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平成23年度版
「家庭学習のすすめ」
お子さんの学習習慣を見直しませんか。
学校では、子どもたちの学力向上のために様々な取組をしています。
しかし、子どもたちの「自ら学ぶ姿勢」を培うためには、学校と家庭
が連携して子どもの学習にかかわっていくことが大切です。子どもの
学習意欲を高め、家庭学習の習慣を図りましょう。
札幌市立豊園小学校
-1-
本校の実態から
平成22年度
生活実態調査より
12-1.普段、学校以外でどのくらい勉強しますか?
○全国学力・学習状況調
全国6年
査結果によると、毎日同じ
6年
くらいの時刻に寝たり起き
5年
たりしている児童の方が、
4年
学力調査(テスト)の正解
3年
率が高い傾向が見られる
2年
と報告されています。
4時間以上
3時間以上
2時間から3時間
1時間から2時間
30分から1時間
30分以下
1年
0%
10%
20%
30%
40%
50%
60%
70%
80%
90%
100%
まったくしない
(人)
13.土、日など休みの日の学習時間は何時間ですか?
全国6年
4時間以上
6年
3時間から4時間
5年
(人)
2時間から3時間
4年
1時間から2時間
3年
30分から1時間
2年
30分以下
1年
0%
10%
20%
30%
40%
12-2.家庭学習の内容は?(全校児童)
50%
60%
70%
80%
90%
100%
まったくしない
14.学校の宿題を家でしていますか?
(人)
している
200
150
どちらかといえばし
ている
あまりしていない
100
50
0
まったくしていない
(人)
15.自分で計画を立て家庭で学習していますか?(全校児童)
まった
くしな
い
してい
る
どちら
かとい
えば
してい
る
あまり
してい
ない
○家で(自分で)計画を立てて勉強をし
ている児童の方が、学力調査(テスト)
の正答率が高い傾向が強く見られると
報告されています。
○家で予習復習をしている児童、苦手
な教科の勉強をしている児童、テストで
間違えた問題の勉強をしている児童の
方が、学力調査の正答率が高い傾向
が見られると報告されています。
平成22年度の生活実態調査から、本校の家庭での学習時間が少ないこと
が分かります。
-2-
学力テストから見た本校の実態
60
59
58
57
56
55
54
53
52
51
50
49
48
47
46
45
44
43
42
41
40
本校平均
札幌市内平均
全国平均
国語
算数
教科平均
学力テストが、学力の全てを表しているわけではありませんが、一つの指
標となります。
札幌市は、全国平均と比較するとやや高めの結果となっており、本校も全
国平均を算数だけ上回っています。しかし、全市と比較すると国語・算数と
もやや低い結果が出ております。
また、本校は国語に比べて算数の力が弱いということになります。
学校での学習はもちろん大切ですが、家庭での支援も必要です。学校で学
んだ「学ぶ喜び」をご家庭でも実践できるよう、ご協力お願いいたします。
-3-
児
童
の
み な
さ
ん
へ
めあて:進んで学習する習慣を身に付けましょう。
○宿題は、きちんとやりましょう。
○授業で学習したことを復習しましょう。予習もして
みましょう。
○時間を決めて学習しましょう。
家庭学習の
内容は?
☆宿題・・・・・・今のところ、プリントという形で全学年出しています。
☆予習復習・・・・翌日の勉強分の教科書に目を通したり、習ったことを
その日の内に復習したりしましょう。
☆興味・関心のあることを追求する自主的な学習
与えられた課題をこなす学習
から、自分で目標を設定し、そ
れに向けて取り組む学習へと進
んでいけたらよいですね。
家庭学習の
時間は?
☆小学生は、「学年×10分」といわれていますが、もちろんこれ以上行
っても構いません。大切なのは、続けることです。「継続は、力なり」
です。
☆内容や方法によって時間は違ってきます。自分に合った時間を決めて
やりましょう。
-4-
復習が大切な理由
「エビングハウスの忘却曲線」というのをご存じでしょうか。
19世紀のドイツの心理学者、ヘルマン・エビングハウス(1
850~1909)は、記憶と忘却の時間的関係を測定するため
に「子音・母音・子音」の意味のない3文字綴り(YUK、ME
Vなど)を暗記させ、一定時間経過後、どの程度思い出せるかを
実験しました。
この結果を、グラフ化したものが「忘却曲線」です。
記憶量
100%
50%
20分後1時間後9時間後
1日後
6日後
15日後
1か月後
この忘却曲線をもとにして考えると、復習は学習後なるべく早
い時間に行わせた方が効果が高いようです。
地道な学習・継続的な学習が学力を向上させます。
学力が
伸びる
学習意欲が
向上する
学習や授業
が楽しい
学習内容が
分かる
家庭学習を
続ける
学校の授業
-5-
保
護
者
の
皆
様
へ
~家庭学習を支える4つのポイント~
おうちの方は、お子さんの
最大のサポーターです!
生活のリズムを整えましょう
☆毎日の学習の準備をさせ、忘れ物がないように確認させましょう。
☆早寝、早起きをして朝食をとる習慣を身に付けさせましょう。
☆テレビを見たり、ゲームをしたりする時間や約束ごとを決めましょう。
学ぶ雰囲気をつくりましょう
☆親子で読書をする時間を設けましょう。
☆学習時間になったらテレビを消し、机に
向かうように促しましょう。
☆辞書や地図帳などを手元に置き、調べる
習慣を付けさせましょう。
お子さんと対話をしましょう
☆新聞記事やニュースなどを話題にして、社会への関心を広げましょう。
☆学校での出来事を聞き、お子さんの理解に努めましょう。
☆食事の時間など、家族で共に過ごす時間を大切にしましょう。
努力を認め、励ましましょう
☆お子さんを励まして、ものごとをやり遂
げる成功体験をさせましょう。
☆テストの結果だけに目を向けるのではな
く、間違えたところを復習するように促
しましょう。
☆宿題や自主学習の様子を見て、具体的にお子さんを褒めましょう。
-6-
さあ、はじめよう!
小
学
校
1
・ 2
年 生
〔
参
考
例 〕
この時期の子どもたちは、何でも知りたい、できるようになりたいという
気持ちでいっぱいです。学校では、楽しんで学習に取り組めるように、一人
一人を褒めることでやる気を引き出しています。おうちの方が褒めることで
子どもたちはさらにやる気になります。
こんな学習をしてみよう。
○ひらがな・カタカナ・かん字れんしゅう
お手本の字を見て、正しくかけるようにれんしゅうしましょう。
○おんどく
きょうかしょをこえをだしてよみましょう。おぼえるくらいよみましょう。
○ししゃ
きょうかしょのぶんをノートにうつしてかきましょう。「、」「。」「一字下げ」に気
をつけてていねいにうつしましょう。
○さくぶん
おもしろかったことなどをぶんにかきましょう。えをかいてもたのしいですよ。
えにっきにしたり、てがみにしたり…。いろいろなかきかたをくふうしましょう。
○けいさんれんしゅう
けいさんカードなどでなんどもくりかえしてれんしゅうしましょう。
○おはなしづくり
たしざんやひきざんのおはなし(もんだい)をつくりましょう。いえにあるものやい
えのひとのなまえがでてくるとたのしくつくれますよ。
児童の皆さんへ
・つくえの上をきちんとかたづけましょう。
・テレビはけしましょう。
-7-
小
学
校
3 ・ 4
年
生
〔 参
考
例
〕
この時期の子どもたちは、学校生活に慣れ、1・2年生で身に付いた学校
習慣が崩れがちになります。学校では、自主性を大切にしながら、身に付い
た学習習慣を継続できるようにしています。おうちの方の根気強い声がけが
子どもの習慣付けにつながります。
こんな学習をしてみよう。
○漢字・ローマ字練習
書き順、読み、送り仮名に注意して正しく練習しましょう。
文字の組み立ても考えながら練習しましょう。
○音読
声の大きさ、速さ、間の取り方に気を付けて、気持ちや様子が表れるように読みまし
ょう。
○作文・日記
その日にあったことを、組立てを考えて、つなぎ言葉も使って書きましょう。
○国語辞典・漢和辞典を使う
教科書に出てきた言葉の意味を調べたり、その言葉を使って文章を作ったりしてみま
しょう。
○計算練習
繰り返し練習しましょう。計算の仕組みも考えながら計算しまし
ょう。ある程度速く計算できるようにしましょう。
○問題づくり
式を立ててから、問題を作りましょう。身の回りの出来事を問題にしてみましょう。
○身の回りの算数さがし
時計を見て時間の計算をしたり、習った形を見付けたりしましょう。
○じょうぎ・コンパス・分度器を使う
いつでもすぐに使えるようにしておき、ふだんの生活の中でもどんどん使って慣れま
しょう。
児童のみなさんへ
・言われる前に自分から進んでやりましょう。
・机の上を片付け、テレビや音楽を消して勉強しましょう。
・答え合わせをして、まちがいを直しましょう。
-8-
○地図に親しむ
地図記号や八方位を覚えましょう。札幌市の周りの市町村や
北海道の主な都市、47都道府県の名前や位置などを調べましょう。
○副読本「私たちのさっぽろ」に親しむ
学校で学習した所や興味のある、ページを読みましょう。
○広報やインターネットなどで調べる
北海道の歴史や水道、消防、警察などについて、札幌市の広報やインターネットなど
で調べる。
○育てる
いろいろな植物やこん虫などを育ててみましょう。数、大きさ、色などで比べながら
成長日記を書くのもいいですね。
○ものづくり
かん電池や豆電球、磁石を使ってものづくりをしてみましょう。植物やこん虫の標本
を作るのもいいですね。
○気温などを調べる
毎日の気温や天気などを続けてしらべるといいですね。
○物語や詩の本、歴史や科学の本、スポーツの
本な
どをいろいろな種類の本を読みましょう。
○読んだ日付、本の題名、作者、簡単な一言感想を書
いておくといいですね。
-9-
小
学
校
5 ・ 6
年 生
〔 参
考
例
〕
この時期の子どもたちは、学習意欲に差が出てきます。学校では、子ども
の興味を広げ、自主的に学習することを大切にしています。家庭でも子ども
の学習している姿を賞賛すると意欲がさらに高まります。
こんな学習をしてみよう。
○漢字練習
練習した漢字を使ってみましょう。漢字の由来や意味も
一緒に考えると覚えやすくなります。
○音読
強弱、速さ、間の取り方を工夫し、気持ちや様子が伝わるように読んでみましょう。
○作文
新聞やニュースから興味ある事柄を見付けて意見文を書いてみましょう。
○国語辞典・漢和辞典を使う
教科書に出てきた言葉の意味を調べたり、その言葉を使って文章を作ったりしてみま
しょう。
○計算練習
分数や小数の計算では、答えが出るまで途中の計算を書き残すよ
うにして、正しくできるまで練習しましょう。
○文章問題
文章問題は、自分の考えを図や式、言葉でも説明できるようにしましょう。
○身の回りの算数さがし
比例、割合、立体など、生活の中でたくさん使われています。探してみましょう。
○じょうぎ・コンパス・分度器を使う
いつでもすぐに使えるようにしておき、ふだんの生活の中でもどんどん使って慣れま
しょう。
児童のみなさんへ
・机の上を整頓し、学習用具をそろえましょう。
・集中できる環境にしましょう。
・いろいろな教科の学習をバランスよくしましょう。
- 10 -
○世界の国々を調べる
世界の主な大陸と海洋、主な国の名前や位置などを調べましょう。
テレビや新聞に出てきた国名や地名を地図や地球儀でチェックして
みましょう。
○歴史に親しむ
人物や時代の特徴を調べてみましょう。年表や4コママンガにしてみる方法も
あります。
○世の中の出来事
ニュースを見て、興味をもったことを書いたり、おうちの人と話したりしてみ
ましょう。
○調べる
実のできる植物を育ててみましょう。調べたことを新聞やレポートにまとめてみるの
もいいです。
○育てる
魚や昆虫を育ててみましょう。卵を産ませて世代をつなげてみることに挑戦するのも
いいですね。
○ものづくり
学習したことが身の回りにあるか探して、つくってみましょう。
石や砂の標本や花粉をデジタル図鑑にする方法もあります。
○古典、伝記、科学や芸術など、読書のジャンルを広
げてみましょう。
○同じ作者の本、同じテーマの本などで読み比べをし
てみましょう。
- 11 -
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