...

〈保育者の声〉 おやつ作り 食育

by user

on
Category: Documents
20

views

Report

Comments

Transcript

〈保育者の声〉 おやつ作り 食育
2013 年 2 月号
おやつ作り
し らさ ぎ保 育園
VOL45 NO.11
(通巻 538 号)
ゆりぐみ担任 須田尚子
http://www.sirasagi-hoiku.com/
✿2 月のテーマと内容
テーマ
内
容
0 才児
おいしいね
食事の時間になると自然に笑顔がこぼれ、パクパク食べて
食欲旺盛。お皿を持ち上げ「おかわり!」の姿もかわいい。
1才児
友だちの輪
仲良く手をつないだり、おしゃべりしたりと一緒に遊ぶ
ことが楽しくなり、どんどん広がる友だちの輪。
2才児
ルールあそび
転がしドッチや、だるまさんがころんだなどみんなで
ルールのあるゲームができるこの頃、ルールを守って遊ぶ
楽しさを知る。
3 才児
寒 さなんて
へっち ゃら
戸外で鬼ごっこやかけっこなど体を動かす遊びをし、寒さ
に負けず、丈夫な体をつくる。
4 才児
5才児
心を育てる
良き社会人と
なるためにⅢ
友だちを助けたり、おもちゃや順番をゆずったりする
優しい気持と、
「ありがとう」が素直に言えることで、
感謝の心が育つ。
遊びや役割りを決める時、友だちと相談し協力しあって
コミュニケーションの大切さを身につけ、生きる力を
育てる。
✿2 月のプラン
1 日・15 日(金) 弁当日
5 日(火)~9 日(土) 作品展(3 才児以上)
7 日(木) すぎのこ巡回劇場(3 才児以上)
9 日(土) 保育参観日(全クラス)
20 日(水) 誕生会
23 日(土) 試食会Ⅱ
クラス別懇談会(3 才児以上)
≪13 日(水) カンガルー広場(園庭開放)≫
食育
子どもの広場
保育者:
「今から凧を作りましょう」
A くん:
「ん・・・たこやき?」
保育者:
「え~と…何って
説明したらいいかな?」
(1 才児)
きょうのメニューは
『さつまいもとチーズのかき揚げ』
A くん:
「かりあげおかわりください」
保育者:
「刈り上げ?食べられないけど…」
(2 才児)
ゆりぐみは 1 月からおやつ作り(調理実習)が始ま
りました。毎回メニューをチェックし、楽しみに
しているみんな。ホットプレートを囲んで、松本
栄養士から作り方の説明がはじまると身をのり出
して興味津々で聞いています。初めての経験に驚
くことばかりで新しい発見もいっぱいです。
ごはんのお好み焼き、どら焼き、ホイルケーキ、
クレープなど、おいしいおやつがたくさん…。
「おいしい!おいしい!」とおかわりをいっぱい
します。おやつができる頃、他のクラスの先生が
通りかかると、小さなコックさんは、作り方の説
明をしたり、ヘラでお皿に入れてくれたりする姿
がかわいくて目を細める担任です。自分たちで作
ったおやつを食べる楽しさ、喜びを味わうことは
もちろん、聞く力、考える力などたくさんのこと
が学べ、卒園前に貴重な体験ができ、良い思い出
になると思います。
〈保育者の声〉
たんぽぽぐみ担任 渡部美智子
当園では毎月、職員で食事についての
勉強会をしています。食品添加物につい
てや、アレルギーのことを勉強したり、
食育の教材を作成したりしています。
子どもたちが楽しみながら食事に興味を
持つように、ポスター、食育カルタ、
フェルトで作ったパネルシアター、本物
そっくりの食品がお店に並ぶ買い物ごっ
こセットなどを考えて作ってきました。
今年度は、食べ物が体内でどのような働
きをするかを子どもたちにわかりやすい
ように、体の模型を作り、臓器や食べ物
を貼ってあそぶ教材を製作中です。
子どもたちにわかりやすくあそびやすい
教材をと思考錯誤し、完成間近。
おたのしみに!
すみれぐみ担任 宮島香理
私は保育士一年目。4 月からたくさんのことを学んできました。すみれ組(3 才児)の子どもたち
と一緒に過ごしてみて、子どもの成長のめざましさを実感しました。自分の気持を言葉で
上手く表現し、身の回りのことを大人の手助け
なしにできるようになった姿を見て嬉しく思います。 編集後記
2 月 9 日(土)に保育参観を実施します。
保育者として成長し、子どもも私自身も“楽しい”
6 月は 、入園や進級で 新生活に「慣れたか
と実感できる保育をめざして一層努力し、
な?」という目で保護者のみな様もご覧になっ
保育者として成長していきたいです。
たと思います。今回の参観ではクラスがまとま
り、成長したお子さんの姿に驚かれることでしょ
たんぽぽぐみ担任 仙石和江
う。本当にお子さんたちはめざましい成長をみ
連日、新聞で高校教師の体罰について報道されてい
せてくれています。
ますが、生徒にどのようになってほしくて体罰をし
もうひとつ参観の大きなねらいは、集団の中
ていたのでしょうか? 報道で知る限り、体罰は明
で同じ年齢のお子さんたちとかかわっていた
らかに限度を超えていました。
だき、「うちの子はこんな感じなんだ!」と家庭
これから未来のある若者が死を選ぶしかなかった
と違った面を発見していただきたいということで
としたら、どんなに苦しかったことか。そして子を
す。
持つ親として、男子生徒の御両親の無念と悲しさを
是非たくさんのご参加をお待ちしております。
思い、胸がいっぱいになります。自殺に行くまでに
(安食)
何か手だてはなかったのか悔しくて仕方がありま
≪今月の担当: 安食美保 ・ 須田尚子 ・ 植木あゆみ≫
せん。
Fly UP