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平成 27 年度 第 1 回 教育研究所運営委員会 議事録

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平成 27 年度 第 1 回 教育研究所運営委員会 議事録
平成 27 年度 第 1 回
教育研究所運営委員会
◆
日 時
平成 27 年5月 13 日(水)10:00~11:30
◆
会 場
教育研究所 第2研修室
◆
出席者
運営委員長
西田 邦彦 (浦郷小学校長)
運営副委員長
阿部 信行 (浦賀中学校長)
運営委員
内田
学 (池上中学校長)
〃
丸茂
忍 (衣笠小学校教諭)
〃
丸瀨
正
教育研究所職員 武田
議事録
(教育指導課長)
仁 (教育研究所長)
〃
一栁 直行
(教育研究所主査指導主事)
〃
高橋 直樹
(教育研究所主査指導主事:研修班)
〃
重田
(教育研究所主査指導主事:調査研究班)
〃
金子 裕樹 (総務課教育政策担当係長:教育情報システム室長)
〃
大津 仁昭
太
(教育研究所係長:管理運営係)
他 指導主事 5 名
◆
欠席者
運営委員
〃
◆
傍聴者
◆
次 第
中山 俊史 (横須賀総合高等学校長)
福田 倫弘
(粟田小学校長)
なし
(司会:教育研究所 主査指導主事 一栁、 記録:非常勤職員 渋谷 塚原)
1
開会
2
所長挨拶
3
運営委員、係長、指導主事紹介
4
運営委員長、副委員長選出
5
議事進行上の確認事項
6
議事
(1)平成 27 年度教育研究所諸事業等についての説明
①教育研究所の基本方針・重点・予算概要ついて ···················武田
②研修班の事業について ·········································高橋
③調査研究班の事業について ·····································重田
④管理運営係の事業について ·····································大津
⑤総務課教育政策担当教育情報システム室の事業について ···········金子
(2)質問・意見等
- 1 -
7
連絡
8
閉会
[資料]
1) 運営委員会次第・運営委員会出席者一覧
2) 教育研究所運営委員会設置要綱
3) 教育研究所条例
4) 教育研究所運営委員会の傍聴に関する要領
5) 平成 27 年度 要覧(運営における重点及び方針)
【資料 1】
6) 平成 27 年度 予算概要【資料2】
7) 平成 26 年度 成果と課題【資料3】
8) 平成 26 年度 所報(第 76 号)
【資料4】
9) 交通費 口座振替依頼書
10) 別添資料 平成 27 年度 研究員会 概要一覧表【資料 5】
◆ 議事録
1 開会(進行:主査指導主事 一栁)
2 所長挨拶
3 運営委員、係長、指導主事紹介
4 運営委員長、副委員長選出
委員長:小学校校長会長 西田校長
副委員長:中学校校長会長
阿部校長
5 議事進行上の確認事項(進行:西田委員長)
教育研究所運営委員会の傍聴に関する要領
傍聴者なしで、議事継続
6 議事(進行:西田委員長)
(1)平成 27 年度教育研究所諸事業等についての説明
①教育研究所の基本方針・重点 ・予算概要について
( 武 田 所 長 ):【報告】 ······························【資料 1】P1-2、【資料 2】
②研修班の事業について
(高橋主査指導主事):
【報告】 ······························【資料 1】P3-10
③調査研究班の事業について
(重田主査指導主事):
【報告】 ······························【資料 1】P11-13、
【資料 6】
④管理運営係の事業について
( 大 津 係 長 ):
【報告】 ······························【資料 1】P14
- 2 -
⑤総務課教育政策担当教育情報システム室の事業について
( 金 子 係 長 ):
【報告】 ······························【資料 1】P15
(2)質問・意見等
( 西 田 委 員 長 ): ただいまの説明について質問がありましたらお願いします。いかがで
しょうか。
( 阿 部 副 委 員 長 ): いいですか。まず、この運営委員会を先ほど所長が学校評議委員会と
いうように例えましたが、もう一度この会の位置づけを確認したいと
考えます。昨年度もその前も発言しましたが、単にそれぞれの現場か
らの要望だけで終わってしまっているような感がしたので、あくまで
も運営委員会だから、ある意味運営委員の我々のほうが教育研究所の
運営に責任を持つというか、責任があるというそういう意識を持たな
いといけないのではないかというような感じを持ったので、そこのと
ころをまずは確認をしてください。
( 武 田 所 長 ):この運営委員会は、阿部校長先生が今お伝えしていただいたように、
こういう様な視点で改善をしなさい、あるいはここは知っていて教育
研究所も運営していますよというのが本来の位置づけになっています。
ですから、阿部先生がおっしゃっていたように、責任が共有してあり
ますよという形もあります。ただ事後執行しているのは教育研究所で
あります。ですから、学校の評議委員会を開催したときのように、学
校がこうだなとか、こういうような視点を持って欲しいとか、そうい
うことがあった時にご指摘を受けたり、評価を受けたりそういう様な
場でもありますので、ご承知おきいただければと思っております。以
上です。
( 阿 部 副 委 員 長 ):わかりました。ありがとうございます。あと、質問等いくつかあるの
ですがよろしいでしょうか。
( 西 田 委 員 長 ) :どうぞ。
( 阿 部 副 委 員 長 ):まず研修班にはたくさんの研修があるのですけれども、法定研修はど
れとどれで、要はそれは法律で決まっているからやらなければいけな
い研修で、あと横須賀市独自で設けている、これはより研修を深めよ
- 3 -
うと設けているものがあると思うのですが、それの区別を教えてくだ
さい。
それから研修事業を 1 年間実施後の評価・成果、それはどういうとこ
ろで見る、見られるのでしょうか。ただ実施しただけでおしまいにな
ってはそれだけになってしまうので、するということは教員の資質が
向上するというところだと思います。その資質の向上というのはどん
な形で見ていったらいいのかというのは私もよくわからないのですが、
そういうところ、評価の部分をイメージしておかないと、こういう事
業はやっただけになってしまうので、ただ来ましただけでなくその資
質の向上ってなんだろう、どういうものだっていうものを教育研究所
としてある意味聞かれたときにきちっと答えられる、そういうものを
持ってないといけないと思います。その研修事業全体としての評価を
どういう形で評価するのかということをお聞きしたいです。
それから昨年から県教委の方針でインクルーシブ教育ということで、
いろんな研修会や講習会を実施しているのですが、インクルーシブと
いう言葉が、この研修の中にあまりないような気がするのですが、こ
こがそのインクルーシブにあたりますよというようなことで言っても
らえればいいと思うのですけれども、ちょっとそこはインクルーシブ
教育というのがいいのかどうなのかという感じを持っています。
理科の研修も大変充実してきてとても嬉しいとは思いますが、横須賀
市の学力状況調査、中1、中2、小学校も実施していますが、すべて
理科が一番悪い結果となっています。平均正答率を見ると、たぶん国
社数理科の順番で悪くなっているのではないのかなと思います。本校
の中学 1 年生の昨年の学力状況を見ると、そういう順番で理科は最低
点、そういう状況があるのでその部分をやはり教育研究所としては正
しく頭に入れてリンクさせながら、理科の研修に力を入れなければい
けないんだ、という所をきちっと理解して取り組むということが大事
だと思います。その辺のところは理解しているのか、していないのか
ということと意見です。そういうところも含めてお願いしたいと思い
ます。
調査研究班の方もやはり調査研究として全体としての成果や評価はど
ういう形で評価をしていくのか、どうなれば効果があったのだと思え
るのかというそういうところをきちっと持ってないといけないのかな
- 4 -
と思いました。
次に、学校のホームページの課題ですけれども、学校現場としてはホ
ームページを常に更新するということはすごく負担になります。学校
によっては得意な人がいればすぐにできて負担はないのでしょうがそ
の差が激しい。そういう現場を支えるためにもっと根本的な解決方法、
更新ソフトが簡単だとかではなく、もっとその現場としてなんで難し
いのかというところをもう少し研究をすることで考えて欲しいと思い
ます。簡単に言えば人をつけてほしいという話なのですけれども、現
場としてはホームページを公開しなければいけない、更新しなければ
いけないのはわかるのですけれども、本当に学校の本来の仕事なのか
というそこのところが一番ひっかかっているのではないのかと、私は
そういう風に思っています。やらなければやらないでホームページが
何もなくて、あえてホームページが出てしまったから、更新しないと
そうやってみんなに文句を言われてしまうから更新しなければならな
い。こんなに大変だったらもともとなくしてしまえばいいと考えてし
まう、考えざるを得ない様な今の現場の大変さというのがあるのでし
ょうが、その根本のところをもう少ししっかりと共通理解をし、現場
はやはり大事なんだ、いやこれは教育委員会と同じような気持ちで、
重要だという思いを持たないとただ単に現場は負担感の中だけでやっ
ていくという、そういうところはすごく感じますので、そこのところ
はもう少し根本的なところを考えていかないといけないのではないの
かなという感じがします。
最後に、私も昨日理科のホームページを開いて、植物検索とか地層検
索を公開していたのだと初めて知りました。すばらしいホームページ
だと思いました。このホームページをどれだけ現場の教員が使ってい
るのか使っていないのか。使っていないとしたらなぜ使われないのか
というそういうところをもっともっと調査し、研究しないと、せっか
く作ってはいるのだけれど使われなかったら苦労だけで終わってしま
うと思います。その辺のところももう少し PR というか実際に現場の教
員が開いてこれは授業に役立つ、これで植物の名前も自分で勉強でき
るとなるとみんな使うと思うのですけれども、それを知らないだけな
のか、それともやってもこれではあまり役立たないなで終わってしま
っているのかその辺もわからないですし、そういうところを調査研究
していく必要があるのかなという風に思いました。以上です。
- 5 -
( 西 田 委 員 長 ) : はい、それでは他に何かご質問はありますか。
( 内 田 校 長 ): 教育研究所の組織の部分で、今年度教育情報システム室が総務課の管
轄に別れたと、さっき状況というかお話を伺ったのですが実際そうい
う形で組織を変えたことで教育研究所にとってどんなメリットがあっ
て、あるいは学校にとってどんなメリットがというものがもしあれば、
教えてください。
( 西 田 委 員 長 ):他にどうでしょう。よろしいでしょうか。
( 武 田 所 長 ): では最初に組織のことについてお答えいたします。基本的にずっとこ
の2年間の方向性として学校にいろんな備品を用意するのは総務課
という形で進められていったと思います。それに合わせるような形で
物については総務管轄にいたしましょう。そして今までは先ほど金子
係長が言っていたように PC 関係については指導主事が窓口となって
いろいろと SE みたいな形で対応していたのをそれをまず直しましょ
うというのが最初のスタートでした。それが改善されたことは教育研
究所にとって大きなメリットとなりました。指導主事の本来の役目の
ウェイトが非常に高くなりましたので、そこが大きなメリットです。
それとデメリットの方は、先ほども言いましたように今までは一緒の
組織の中にいましたからお互いの情報をうまくやりとりしていまし
たが、今度は決裁のルート等が変わってきますこともその辺のところ
は支障のないような形で進めていきましょうというのが今年度、今の
ところデメリットです。
それと二つ目の阿部校長先生が言っていた防衛省所管国庫の再編交
付金については、これは市全体のことですからまだ教育研究所の方で
はどういう様な方向性だということは今ちょっとお答えができない
ような形になっています、ということでご承知おきいただけたらと思
います。その他の質問については各担当からこれからお答えさせてい
ただきますのでよろしくお願いします。
( 高 橋 主 査 指 導 主 事 ): まず1点目の法定研修ですが、法定研修は初任者研修と教職 10 年経
験者研修この2つのみでございます、根拠となる法令は教育公務員特
例法の 23 条と 24 条をもとに行っております。
- 6 -
2点目の評価、研修の評価についてですが、なかなか資質能力の向上
を見るということは難しいことなのですが、毎回研修の終了時点でこ
の研修で学んだこと、具体的に数字で4段階の評価にしてつけており
ます。それを教育研究所の方でも集計して年間のトータルをだしてお
ります。そして服命書というのを1年・5年経験者に書いてもらい、
校長先生にこういう研修を受けてまいりましたと報告しています。そ
れをどう校内に反映していきますという計画書のようなものを作っ
ていただいています。それを教育研究所にも戻していただいて、こん
な形で校内に還元していくというところを見ています。また、研修の
終了時にレポートを提出していただいております。そのレポートに基
づいてこれもいいものがあった場合に校長先生にお返しをしていま
す。こういう形で1年間取り組みを行ってまいりましたということで
ご報告しております。なかなか目に見える形で資質能力の向上という
のは難しいのですがそんな形で評価を行っております。また自己評価
で早い段階でチェックリストを作りまして、現在の自分の状況、それ
から1年研修が終わった後に同じチェックリストをもう一度やって
いただきまして、どれだけ1年間自分が変わっていったか、評価を行
っております。
3点目インクルーシブ教育の構築に向けての研修ですがこれは現在
支援教育課が中心となって行っております。 支援教育課主催で年に
10 回研修があるのですがその中にユニバーサルデザインの授業に向
けた、たとえば東京の日野市の第三小学校の京極先生という校長先生
がいらっしゃいます。第三小学校は学校全体でユニバーサルデザイン、
インクルーシブ教育を推進しておりまして、今年度は夏期研修を予定
しております。あと数回インクルーシブ教育という名前は出ていない
のですが、それに向けての研修講座を予定しております。私からは以
上です。
( 宇 佐 美 指 導 主 事 ):理科のことにご質問を受けた点ですけれども、まず学習状況調査の結
果というところでは、私どもも理科の学力が低いということで深刻に
受け止めております。特に活用の部分で点数が低いということでは学
校の先生方に研修を通してどういう授業をして子どもたちの思考力を
高めるかということを考えていただきたいと思っていてどんな授業を
ということで具体的な場面をなるべく考えるような研修を実施してい
きたいと思っています。また小中学校で見たときに小学校の方で問題
- 7 -
があるのではないかととらえています。それは級外、いわゆる教科担
当の様な形で理科を持つようなかたちが多くなってきていてこれがた
とえばすごく理科の研究を深めているような方があたるということな
らばまったくこれはいいと思うのですけれども非常勤等の先生がいき
なり理科を担当してしまっているような、そういう点も問題があるの
ではないかと思いまして教育指導課の太田指導主事とも連携をしまし
てこの4月の教科総会に小学校理科研究会のお力を借りまして各学校
で理科を担任の先生が持っているのかということを調査しました。結
果はまだまとめていないのですけれどもこれを先日の全国学力状況調
査の結果と比較して級外が持っているところにポイントがあるかどう
か、そういう傾向を見てみたいと思っています。それをつかみまして
研修を今後どういうところに呼びかけるのかどんな形で行うかという
ことを考えていきたいと思います。もう一つホームページの活用につ
いてはまずひとつ私の PR が足りなかったというのが一番だと思いま
すけれども使い勝手があまりよくないというところもあると思います。
先生方が何を必要としているか、というところではやはりどういう授
業をというところで指導案であるとか、具体的な展開例であるとかそ
ういうことを発信していくことが今は重要ではないかということで、
先ほどのお話したところですけれども理科ナビというサイトに資料を
充実するという方向でたくさん公開をすすめておりましてそこの PR
も進めていきたいと思っています。以上です。
( 重 田 主 査 指 導 主 事 ):調査研究全体としての評価はなかなか難しいとは思うのですけれども、
我々としましては研究をした成果をどのように学校に還元するかとい
うことを第一に考えていまして、還元したものが先生方にとって役立
っているのかという視点で評価をしていきたいと思っています。そし
てその点で情報については各種アンケート等をとらせていただいて、
教育の情報化に関する調査研究は少しずつですがアンケートからもよ
くなったという意見をいただいてきてはおります。ただまだ課題が多
いことも十分承知しています。今、宇佐美指導主事が言ったのと同じ
でわれわれもイントラネットを見やすいように変更して、先生方にと
って使いやすいようにと考えているのですが、宣伝が足りないことを
自覚しています。たとえば図書室についても新しい図書が入りました
ということを図書のコーナーに来なくてもイントラネットを開けばわ
かるようにしているのですが、それを学校に伝えきれていないことが
課題なのではないかと思います。さまざまな情報、準備したものをい
- 8 -
かに忙しい学校現場の教職員に簡単に伝えられるか、大きな課題のひ
とつだと認識しております。
2点目のホームページに関してですが、先ほど阿部校長先生がおっし
ゃった「人」という部分においては、情報化支援員が学校からの要請
がありましたら日程調整して、どんどん学校に支援に行くようにして
おります。今年度もその窓口を関口指導主事が担当しております。例
えば忙しい中でなかなかいじめ防止プランを昨年発表したものを今年
度用に変えなければいけないが、やり方が厳しいということがありま
したら遠慮なく電話をいただければ、日程調整しまして担当を派遣し、
サポートしたいと思っています。機能的な部分は先ほど金子係長の方
からも出ましたが、CMS というブログのようなものに、全体がなった
ら少しは楽になるのではないかということで、先ほど情報 システム
室の方で今年度推し進めていくとお話がありましたので、一緒に協力
していきたいと思います。
( 西 田 校 長 ):はい、どうぞ。
( 武 田 所 長 ):今のホームページのお話ですけれども、昨年度その前の2年前からの
ホームページをいかに手早く簡略でできるかというのをすすめていま
して、先ほど金子係長の方がお伝えしていましたように、昨年いろん
なアップをしたときに時期がずれてしまってそのままずっと残ってし
まう、今現状お話しますとデータとして残っている過去のものが膨大
になりすぎているということがあります。それをなんとか不要な過去
のデータを全部なくしてきれいな形で運用できるということがまず第
一かと。でそれをいろんな見本を今時代がやはり進んでいますが、た
とえばアップした期日と削除する、自然に削除してもらえるとかその
ようなものがございますので、金子係長が言ったように今年度1年間
かけていろんな手筈を踏みながら、学校のホームページがいかに利用
されてかつ効率的に運用できるような形を模索していくということだ
け策を上げさせていただきます。
( 西 田 委 員 長 ):この他に補足説明はございますか。
( 金 子 係 長 ):お三方がお話いただいた内容がほとんどすべてかと思いますので、そ
ういったことで現場の困り感というのは十分こちらも理解しているつ
- 9 -
もりです。ただ教育情報化支援員の事業が平成25年度で終わってし
まったりとか、それについてはこういうご時世ですからあれだけの予
算をとって学校を回ってというのはなかなか難しいので教育研究所に
配置されている支援員がお邪魔するという形で、回数が極端に少なく
なってしまうかもしれないですが対応させていただくような形をとら
せていただきたいと思います。新システムによるホームページの内容
についてもまず見ていただくことからだという風に思います。自分た
ちの見た感覚ではかなり簡単になったかと考えます。現在のものは本
当に古いので扱い方が難しいんです。これまで情報化支援員のスキル
を学んでくださいというお話をしたこともありました。ですがなかな
かそうもいかない、一朝一夕には覚えられない、これはもう仕方のな
いことだと思います。現行の CMS のコマンドになっているページにつ
いては、本当に活発に更新されている学校は更新されています。それ
を見ていると、これならできるんだという感覚がこちらもあります。
それをもとにしたシステムですので、まず見ていただくのがよろしい
かなと思います。こちらも検証していただく機会をなるべく早く準備
したいと思っております。以上です。
( 西 田 委 員 長 ):はい。阿部先生いかがでしょう。
( 阿 部 校 長 ):もうひとつはホームページを更新してもしなくても何の反応も学校に
はありません。
「見ています」とか、一般の人から「あれはよかったね」
とか、何かあれば更新した甲斐もありますが、そういうものはないで
すし、更新しないと、
「更新してないではないか」というそういう評価
しかないのでもう少しやっているところに対して何かよくやっていま
すね、という何かが欲しいなと、時間をかけて更新作業をしたことへ
の反応や評価が来ると嬉しいなとそんなことを感じています。
( 西 田 委 員 長 ):はい、武田所長どうぞ。
( 武 田 所 長 ):一例にはなりますけれども、各学校のホームページを見ていただくと
ご指摘がありまして、本当に非常によく更新されている学校について
は名前をあげて「この中学校のホームページはすばらしいですね」と
いう声もありますが、そういうところがお伝えできなかったので、今
後そういうような声があったときは、その学校にはこういうような声
があがりましたということを伝えるよう心がけたいと思います。
- 10 -
( 阿 部 校 長 ):そうですね。
( 西 田 委 員 長 ):内田先生よろしいですか。
( 内 田 校 長 ):はい。
( 西 田 委 員 長 ):ではご質問の方はよろしいでしょうか。ではあと何かご意見等ござい
ましたら先ほどの話の中でもいくつかご意見出ていましたけれども、
どうぞ。
( 丸 茂 先 生 ): 要望になるかもしれないのですが、今年度の性的マイノリティの子供
たちのことですとか、あとメンタルベースのことなど、今日的な課題
について研修を入れていただいているのはすごく有難いと思います。
さまざまな課題がどんどん出てきますので、是非大変なことかもしれ
ないのですけれども、教育研究所の方で最新の情報が入るような研修
というようなことを設定していっていただきたいと思います。私たち
教員の方でも、知らなければいけないことっていうのは大変多くあり
ますのでお願いしたいと思います。ただ、いい研修をしていただいて
も研修に行けないということが多いので、難しいかもしれませんが何
かホームページ上で動画のような形で残っていると後からでもこれ
行きたかったけど行けなかったので、見ることができてよかったとい
うようなことになると思うので、何か工夫をしていただけるとありが
たいと思います。今後も学校現場職員の要望ですとか、希望を入れて
いただいて研修を作っていっていただきたいと思います。お願いいた
します。
( 西 田 委 員 長 ):他いかがでしょう。
( 阿 部 校 長 ):研修を法定研修よりも結構たくさんやっているではないですか。それ
は他の市町に比べて多いのか少ないのかよくわからないのですけれど
も、多分多いのではないのかと思うのですけれども、それを全国的に
発信して横須賀に行けば教員になってもこうやってずっと勉強できる
んだと思えば神奈川県を受けて横須賀を希望する教員が増えていくの
ではないのかなと。そういったところも含めてPRをできればいいか
なと思います。
- 11 -
( 武 田 所 長 ):そのことについて神奈川県内、関東地区とかいろんなところに連盟が
ございまして、そこの研修指導を昨年2年間かけて調査し分析しまし
たところ、横須賀市の研修の項目については政令市よりは少し少ない
ことがわかりました。今年度は改善することを目標として前所長とい
ろんな研修の構築を再構築しまして、ほぼその政令市と同じような体
系の内容に今近づきつつあります。それと先ほど高橋主査指導主事が
お伝えしていたのですけれども、この1年間を使って今文部科学省か
らも教員の研修体系のありかたを見直しなさいという方針が出されて
いまして、その辺のことをこの1年間かけて、やはり経験に応じた研
修が構築できるようにやっていきなさいという方針が大きくでていま
すので、そこに向けてこの1年かけて研修体系の再構築をしようと考
えています。
( 西 田 委 員 長 ):他にご意見等はよろしいでしょうか。それではこれで意見も締め切ら
せていただきます。教育研究所の方で何か補足等よろしいでしょうか。
( 丸 瀬 課 長 ):確かに今の研修の話にでたところ2年前に研修の時間数を調べたら横
須賀は非常に少ないということで改善をはかられていきたい、並んで
いきたいという話だったのですが、それを政令市などがよくやってい
る何年時にはこういう風な力をつけていこうというのをまた示しなが
ら、現場と協力していろんな体制組めていけばいいですし、今でてい
る学力状況のいろんな部分、それからこれから出てくるこの前の4月
30 日に性的マイノリティについては今回県から正式に通達は出てい
ませんけれどもそういうものとか、インクルーシブだとか学習状況の
結果だとかすべて教育研究所だけというわけではなくて学校と教育指
導課や支援教育課それから人については教職員課、それから研修につ
いては教育研究所いろんな部分が一体となってやっていって初めて効
果が出るのだと思いますのでそういう部分での連携を強めながらまた
今年もやっていっていただければ、一緒にやっていければと思います。
よろしくお願いします。
( 西 田 委 員 長 ):よろしいでしょうか。教育研究所の方で何か補足等ありますか。よろ
しいでしょうか。
それでは以上をもちまして協議の方を終了したいと思います。ご協力
ありがとうございました。
- 12 -
7 連 絡
(1) 交通費精算について
(2) 第 2 回教育研究所運営委員会の開催日程について
平成 28 年 1 月 20 日(火)午前 10 時~
(3) 議事録の送付について
8 閉 会
以上
- 13 -
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