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18世紀古典派交響曲の最高峰 交響曲第38番「プラハ」の作曲から半年

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18世紀古典派交響曲の最高峰 交響曲第38番「プラハ」の作曲から半年
18世紀古典派交響曲の最高峰
交響曲第38番「プラハ」の作曲から半年後、1788年の6月からモーツァルトは新しい交響
曲にとりかかります。短い間に立て続けに生み出された3曲は、モーツァルトの交響曲の総決
算とも言える名曲揃いで、「3大交響曲」と呼ばれ親しまれています。クラリネットが活躍し、優
美な旋律で知られる第39番、情熱的な第40番、スケールが大きく、荘厳な趣の第41番「ジ
ュピター」はどれも古典派交響曲の最高峰を占めています。
指揮のガエタノ・デスピノーサは1978年イタリア生まれ。ヴァイオリニストとしてキャリアをスタ
ートし、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスターを務めた後に、30歳から指揮に専念。国
際的に活躍する、期待の若手指揮者の一人です。日本センチュリー交響楽団とは2012年
の定期演奏会に客演しており、2回目の顔合わせとなります。
3大交響曲をいずみホール主催公演で一晩で取り上げるのは、1990年のオープニング・
シリーズ以来、25年ぶりとなります。第39番の雄大な序奏から始まり、第41番終楽章のフガ
ートで終わるこれら3曲は作曲時にセットで構想されたとも考えられます。通して聴くことでそ
れぞれの作品の個性がより際立ち、モーツァルトの管弦楽法の極みを体験できることでしょう。
どうぞご期待ください。
モーツァルト~飛翔する精神
超越/ウィーンⅡ〔1787-1791〕
Vol.4
極められた高峰
<日時> 2016 年 1 月 29 日(金)19:00
<出演> ガエタノ・デスピノーサ(指揮)
日本センチュリー交響楽団
<曲目> モーツァルト:交響曲 第 39 番 変ホ長調 K.543
第 40 番 ト短調 K.550
第 41 番 ハ長調 K.551
<料金> S 席¥7,000 A 席¥5,000 学生¥3,500 ユースシート対象公演
主催:いずみホール〔一般財団法人 住友生命福祉文化財団〕
平成 27 年度 文化庁劇場・音楽堂等活性化事業
◆ チケットに関するお問い合わせ・お申し込みは「いずみホールチケットセンター」
TEL(06)6944-1188
◆ 公演内容に関するお問い合わせは「広報担当:森岡・北嶋」までお願い致します。
TEL(06)6944-1130
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<プロフィール>
ガエタノ・デスピノーサ (指揮) Gaetano d’Espinosa
1978 年、イタリアのパレルモで生まれ、パレルモで、ピアノ、ヴァイオリン、
作曲を学ぶ。1992 年、ヴィットリオ・ヴェネト・コンクール(ヴァイオリン)で
最高位を受賞。1995 年にミラノに移り、クレモナでサルヴァトーレ・アッ
カルドに師事。1996 年、ロヴェレ・ドーロ国際音楽コンクール(ヴァイオリ
ン)で最高位を獲得。以降イタリアの数多くのオーケストラに、ソリストとし
て招かれ、まずはヴァイオリニストとしてのキャリアをスタートさせた。
2003 年から 2008 年まで、ドレスデン国立歌劇場のコンサートマスター
を務め、その間、作曲家としても、ヴァイオリン協奏曲をクリスティアン・ア
ルミンクの指揮で、自らソリストを務めドレスデンで初演。ファビオ・ルイ
ージとの出会いをきっかけに、2008 年以降は指揮者としての活動に専
念。指揮者として、クレメラータ・バルティカ、プラハ・フィルハーモニア管
弦楽団、ベルリン室内管、シチリア交響楽団、ドレスデン室内管、フラン
クフルト・ブランデンブルク州立管、ポズナニ・フィルなどに招かれる。2010 年 5 月には、ドレス
デン国立歌劇場(ゼンパーオパー)で、「椿姫」を 3 公演指揮し、そのすべてがスタンディング・
オベーションとなるセンセーショナルな成功を収める。 続いて 7 月には、ファビオ・ルイージの
要請で、ミュージカルアシスタントとして、札幌のパシフィック・ミュージック・フェスティバル
(PMF)に参加。2011 年 4 月、ジェノヴァ歌劇場(カルロ・フェリーチェ)にて、「道化師」を指揮。
10 月、日本センチュリー交響楽団定期演奏会、群馬交響楽団定期演奏会で、指揮者として日
本のオーケストラと初の共演を果たし、鮮烈な印象を与えた。2012 年 1 月、急遽フランスのリヨ
ン歌劇場に代役として招かれ、プッチーニ・フェスティバルにおいて、プッチーニの 3 部作「ジャ
ンニ・スキッキ、外套、修道女アンジェリカ」の指揮を託され、各紙からその豊かな音楽的才能を
絶賛された。引き続き、グラーツ歌劇場の「オテロ」、「マリア・ストゥアルダ」に招かれ、4 月には、
NHK 交響楽団にデビュー。演奏者、聴衆の両方から圧倒的な支持を受ける成功を収めた。
イタリアにおいては、ミラノ・ヴェルディ交響楽団との関係を深めつつ、2012 年は、ヴェネツィ
ア・フェニーチェ座管弦楽団、フィレンツェ五月音楽祭管弦楽団、ローマ・サンタ・チェチーリア
管弦楽団、トリノ RAI 交響楽団というイタリアを代表するオーケストラに一気にデビュー。 ガエ
タノ・デスピノーサは、現在注目を集める若手世代の指揮者達のなかでも最も興味深い才能と
みなされ、一気に国際舞台における活躍の場を拡げている。
日本センチュリー交響楽団 Japan Century Symphony Orchestra
〜あなたの夢、音にのせて〜
日本センチュリー交響楽団(旧大阪センチュリー交響楽団)は、1989 年に活動を開始し、初
代常任指揮者ウリエル・セガル(現名誉指揮者)の指揮により第 1 回定期演奏会を行った。
2011 年 4 月に名称を日本センチュリー交響楽団に変更し、小泉和裕音楽監督、沼尻竜典首席
客演指揮者のもと新たなスタートを切った。2014 年 4 月に飯森範親が首席指揮者、アラン・ブリ
バエフが首席客演指揮者として就任し、楽団は創立 25 周年を迎える。
大阪での定期演奏会をはじめ、近年ではさまざまな地域でも特別演奏会を行っている。また、
青少年のためのオーケストラ体感コンサートの開催や、センチュリー・ユースオーケストラの運営
など教育プログラムにも力を入れている。
演奏を通して多くの人びとの心に明るい夢が広がることを願い、新しい時代のオーケストラとし
て発展を目指している。
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