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観光商業エリア
観光商業エリア(松代地区) 基礎データ 商業統計調査実施年 ①行政人口 ※1 ②商業人口 ※2 ③小売吸引力係数 (②/①) 昭和63年 平成3年 平成6年 平成9年 平成11年 平成14年 平成16年 21,555 21,541 21,435 21,183 20,922 20,366 19,948 12,775 11,610 12,031 13,460 12,361 13,544 13,677 0.59 0.54 0.56 0.64 0.59 0.67 0.69 ※1 商業人口=当該地域の年間小売販売額÷県民一人当たりの年間小売販売額 ※2 小売吸引力係数=当該地域商業人口÷当該地域行政人口 商業立地の現況等 ・「長野電鉄松代駅」から「長野市松代支所」方面にかけて専門店を中心とした商店街が 構成され、小規模な商店が多数立地しています。 ・大型店の出店も見られるが、個人商店が多く立地しています。 ・観光地型の商店(土産物店)等が各観光ポイントに見られますが、善光寺周辺に比べる と集積の度合いは低いといえます。 ・商店数で見ると、小売業の中では飲食料品小売業の占める割合が最も高く(31.7 %)次 いで高いのは織物・衣服・身の周り品小売業(9.2%)です。 ・商業人口・小売吸引力係数ともに低調に推移していますが、観光地としての魅力向上と あわせて増加に転じる可能性があります。 特 性 ●位置・概要 千曲川以南の市の南部に位置する地域 ・中心市街地に位置づけられる「長野電鉄松代駅」を中心に商業利用がなされています。 ・山間部及び河川敷を中心に農地が広がり、地区全体としても農地の利用が多くの割合を 占めています。 ・「真田邸」・「松代城址」など歴史的・文化的な資源が多く、商店をはじめ、住宅も街 並み景観に配慮され、観光を核としたまちづくりがなされています。 ●都市施設等の整備の方向 ・「長野電鉄松代駅」から「国道 403 号」にかけて、商業機能とともに、「松代城址」や 「真田邸」などを代表とする観光資源の集積を誘導 ・「長野インターチェンジ」周辺は、立地条件を活かし、地域に密着した産業、流通等の 土地利用を誘導 ・史跡や公園等は、景観に配慮した歩行者が回遊できる歩行者空間を整備 ・市街地の周辺部においては、計画的に駐車場を整備 ・史跡や武家屋敷等、古くからの街並みが残る地区では、歴史的な街並みの保全と再生を 推進 ・水辺の景観に配慮し、泉水路や遊歩道を整備 75 松 代 地 区 地域商業のビジョン ●地域資源を最大限に生かし、観光と一体となった商業環境形成の促進 ●歴史的景観・街並みに配慮した商業環境の形成 商業集積の方向 長野市商業振興ビジョンによる 地域・主要幹線道路 重点整備拠点 (「長野電鉄松代駅」周辺) 商業系地域 商業集積の方向 ・交通環境の改善(環状道路・骨格道路の整備、歩道の整備、市街地 周辺部への駐車場整備と散策の推進など) ・城下町情緒あふれる景観整備(商業施設の外観、広告建造物、看板 などへの配慮、田園風景の保全など)による来訪者の憩いの場とな る歴史的街並みの再現 ・歩いて楽しい快適な歴史・文化的歩行空間の形成(歴史的道筋の整 備など) ・来訪者の憩いの場となる店舗(飲食店等)の強化促進 ・個性的かつ魅力的な専門店への支援とその育成による観光商業の振 興 ・コンベンション*参加者に対する観光・娯楽の場の提供 ・地元の伝統・文化・歴史を生かした地域おこしイベントの活発化 その他の地域 市の諸計画に基づく区域 商業集積の方向 かぎまが 松代町景観計画推進地区 松 代 地 区 ・武家屋敷、町家、門と塀、土蔵、鈎曲り、泉水路、寺院神社など 特徴のある景観を活かした街並みの保全と住環境の整備 用途地域別の建築制限 用 途 地 域 第一種低層 住居専用地域 第一種中高層 住居専用地域 第一種住居地域 準工業地域 制 限 ※ 床面積 50m2以下 床面積 500m2以下 床面積 3,000m2以下 床面積 10,000m2以下 近隣商業地域 ※立地可能な集客施設は用途地域ごとに異なっているが、主な対象としては、日用品販売店舗・飲食店等。 ──────────── *コンベンション…会議・集会・大会・展示会・見本市等、特定の目的で多数の人が集まること。 76 商業地域 制限なし 観光商業エリア(松代地区)構想図 N 松代中学校 学校 交通結節性としての 駅を含めた周辺整備 松代駅 松代小学校 松 代 地 区 凡 例 商業系地域 青垣公園 重点整備拠点 松代町景観計画推進地区 生鮮食料品店 77