Comments
Description
Transcript
20 [182KB pdfファイル]
ート大会で、1年生ながら2 月に行われた全国中学生スケ 2時間ほどの練習を行っています。低 ると、リンクの上で毎日1時間半から うとう根負けして、1週間ほどで練習 い!』と言ってくるのです。それでと したのですが、連日、本人が『滑りた をつけるトレーニングを積み、氷が張 『 2 週 間 は 練 習 を 休 み な さ い 』 と 話 を 2 い姿勢を保ちながら滑り続ける練習の に出かける時間はほとんどありません。 なと思いました」と語ります。 種目で3位入賞という快挙を そ れ で も 「 ス ケ ー ト を 辞 め た い と 思 っ 将来の夢は?と聞くと、少し恥ずか を再開することになりました。本当に スに集中すると緊張はなくなり、から しそうに「穗積選手のようなスケート だがよく動きました」と、落ち着いた たことはありません。一緒に頑張る仲 選手になりたい」と答えてくれました。 習 の 成 果 が 出 て 、 タ イ ム が 縮 ん だ と き 3年前、少年団の仲間と応援したバ 間と支え合って楽しく続けています。練 ようになりたいと思い、千歳スピード 口調で振り返ります。 より速く、上手にスケートが滑れる は達成感があって嬉しい」と話します。 ンクーバーオリンピックの舞台で銀メ 一歩ずつ、着実に追いかけます。 なざしは、世界で活躍する先輩の姿を、 ニングを積み重ねる吉村さん。そのま にあこがれ、ひたむきに日々のトレー ダルを獲得した穗積雅子選手。その姿 スケート少年団に入団したのは小学2 年生のとき。スケートの道を勧めてく 「 滑 っ て い る と き に 上 半 身 が ぶ れ な れた母親と、練習に付き添ってくれる いという才能もあるのですが、とにか 父 親 に 「 あ り が と う と い う 感 謝 の 気 持 く 一 生 懸 命 で、 し っ か り と し た 性 格 」 ちです」と言葉を贈る吉村さん。 と評価する、少年団の松本敏男監督は 春から秋は、陸上や自転車で持久力 「 昨 年 、 足 の 指 を ケ ガ し た こ と が あ り 、 S C N 後は、足がパンパンになっています。 あこがれの先輩、穗積選手 を目指してがんばります 成し遂げた吉村優那さん。 「初めての全国大会で最初はとても 【よしむら ゆうな さん】 青葉中1年生 ●2月2日~5日に長野県で行われた全国中学校スケート大会 に北海道代表として出場。3,000 メートルと 1,500 メートルの 2種目で共に3位入賞という好成績を納めた。 大会で記録した 3,000 メートルの4分 31 秒 02、1,500 メートル の2分 09 秒 32 は、共にこれまでの自己ベストを大幅に更新。 今後さらなる飛躍が期待される。 練習熱心で、スケートが大好きなんだ PEOPLE 緊 張 し て い ま し た が 、 滑 り 始 め て レ ー 冬は週末も練習や大会が続き、遊び E L P 景 風 る O E P F O Y R OF E E い の SCENERY 人 吉村 優那 20 広報ちとせ 2013 年3月号 さん YUUNA YOSHIMURA