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長池公園 LAS-E ハンドブック

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長池公園 LAS-E ハンドブック
長池公園 LAS-E ハンドブック
長池公園エコマーク
平成 27 年度版
八王子市長池公園
1
指定管理者:フュージョン長池公園
目次
1. 自然館内でエコを楽しむ 1
① 紙の使用..........................................................................................1
② ゴミにする前に ...................................................................................2
③ 電気の使用 ......................................................................................3
④ 物品購入 .........................................................................................5
⑤ 水の使用..........................................................................................6
⑥ 車の使用..........................................................................................6
⑦ 通勤時の環境配慮 ...........................................................................7
⑧ 福祉団体とのエコ ..............................................................................8
⑨ 出入りする業者への呼びかけ ..............................................................8
⑩ 来館者への呼びかけ ..........................................................................8
⑪ 情報公開 .........................................................................................9
⑫ 来園者の満足度調査 .......................................................................9
2. 公園(自然館外)でエコを楽しむ 10
―長池公園オリジナルの取組み―10
① 公園管理のエコな工夫 ....................................................................10
② 公園資源の有効活用 .....................................................................12
③ 動力使用の制限.............................................................................15
④ 環境学習・環境教育 ......................................................................16
⑤ 市民等による環境保全活動の実施 ..................................................16
2
1. 自然館内でエコを楽しむ
① 紙の使用

両面印刷、縮小印刷機能の活用や、使用済み用紙の裏面利用を徹
底し、紙の使用量をできるだけ減らす。(ただし、使用済み用紙の裏
面を利用する際には、個人情報の漏洩が無いよう十分注意する。)

コピー機の使用後は、次に使用する人がミスコピーをしないよう、リセット
ボタンを押す。(シールを操作盤に貼る。)

プリントアウトするときは、不必要な部分まで印刷しないよう、よく確認し
て必要な部分のみ印刷する。

会議資料等は工夫してできるだけ簡素化し、作 成 部 数 の適 正 化
を徹 底 する。

印刷物は配布先や内容を精査し、必要最小限のページ数、部数とす
る。

文書、資料の共有化(個人ファイルを持たない)を徹底する。

インターネット(電子メール、メーリングリスト及びネットワークハードディス
ク)で情報共有することで、簡易な供覧をプリントアウトしない。
1
② ゴミにする前に

紙類は資源回収ボックスなどで分別を徹底し、資源化する。

小さい紙類(名刺や付箋など)は使用済み封筒や紙袋にまとめて、
資源化する。

ファイル等は可能な限り再利用する。

使用済みの封筒は、雑紙(ざつがみ)を入れる封筒や回覧ファイル
入れとして使用する。

紙袋や包み等の再活用を行う。

缶、ビン、ペットボトルなどは、所 定 の 回 収 ボ ッ ク ス に
出 す。

来園者及び個人が持ち込んだごみは持ち帰り、
八王子市のリサイクルシステムにしたがって 分別処理を行う。

「マイはし」「マイ○○」を使用し、使い捨て容器、道具の用抑制に努
める。

その他、資源化できるものは個々の回収ルートにのるように分別処理
をする。あるいは、公園管理活動に活用する。
長池公園オリジナルの取組み



ペットボトルの空きボトルを長池里山クラブの木酢液入れとして利用。
ペットボトルキャップは、毎年開催される「長池ぽんぽこ祭り」で恒例の、
松木中学校によるペットボトルキャップ回収に協力(平成 25 年度追
記)。
福祉団体の物販支援で、使用済みの紙袋や包みを再活用する。
2
③ 電気の使用

昼休み・時間外は、不必要な電気は消す。

スタッフ用トイレ・給湯室・更衣室等の不使用時の照明は消灯する。

窓側や廊下で十分な採光が確保される場合には消灯する。

時間外勤務時は、必要な箇所のみ点灯する。

パソコンの省電力設定について、「モニタの電源を切る」を5分以下、
また「ハードディスクの電源を切る」を 15 分以下に設定することを原則
する。ただし、必要に応じてスタンバイモード(スリープ)を 15 分以下
に設定し、1 時間 45 分以上で利用がない場合はシャットダウンする。

ディスプレイの輝度を低減する。

空調の温度設定は夏期 28℃、冬期 20℃とする。

シュレッダー等常時使用しない機器類は、使用時に電源を入れ、使
用後は必ず電源を切る。

電気機器類は、使用していない時や休館日(年末年始)の前日、
毎日の退館時には、コンセントを抜いて待機電力の削減に努める。

私物の電気製品の使用や充電はしない。

終業時にはパソコン本体、ディスプレイ、プリンターの電源を必ず切る。
3
長池公園オリジナルの取組み

自然館エントランスに LED3個を導入。

展示室2の球切れ電球を随時 LED に変更。LED8個を導入済。

準備室・来館者用トイレに人感センサースイッチを設置する。

照度計を導入し、会議室や廊下等の場所毎に設定した照度基準に
基づき、窓側や廊下で十分な採光が確保される場所は消灯するなど、
照度の適正化を実施(平成 25 年度追記)。

事務所照明に手元ひもスイッチを設置し、こまめに消灯。

照明器具に高機能反射素材を導入、照度が 1.6 倍になった。

自然館周辺の防犯灯は、ソーラー人感センサーライトを使用する。

電球等は省エネタイプを使用する。

終業後、最後に帰る人は、パソコンやコピー機等電気機器類の電源
の切り忘れがないか確認し、閉館時チェックシートに記録する。

緑のカーテン、よしず、遮光シートを設置し、エネルギー消費を節約す
る。

清掃の際、床部分はできる限りほうきとモップを利用し、電気掃除機
の使用を控える。

ウォームビズ、クールビズを徹底し、衣類で寒暖に対応することで、エネ
ルギー消費を節約する。
4
④ 物品購入

物品の購入にあたっては、必要性や、適正な量をよく検討したうえで
購入数量をできるだけ抑制する。

物品を購入する際には、環境負荷の低減を図るため「八王子市グリ
ーン調達方針」に基づき、環境に配慮された物品を優先的に調達す
る。

コピー機やプリンターのトナーカートリッジはリサイクル可能な商品を購入
する。また使用後は回収業者に引渡し、詰め替え又は再利用してもら
う。

電化製品などの新規購入や買い替えの際には、製品に表示されてい
る省エネラベルなどを参考に、省エネ性能に優れた製品を購入する。

使い捨て製品はできるだけ購入を控える。

不要な袋や包装は断り、簡易包装での納品を要請する。また、その
旨を仕様書に明記する。
長池公園オリジナルの取組み
 地球環境にやさしい雑古紙 100%、漂白剤不使用のトイレットペーパ
ーを園内で使用。
5
⑤ 水の使用

洗面所やトイレの使用の際には、必要以上に水を流さず
節水に努める。( 公 園 の トイ レや 手 洗 い は、衛 生 面
を優 先 し、十 分 な水 量 を確 保 する。)

水道使用後は、水栓の止栓を確認する。

洗剤は、生分解性が早く、すすぐ水量の少なくて済む天然せっけんを
上手に使用し、PRTR法に指定された化学成
分を含む合成洗剤はできるだけ使用を抑制する。
また、洗 剤 は必 要 量 だけ 使 用 する。
長池公園オリジナルの取組み
 天水桶を設置し、雨水を植物への灌水等に再利用。
⑥ 車の使用

近距離では自転車を利用する。

急発進・急加速や空ふかしはせずに、燃費の向上に努める。

3 分 以 上 停 車 す るこ とが予 想 され る ときにはアイ ドリング スト
ップを励 行 する。

タイヤの空気圧が下がっていないか運行前点検時に確
認する。

走行経路を精査し、無駄な走行を無くす。

可能な場合は相乗りをするようにこころがける。
6
⑦ 通勤時の環境配慮

近距離の通勤にはなるべく徒歩又は自転車を利用する。

通勤にはなるべく公共交通機関を利用する。

やむをえず自家用車で通勤する場合は「エコドライブ普及連絡会」が
策定した、「エコドライブ 10 のすすめ」を参考にして、緩やかにアクセル
を踏んで発進するなどの、エコドライブをこころがける。

普段自家用車で通勤していても、可能な日は公共交通機関や他の
職員の車への相乗り、自転車の利用をこころがける。

最寄りの駅やバス停まで自家用車等で行き、そこから公共交通機関
に乗り換える「パーク&ライド」を実行する。

低公害車、ハイブリッドカーを使用する。

複数の職員で乗り合わせる。
 エコドライブ 10 のすすめ
いわゆる「エコドライブ」を実践すると、燃費が約 2 割改善すると言われてお
り(東京都環境局資料より)、CO2 の削減につながり温暖化防止に役
立ちます。また、やさしいアクセル操作は安全運転につながります。
「エコドライブ普及連絡会」が策定した下記の『エコドライブ10のすすめ』を
参考に「エコドライブ」をこころがける。

ふんわりアクセル「eスタート」

車間距離にゆとりをもって、加速・減速の少ない運転

減速時は早めにアクセルを離そう

エアコンの使用は適切に

ムダなアイドリングはやめよう

渋滞を避け、余裕をもって出発しよう

タイヤの空気圧から始める点検・整備

不要な荷物はおろそう

走行の妨げとなる駐車はやめよう

自分の燃費を把握しよう
7
⑧ 福祉団体とのエコ
長池公園オリジナルの取組み


清掃や物販を通じて取引のある福祉団体にも LAS-E 制度や具体
的内容を理解してもらい、環境に配慮した行動や商品の提供をお願
いする。
新聞・雑誌・チラシ・シュレッダーゴミ・段ボール等は、回収に関わる福
祉団体に提供し、活動を支援する。
⑨ 出入りする業者への呼びかけ

物品の納入の場合には過剰な包装はしないこと。

物品納入時の包装容器の持ち帰り。

弁当などの空容器の回収。

職員への不必要な個別チラシの配布自粛。

社用車の環境に配慮した運転(エコドライブ)の励行。

その他、業務・営業等における環境への配慮。
⑩ 来館者への呼びかけ
長池公園オリジナルの取組み


会議室利用者へ、利用後のチェックリストを配布し、エアコン、照明、
ゴミの持ち帰り等のチェックをしていただいている。
休憩コーナーにゴミの持ち帰り等をお願いする掲示を行っている。
8
⑪ 情報公開
長池公園オリジナルの取組み

長池公園でのエコ活動の取り組みを公開し、環境啓発に努める。
 エコ活動の取り組みを自然館内に掲示。
 環境に配慮した取り組みを解説した看板を園内に設置。
 ホームページでエコ活動の取り組みを公開。
⑫ 来園者の満足度調査
長池公園オリジナルの取組み


利用者満足度調査(アンケート)を実施し、エコ活動の取り組みに
ついて、意見や要望を定期的に把握し、取り組みに反映する。
認知度の低い取り組みは、情報提供を増やすなどの改善を実施。
9
2. 公園(自然館外)でエコを楽しむ
―長池公園オリジナルの取組み―
① 公園管理のエコな工夫

刈草・剪定枝等の処分は園内処理を原則とする。


園内に複数の保管場所を設置し、有効活用を図りながら処理。
生えている草(ササ等)
を刈り残しすることで、林内踏み込み防止の柵として活用する。


アズマネザサの刈り残しフェンスを園内随所で工夫。
草地の一部を背の高い草本地として維持することにより、草刈り回数を
減らすとともに、多様な生き物の生息する環境を創出する。
10

姿池斜面草地、夕日展望台下斜面
草地の一部を 刈 残 し て 、 多 様 な 生
き物 の生 息 する環 境 を創 出 。

園 内 の花 壇 は、粗 放 的 な管 理 がしやすい多 年 草 を中 心 とし
た構 成 で計 画 する。

エネルギー循環をめざした里山管理を園内で実践する。

雑木林の大径木化
→伐採→炭焼きの実施→雑木林の若返り

野外照明設備の省エネ活動を進める。

園路灯をはじめ、園内電灯は、以下の場所を除き 24 時間消灯。

防犯上必要な駐車場及びトイレ

市民から要望のあった芝生広場周辺

南エントランス駐車場電灯 7 本を LED に変更。

自然館駐車場電灯を無電極電球に変更。
11
② 公園資源の有効活用

植栽に用いられた不要支柱木をさまざまな目的に活用する。



園路柵、階段修復、集草ストッカーの構造材、杭、公園駐車場
の車止め等、多用途に活用。
撤去した水上デッキ木部をさまざまな目的で活用する。

木板案内板、かたくり観察デッキの整備に再利用。

自然館中庭テラスの柵・ベンチに活用。
雑木林管理で発生した伐採木を有効活用する。

丸太のベンチ、案内表示台、園路のヘッジ、ビオトープ材料、クラ
フト材、薪等に活用。

台風被害による倒木をベンチに活用。
12
 駐車場利用時間案内・野外クッキング利用案内・場所案内に利
用。

竹林管理で発生した竹材を有効活用する。

フェンス、集草ストッカーの壁材、植物解説支柱、マナーサイン・ツ
ル植物の登坂素材等に活用。

イベント「お正月 ミニ門松」作りで活用(平成 26 年度)。
 園内の落ち葉を有効活用する。

栽地の土壌改良に利用。
13
植ストックヤードのチップを有効活用する。


園路緩衝材、植物育成肥料として広く活用。

チップ内で育ったカブトムシの幼虫をイベントに
活用。
14

木の実やツル、その他の公園資源を有効活用する。

自然館内のクラフトコーナーで来園者が楽しむ素材として活用。

ツルを使ったリースやかごづくりイベントの材料として活用。

藍・アカメガシワの刈草をネイチャークラフト草木染に活用(平成
27 年度)。
③ 動力使用の制限

管理作業に合わせ、軽トラ・三輪バイク・バギー・リヤカー等を効率的に
使い分けることによって、ガソリンの使用量を低減し、同時に来園者の
快適な公園利用を確保する。

動力機械(刈り払い機、チェーンソー等)による作業と、鎌、竹ほうき
等による人力作業を管理内容に応じて適切に併用し、燃料の節減、
園内管理の質の向上を図る。

動力機械の定期的なメインテナンス、消耗品の適切な交換を行って、
機械性能を常時効率良く利用する。
15
④ 環境学習・環境教育

地域の小・中・高・大学校の環境学習依頼、インターンシップ活動を積
極的に受け入れて環境教育を実施する。
 東京都による自然環境保全のための人材育成、認証制度である
「 Eco-top プロ グ ラム 」 に参 加 し 、 法 政 大 学 か らイン ター ン シ
ップ生 の受 け入 れ。

公園内の資源を活用したイベントや、自然に関わるイベントを実施し、
参加者への環境啓発を行う。
⑤ 市民等による環境保全活動の推進

公園アドプト団体である「長池里山クラブ」が、体験ゾーンを中心に里
山管理活動を実施。

長池里山クラブの事務局活動の一部(入会の受付・問い合わせ
対応・広報活動等)を担うと同時に、環境維持管理の下支えを
行い、公園アドプト活動の円滑な運営を支援。
16

公 園 アドプト団 体 で あ る 「 NPO アー ト多 摩 」 と協 働 し 姿 池 清
掃 を実 施 。

公 園 ア ド プ ト 団 体 で あ る 「 NPO ポ ケ ッ ト パ ー ク 」 が 実 施 す る 芝
生 広 場 の管 理 活 動 を支 援 。

市 民 に よる 環 境 活 動 へ の 参 加 を 支 援 す る ため 、 「 里 山 サ ポ ー
ター」、「ササ刈 り里 山 保 全 隊 」と称 したボランティア制 度 を整
備。

市民のボランティアによる公園内の資源を活用したイベントや自 然 に
関 わるイベントの 実 施 を支 援 。
 地球温暖化防止事業
 八王子市環境政策課の「木質バイオマス活用の普及促進事業」に協力
 木質バイオマス活用の普及促進に寄与する事業を実施。
 北野清掃工場の木質バイオマスボイラーの燃料として、公園内から発
生する剪定枝等を提供。
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長池公園 LAS-E ハンドブック
平成 27 年 12 月(第 6 版)
八王子市長池公園
指定管理者:フュージョン長池公園
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