江、菅野、伊藤、大前
400m
向井 裕紀弘 愛媛・日本大学
8/9
キャンセル
8/9
3組3位 48"20
松本 卓
静岡・スズキ
8/9
キャンセル
8/9
1組3位 47"70
4x400mR
8/11
キャンセル
松本、向井、千葉、河村
800m
鈴木 尚人
神奈川・東海大学
8/10
4組4位 1'52"58
8/11
1組7位 1'53"43
森 祥紀
埼玉・自衛隊体育学校
8/10
1組3位 1'54"10
8/11
2組3位 1'50"55
1500m
小林 哲也
新潟・福田組
8/10
2組2位 4'11"87
大森 輝和
高知・くろしお通信
8/10
1組3位 3'59"63
5000m
大森 輝和
高知・くろしお通信
村山 竜也
徳島・大塚製薬
3000mSC 村山 竜也
徳島・大塚製薬
110mH
櫻井 健一
千葉・ミキハウス
8/10
3組2位 14”42(-2.6)
内藤 真人
愛知・法政大学
8/10
2組2位 14"55(-1.9)
400mH
河村 英昭
静岡・スズキ
8/10
2組1位 50"92
千葉 佳裕
千葉・富士通
8/10
1組2位 51"58
HJ
内田 剛弘
島根・福岡大学
PV
澤野 大地
千葉・日本大学
LJ
森長 正樹
富山・ゴールドウイン
8/10
10位
7m48(???)
羽生 悟
愛知・小島プレス
6位
7m64(???)
TJ
石川 和義
長野・筑波大学
8/9
キャンセル
渡邉 容史
愛媛・筑波大学
8/9
キャンセル
SP
榊原 英裕
静岡・静岡陸協
DT
藤原 潤
三重・八千代工業
HT
室伏 広治
愛知・ミズノ
土井 宏昭
千葉・中京大学
JT
白岩 志朗
京都・紫郊クラブ
8/9
キャンセル
十種
石沢 雅俊
愛知・小島プレス
11"43,6m87,10m97,1m85,49"37,14"72,36m40,4m50,56m75,4'47"17
平田 卓朗
埼玉・日本体育大学
11"50,6m94,12m04,1m88,49"05,15"84,42m20,4m50,58m98,4'39"31
20kmW
藤野原 稔人 埼玉・三栄管理興業
吉澤 永一
長野・明治大学
女子
種目
100m
200m
氏名
所属
鈴木 亜弓
静岡・スズキ
松本 真理子 福島・福島大TC
信岡 沙希重 埼玉・ミズノ
草薙 絵梨子 秋田・仙台大学
4x100mR
400m
吉田 真希子
木田 真有
4x400mR
800m
松島 朋子
杉森 美保
1500m
川島 亜希子
那須川 瑞穂
5000m
川島 亜希子
那須川 瑞穂
100mH
金沢 イボンヌ
森本 明子
400mH
吉田 真希子
江口 幸子
HJ
太田 陽子
今井 美希
PV
近藤 高代
小野 真澄
LJ
池田 久美子
TJ
吉田 文代
SP
市岡 寿実
DT
伊藤 あいか
HT
鈴木 文
JT
植木 秀美
山本 晴美
七種
佐藤 さよ子
平戸 安紀子
20kmW
忠政 良子
予選
8/9
8/9
順位
1組6位
2組5位
記録
12"18(???)
12"14(???)
準決勝
8/11
8/11
福島・福島大TC
北海道・福島大学
愛知・UFJ銀行
京都・京セラ
愛知・UFJ銀行
千葉・積水化学
愛知・UFJ銀行
千葉・積水化学
群馬・群馬綜合ガードシステム
埼玉・さとえクラブ
福島・福島大TC
神奈川・横浜陸上クラブ
神奈川・ミキハウス
愛知・ミズノ
滋賀・長谷川体育施設
北海道・札幌陸協
宮城・福島大学
千葉・中央大学
東京・国士舘クラブ
高知・ヒロマツ
広島・チチヤス乳業
神奈川・筑波大学
長野・長野市陸協
茨城・日立土浦
長崎・筑波大学
群馬・登利平AC
8/11
8/11
1組1位
2組2位
2'09"25
2'11"51
8/10
8/10
8/10
8/10
1組2位
2組1位
1組2位
2組3位
13"77(???)
13"53(???)
59"21
59"22
8/9
8/9
順位
記録
2組3位 25"03 -2.0
3組4位 25"40 -2.6
松本、信岡、鈴木、草薙
1組2位 54"17
2組1位 54"17
杉森、木田、信岡、吉田
14"48,1m65,11m30,26"22,6m05,38m83,2'26"07
14"58,1m50,13m79,26"44,5m49,38m73,2'35"00
決勝
8/10
8/10
8/12
8/10
8/12
8/12
8/11
8/11
8/12
8/12
8/10
8/11
8/11
8/12
8/12
8/12
8/11
8/12
8/12
8/11
8/11
8/11
8/12
8/10
8/10
8/11
8/12
8/12
8/10
8/10
決勝
8/12
順位
6位
4位
7位
4位
3位
6位
5位
10位
12位
6位
7位
2位
4位
4位
1位
5位
7位
2位
9位
8位
8位
1位
2位
9位
4位
3位
2位
1位
8/10
8/10
8/10
8/12
8/12
8/12
8/11
8/11
8/12
8/12
8/11
8/11
8/12
8/12
8/10
8/10
8/10
8/10
8/10
8/11
8/12
8/9
8/9
順位
8位
5位
4位
5位
2位
6位
1位
4位
3位
2位
3位
1位
5位
3位
5位
6位
4位
5位
2位
5位
5位
3位
5位
5位
8/11
8/10
8/10
8/11
5位
6位
8位
3位
記録
10"75(-3.1)
10"62(-3.1)
21"54 -1.7
39"91
3'07"09
1'50"40
3'49"93
DNS
14'52"78
DNS
9'33"9
14"50 -2.9
14"54 -2.9
48"85
50"24
2m15
5m40
7m87 +1.8
7m75 +1.8
16m42 -0.5
15m32 -0.4
16m66
50m74
80m45 NCR
70m27
68m37
7169
7344
1:28:06
1:26:51
記録
25"13
45"74
54"67
54"69
3'38"29
2'07"85
2'03"59
4'21"01
4'19"27
15'44"08
16'24"63
13"40 -2.1
13"84 -2.1
57"04
59"53
1m75
1m80
4m05
4m20 NCR
6m32 +0.0
12m66 -2.4
16m12
47m04
54m19
辞退
48m73
5353
5030
1:42:43
第10回アジアジュニア選手権大会大会結果
男子
氏 名
1 相川
2 菅沢
3 高平
4 野田
5 三好
6 山口
7 中田
8 田子
9 本田
所 属
誠也
崇裕
慎士
浩之
陽久
有希
雄士
康宏
船橋市船橋高校
聖光学院高校
旭川大学高校
大社高校
東海大浦安高校
東海大
八王子高校
立命館大学
智之
コマツ電子金属
潤
祐二
崇之
恒彰
秀司
孝行
史拓
祐司
雄治
拓朗
健司
力也
忠司
翔馬
祐太朗
一喜
顕
新発田高校
筑波大学
姫路商
国士舘大学
比叡山高校
日本大学
順天堂大学
日本大学
福島大学
日本大学
脇町高校
日本大学
国士舘大学
順天堂大学
西海学園高校
中央大学
富山商船専高校
種目
100m
100m
月日
10/30
10/30
予選
順位 記録
1
2
10.74
10.77
月日
準決
順位 記録
11 大橋
12 小池
13 田中
14 吉岡
15 谷井
16 小林
17 宮内
18 千葉
19
20
21
22
23
24
25
26
森
藤川
猿山
大橋
長瀬
種本
山本
加野
所属
所 属
1 長島
夏子
2 栗本
佳世子 埼玉栄高校
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
竹本
丹野
大湊
木村
大浦
熊谷
金子
西井
西尾
渡辺
田中
志村
中原
池田
山崎
笠原
香織
麻美
慧
なつき
洋子
史子
紗織
奈保美
千沙
祐子
宏美
好美
ゆかり
愛
綾子
瑞世
壱岐高校
埼玉栄高校
郡山東高校
三条高校
新島学園高校
国士舘大学
敦賀高校
浜松商業高校
玉野光南高校
東京学芸大学
春日井南高校
早稲田大学
堀越高校
埼玉栄高校
松江西高
真岡女高校
添上高校
記録
2
2
10.73
10.78
10/31
10/31
3
5
10.83(-2.6)
10.93(-2.6)
200m
10/29
1
21.22
10/29
1
21.03
200m
400m
10/29
10/28
1
1
21.33(-0.1)
48.45
10/29
10/29
4
5
21.17
48.44
10/28
1
47.62
10/29
1
47.11
10/31
4
3.55.20
10/28
10/28
1
2
14.39.02
14.41.08
400m
800m
1500m
10/28
3
備考
1.56.75 (落選)
5000m
5000m
10/30
1
30.07.06
110mH
10/30
2
14.61
10/31
5
14.74(-0.5)
110mH
400mH
400mH
10/30
10/29
10/29
3
2
1
14.28
52.92
53.31
10/31
10/30
10/30
4
2
1
14.63(-0.5)
51.56
51.43
3000mSC
10/29
2
8.53.61
10000W
10/31
-
失格
10000W
走高跳
10/31
10/30
1
5
42.00.53
2m15
大会新
自己タイ
走高跳
棒高跳
走幅跳
走幅跳
10/30
10/30
10/29
10/29
4
3
5
17
2m15
5m10
7m50
6m61
自己タイ
砲丸投
ハンマー投
やり投
10/28
10/31
10/28
5
5
5
17m71
63m94
69m11
*日本ジュニア最高
*日本ジュニア最高
2
2
1
1
73m93
7076
39.30
3.07.51
やり投
十種競技
4x100mR
4x400mR
10/28
11.35-7.01-11.99-1.81-49.10-15.23-36.15-4.00-55.65-4.40.37 10/28-29
松永ー野田 ー高平ー相川 予選1位 39.57 決勝 同左メンバー
10/28
山口ー野田 ー高平ー中田
10/31
女子
氏名
決勝
順位
10/30
10/30
10000m
10 渡辺
月日
種目
100
200
月日
10/30
100
200
400
400
10/30
予選
順位 記録
2 12.13
2
12.35
月日
10/30
10/29
10/30
10/29
10/28
10/28
10/28
準決
順位 記録
2 12.09
1 24.67(+0)
4
3
2
2
2
12.32
25.03(+0.8)
55.40
55.10
2.11.13
800,
10000W
10000W
4
100H
10/30
2 14.25(+0.2)
100H
10/30
2 14.19(+0.3)
400H
400H
走高跳
棒高跳
走幅跳
走幅跳
ハンマー投
やり投
七種競技
14.55-1.63-10.89-25.04-5.73-30.94-2.34.73
4x100mR
決勝 金子ー長島ー熊谷ー栗本 4x400mR
決勝 竹本−丹野−西尾−長島 月日
10/31
10/29
10/31
10/29
10/29
10/29
10/30
10/29
10/29
10/31
10/31
10/30
10/30
10/30
10/29
10/28
10/28
10/28
10/29
10/30-31
10/28
10/27
決勝
順位
記録
4 12.39(-1.8)
3 24.63(-0.5)
6
6
6
2
4
1
2
2
3
4
3
2
4
6
4
4
3
2
3
3
12.65(-1.8)
24.90(-0.5)
55.82
54.72
2.09.60
49.03.38
49.08.08
13.97(+1.0)
14.17(+1.0)
1.01.84
1.00.66
1m76
3m30
5m96
6m06
50m66
48m75
5041
46.54
3.44.48
*日本ジュニア最高
アジア/日本J新
備考
自己タイ
* 金メダル 9 銀メダル 10 銅メダル 8
*男子 砲丸投、 ハンマー投、十種競技は投てき物の重量が変更になった為、2002年末までの最高記録として今回の記録をジュニア最高記録とした。 2003年1月1日をもってジュニア記録として認定される。
5. 陸上競技に関する競技規則および競技者規定を制定すること
<競技運営委員会>
○ 本連盟の主催・共催競技会における審判上、競技運営上の問題点の検討
主に競技運営委員会審判部の委員が派遣役員として参加した競技会での審判上、競技運営上の
問題点について検討した。具体的には日本グランプリシリーズ、全国高校総体、国体、日本選
手権、ジュニアオリンピック、各種マラソン大会、駅伝大会などで発生した問題点について、
その発生要因の分析、処置の方法、予防策などを検討し、必要に応じて専務理事への具申ある
いは各加盟団体への回答を行った。全国的に周知してもらう必要性のあるものについて、全国
審判委員長・部長会議に報告した。
○ 日本陸連競技規則改正の検討
IAAF 評議員会おいて、緊急提案された競技規則の修改正について国内の対応を検討した。
<法制委員会>
○ 競技会における広告および展示物に関する規則の見直し
昨今、テレビ業界のデジタル化が進むなかで、広告宣伝の場としてスポーツ大会が更に重要視さ
れるであろうことは明らかであり、一方では競技運営の高度化に伴い大会開催のための経済的バ
ックアップが、なお一層要求されることも窺える状況である。
双方のニーズに合法的に、しかも迅速に対応して、ひいては 21 世紀構想の柱であるところの
競技会の活性化に寄与すべく「競技会における広告および展示物に関する規則」について、見直
し作業を行った。具体的には
・国際陸連憲章第 18 条ならびに関連規則の確認
・「競技会における広告および展示物に関する国内適用規則」の策定。
を行い、平成 15 年 3 月の理事会に提案し承認を得た。なお、国内適用規則の立案にあたり、大
手広告代理店(電通および博報堂)の実務担当者の意見も聴取した。国際陸連規則については、
内容の確認と同時に 2002 年度本連盟ルールブック掲載の同条和文を部分的に修正、国際委員会
の協力を得て完成させた。国内適用規則については、国際陸連規則各条項との整合性を念頭に置
きつつ、従来通りわが国の国内法優先を継承するとともに、昨今の情勢を考慮し、国内適用しな
いものを明確にし、国内独自のものを加えて新たに作成した。
本委員会の素案をもとに関係者による検討会議を 12 月 25 日、1 月 30 日および 2 月に 7 日に
行った。
今回の見直しで内容を変更したもの。(国内適用版)
【商品名の表示について】
・アルコール製品はアルコール含有量が 20%までのものについて認めてきたが、含有量の制限
はおかないことにした。
・広告幕や広告ボードは、大会の規模に応じてエキストラ料金を決めており、ゼッケン広告では、
陸連、学連、実業団連合が主催する大会に限定して、さらにカテゴリーごとにエキストラ料
率が設定されていた。
今回の見直しでは、商品名の表示を希望する場合は、事前に本連盟に申請してもらって、審査の
うえ、本連盟が認めたものに限って表示を許可し、料金のエキストラ体系は削除した。
【競技場内での電光掲示板による広告表示】
・スポンサーの意向をふまえ、音声を伴う場合は、その日の競技開始前と終了後とするが、音な
しであれば、競技中でも、認めることとした。
【競技者が着用する衣類】
・国際陸連はクラブ名などは右胸、メーカーロゴは左胸につけるように場所まで限定しているが、
本連盟は国内大会で着用するものについては、既に理事会で承認している内容を継続すること
とした。
19
6. 陸上競技に関する審判員の養成およびその資格を認定すること。
<競技運営委員会>
○ 審判講習会講師派遣
審判講習会講師(実技研修会を含む)の派遣依頼があった加盟団体と派遣した講師は以下のよ
うであった。
千 葉 3/31(吉儀宏・藤崎明)
長 野 4/7(阿保雅行・鎌倉光男)
新 潟 4/14(鈴木一弘・斎藤真一)
石 川(日本選手権リハーサル)5/5・6 5/24・25 (藤田・鈴木・神尾・黒澤・野崎)
高 知 5/17∼19(宮田英明・鎌倉) 10/5・6(波多腰達明・鎌倉)
島 根 7/13・14 吉儀・鎌倉・藤崎
○ 委員の海外への派遣
第 11 回世界ハーフマラソン選手権大会(ブリュッセル) 2002/5/5
吉儀 宏(ICRO)
第 14 回アジア陸上競技選手権大会(コロンボ) 2002/8/6∼8/14
阿保 雅行
第 14 回アジア競技大会(釜山)
2002/10/4∼10/15
阿保 雅行(ATO)
IAAF主催「写真判定員セミナー」(北京)
2002/5/28∼30
岩崎 義治
○ 競歩審判員講師養成研修会
12 月 6 日(金)∼8 日(日)日本エアロビクスセンター(千葉県長柄郡長柄町)にて開催した。
競歩審判員を対象としたものでは 2 年ぶり 3 回目の開催であった。しかし今回は「講師養成」
と題し、期間も 2 泊 3 日として各地域で研修会を開催する際の講師を養成することを主眼にし
たハイレベルセミナーとした。この研修会の趣旨は当然、公認審判員制度改定に基づくもので
あり、研修の下記のテーマで行った。
① 理論研修(競歩審判ハンドブック 2003 解説/競技会で撮影したビデオによる歩型の判
定法/競技会運営の事例/競歩審判員および参加者対象のアンケート調査結果/競歩
審判員とルール/歴史/国際競技会)
② 実技研修(判定および競技会運営)
③ 研究協議
④ テスト(実技・理論)
○ 全国審判委員長・部長会議
2 月 15 日(土)∼16 日(日)に東京シティエアターミナル(箱崎)において実施した。
ここ 2∼3 年の会議の反省から 2 日間の開催とした。例年と変更した点は、会議の場で全国の審
判委員長・部長が協議してルール変更の原案を審議したということである。
会議の議題は ①陸連主催競技会/国際競技会における問題事例の報告
②S級公認審判員昇格審査の報告
③競技規則の修改正案の検討
④今後の公認審判員制度の方向性説明
⑤本年度の競技会で起こった問題事例の検討
であった。
○ 情報処理システムについての研修
全国高等学校総合体育大会において、情報処理新システムの研修を行った。また全国高校駅伝に
おいて、情報システムの確認を行った。
20
7. 陸上競技場の施設設備および陸上競技に要する器具の検定
ならびにそれを公認すること
○ 検定・審査部の効率的な取り組みと制度の確立
制度としては平成 13 年度より各都道府県に 1 名の検定員を置き、検定時の派遣人員にも新基準
を設け検定員、技術役員の活動の活性化を図り、有機的な活動が展開されるようになった。ま
た、報告の処理方法などについても効率的なものを模索して活動を始めたが、未だ軌道に乗る
ところまでは到達していない。今後更に検討を重ね、効率的な方法を確立したい。
○ 競技場、長距離競走(歩)路、及び用器具の公認
毎週水曜日を定例部会と定め、陸上競技場、長距離競走(歩)路、及び用器具の公認に関する
事項について 34 回の部会を開催した。
・ 競技場、長距離競走(歩)路、用器具の検定及び審査
第 1 種(10 件・・新設 1 件を含む)
第 2 種(23 件・・新設 1 件を含む)
第 3 種(57 件・・新設 7 件を含む)
第 4 種(17 件・・新設 2 件を含む)
第 5 種(26 件・・新設 3 件を含む)
投てき場(2 件)
室内棒高跳(4 件)
アリーナ(2 件) 100km コース(1 件)50km コース(2 件)
マラソンコース(20 件・・新設 2 件を含む)
ハーフマラソンコース(33 件・・新設 7 件を含む)
30km コース(4 件)
20km コース(2 件) 10 マイルコース(1 件)
10km コース(6 件・・新設 1 件を含む)
用器具検定(54 件)
指導(51 件・・現地・図面・礎石・角石)
☆昇格・・2 件【3 種→2 種】
☆降格・・7 件【1 種→2 種(1 件) 2 種→3 種(4 件) 3 種→4 種(2 件)】
☆廃止・・37 件【陸上競技場(19 件) 長距離競走路(18 件)】
競技場の第2種から第 3種への降格が4件と多いのは写真判定装置を含む維持管理に難色を
示す自治体が多くなってきている現状であり、競技場公認の廃止も昨年より 10 件増えてい
る。また長距離競走路の一部変更が 12 件もあったことは道路事情の悪化によるコース変更
の指導によるものであり、更に公認コースの廃止が昨年より 11 件も増えてきたことは今後
の大きな課題であり、解決策の検討に取り組む必要がある。
○ 全国検定員会議の開催
期日:平成 15 年 3 月 21 日・22 日
場所:すみだ産業会館会議室・私学事業団総合運動場陸上競技場
内容:
①競技規則の修改正
②検定員制度について
③検定要項及び距離計算の基本問題
④競技場指導のポイント
⑤IAAF の動向
⑥道路競技と長距離競走路の計測
⑦書類の記入に関する注意事項
⑧競技場検定の実技
⑨検定業務に対する課題及び問題点・提案事項
○ IAAF 認証制度の把握と日本陸連としての取扱に関する検討
IAAF の動きが大変不安定でその取り組みに苦慮している。一方的な規則改正が示されたかと思
うと実施時期の延期、企画や内容の変更が出てくる。また内容の照会についてもはっきしりた
回答がなく取り組みに支障をきたしている。障害物競走の水濠問題で失敗をしているので今後
も慎重に対処したいと思っている。
また競技運営委員会が日本でも道路競技の記録公認を IAAF の基準に準ずるとの方向を出した
為、国内での問題点についてその対応に苦慮している。IAAF に対して日本陸連の主張をどのよ
うに反映させるべきか、真剣な取り組みが要求される。
21
・
①
②
③
海外情報の収集
IAAF のルール変更への対応
長距離競走(歩)路の自転車計測に関する事項の確認と現状
海外の用器具の認証内容
○ 施設用器具の研究・開発の推進(施設用器具に関する アンケートの実施)
21 世紀構想の推進として、
「施設・用器具の研究開発」をテーマに研究開発部としてその取り組
みを進めてきたが、関係者へのアンケートの分析が終わり、「施設・用器具の研究開発に向けた
調査報告書」をまとめた。今後は研究開発の抽出と具現化の方策への取り組みを進めたい。
・ アンケートについて
2 回の部会を開催し、部員に手分けをして平成 14 年 1 月∼2 月に行ったアンケートの分析と編
集をし、報告書を作成した。これにより、研究開発する課題、項目の方向性を確認した。
1. アンケートの分析と編集
(1) 報告書の作り方
① できる限り図を挿入し、わかりやすくする
② 回答者ごとでなく質問内容によりまとめる
③ 手分けして意見をまとめる
(2) 報告書
① 報告書(50 部)、参考資料(50 部)、概要版(200 部)
② 理事会にて概要版を配布
各加盟団体理事長・専務理事に概要版を送付。
専門委員長に概要版と意見集計を委員長会議にて情報提供。
検定員に検定員会議(聴講業者含む)にて概要版を配布。
(3) 分析
① 全体の回収率は 60.3%で審判部長、競技者、競技場所有者の回収率が高く、関心
の高さが伺えた。しかし、専門委員長、加盟団体の理事長・専務理事、強化、普
及の担当者、検定員の回収率が低く残念であった。
② 競技場の利用頻度は 49 日程度/年、都道府県選手権では参加者は 1000 人以下が
半数となっていた。
③ 観客席を近づけると競技会が盛り上がるとの意見が多くあるが、少数意見として
競技に集中できないなどの意見があった。また観客席から競技が見にくいものと
して、囲いのほかテントや審判員もあげられている。
④ 壊れやすいよう器具、改良したら良い用器具が浮かび上がり、例えば、ピストル、
写真判定機、スターティングブロック、囲いなど
⑤ 施設と競技の関係では、「全天候舗装材と競技のしやすさ」では、どれでも同じ
が半数を占め、エンボス仕上げが 40%を超え、トッピングが 10%となっている。
「ブルー走路での競技のしやすさ」では 75%がどちらともいえないとの結果にな
っている。また、「競技者が初めて経験する競技場で重視する行動」では、召集
場の位置は男子、女子とも重視する傾向があり、この他男子では走路の硬さ、競
技場の風向きを重視し、女子ではトイレの位置を重視する傾向が見られる。
⑥ 良い競技場とするための改善点について、幅広く意見をもらった。
⑦ フィールド内の芝生について、利用上の制限や管理する上での課題・問題点が非
常に多くあげられた。
2. 今後の進め方
・ 研究開発の抽出と具現化の方策
① 調査結果からの競技場、器具の開発方向が見えている。できるものの身近な内容
から開発項目を整理する。
② 業者との開発に於いてトラブルが起きないように事前に取り決めをする
22
8. 陸上競技の日本記録を公認すること
および日本における世界記録の公認を申請すること。
<競技運営委員会>
○ 日本記録の承認
平成 14年度の日本記録、日本最高記録、室内日本記録、ジュニア日本記録公認記録の申請は
下記の通りである。又、日本記録の規則第 240 条道路競技におけるスタートとフィニッシュ地点
間の距離と標高の減少差を IAAF 同様にした。それは日本の競技者が世界最高記録達成の可能性が
十分あるということからである。実際、
「熊日30キロ」ロードレースにおいて世界最高記録が誕
生した。又、第 261 条も IAAF にならって修改正を行なった。
≪平成 14 年度達成記録≫
日本記録:29 記録〈16 種目〉
男子 4 記録〈3 種目〉 女子 25 記録〈13 種目〉
日本タイ記録:1 記録〈1 種目〉
女子 1 記録〈1 種目〉
日本最高記録:1 記録〈1 種目〉
男子 1 記録〈1 種目〉
室内日本記録:5 記録〈4 種目〉
男子 1 記録〈1 種目〉 女子 4 記録〈3 種目〉
ジュニア日本記録:14 記録〈12 種目〉
男子 9 記録〈9 種目〉 女子 5 記録〈3 種目〉
ジュニアタイ記録:1記録〈1種目〉
女子 1 記録〈1 種目〉
23
福岡・西鉄
有隅 剛志
田村 育子
田村 育子
田村 育子
早狩 実紀
4.10.39
4.34.81
4.35.44
1マイル
〃
早狩 実紀
福士 加代子 京都・ワコール
8.44.40
3000m
5000m
福士 加代子 京都・ワコール
渋井 陽子
15.02.08
30.48.89
〃
吉田 真希子 福島・福島大TC
56.82
3000m障害物 10.23.35
東京・テレビ朝日
吉田 真希子 福島・福島大TC
56.69
〃
〃
吉松 久恵
吉田 真希子 福島・福島大TC
56.68
400mハードル
7/12
7/20
10/12
7/5
7/6
6/15
6/15
6/15
6/23
6/19
6/19
11/2
6/9
9/16
10/8
東京・三井住友海上 5/3
福士 加代子 京都・ワコール
14.55.21
10000m
福士 加代子 京都・ワコール
14.55.19
〃
兵庫・KIコーポレーション
川島 亜希子 愛知・UFJ銀行
5.53.70
〃
4.37.22
兵庫・KIコーポレーション
京都・グローバリー
京都・グローバリー
京都・グローバリー
京都・京セラ
2000m
〃
2.41.54
杉森 美保
6/23
神奈川・日本体育大AC
7/21
徳島・大塚製薬
今井 功記
小林 史明
徳島・大塚製薬
高橋 圭太
2.41.08
5.71
東京・ヤクルト
星野 寛
横浜・横浜国際
釜山(韓国)
バロアルト(アメリカ)
ローマ(イタリア)
フーズデンゾルダル(ベルギー)
釜山(韓国)
パリ(フランス)
平塚・平塚
尼崎・尼崎
尼崎・尼崎
尼崎・尼崎
小田原・城山
横浜・日体大健志台
横浜・日体大健志台
市原・臨海
小田原・城山
レディース陸上
東京・国立霞ヶ丘
日本学生種目別選手権金沢・西部緑地
スーパー陸上
アジア大会
カーディナル招待
ゴールデンガラ
ナハト・ファン・アスレティック
アジア大会
パリゴールデンリーグ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
市原市ナイター
実業団学生対抗
森 千夏
森 千夏
16.80
16.29
花岡 麻帆
小野 真澄
朝原 宣治
高岡 寿成
小野 真澄
綾 真澄
綾 真澄
〃
6.39
4.30
5.75
2:06.16.
4.20
66.23
66.27
森 千夏
豊永 陽子
16.87
森 千夏
16.90
森 千夏
17.39
16.93
近藤 高代
松島 朋子
4.20
砲丸投
走幅跳
棒高跳
≪女子≫
50m
≪男子≫
室内日本記録
マラソン
≪男子≫
日本最高記録
棒高跳
≪女子≫
日本タイ記録
〃
ハンマー投
〃
〃
〃
砲丸投
棒高跳
山口 由香
北村 智子
小玉 百代
実業団選抜
山口・日本大
蔭谷 将良
実業団
千葉・筑波大
所属
月日
6/23
6/23
7/21
10/9
10/9
11/3
6/7
2/24
10/13
8/10
東京・国士舘大
東京・国士舘大
2/23
3/3
千葉・Office24
2/23
北海道・ミキハウス 3/3
大阪・大阪ガス
山口・カネボウ
北海道・札幌陸協
香川・グローバリー 5/12
香川・グローバリー 5/25
東京・国士舘大
徳島・徳島健祥会
東京・国士舘大
東京・国士舘大
長谷川体育施設
愛知・UFJ銀行
大阪・関西電力
愛知・小島プレス工業
秋田・VICスポーツクラブ
東京・東京学芸大
滋賀・立命館大
遠藤 瑠美子 東京・中央大
宮崎 千聖
京都・京都産業大
8.45.80
氏名
学生選抜
三宅 浩之
4x800mリレー
記録
8.43.48
西村 美樹
1500m
1000m
≪女子≫
棒高跳
4x1500mリレー15.20.58
種目
4x800mリレー
澤田 佳恵
小田原・城山
仙台・宮城
場所
島根・順天堂大
実業団学生対抗
東北学生対校
競技会名
水内 賢司
6/23
5/17
月日
石川・京都産業大
宮城・岩手大
所属
場所
金沢・西部緑地
小田原・城山
小田原・城山
日・中対抗室内
中・日対抗室内
日・中対抗室内
中・日対抗室内
国際室内
シカゴマラソン
アジア選手権
中部実業団対抗
土曜記録会
南部忠平記念
アジア大会
アジア大会
横浜・横浜アリーナ
天津(中国)
横浜・横浜アリーナ
天津(中国)
リービン(フランス)
シカゴ(アメリカ合衆国)
コロンボ(スリランカ)
岐阜・長良川
豊田・中京大梅村
札幌・札幌円山
釜山(韓国)
釜山(韓国)
浜松中日カーニバル 浜松・四ツ池
日本選手権
実業団・学生対抗
実業団・学生対抗
競技会名
2003年 1月 1日 現在
坂下 智一
学生
4x1500mリレー15.19.33
氏名
吾妻 武昭
記録
10000m競歩 39.27.89
≪男子≫
種目
日本記録
2002年に生まれた各新記録
山崎 勇喜
40.56.5
10000m競歩
千葉・市立船橋
相川 誠也
笠原 瑞世
5384
≪女子≫
走幅跳
奈良・添上高
6/22-23
6/29
6.43
桝見 咲智子 香川・英明高
6/1
走幅跳=5.68(+0.8) やり投=32.59 800m=2.24.54
ジュニア日本タイ記録
七種競技 埼玉・熊谷女子高
東京・国立霞ヶ丘
近畿高校
香川県高校
丸亀・丸亀
奈良・鴻池
日本ジュニア選手権 福岡・博多の森
世界ジュニア選手権 キングストン(ジャマイカ)
レディース陸上
新潟県選手権
新潟・新潟
アジアジュニア選手権バンコク(タイ)
アジアジュニア選手権バンコク(タイ)
日体大フィールド記録会 横浜・日体大健志台
アジアジュニア選手権バンコク(タイ)
世界ジュニア選手権 キングストン(ジャマイカ)
100mH=14.14(+1.2) 走高跳=1.67 砲丸投=11.59 200m=24.46(+3.9)
三村 芙実
46.02.58
〃
7/18
11/2
埼玉・熊谷女子高
前野 希代子 愛知・東京学芸大
三村 芙実
10.58.92
7/21
新潟・新潟第一高
久保 香里
東京・駒沢公園
尼崎・尼崎
横浜・日体大健志台
アジアジュニア選手権バンコク(タイ)
四大学対校
ミドルディスタンスチャレンジ
ミドルディスタンスチャレンジ
100-走幅跳-砲丸投-走高跳-400;100H-円盤投-棒高跳-やり投-1500
10000m競歩 46.01.51
〃
10/31
11/4
富山・富山商船高専 10/28-29
大分・順天堂大
広島・中央大
10/28
7/21
10/28
4/20
6/15
6/19
11.35-7.01-11.99-1.81-49.01;15.23-36.15-4.00-55.65-4.40.37
3000m障害物 11.20.82
≪女子≫
十種競技
加野 顕
長瀬 翔馬
ハンマー投(6kg)
63.94
7076
山本 一喜
福島・国士舘大
兵庫・筑波大
井上 洋佑
円盤投(1.75kg)
48.92
砲丸投(6kg)
大橋 忠司
京都・東海大
山口 有希
酒井 大介 石川・関西学院大
山内 富士夫 京都・京都産業大
日本
北海道・旭川大高
高平 慎士
17.71
4x400mリレー3.05.80
三重・中央大
富山・順天堂大
鳥取・立命館大
鳥取・立命館大
野田 浩之 島根・大社高
松永 康孝
日本
田子 康宏
4.02.43
1マイル
4x100mリレー 39.30
田子 康宏
2.24.21
1000m
≪男子≫
ジュニア日本記録
9. 国際陸上競技連盟に対して日本の陸上競技界を代表して加盟すること。
<国際委員会>
○ 2007 年世界陸上競技選手権大会の誘致
本年度は大きな事業として、昨年 11 月にモナコで開催された国際陸連カウンシル会議で誘致
決定した、2007 年開催の第 14 回世界陸上競技選手権大阪大会のプレゼンテーションまでの作
業が例年の活動から大きく追加されたものであった。下記の日程で打ち合わせ・作業を行った。
■ 世界陸上誘致日程
月日
内 容
場 所
2 月 20 日(水) 電通打合せ
陸連事務局
3 月 19 日(火) 電通打合せ
陸連事務局
3 月 27 日(水) 理事会
岸記念体育館
3 月 28 日(木) 評議員会
岸記念体育館
4 月 04 日(木) 日本陸連打合せ
陸連事務局
4 月 23 日(火) 日本陸連打合せ
陸連事務局
4 月 25 日(木) 拡大幹部会議(主な内容)
渋谷東武ホテル
(1)世界選手権大会の位置付けについて、(2) 2007 年世界陸上開催地募集について、
(3)ワールドアスレチックシリーズのルールについて、
(4) 2007 年世界陸上開催地の負担条件について、
(5) 2007 年日本開催についての経費試算、
(6) 1991 年世界陸上東京大会の決算収支報告書、
(7)世界陸上、各開催地の経費予算について、(8)日本国内開催候補地について
5 月 02 日(木) 電通打合せ(主な内容)
全日空東京ホテル
(1)世界陸上に対する電通としての姿勢の確認、
(2) 2007 年に日本が開催しないと次の可能性、(3)自治体の役割について、
(4)近年の IAAF の権利やマーケティングに関して、
(5)拡大幹部会での意見及び内容、
(6)立候補手続きについて、(7)日本陸連の臨時理事会までの方策
5 月 10 日(金) 拡大幹部会議
リーガロイヤルホテル大阪
5 月 13 日(月) 電通打合せ (主な内容)
ホテルサンルート新宿
(1)大会及び立候補についての内容説明、(2)経過説明、(3)今後の検討事項
5 月 15 日(水) IAAF申請書締切日(延期)
5 月 24 日(金) 電通打合せ(主な内容)
陸連事務局
(1)電通の現状、(2)放送権について、(3)開催地に関して、(4)実施経費に関して、
(5)覚書について、(6)今後の予定について
5 月 28 日(火) 大阪市と覚書の話し合い
大阪(櫻井専務)
5 月 29 日(水) 電通と予算(大会経費)の打合せ(主な内容)
スポーツマンクラブ
(1)電通役員と日本陸連幹部の挨拶について、(2)開催都市大阪市について、
(3)選手強化費について、(4)経費について、
(5)理事会評議員会決定後、記者発表について、
(6)決定後プレゼンの準備について、 (7)覚書について
5 月 31 日(金) 日本陸連打合せ(櫻井&平方)
陸連事務局
6 月 03 日(月) 電通森本本部長が日本陸連帖佐副会長へ挨拶 陸連事務局
6 月 05 日(水) 大阪市覚書押印
大阪市
6 月 10 日(月) IAAF申請書締切日理事会評議員会
金沢エクセルホテル東急
6 月 25 日(火) 大阪市に申請書を持っていく(櫻井専務)
6 月 29 日(土) 打合せ(主な内容)
福岡
26
予算書について・・・現在の「事業概算見積書」について
7 月 3 日(水)∼4 日(木) IAAFカンシル会議
パリ
7 月 5 日(土)∼6 日(日) IAAF提出予算の作成
京王プラザホテル札幌
7 月 09 日(火) 電通&大阪陸協&関係者打合せ
長居スタジアム
7 月 16 日(火)∼21 日(日) IAAFに対し申請書書き方の質問(主な内容) キングストン
(1)立候補地の競合について、(2)アプリケーション作成の留意点について、
(3)マーケティングの留意点について、(4)開催決定後の組織のスタートについて、
(5)決定後のセミナー類について
7 月 23 日(火)∼24 日(水)
申請書作成に当たり、会場の現地視察(主な内容)
(1)長居競技場関係、(2)ホテル、(3)今後の進め方
7 月 30 日(火) 大阪市打合せ
(1)事業予算について、(2)事業の運営について
8 月 05 日(月) 電通打合せ
陸連事務局
8 月 06 日(火) 外務省人物交流課と打合せ電通打合せ
外務省・電通
8 月 08 日(木) 『政府保証書依頼』を文部科学省におこなう 文部科学省
8 月 12 日(月) 電通とプレゼン関係書類について打合せ
電通
8 月 14 日(水) 打合せ
陸連事務局
8 月 20 日(火) 大阪市長申請書サイン
大阪市
(1)大阪市長申請書サイン受領、(2)申請書の最終確認、
(3) IAAF に提出・添付する予算書について
8 月 26 日(月) IAAF申請書作成作業
陸連事務局
8 月 30 日(金) IAAF会長に申請書を手渡す
モナコ
9 月 17 日(火) プレゼン冊子打合せ
陸連事務局
9 月 20 日(金) プレゼン冊子打合せ
陸連事務局
9 月 25 日(水) 大阪市消防局&警察&県教育委員会に挨拶
大阪市
9 月 30 日(月) プレゼン冊子打合せ
陸連事務局
(1)プレゼン冊子の打合せ、(2) IAAF 会長の大阪市訪問の状況(内容)の整理
10 月 4 日(金)∼6 日(日)IAAF会長来阪
大阪市
10 月 16 日(水) 河野会長打合せ
政治工学研究所
10 月 29 日(火) 大阪市關助役挨拶
陸連事務局
11 月 06 日(水) 森喜朗元総理大臣とプレゼン打合せプレゼンリハーサル
森事務所・岸記念体育館
11 月 15 日(金) IAAFカンシル会議にてプレゼン後決定 モナコ
12 月 12 日(木) 電通打合せ
陸連事務局
27
10. 陸上競技に関する機関紙および刊行物の発行。
<総務委員会>
○ 年史の編纂について
総務部において年史の編纂に関して検討する部会を開催した。
<広報委員会>
○ 機関誌「陸連時報」の編集、発行
本連盟の機関誌である「陸連時報」
(陸上競技マガジンに同封)の編集、発行作業を行った。年
12 回の発行を行った。
○ アジア大会日本選手団ガイドブックの作成、配布
アジア競技大会の日本代表選手男のガイドブックを作成し、配布した。
<科学委員会>
○ 「陸上競技の医科学サポート研究 REPORT 」の発行
本年度の活動報告書として「陸上競技の医科学サポート研究 REPORT, 第 2 巻 1 号」(A4 版 199
ページ)を 2003 年 3 月に発行し、関係者に配付した。内容(目次)は、以下の通りである。
1. 一流やり投げ選手の投てき動作(村上雅俊、伊藤章)、
2. 2002 スーパー陸上女子棒高跳び分析報告書(林忠男ほか 2 名)、
3. 南部記念陸上 200m分析報告書(林忠男ほか 2 名)、
4. 男子一流走幅跳選手の踏切動作の分析(小山宏之ほか 2 名)、
5. 女子一流走高跳競技者のバイオメカニクス的分析(奥山良樹ほか 2 名)、
6. 女子一流走三段跳選手の踏切動作の分析(小山宏之ほか 2 名)、
7. 2001スーパー陸上男子三段跳における世界一流選手と日本一流選手のキネマティクス的分
析(村木有也、阿江通良)、
8. 競技会における一流走幅跳選手および三段跳選手の助走速度分析(村木有也、阿江通良)、
9. 2002 年、第 16 回北海道マラソン上位入賞選手の脂質代謝、リスクについて(井本岳秋、
石井好二郎ほか 2 名)、
10. 静岡国際陸上の 200m走中のタイム分析(杉田正明、小林寛道)、
11. 日本選手権の 100m、200m走中のタイム分析(杉田正明、持田 尚ほか 3 名)、
12. 南部記念陸上 4×100mリレーのバトンパス分析(杉田正明、杉浦雄策ほか 5 名)、
13. 南部記念陸上 200mのタイム分析(杉田正明、杉浦雄策ほか 5 名)、
14. 2002 年茨城インターハイ・短距離種目(100、200m、400mリレー)のタイム分析(杉田
正明、加藤謙一ほか 3 名)、
15. 2002 年茨城インターハイにおける 100mレース中の速度変化(加藤謙一、渡邊 聡ほか 8
名)、
16. 2002 年アコムミドルディスタンスチャレンジ中距離レースにおける走速度、ストライドお
よびピッチの変化(榎本靖士、杉田正明ほか 1 名)、
17. 国立スポーツ科学センターでの女子短距離フォームチェック(深代千之、松尾彰文ほか 4
名)、
18. 釜山アジア大会短距離代表選手への栄養サポート活動(山田優香、杉浦克己)、
19. 2002 茨城インターハイ陸上競技選手の食生活調査(小田あずさ、酒井健介ほか 1 名)、
20. 資料編
2002 茨城インターハイ種目別分析データ(持田 尚、村木有也ほか 4 名)、
日本一流投てき選手の体力特性(ジュニアとシニアの比較)(若山章信、深代千之ほか 2 名)
<普及委員会>
○ 「小学生のための陸上競技の練習方法(その 2 )」の発行
28
テキストの項目だて、執筆者の依頼を行った後、編集し、2003 年 3 月末に 64 ページからなる
小学生陸上競技指導者向けのテキストを発行した。
○ 「陸上競技紀要第 1 6 巻」の発行
「陸連時報」2002 年 11 月号 225 ページに於いて、投稿規程を掲載した。その結果13 編の論文
が投稿され、編集委員会で査読した結果、12 編の論文と 1 編の研究報告資料を掲載した「紀要」
を 3 月末に発行した。
29
11. その他この法人の目的を達成するために必要な事業
<総務委員会>
○ 諸会議の準備と受付業務
理事会/評議員会の受付業務、部長会の書記と議事録作成、駅伝モニュメント除幕式の準備と
受付を行った。
○ 役職別在任期間の調査集計
課題事業の一つであった 《委託者・役職別在任期間調査集計表》 における、調査作成作業
は業務部挙げての鋭意・総力戦を重ねた。ルールブックに基づき西暦 1952 年∼2002 年までの
局長・本部長・委員長・室長・部長・主幹編として、上記調査対象期間内に役職委嘱された方々
の履歴を、調査致し種々活用して頂くべく一覧表に集約した。今後はさらなる充実を計り当連
盟の保存資料として、さらに精度の高い内容にと、主要ポスト等を加え肉付けを行う予定。
<医事委員会>
○ 地方における競技会での医事活動の充実
・医事委員会総会(5 月 11 日・大阪)
・4大主催競技会医務部長会議(5 月 11 日・大阪)
医事委員会総会と4大主催競技会医務部長会議を合同で 5 月 11 日に大阪リーガロイヤルホテル
で開催した(4大主催競技会は、日本選手権、日本ジュニア選手権、国体、インタハイである)。
全国で幅広く活動している医事委員会委員全員が揃う唯一の会議であり、委員の理解を深めるこ
とを目的に開催している。また、地方陸協における医務活動の整備、充実化のため、4大主催競
技会医務部長会議をあわせて行っている。
委員長が 1 年間の医事委員会活動報告を行い、次いで国際陸連医事委員会報告、アジア陸連医事
委員会報告、チームドクター報告、ドーピング関連報告、トレーナー関連報告があった。また、
4 大主催競技会医務部長より、競技会医務活動予定に関する報告を受けた。
討議として 2001 年 9 月に設立された日本アンチ・ドーピング機構のドーピング検査方式、陸連
21世紀構想における医事委員会の役割、各種医学的研究について行われた。
○ アンチ・ドーピング活動
競技会検査と競技外検査を実施した。
1.ドーピング検査実施数
競技会検査(予定検査)
31 競技会165 件 添付資料参照
世界記録(予定外検査)
1 競技会
2 件 (うち、血液検査を1件で実施)
アジア記録(予定外検査)
4 競技会 9 件
競技外検査 176件
合計 352件
2.検査結果報告
陸連ウェッブサイト http://www.rikuren.or.jp に掲載。
検査日、キット番号、検査結果を掲載し、競技者が自ら確認するシステムとした。
他の競技団体では、まだこのようなシステムを取り入れておらず、世界アンチ・ドー
ピング機構が構想中のアスリートパスポート制度の先取りである。
分析結果は352件すべて陰性であった。
ドーピング検査を受けた記録を競技者証に残すよう、競技者を啓発している。
競技会検査や競技外検査に持参した競技者は少なく、工夫が必要であった。
3.日本陸連による競技外検査(OOCT)実施数
1997 年度 122 件
30
1998 年度 202 件
1999 年度 122 件
2000 年度 153 件
2001 年度 142 件
2002 年度 176 件
4.陸連アンチドーピングライン
1997 年 6 月より薬物に対する質問をファックスにて受け、回答している。
利用は多くないが、多岐にわたる質問が寄せられた。
○ 国際競技会チームドクター派遣
国際競技大会名
チームドクター名
世界ジュニア選手権(キングストン、ジャマイカ) 野田晴彦
アジア選手権(コロンボ、スリランカ)
横江清司
アジア大会(プサン、韓国)
鈴木研一
アジアジュニア選手権(バンコク、タイ)
高畑武司
日中室内競技大会(天津、中国)
上田 忠
上記大会に帯同チームドクターを派遣した。国際大会で大きなデレゲーションの場合には、
トレーナーのみならず医師を派遣することが、強化サイドにも受け入れられるようになった。
帯同した委員より、チームドクター報告の提出を受けた。一部は、陸連ホームページに掲載
した。
国際競技会へ出場するような競技者の健康管理については、各チームの現場主義ではなく、
情報を医事委員会が共有しないと、競技会での充分なサポートは不可能である。2002 年度よ
り、国立スポーツ科学センタークリニックに依頼し、同センターで受けた健康診断情報を医
事委員会として活用できるようにした。
チームドクターマニュアルを作成した。2003 年度より活用する予定である。
○ 競技大会・マラソン大会における医療体制の整備について
1.市民マラソン大会レース中の突然死が多く見られたため、日本陸連として大会における医
事体制の整備と出場者に対する自己健康チェックを行う事を各陸協を通して、文書通達し
た。また、陸連ホームページにも掲載した。
2.医事体制の整備については、医務部未設置陸協に対して随時、設置の依頼を行った。
3.突然死の原因となる心室細動治療のため、半自動除細動器を設置することを、2003 年 3 月
の理事会、評議員会に提案した。各陸協に対して、購入のアンケート調査を行い、2003 年
5 月より設置を始める予定である。
4.安全な競技会運営の基礎データー集めとして、日本陸連競技会診療録の提出を依頼した。
原則は、陸協主管大会で都道府県選手権レベル以上の競技会で用いるが、残念ながら充分
活用されていない。国内競技会において、最低限準備すべき医薬品、医療用品、医療器具
のリストを作成し、各陸協が積極的に利用できるよう、陸上競技審判マニュアル 2001-2004
に掲載したが、十分に活用されなかった。
5.日本陸連主催大会では特記すべき傷害を認めなかった。
○ トレーナー活動の充実化
トレーナー部総会(6 月・東京)
トレーナー部委員会(年 4 回)
国内・国際競技会チームトレーナー派遣
国内・海外合宿トレーナー派遣
トレーナー研修会(11 月・東京)
トレーナーセミナー(3 月・東京)
31
トレーナー部会総会 医事部総会と同日の午前に開催した。
トレーナー部会
定期的(3 ヶ月毎)に開催した。
○ トレーナー派遣について
国際大会へのトレーナー派遣は A 級の中からシニア担当とジュニア担当に分けて強化担当トレ
ーナーを任命し、下記の大会にトレーナーを派遣した。
アジア釜山大会
大井和夫、曽我武史、下山田陽子
(A 級 強化担当)
アジア選手権
曽我武史、後藤勤(A 級 強化担当)
世界ジュニア
増田雄一(委員)
アジアジュニア
後藤勤、鈴木智子(A 級 強化担当)
○ 国体での都道府県チームトレーナー帯同調査の実施
高知国体で都道府県における医事部の設置および国体でのチームトレーナーの帯同状況を期
間中にアンケートを実施
<マーケティング委員会>
○ エコゼッケンの推奨
ここ数年、国民の環境問題に関する意識は急速に高まりつつあり、JOCでもスポーツ環境委員会
(委員長:水野正人)が設立されるなど、スポーツ競技団体として環境問題に取り組む姿勢が
必要になってきている。
(株)アクティブライフ社より廃棄ペットボトルを再利用したナンバーカード「エコナンバ
ーカード」について、本連盟より推奨して欲しいとの提案があり、マーケティング委員会で検
討した結果、①陸連が環境問題に取り組むという姿勢を示すことができる、②1 枚あたりの単
価が従来の布製の物より安価である、③本連盟、加盟団体に推奨に対する推薦料が入金される、
ことからマーケティング委員会としてアクティブライフ社の申し出を採用した。
本連盟、加盟団体が「エコナンバーカード」を推奨することで、各大会で「エコナンバーカー
ド」が採用された場合、推薦料として本連盟に 5 円/枚、主催・主管した加盟団体に10円/
枚が入金される(「エコナンバーカード」の価格は55円/枚)システムを構築した。
○ 第 2 ロゴマーク、第 2 エンブレム、マスコットマークの設定
現在の本連盟のロゴマークは日本国旗にNRRの文字を組み合わせたものであるが、歴史的重み
を感じさせる一方で、古臭い・堅苦しいといった印象があるという意見があり、また本連盟英
語表記の略称(JAAF)が組み込まれていないので海外に対するアピール度が弱いなどの意見が
あった。
そこで、旧来のロゴマークは正式ロゴマークとして使用し、さらに本連盟を内外に広くアピ
ールし、陸上競技低年齢者に対してもより広く普及していくために第 2 ロゴマーク、およびマ
スコットキャラクターを設定した。本連盟関係会社に打診したところ、ミズノ(株)より案を
提示いただき、さらにそれをマーケティング委員会にて修正し理事会にて承認を受け、採用し
た。
<広報委員会>
○ 「倫理に関するガイドライン」の作成と周知
昨今競技者、コーチを取り巻く環境の中でセクシャルハラスメントなどの倫理に関する問題が
クローズアップされているので、倫理に関するガイドラインを作成し、周知した。
<女性委員会>
○ 全国の女性競技者・女性役員の普及
・地域代表女性委員会議
32
第 1 回(平成 14 年 6 月 1 日)
全国女性委員会議 議題検討
第 20 回レディース陸上競技大会進行状況について
その他
第 2 回(平成 15 年 2 月 1 日)
平成 14 年女性委員会活動報告
平成 14 年地域女性委員活動報告
第 20 回レディース陸上競技大会報告
平成 15 年度女性委員会活動計画(案)
平成 15 年度女性委員会予算(案)
第 21 回レディース陸上競技大会の方針について
その他
・平成 14 年度全国女性委員会議
日時:平成 14 年 7 月 13・14 日
場所:7 月 13 日:国立競技場会議室、14 日:日本青年館 6F グリーティングルーム
参加者:41 都道府県 43 名
内容:1 日目
挨拶:柿田総務委員長
挨拶及び本年度活動計画
山崎女性委員長
1. 女性委員会の目的・活動・組織構成
2. 3000mSC 講習会、記録会について
3. 第 20 回レディース陸上競技大会について
4. その他女子新種目記録会・講習会について
5. 女性委員会ホームページについて
講義:「21 世紀構想における女性の役割」
日本陸連理事・21 世紀構想推進室長
佐々木秀幸
都道府県陸協活動報告
高知陸上競技協会 西内久美子
「強化部長に就任して」
長崎陸上競技協会 福島綾子
「女子部設立の経緯」
熊本陸上競技協会 大和田智子
「熊本・第 1 回レディース陸上競技大会を開催して」
地域代表女性委員活動報告
関東:東 汐美、北陸:青海フサ子、東海:土屋洋子、近畿:中筋道子
中国:竹林幸江、四国:西内久美子、九州;羽田野明美
2 日目
講演「これから大きく変わる女性とスポーツ」
NPO 法人ジュース理事長 小笠原悦子
・女性スポーツの歴史
・第 1 回世界女性スポーツ会議
・ブライトン宣言
・世界の女性スポーツ会議
・これからの女性スポーツ
・女性の可能性はまだ未開発
・第 4 回世界女性スポーツ会議(熊本)
・日本の動き
・女性スポーツ参加促進及び参加支援システム構築への提言
33
Fly UP