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平成28年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱

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平成28年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱
平成28年春の全国交通安全運動埼玉県実施要綱
1 目的
本運動は、広く県民に交通安全思想の普及・浸透を図り、交通ルールの遵守と正しい交
通マナーの実践を習慣付けるとともに、県民自身による道路交通環境の改善に向けた取組
を推進することにより、交通事故防止の徹底を図ることを目的に実施します。
2 運動の進め方
推進機関・団体は、この要綱に基づき、相互に連携・協力し合って、それぞれの実情に
即した効果的な活動を行い、全ての県民の自主的な参加が得られるような県民運動として
展開します。
3 スローガン
人も車も自転車も 安心・安全 埼玉県
4 運動重点
(1) 運動の基本
子供と高齢者の交通事故防止
(2) 全国重点
○自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
○後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
○飲酒運転の根絶
(3) 埼玉県重点
子供と高齢者の自転車乗用中の交通事故防止
(4) 市町村重点
市町村の交通安全対策協議会等は、上記の重点のほか、地域の交通事故実態等に即し
て必要があるときは市町村重点を定めます。
5 運動期間
平成28年4月6日(水)から15日(金)までの10日間
6 統一行動日
4月 6日(水) 街頭広報の日
4月 8日(金) 飲酒運転根絶の日・交差点事故防止の日
4月10日(日) 交通事故死ゼロを目指す日
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7 主な推進事項
子供と高齢者の交通事故防止
子供とその保護者及び高齢者の交通安全意識の高揚を図るとともに、子供と高齢者に対
する保護意識を醸成する。
家庭では…
○「もしかして・とまる・みる・まつ・たしかめる」を合言葉に、子供に交通ルールや
マナーを守る態度を身に付けさせましょう。
○通学路を子供と一緒に歩くなど、具体的な場面で安全な通行方法を教えるとともに、
子供のお手本となる行動をとりましょう。
○高齢者に交通安全教室への参加を促すとともに、高齢者と交通安全について話し合う
機会を設けましょう。
○夕暮れ時や夜間に外出するときは、明るい色の衣服や反射材を身に着けるよう、声を
掛け合いましょう。
高齢者は…
○交通安全教室に積極的に参加し、交通ルール等を再確認しましょう。
○道路を横断するときや、交差点を通行するときは、
「相手が止まるだろう」などと優先
意識を持たず、自分の目でしっかり安全を確認しましょう。
○自己の運動能力や身体機能の変化を認識し、ゆとりを持って行動しましょう。
○体調が悪い時は、無理せず運転を控えましょう。
○70歳以上の運転者は、高齢運転者標識(高齢者マーク)を付けましょう。
自動車等の運転者は…
○子供や高齢者の行動の特徴を理解し、一時停止や徐行をするなど、思いやりのある運
転を心掛けましょう。
○学校等の周辺では、十分に速度を落として安全運転を徹底しましょう。
また、通学時間帯にスクールゾーンを通行することはやめましょう。
○高齢者マークを付けている自動車を見かけたら、その動きに注意し、思いやりのある
運転を心掛けましょう。
地域では…
○会合や行事の機会を活用し交通安全教室を行うなど、地域の交通安全意識を高揚しま
しょう。
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○地域住民を主体とした交通安全総点検を実施して地域内の交通危険箇所を把握し、そ
の解消に努めましょう。
学校等では…
○新入園児・児童等に交通ルールやマナーを習得させるように努めましょう。
○保護者を交えた交通安全総点検を実施し、通学路などの交通危険箇所を把握し、その
解消に努めましょう。
職場では…
朝礼や行事の機会を活用し、子供と高齢者に対する思いやりのある運転を指導しましょ
う。
自転車の安全利用の推進(特に、自転車安全利用五則の周知徹底)
「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づき、自転車利用者の交通安全
意識を高揚し、交通ルールの遵守とマナーの向上を促進することにより、自転車乗用中の
交通事故防止と自転車利用者による危険・迷惑行為を防止する。
家庭では…
○自転車も車両であることを認識し、交通ルールを守らない場合の危険性や、事故を起
こしたときの責任の重さなどについて話し合いましょう。
○幼児や児童が自転車を運転するときや、幼児や児童を自転車に乗せるときは、ヘルメ
ットを必ず着用させましょう。
○悪天候のときなどは、なるべく利用を控えるよう声を掛け合いましょう。
○自転車に反射材を付けるなど交通安全対策を講じるよう助言しましょう。
自転車の運転者は…
○車道が原則、歩道は例外です。車道では、左側端に寄って通行しましょう。
○路側帯を通行するときは、道路の左側部分に設けられた路側帯を通行し、歩行者優先
を遵守しましょう。
○やむを得ず歩道を走る場合は、歩行者優先を遵守し、車道寄りを徐行しましょう。
○交差点では信号を守り、一時停止・安全確認を必ず行いましょう。
○見通しの悪い交差点を通行するときは、徐行又は一時停止をして十分に左右の安全を
確認しましょう。
○飲酒運転・二人乗り・並進・傘差し・携帯電話やイヤホンの使用などの危険な運転は
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絶対にやめましょう。
○定期的に自転車の安全点検・整備を行いましょう。
○自転車が加害者となり、重い損害賠償責任を求められる事故が発生しています。賠償
責任保険に加入しましょう。
○夕暮れ時や夜間に自転車を利用するときは、明るい色の衣服や反射材を身に着け、必
ずライトを点灯しましょう。
○安全のために自転車を運転するときはヘルメットを着用しましょう。
自動車等の運転者は…
○自転車の行動の特徴を理解し、急な車道への飛び出しなどの危険を予測して運転しま
しょう。
○自転車を追い抜くときは、安全な間隔をあけるか、徐行しましょう。
○交差点では、左折時の巻き込み事故や、右折時の衝突事故を防ぐため、死角に自転車
がいるかもしれないと常に意識し、安全確認を必ず行いましょう。
○自転車も車道を通行します。路上駐車は、自転車の通行の妨げにもなりますのでやめ
ましょう。
職場では…
自転車利用者に対して、自転車の安全な利用について指導しましょう。
後部座席を含めた全ての座席のシートベルトとチャイルドシートの正しい着用の徹底
後部座席を含めた全ての座席におけるシートベルトとチャイルドシートの正しい着用を
徹底し、交通事故発生時における被害の防止・軽減を図る。
シートベルトは…
○運転者は、同乗者全員が正しくシートベルトを着用していることを確認しましょう。
○同乗者は、自動車や高速乗合バス等に乗る場合、自ら進んでシートベルトを着用しま
しょう。
○出発前にシートベルトの高さや緩みの調整等、
正しく着用しているか確認しましょう。
チャイルドシートは…
○幼児には必ずチャイルドシートを使用し、
体格に合ったものを正しく使用しましょう。
○児童がその体格によりシートベルトが正しく着用できないときは、チャイルドシート
を使用しましょう。
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○出発前にチャイルドシート本体の取り付け方法及びハーネス(肩ベルト)の締付け等
の確認を行いましょう。
飲酒運転の根絶
飲酒運転は「しない、させない、ゆるさない」を合言葉に、運転者を始め広く住民に対
し、飲酒運転の悪質性や危険性、飲酒運転による交通事故の悲惨さを訴えて意識改革を進
め、飲酒運転を根絶する。
家庭では…
○飲酒運転の危険性や悪質性、飲酒運転による交通事故の悲惨さについて話し合いまし
ょう。
○家族が飲酒の帰り道で交通事故に遭うことのないよう、一定の時間が経過したら連絡
して様子をうかがう、飲みすぎたら迎えに行くので連絡するように話すなどしましょ
う。
運転者は…
○飲酒運転の危険性を認識し、飲酒運転が悪質な犯罪であることを自覚しましょう。
○二日酔い運転も飲酒運転です。絶対にやめましょう。
○飲酒を伴う会合などには車両を運転して行くことはやめましょう。
酒類を提供する飲食店では…
車両での来店を確認するなど、運転者に酒類を提供しないよう徹底しましょう。
地域では…
○酒類を取り扱う販売店などと協力して、地域から飲酒運転を根絶しましょう。
職場では…
○アルコール検知器を活用するなど、飲酒運転の防止を徹底しましょう。
子供と高齢者の自転車乗用中の交通事故防止
「埼玉県自転車の安全な利用の促進に関する条例」に基づき、子供と高齢者の交通安全
意識を高揚し、交通ルールの遵守とマナーの向上を促進することにより、子供と高齢者の
自転車乗用中の交通事故を防止する。
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家庭では…
○高齢者が自転車に乗るときは、ヘルメットの着用を促すとともに、十分に安全を確認
するよう声を掛けましょう。
○幼児や児童が自転車を運転するときや、幼児や児童を自転車に乗せるときは、ヘルメ
ットを必ず着用させましょう。
○自転車の交通ルールについて、家庭で話し合い、確認しましょう。
○子供が交通ルールや安全な乗り方をしっかり覚えるまでは、大人が見守る中で自転車
に乗せるようにしましょう。
自転車の運転者は…
○青信号になってもいきなり飛び出すのではなく、左折車や右折車などの確認を怠らな
いようにしましょう。
○交差点を通行するときは、必ず安全確認を行いましょう。
○安全のために自転車を運転するときはヘルメットを着用しましょう。
○「認知」
、
「判断」
、
「操作」に関する心身機能の変化を自覚し、運転技能を過信せずに
慎重な運転を心掛けましょう。
○自宅付近の通り慣れた道でも、油断せず十分に安全を確認しましょう。
○道路を横断するときは…
・信号機のある場所で横断しましょう。
・左右の安全をよく確認して、自動車等が見えたら横断するのはやめましょう。
・左側から来る自動車等には、特に注意しましょう。
・自動車の直前・直後の横断はやめましょう。
○自転車交通安全教室に積極的に参加し、自転車の交通ルール等を再確認しましょう。
自動車等の運転者は…
○子供や高齢者の行動の特徴を理解し、交差点では死角に自転車がいるかもしれないと
常に意識し、安全確認を必ず行いましょう。
学校等では…
○児童や生徒に対し、
自転車で歩道を走る場合は歩行者優先で車道寄りを徐行するなど、
自転車の正しい乗り方について指導しましょう。
○自転車も車両であることや、交通ルールを守らない場合の危険性、事故を起こしたと
きの責任の重さなどについて指導しましょう。
○児童に対し、自転車に乗る場合はヘルメットを必ず着用するよう指導しましょう。
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また、生徒に対しては、ヘルメットの着用を勧めましょう。
○保護者に対し、児童や幼児を自転車に乗せる場合は、ヘルメットを必ず着用させるよ
う勧めましょう。
○児童や生徒に対し、交通ルールの遵守や安全を十分確認してから交差点を渡るなどの
指導を行いましょう。
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