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一歩を踏み出す勇気が自分を変える 自分を変える旅に出よう 朝読書の

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一歩を踏み出す勇気が自分を変える 自分を変える旅に出よう 朝読書の
平成27年9月30日
〒175-0082 東京都板橋区高島平 2‐24‐1
Tel 03(3936)1591 Fax03(3935)6441
板橋区立高島第二中学校校長
荒 井 秀 樹
一歩を踏み出す勇気が自分を変える 自分を変える旅に出よう
夏休みに旅行を楽しんだ人も多いことと思います。旅を通じて、何か感じたことはあったでしょうか?先
日、喜多川泰さんが書かれた「ライフトラベラー<人生の旅人>」という本を読みました。旅について考え
させられる内容だったので皆さんに紹介します。
一人の若者が登場します。その若者は、彼女に振られ落ち込んでいました。自分を振り返り、自分を変え
ようと旅に出ることにします。人生を変える旅の達人とも言うべき友達に相談します。
「自
分を変えるような旅に出たい」と。友達は、人生を変える旅を企画するのです。
若者は旅支度をします。大きなスーツケースに、10 日分の着替え、洗面道具、ドライヤー、
目覚まし時計に……。あっという間にスーツケースは一杯になってしまいました。
「残りの
荷物をどうしよう……」と考えていると、迎えに来た友達が現れました。長旅にもかかわら
ず、小さなバッグを背負って。
友達の姿を見て若者は尋ねます。
「荷物はそれだけ?旅先で必要なものが足りなかったらどうするの?」
友達は答えます。
「お金で買えれば旅先で買う。買えないものは友達に借りる」若者は不思議に思い「友達
がそこにいるの?」と聞き返します。友達は応えます。
「いいや、今はいない。行った先で出会った人と友
達になるしかない。
」
皆さんはこの二人の会話を聞いて、若者とその友達のどちらに共感しますか?多くの人はしっかり旅の準
備をして出かけることでしょう。でもその友達は、必要と思われるものでさえ持って旅に出ないのです。
人生を変える旅の達人は、旅の目的を次のように考えているのです。
例えば歯ブラシを準備し忘れたとしましょう。歯ブラシがなければ現地で調達しなければなりません。例
えば外国であれば、現地の人にどこで売っているのか、そこに行く道順を尋ねなければなりません。言葉が
通じなければ身振り手振りで尋ねます。必死に尋ねる姿を見て、現地の人は必死に教えようとしてくれるか
もしれません。そこに出会いのチャンスがあるかもしれないのです。しかし歯ブラシを持って行ったならば、
必要なものを苦労して探し求める経験も積むことができません。旅先で出会う人もいないかもしれません。
事前の計画を入念に立て、計画通りに旅を進め、楽しい思い出はたくさんできるかもしれません。同じ旅
でも、大きな困難にあえて挑み、多くの人に助けられながら親切心に触れる旅から得られるものが、全く同
じではないというのが旅の達人の考え方です。若者は「自分を変えるような旅に出たい」と思っていました。
その目的を実現するには旅の楽しさを求めるだけでは達成できません。どんな人に出会い、自分の考えを変
えるどんな出来事に遭遇するかで決まるのだと思います。
空港に降り立つ外国人に密着するテレビ番組が人気を得ています。ヒッチハイクで日本を巡るなど、無茶
と思われるような旅をする人たちが登場したりします。旅の途中で多くの日本人の心に触れ、日本を旅立っ
ていく姿に感動を覚える人も多いことでしょう。もしかしたら心の中に、そういう旅にあこがれる気持ちが
あるのかもしれません。
未知のことに挑戦する時、私たちは頭の中で知らず知らずのうちに計算します。「本当にうまくいくのか
な?」「困ったことにならないかな?」など。そして一歩踏み出すことをやめてしまいます。でもそれは、
貴重な経験や出会いの場を、捨ててしまっているのと同じことかもしれません。自分を変えるチャンスを自
ら捨てることと同じなのに・・・・。
人生を変える旅の達人はこんなことを言っています。
「旅先で不自由がないように完璧な準備をしていけ
ば、確かに快適かもしれない。でも自分のいる場所では経験できないような経験をする機会もなくす。だか
ら僕は、どうしても必要な物以外は持っていかないことにしている」達人の人生もきっと同じなのでしょう。
<この文章は各ご家庭での話し合いにご活用ください>
朝読書の時間を使って朝学習月間を実施
朝の落ち着いた時間に学習を
9 月中旬から 10 月中旬までの1ヶ月間、朝学習月間として朝の10分間学習を実施しています。朝読書で
落ち着いた雰囲気の中で読書する習慣が身に付きました。落ち着いた環境の中で学習に取り組む姿勢も身に
付けてもらうことを願って朝学習月間を導入しました。板橋区のフィードバックテキストなどを活用し、基
礎基本の復習を中心とした学習に取り組んでいます。
校内基礎基本学力コンテストを実施
頑張った生徒たちを表彰しました
国語・数学・英語の基礎学力の向上を図るために、
3教科満点者
基礎基本を中心とした学力コンテストを、今年から始
2年 田口和佳
めました。夏休み中に出された課題の中から問題が出
題されます。9月1日の始業式の後に、生徒たちは国
2教科満点者
数英の基礎基本学力コンテストにチャレンジしまし
3年 大塚恵里
た。しっかり夏休みに取り組んだ人はこのテストで成
2年 中井悠樹
果を発揮できたと思います。
1年 小田琴子
各教科で満点を取った生徒には、努力をたたえ表彰
状を授与しました。残念ながら合格点に達していなか
☆1 教科満点者
った生徒たちは、合格するまで再確認テストが放課後
1年 8名
2年
の時間を使って行われました。来年度は、満点の表彰、
1回での合格をめざして夏休みの使い方を工夫してみてはどうでしょう。
小室美妃奈
井関日奈子
秋山美穂
後藤由季恵
14 名
3 年 20 名
第5回土曜授業プランを実施しました
☆3 年生 進路説明会
高校の先生の話を聞く会 面接対策講座を中心に
土曜授業プランの中で、3 年生は進路説明会を行いました。進路選択も差し迫った
状況の中、多くの保護者の方々にもご参加いただきました。前半は高校の先生の話を
聞く会を、後半は都立学校についての話を学年主任から行いました。
多くの私立学校では面接試験が行われます。また都立の推薦を受験する生徒達にも
面接試験が行われます。人生初めての面接試験という生徒が大半を占める中、
「いっ
たい面接はどのようにすればいいのだろう」と不安な思いを抱えている生徒も多いの
ではないかと思います。村田女子商業高校の先生が、面接官の立場から面接のポイントについて詳しく話し
てくださいました。教えていただいたことを実際の試験に生かしてください。
☆小学校へ中学校出前説明会
中学校生活について話してきました
高島第二小学校の 6 年生の 1 時間目の授業の時間に、本校の 2 年生の生徒会役員の
3 名が、中学校生活についてお話をしてきました。小学校と中学校の違いや中学校で
行われる授業や行事、委員会活動や部活動などの学校生活の様子を、パワーポイント
を使ってスクリーンに投影しながら説明して来ました。
説明終了時の質疑応答の時間には、6 年生の児童から多くの質問が寄せられました。
その様子から、中学校生活を楽しみにしている思いが伝わってきました。皆さんの入
学を高二中生は心からお待ちしています。
☆新入生児童・保護者向け学校説明会
中学への膨らむ夢に
土曜授業プランの午後の時間を使って平成 28 年度入学生向けの学校説明会を行いました。
高二中生の様子をご覧いただくために、5 時間目の授業の様子を合わせてごらんいただきました。
高二中での教育課程や学校の 1 年間の流れ、本校がこの 2 年間で取り組んできた落ち着いた学校生活に向
けての取り組みや、今年度重点的に取り組んでいる学力向上への数々の取り組みについて説明させていただ
きました。多くの児童・保護者の皆さんにお越しいただいたことに改めて感謝申し上げます。
近隣の小学 6 年生を対象に部活動体験を実施しました
9 月 10 日、11 日の 2 日間にわたって小学 6 年生を対象に部活動体験を実施しました。
普段の部活動では見慣れない私服姿の小学生たちの姿、やさしく指導する中学生たちの
ジャージや制服の姿が学校のいたるところでみられました。放課後の 4 時 30 分からの 1
時間、少しの時間ではありますが、中学生と一緒に部活動に取り組み、中学校生活への
期待を膨らませたことと思います。
2 学期の中間考査が始まります
試験に真剣に臨む姿勢を身に付けよう
2 学期になり、気持ちの切り替えは済んだでしょうか。早くも 2 学期の中間考査が近づいて
きました。3 年生にとっては、進路にかかわる大切なテストになり
ます。十分な準備をして臨んでほしいと思います。
1
2
1,2 年生にとっても 3 年生になるまでの間に、
「テストには十分
8 日(木)
国
英
な準備をして臨む」という習慣を身に付けなければなりません。1
9 日(金)
数
社
回 1 回の定期考査を大切にしてほしいと思います。
3
理
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