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和田 起幸
2013年度 海外研究支援プログラム 派遣報告 研究テーマ名: Multi-Agent System Applied to Odor Classification 研究派遣先: BISITE/サラマンカ大学/スペイン 研究期間: 2013年9月24日~ 2013年11月26日 工学部電子情報通信工学科4年 和田 起幸 知的信号処理研究室(大松 繁研) 研究内容について 私の研究は、QCMセンサをアレイ状に多数配置した計測装置を用いて匂い計測を行い高精度な匂い識別を実現する研究を行っており、 今回、マルチエージェント技術を用いた識別の最適化を検討しました。PANGEA(知的エージェントの組織の自動構築のためのプラットフォーム) と呼ばれるエージェントプラットフォームと統合することで、各エージェントに匂い識別やセンサデータ取得などの役割を与えることで最適化する ことを目標にしました。 0 -20 ch1 ch2 ch3 ch4 ch5 ch6 ch7 -40 -60 -80 -100 -120 -140 -160 大学・研究室について サラマンカ大学は、首都マドリード から西北西約200kmにある、約750 年前に設立された、ヨーロッパで最 も古い、オックスフォード、パリ、 ボローニャの各大学とならぶ4大学のひとつです。スペイン国内外に多くの偉大 なる学者を輩出し、スペインおよび新大陸でのモデルとなり、学問の殿堂として の重要な役割を今日まで果たしてきている大学です。 研究環境については、写真にあるような研究室ではポスドクの方々がプログラ ムや装置を作製しているような場所や数人でプログラムを主にやっている研究 室があり、私はオフィスを一部屋与えられ静かな環境で研究を行うことができま した。 その他( サラマンカ大学周辺)について サラマンカは、全世界から優れた学生が集まっている学生 街で、治安も環境もすばらしく良い街です。また、サラマンカ 旧市街は世界遺産に登録されており、旧市街にはロマネス クやゴシックなどさまざまな様式の建築物が残っているので 週末は旧市街の建築物を見て回りました。本学では、留学 制度があるので興味がある人は前へ踏み出すことが重要だ と思います。 NO CHANCE – チャンスは そんなに巡ってこないので 留学したい人はこのチャン スを掴んでください。