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「ハギス」、「ロバート=バーンズの詩」の詳細はこちらをご覧ください
Address to a Haggis* (extracts) Robert Burns 1. Fair fa’ your honest, sonsie face, Great Chieftain o’ the Puddin-race! Aboon them a’ ye tak your place, Painch, tripe, or thairm: Weel are ye wordy o’ a grace As lang’s my arm. 2. The groaning trencher there ye fill, Your hurdies like a distant hill, Your pin wad help to mend a mill In time o’ need, While thro’ your pores the dews distil Like amber bead. 3. His knife see Rustic-Labour dight, An’ cut ye up wi’ ready sleight, Trenching your gushing entrails bright, Like onie ditch; And then, O what a glorious sight, Warm-reeking, rich! ............ *Robert Burns original version ハギスに捧ぐ (抜粋) ロバート=バーンズ 真っ正直なおまえの微笑みに幸いあれ、 腸詰一族の中の偉大なる王よ おまえは腸や胃や内蔵の一族の上に どっかと腰をおろしている おまえは長たらしい食前の祈りに 本当にふさわしい立派な食べ物だ どっさりと盛られているおまえたち どいつの尻もまるで遠くに見える山のようだ おまえの焼き串は 粉 き機の修理にも役に立つ おまえの毛穴から滴り落ちるしずくは まるで琥珀色の宝石のようだ さてと、ナイフをぬぐい、 こうしておまえを切り刻んでいく 切り込むごとに、鮮やかな中身があふれ出る まるでどこかの溝のようだ おお! なんと神々しい光景か もうもうと立ち上る湯気の豪勢なこと ……… (全八連中、第一連∼第三連を抜粋) ハギスとは? ハギスとは、スコットランドの最も有名な郷土料理で、 羊の内臓にさまざまな薬味を加えたものを羊の胃袋に 詰めてゆで上げた、ソーセージのような料理です。 ハギスの語源は、古いスコットランド語の hag(切り 刻む) 、またはフランス語の hachis( 肉料理)によ るものと言われています。 詩人ロバート=バーンズとバーンズ・ナイト 「イングランドにシェイクスピアが生まれ、スコットランドにバーンズが生まれた」と言われ、スコット ランド方言で民衆の素朴な感情を謳った詩を数多く残しています。 スコットランドでは、 バーンズの誕生日である 1 月 25 日を「バーンズ・ナイト」として祝う習慣があります。 この日の夕食は「バーンズ・サパー」と称され、ハギスの大皿がバグパイプの演奏と共に食卓に登場し ます。そして、メイン・スピーカー(家長や主賓が務める)が Address to a Haggis (ハギスに捧ぐ) を暗誦しながらハギスにナイフを入れ、ゲストのために切り分けていきます。