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NetVault Backup 8.5.2のリリース・ノートのダウンロードは
NetVault®: Backup v8.5.2 リリース・ノート リリース情報 NetVault Backupのドキュメント 新機能 一般的な注意事項 インストール/アップグレードに関する注意事項 既知の問題点 – NetVault Backup Workstation Client 既知の問題点 – File System Plugin 既知の問題点 – CLI 既知の問題点 – NetVault Backup ソフトウェアの修正 – NetVault Backup Workstation Client ソフトウェアの修正 – NetVault Backup リリース情報 サポートされているプラットフォーム情報について詳しくは下記のWebサイトからアクセスできる NetVault Backupの製品ドキュメントの対応リストを参照してください。 http://www.bakbone.co.jp/support/product_documentation.html NetVault Backupのドキュメント NetVault Backup v8.5.2 には、下記の製品ガイドが用意されています。 『NetVault Backup インストレーション・ガイド』 - 本ガイドでは、NetVault Backup サー バ・ソフトウェアおよび NetVault Backup クライアント・ソフトウェアのインストールに関する 全手順を説明しています。 『NetVault Backupアドミニストレーターズ・ガイド』 - NetVault Backupの使用方法につ いて説明し、NetVault Backupのすべての特徴と機能について包括的な情報を提供しま す。 『NetVault Backup コンフィギュレータ・ガイド』 - NetVault Backup Configurator の環境 設定とデフォルト設定の変更方法について説明しています。 『NetVault Backup CLI リファレンス・ガイド』 - 本ガイドでは、NetVault Backup のコマン ドライン・ユーティリティについて詳しく説明しています。 さらに、以下のガイドも利用可能です。 『NetVault Backup File System Plugin ユーザーズ・ガイド』 『NetVault Backup ビルトイン・プラグイン・ユーザーズ・ガイド』 『NetVault: Backup Administrator’s Guide for Mac OS X(英語のみ)』 『NetVault Backup Workstation Client アドミニストレーターズ・ガイド』 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 1 / 13 『NetVault Backup Workstation Client ユーザーズ・ガイド』 『NetVault Backup SmartDisk インストレーション/アップグレード・ガイド』 『NetVault Backup SmartDisk アドミニストレーターズ・ガイド』 BakBone製品のドキュメントは下記サイトからご覧いただけます。 http://www.bakbone.co.jp/products/product_documentation.html#manual 新機能 NetVault Backup v8.5.2で追加された新機能は下記の通りです。各製品の機能については、該 当のNetVault Backupドキュメントをご参照ください。 CLI ユーティリティの改善点 - 以下の項目が本リリースの NVBU CLI ユーティリティで改善 されました。 nvjobstart CLI ユーティリティに–phase および–instance スイッチが追加されました。こ れは、ジョブの特定のフェーズまたはインスタンスを実行するために、ジョブ ID に加え、 フェーズ番号およびインスタンス番号を指定することができます。この機能は、フェー ズ 1 のジョブを実行することなく、フェーズ 2 のジョブを実行するような場合に使用でき ます。 nvsetcreate の–include 引数に、Sun NAS 7000 Unified Storage System のバック アップに対してボリューム名を指定できるようになりました。 ソースのメディア要求に対するタイムアウト設定機能 - ターゲット・メディアのタイムアウト設 定を、ソースのメディア要求に適用できるようになりました。Consolidate Incremental Backups および Data Copy のジョブについて、ソースのメディア要求に対するタイムアウト 設定は、[NVBU バックアップ]ウィンドウの[ターゲット]タブにおける[メディア要求のタイムア ウト]設定と同様です。セカンダリ・コピーのジョブについては、ソース・セットに関するこの設 定はターゲット・セットから取得されます。この機能を使用すると、ソース・メディアに対する要 求があらかじめ指定したタイムアウト値を過ぎると、バックアップ・ジョブを中断することができ ます。 本リリースで、この機能を有効にするための新しいオプションが NVBU Configurator の[メデ ィア・マネージャ]タブに追加されました。 NetVault SmartDisk(NVSD)用 WebDAV 認証のサポート - NVSD のバージョン 1.2 では、ダイジェスト・アクセス認証(Digest Access Authentication)と WebDAV(Web Distributed Authoring and Versioning)がサポートされ、データへの不正アクセスを防止す ることができます。WebDAV 認証の詳細は、NVSD サーバと NVBU サーバの両方で設定 する必要があります。バックアップおよびリストアに、WebDAV 認証が有効になった NVSD デバイスを使用するには、バージョン v8.5.2 以降の NVBU サーバおよび NVBU クライアン トが必要になります。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 2 / 13 一般的な注意事項 NetVault Backup v8.5.2 には、File System Plugin v7.5.17 および NetVault Backup Workstation Client v1.2.3 が含まれます。 NVBU v8.5.1 から、繁体字中国語版の製品は廃止されました。 NetVault Backup v8.2.1 から、暗号化プラグインは NetVault Backup サーバ・バージョンお よびクライアント・バージョンのインストール・パッケージにバンドルされません。 暗号化プラグイン v2.0 から、CAST-128 アルゴリズムを提供する標準アルゴリズムと、 AES-256 および CAST-256 アルゴリズムを提供する高度なアルゴリズム・オプションが利用 可能になりました。各アルゴリズムは個別のプラグインを暗号化されたバックアップおよびリ ストアを実行したい NetVault Backup サーバやクライアントにインストールすることで利用可 能です。 NetVault Backup v8.2 以前のバージョンで作成された暗号化バックアップをリストアするに は、リストア対象のクライアントに暗号化プラグインをインストールする必要があります。 NetVault Backup v8.2 以前のバージョンにバンドルされていた暗号化プラグイン用のライセ ンスは引き続きご利用可能で、暗号化プラグイン標準アルゴリズム・オプションと同等です。 インストール/アップグレードに関する注意事項 NVBU v7.4.x より前のバージョンからのアップグレード - NVBU v7.4.x より前のバージョン からアップグレードする場合は、『NetVault Backup インストレーション・ガイド』を参照してくだ さい。 インストール・ディレクトリのコンフリクト - NetVault Backup は、デフォルト・インストール・デ ィレクトリの\NetVault ルート・ディレクトリにはインストールしないようご注意ください。たとえば v8.5 の場合、NVBU は Windows の C:\Program Files\BakBone Software\NetVault Backup ディレクトリにインストールされます。このインストール・ディレクトリを C:\Program Files\BakBone Software\NetVault に変更しないようにご注意ください。これは他の BakBone 製品とのコンフリクトの原因になります。 特定のインスタンスで、NetVault Backup の最新バージョンを使用しているマシンと、 NetVault Backup 7.4.5 以前のバージョンを使用しているマシンとが、相互動作しない - NetVault Backup v8.0 以降で行った変更により、v8.5.2 を使用しているマシンは、以下の場 合において、v7.4.5 以前のバージョンを使用しているマシンと相互運用できません。 NDMP ファイラー接続デバイスへバックアップを行うこと NDMP Plugin を使用したバックアップを行うこと 上記どちらの場合も、NetVault Backup サーバとクライアントの両方に NetVault Backup v8.5.2 をインストールする必要があります。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 3 / 13 既知の問題点 - NetVault Backup Workstation Client NetVault Backup Workstation Clients がひとつの NVBU サーバにしか追加できない (BUG-174) - ひとつの Workstation Client は、ひとつの NVBU サーバにしか追加すること ができません。Workstation Client が複数の NVBU サーバに同時に追加された場合、 NVWC Scheduler は Workstation Client のシャドウ領域を正常に保護することができませ ん。 メディア待ち状態が長期間続くと、ジョブが失敗する(BUG-360) - NVWC バックアップ・ジョ ブについて長期間メディア待ち状態が続いてからメディアが利用可能になった場合、複数の ジョブが同時に実行される場合があります。この際、インデックスのコンフリクトが起こり、後続 のジョブが失敗に終わる場合があります。この問題は Workstation Client の後のバージョン で解消される予定です。 既知の問題点 - File System Plugin 全般 Solaris ZFS および UFS に関するすべての既存アイテムの ACL(アクセス・コントロール・リ スト)と拡張属性を保護するには、Solaris システムで v7.2.x またはそれ以前のプラグイン・バ ージョンからアップグレードを行った後、File System Plugin を使用してフル・バックアップを実 行する必要があります。 再開したジョブを検証できない(NVG-4567) - 再開したバックアップに対して、[バックアップ 後の検証]オプションは使用できません。 Windows リストア中にシンボリック・リンクだけが上書きされると、ターゲット・ファイル内のデータが失わ れる(FSG-604) - リストア・ジョブが Windows シンボリック・リンクをリストアする時 (Windows のショートカットではなく mklink を利用して作成されたファイル)、シンボリック・リン ク・ファイルがすでにターゲット・ファイル・システム上に存在し、シンボリック・リンク・ターゲット のデータ・ファイルもすでに存在する場合、ターゲット・データ・ファイル内のデータが失われま す。このためシンボリック・リンクをリストアする場合は、注意が必要です。また、シンボリック・ リンクによってターゲットとされたデータ・ファイルがバックアップに含まれているか、必ず確認 してください。さらに、リストア・ジョブを実行する前に、ターゲット・ファイル・システムから既存 のシンボリック・リンク削除し、シンボリック・リンクがリストアされないようにしてください。ある いはデータ消失のリスクが無いよう、リストアを実行する前に、バックアップが完了しているこ とを確認してください。 [マウント・ポイントを使用してバックアップ]オプション(Windows のみ)(NVG-3594) – [マ ウント・ポイントを使用してバックアップ]オプションを使用したバックアップが v7.1 よりも前の バージョンの File System Plugin で定義されている場合、このオプションを使用したバックア ップを再定義する必要があります。ジョブを再作成した後、[マウント・ポイントを使用してバッ バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 4 / 13 クアップ]オプションを手動で変更した後、ジョブを実行してください。このオプションは、ジョブ・ セレクションを再定義する度に、手動で変更する必要があります。 IIS が Windows Vista、2008 または 7 でデフォルト選択できない(FSG-548) - Windows Vista、7 および/または Server 2008 ベース・システムでは、システム状態ツリーの IIS Metabase ノードは、デフォルト表示されません。このノードを有効にするには、ISS 6 互換パ ックをインストールするか、デフォルトで%windir%\system32\inetsrv\config の下に位置する IIS コンフィグまたはスキーマ・ファイル等のセレクション・セットを作成してください。 Windows 2003 で RSM(Removable Storage Manager)が表示されない(FSG-617) - Windows 2003 および 2008 でシステム状態ノードを参照した場合、RSM データベース・ノー ドは表示されません。 VSS バックアップが正常に完了したが、エラーが出力される(FSG-599) - VSS バックアッ プが正常に完了しても、以下のエラー・メッセージが NetVault Backup ログに出力される場合 があります。バックアップ・ログ:[ボリューム・スナップショットの削除中にエラーが発生しまし た]: VSS_E_BAD_STATE バックアップ/リストア・ウィンドウにおける短いファイル名に関するオプション(FSG-310) - 該当オプションを利用する際、以下の既知の問題が報告されています。 Windows 2000 との互換性 - このオプションが利用可能な場合、ショート・ネーム・ ファイルは正常にバックアップされますが、Windows 2000 の制約のため、正常にリス トアすることができません(ただし、リストアをサポートしている他の Windows バージョ ンにリカバリすることは可能です)。 同じショート・ネームを持つファイルがリストア先に存在しない場合に限り、ショート・ネ ーム・ファイルのリストアが可能 Windows のファイル・システムの暗号化および圧縮機能がサポートされていない - 暗号化または圧縮機能が対象の Windows ファイル・システムで有効になっている場 合、ショート・ネーム・ファイルのバックアップ/リストアは失敗に終わります。 UNIX/Linux リストア後にファイルの所有者とグループが Snap Appliance 用に変更される(FSG-44) - フ ァイルの所有者とグループが Snap Appliance ファイラー上のターゲット・シェアへのアクセス 用に登録されていない場合、GuardianOS が所有者とグループをデフォルト管理者の登録情 報に上書きしてしまう場合があります。 GuardianOS で Symlink が拡張属性を伴ってリストアされる(FSG-148) - symlink がリス トアされた際、GuardianOS は symlink に Xattr 属性の user.SnACL を適用します。これは 想定範囲の動作で、特に影響はありません。 Snap Appliance ファイラー上で、データは必ずあらかじめ存在するディレクトリにのみリスト アされる必要がある(FSG-188) - Snap Appliance ファイラー上で、データは必ずあらかじ め存在するディレクトリにのみリストアされる必要があります。存在しないディレクトリにリスト アされたアイテムは、新規作成されたディレクトリに設定された権限により、アクセスできなくな ります。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 5 / 13 Linux/UNIX のバックアップを Windows NVBU クライアントにリストアすると、警告付きで終 了する(FSG-760) - Linux/UNIX のバックアップを Windows NVBU クライアントにリストア すると、アイテムは正常にリストアされますが、ジョブが以下の警告とそのログを出力します。 警告 - “<数字>アイテム 内容をリストアできませんでした” ログ詳細 - “<ファイル名>: ファイルへ書き込み中: ファンクションが間違っています。” これらのメッセージは無視してかまいません。 ファイル/ディレクトリがフリーズした場合、GFS/GFS2 上でのバックアップがハングする (FSG-644) - ファイル/ディレクトリがフリーズした場合、GFS/GFS2 上でのバックアップが ハングする可能性があります。 バックアップ・ジョブが遅延する(NVG-3571) - Solaris クライアントに多数のダイレクト自動 マウントが存在する環境では、自動マウントがリモート・システム上にあるか判別するために File System Plugin が一時的に自動マウントをロードしようとしている間、バックアップ・ジョブ が[ジョブオプションの待機中]ステータスのままになることがあります。[リモート・マウントを 使用してバックアップ]オプションを選択することで、この遅延が緩和されることがあります。必 要ならば、リモート・マウントを非選択または除外、および/または以下のスタンザを nvfs.cfg に追加してください。 [Performance:DoRecursiveAutoMountScan] Value=FALSE File System Plugin が拡張属性を持つ ZFS データのリストアに失敗する(FSG-514) - 拡張属性を持つ ACL がバックアップ・データに含まれる場合、ZFS にデフォルト・リストア・オ プションを使用すると、File System Plugin を使用したリストアは失敗に終わります。メタデー タのリストアにエラーが起こった場合、メタデータを破棄するリストア・オプションを選択するこ とでデータをリストアすることができます。 拡張属性のみの変更が増分バックアップで正しく認識されない(FSG-499) - Solaris ZFS と UFS ファイル・システムでは、ファイル/ディレクトリの拡張属性のみが変更された場合、増 分バックアップではバックアップ対象として認識されません。 Windows プラットフォームにおける UNIX ファイル・システム(FSG-29) - Windows シス テムで UNIX ファイル・システム用に作成したポリシー・ジョブを送信すると、ジョブ・ステータ スに[警告で終了]が表示されますが、データはひとつもバックアップされません。 既知の問題点 – CLI asf_load_media - マシン名にスペースが使用されていると、このコマンドは失敗に終わり ます。 asf_release_drive - このコマンドをライブラリ・デバイス(例えば、Exabyte や 9840 ドライ ブなどを内蔵したライブラリ)に対して発行すると、メディアがアンロードされるまでに最大 8 分 の遅延が起こる場合があります。この問題に関する対処法は、以下のステップを参照してくだ さい。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 6 / 13 1. NVBU サーバの[NVBU デバイス管理]ウィンドウにアクセスします。 2. [デバイス]タブでターゲット・ドライブを右クリックし、[アンロード]を選択します。 3. ドライブが[アイドル]状態のままになるため、この時点ではメディアが期待通りにアンロー ドされません。選択したデバイスのログを参照すると、[メディア(X 内)のアンロードに失 敗しました。デバイスが使用不能です]というエントリが表示されます。手順 2 をもう一度 繰り返すと、このメディアがアンロードされます。 nvacslsmedia - このコマンドを指定範囲で実行しても正しく動作しません。対処法としては、 ユーザが割り当てまたは割り当て解除したい各メディア・ラベル/バーコードに対して、このコマ ンドを個別に実行してください。対象メディアが多い場合は、バッチ・スクリプトなどを作成して 実行することを推奨します。 nvexpiresaveset - セーブセット ID に対して NULL を入力すると、セーブセットの期限切 れがランダムに選ばれたセーブセットに発生します。 nvcleandrive - このコマンドを使用してライブラリ名にスペース文字しか入力されなかった 場合、NVBU デバイス管理設定中の最初のライブラリが、各ドライブに対してクリーニング操 作を実行します。たとえば、「nvcleandrive -libraryname “<スペースのみ>” librarydrivenumber <X>」構文が実行されると、NVBU は設定順で先頭のライブラリを自動 的にターゲットとし([NVBU デバイス管理]ウィンドウの[デバイス]タブで最初に表示されるラ イブラリ)、そのライブラリ内のドライブ「<X>」でクリーニング操作を実行します。 nvjobmodify - 構文中に「-submit」スイッチが含まれていなくても、このコマンドを実行す ると、ジョブが実際に実行されます。 NULL ストリングを持つ nvremovemedia により、メディア・リストの最初のエントリが削除さ れる(NVG-1029) - nvremovemedia コマンドで null ストリングを指定した場合、最初のエ ントリがメディア・データベースから削除されます。 nvsetcreate - 「-include」オプションを使用しても、「固定ドライブ」配下のオブジェクトは指 定できません。バックアップ/リストア・セレクション・セット作成において固定ドライブ全体を含 める場合に限り、実行可能です。 nvsetcleaninglives - 間違ったライブ・カウントが設定されてしまいます。 nvsetdrivecleaning - このコマンドを使用すると、以下の既知の問題が発生することが報 告されています。 複数スイッチの使用をサポートしていない。 ドライブ・クリーニング・プロパティを正しく表示しない。 このコマンドに不正な値が入力されると、実際のドライブ・プロパティが変更されてしま う。構文が正しく入力されているか必ず確認してください。 nvsyncronizesilomedia - Windows 上では、このコマンドは[NVBU デバイス管理]ウィ ンドウのメディア・ステータスの更新を行いません。 既知の問題点 – NetVault Backup 全般 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 7 / 13 Raw Device プラグインが GPT パーティションをサポートしていない(NVG-4424) 再開可能なバックアップおよびセカンダリ・コピーに関する問題(NVG-4022) - 現在 NVBU は、セカンダリ・コピーを持つ再開可能なバックアップに対して、一番最後の再開可能なジョ ブ・インスタンス内でバックアップされたデータのみを複製します。 [メディア管理]ウィンドウで一部のテキストが部分的に非表示になる - [NVBU メディア管 理]ウィンドウへの最初のアクセス時に、場合によってはテキストの一部が切り取られてウィン ドウに表示されないことがあります。この問題に対する対処方法は、ウィンドウ・サイズを変更 することです。一度サイズを変更すれば、その後のアクセスではウィンドウが変更された状態 で表示されるようになります。 [スケジュールされていないジョブを削除する]オプションを使用するとトリガ・ジョブも一緒に 削除される - このオプションは、本来、指定時間が経過すると、スケジュールされていないジ ョブをすべて削除する機能です。ただし、「トリガ」スケジュール・タイプを使用しているジョブに は物理的にスケジュール時間が設定されていないため、指定時間が経過すると、「トリガ」ス ケジュール・タイプを使用するジョブも削除されます。ご使用の NVBU 環境でトリガ・ジョブを 使用している場合は、[スケジュールされていないジョブを削除する]オプションを使用しない でください。 NDMP プラグインで[終了時、自動生成によるバックアップジョブを削除]オプションがデフォ ルト(有効)のマルチジョブを実行した場合について - [NVBU ジョブ]ウィンドウを開くと、親 と子のジョブが引き続き表示されている場合があります。これは更新の問題で、NVBU Console を閉じてから再開すると問題を解消することができます。NVBU サービスを停止/再 起動する必要はありません。 NetVault Backup Database NetVault Backup Databases のチェック・コマンド(NVG-4067) - nvmeddbcheck や nvscheddbcheck といったデータベース・チェックコマンドを、NVBU バージョン 7.4 より前に 作成された NVDB で実行しても失敗します。この問題に対しては、以下の対処法が用意され ています。 1. NVBU 8.5.2 を利用して NVDB のバックアップを作成します。 2. NVBU のサービスを停止します。 3. ../db ディレクトリの下にある ScheduleDatabase および MediaDatabase ディレク トリの名前を変更するか、移動または削除します。 4. NetVault Backup のサービスを再起動します。 5. 1で作成した NVDB のフル・リストアを実行します。 データベースのチェック・コマンドについて詳しくは、『NetVault Backup CLI ユーザ・ガイド』を 参照してください。 NVDB のフル・リストア後、[ジョブ管理]に NVDB バックアップ・ジョブに対する間違った実行 ステータスが表示される - NVDB をバックアップからリストアした後、サービスを再起動する と、NVDB バックアップに対する実行ステータスが[スケジューラはジョブ実行中に中断しまし た]に変更されます。これは無視してもかまいません。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 8 / 13 圧縮 [ネットワーク圧縮を有効にする]を設定したジョブの実行は、NetVault Backup v8.0 Update 1 のクライアントではサポートされていない - NetVault Backup サーバで v8.5.2 を 実行中でも、クライアントが NetVault Backup v8.0 Update 1 を実行している場合、[ネットワ ーク圧縮]オプションは有効にしないようにしてください。この機能を使用したい場合は、クライ アントを v8.5.2 にアップグレードする必要があります。 NVDB の損失およびソフトウェア圧縮機能(VTL デバイスのみ) - NVDB が損失し、そのバ ックアップをリカバリする際、ソフトウェア圧縮機能が有効になっている仮想ドライブは仮想テ ープ上の利用可能な空き容量を正確にレポートすることができません。例えば、テープがデ バイス・マネージャによって自動スキャンされなかったり、メディア内のドライブが[メディア待 ち]状態としてラベルされ、結果的にタイムアウトとなりジョブが失敗するなど。これは、仮想ド ライブの[ソフトウェア圧縮]機能が有効になっている場合にのみ問題となります。対処法とし て、以下のいずれかを実行してください。 ソフトウェア圧縮を無効にし、ジョブを再実行する - この場合、NVBU はメディアの 自動スキャンを実行した後、これを使用します。 手動によるターゲット・メディアのスキャン - [NVBU デバイス管理]ウィンドウから、 現在仮想ライブラリ内に表示されているすべてのメディアのフル・スキャンを実行しま す。すでにこの問題が発生している場合、メディアは仮想ライブラリから消失したように 見える場合もあります。その場合、以下の手順に従ってください。 1. [メディア要求]タブを選択します。 2. 利用したいリクエストを右クリックして、[一時停止]を選択します。 3. [デバイス]タブに戻ります。VTL ノードを右クリックし、[スキャン]を選択します。 メディアがドライブに戻されます。 NVSD NVSD デバイスへの Teradata パラレル・ストリーム・バックアップに関する問題(BUG1948) - NVSD デバイスを対象とした Teradata パラレル・ストリーム・バックアップは、ストリ ームの数が Soft stream limit の値よりも大きい場合にハングアップします。 VTL/SVTL アップグレード後に VTL が使用できなくなる(BUG-830) - NVBU v8.5 にアップグレードす ると、NVBU v8.2.2 より前のバージョンで作成した VTL が使用できなくなります。VTL をオン ラインに戻すには、手動によるチェックを実行する必要があります。あるいは、NetVault Backup サービスを停止してから再起動してもかまいません。 NFSのマウントについて、RHEL4 のバージョンによってはVTL作成中に空き容量を正しくレ ポートしない場合があります(詳しくは、以下のRHELバグ・レポートを参照してくださ い。https://bugzilla.redhat.com/show_bug.cgi?id=189238)。インストールによっては、VTL を作成する前にこのディスク空き容量のチェック・オプションが有効になっていると、十分なデ ィスク空き容量がないというエラーがレポートされVTLの作成がしばしば失敗したりする場合 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 9 / 13 があります。この回避策は、VTL作成中にディスク空き容量のチェック機能をオフにしてくださ い。あるいは、バグが修正されたRHELのバージョンのアップグレードをしてください。 SVTL デバイスが存在しない場合に SVTL エラー・ログが生成される - 使用可能な SVTL (Shared Virtual Tape Libraries)がひとつも設定されていないことに関するエラー・メッセー ジが NVBU ログに表示される場合があります(例: Mar 17 05:10:06 NetVault[403]: NetVault: Client: '<クライアント名>' Class: 'System' Job: 'N/A' Warnlevel: 'Error' Msg: 'Failed to spawn 'SVTL Library Manager' (/usr/NVBU/bin/nvsvtlchgmgr))。SVTL デバイ スがひとつも作成されていないときにこのメッセージがログに表示された場合は、無視してく ださい。 Windows Windows Vista、2008 および 7 のOSファイアウォールを使用している場合、NVBUクライア ントでポートの除外を正しく設定していても、時折NVBUクライアント/サーバの接続に関する 問題が起こる場合があります。解決法については、http://kb.bakbone.com/4309を参照して ください。 複数のジョブを同時に実行することができない(WindowsベースのNVBUサーバのみ) - Windowsシステム・メモリ設定がデフォルト値に設定されている場合、マシンで複数のジョブ を実行していると「非インタラクティブ・デスクトップ・ヒープ」が消耗する可能性があります(例 えば、30 以上のNVBUジョブをテスト実行するとこのエラーが発生します)。結果として、いく つかのジョブはアクティブなまま実行され続けますが、残りのジョブは失敗に終わります(例え ば、[NVBUジョブ管理]ウィンドウの[実行ステータス]に[ジョブが予期せず終了しました]が 結果として返されます)。これは、Windows OSの既知の問題であり、OSに適切な変更を加 えることによって解消されます。複数のジョブを同時に実行するとこのエラーが発生するため、 お客様でこの問題を解消しようとはせず、以下のURLを参照してください。 http://www.bakbone.co.jp/support/contact_support.html NVBU サービスを停止しても Windows アプリケーション・イベント・ログにイベントのログが 出力されない(Windows 2000 インストールのみ) - Windows 2000 システムに NVBU の 以前のバージョンをインストールした場合、NVBU サービスを停止しようとすると、Windows アプリケーション・イベント・ログを出力しました。本バージョンの NVBU では NVBU サービス が停止してもこのイベント・ログは出力されません。これは Windows 2000 システムにインス トールされた NVBU に限りあてはまります。 Linux/UNIX Turbolinux 上の NVBU Console 日本語バージョンに関する問題(BUG-857) - Turbolinux マシン上で NVBU Console または NVBU Configurator を起動するには、 LANG 環境変数を ja_JP.eucJP に設定する必要があります。 Solaris(SPARC および x86-64)におけるリストア中の LANG 設定に関する問題 (BUG-1156) – Solaris(SPARC および x86-64)マシンの LANG 環境を en_US.UTF-8 に 設定すると、[NVBU リストア]ウィンドウの[選択]タブにファイル名が表示されません。 LANG に C が設定されている場合は、この問題は発生しません。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 10 / 13 ローカリゼーション NVBU 日本語バージョンにおける表示の問題(NVG-5004) - 本リリースの NVBU リモート 設定には、表示に関するいくつかの問題点が報告されています。[リモート設定]ダイアログに 複数の[プラグインオプション]、[レポート]、[通知]タブが表示されます。 英語以外のバージョン/ローカリゼーションに関する既知の問題 - 以下の項目は、NVBU の 本リリースの英語以外のバージョンに関する既知の問題を示します。 [ステータス・フィルタオプション]ウィンドウにおけるアルファベット以外の文字の使用 について - [NVBU ジョブ]ウィンドウからアクセス可能な[ステータス・フィルタオプシ ョン]ウィンドウにはさまざまなフィールドがありますが、これらのフィールドにはアルフ ァベット以外の文字は入力できません。 EULA(エンドユーザ使用許諾書)の表示に関する問題 - デフォルト・ロケールが変 更された場合(例えば、UTF8 から EUC、または逆の場合も同様)、EULA が正しく表 示されません。推奨される対処法としては、EULA を表示する際、EUC 表示が可能な ターミナルをご使用ください。 Microsoft Windows XP における簡体中国語の表示について - Windows XP に インストールした NVBU からバックアップおよびリストア操作を実行した場合、この文 字フォーマットは正しく表示されません。推奨される対処法としては、NVBU Configurator の[一般設定]タブにアクセスし、[言語選択]ドロップダウン・リストから [English]を選択してください。 ソフトウェアの修正 - NetVault Backup Workstation Client Jira ID NVG-5791 説明 nvwcshadower.exe が原因で生じていたシステム・リソースの異常な消費 に関する問題は、本リリースで解決されました。 ソフトウェアの修正 - NetVault Backup Jira ID NVG-4555 説明 Data Copy または Consolidate Incremental Backups は現在、ソースのメ ディア要求が満たされるまでドライブ内にターゲット・メディアを保持するよう になりました。以前は、あたかも他のジョブがドライブを使用しているかのよ うに、保持するドライブが永久に「書き込み可能」状態になるために、このメ ディア要求が満たされることがありませんでした。そうした状態を避けるた め、本リリースの NVBU で はターゲット・メディアのタイムアウト設定をソー スのメディア要求に適用できるようになりました。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 11 / 13 Jira ID NVG-4998 NVG-5684 NVG-5798/ BUG-2058 NVG-5927 NVG-6101 NVG-6182 NVG-6186 NVG-6218 NVG-6257 説明 以前は、NVBU クライアントに対する連絡先アドレスが指定されていなかっ た場合、たとえ有効な代替アドレスがあっても、ファイアウォールとの関係性 を確立するための要求がクライアントに送信されないことがありました。本リ リースではこの問題は解決済みです。現在、この要求は最初に利用可能な アドレスに送信されるようになりました。 ログ・ファイルを繰り返し保存すると発生するメモリ・リークの問題が解決さ れました。 このリリースでは、プロセス・マネージャ内で生じていたいくつかのメモリ・リ ークの問題が解決されました。 複数のフェーズ 2 のジョブを再開した場合、実際にはそれらのジョブは実行 されていないにもかかわらず、[NVBU ジョブ]ウィンドウに不正な「複製完 了」ステータスが表示されることがありました。本リリースではこの問題は解 決済みです。現在、そうした状況下では、[NVBU ジョブ]ウィンドウに「複製 失敗」ステータスが正しく表示されるようになりました。 以前は、ソース・デバイス・セレクションをサポートしているプラグイン用のポ リシー・ジョブは、ソース・セットを選択することなく保存できる場合がありまし た。このため、[NVBU ポリシー・エディタ]ウィンドウで[セット管理]オプショ ンが選択された場合、予期せぬ動作をまねくことがありました。本リリースで はこの問題は解決済みです。 ジョブが多数実行されているシステムでデータ・チャネルが応答しなくなる場 合がありました。本リリースではこの問題は解決済みです。 以前は、VTL のソフトウェア圧縮機能を有効にすると、「Attempted to write past end of media」エラーを伴って失敗する場合がありました。本リ リースではこの問題は解決済みです。 NDMP ファイラー間で共有するドライブへの Open/Close 処理が、ひとつの ファイラーからもう一方のファイラーへスイッチする際に、ドライブの接続が 失敗することがありました。本リリースではこの問題は解決済みです。 NDMP クライアントが改善され、Sun NAS 7000 Unified Storage System に対してボリュームが選択できるようになりました。 バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 12 / 13 Jira ID NVG-6277 説明 ImagePath プロパティ内でフォワード・スラッシュ(/)記号を使用した NVBU サービス用のレジストリ・エントリが原因で、File System Plugin が Windows 2008/2008 R2 上のシステム状態バックアップからファイルをラン ダムに除外することがありました。この問題を解決するため、ImagePath プ ロパティ内のフォワード・スラッシュ(/)は、バックスラッシュ(\)に置き換えら れました。 ただし、この問題は、Windows レジストリ内の NVBU サービス用のレジスト リ・エントリに限り解決されたことにご注意ください。その他の類似のエントリ についてこの問題を回避するには、手動による修正が必要です。詳しくは、 『NetVault Backup File System Plugin ユーザーズ・ガイド』を参照してくださ い。 技術サポートに関するお問い合わせは、下記のWebサイトをご確認の上、お問い合わせ窓口よ りお願いいたします。http://www.bakbone.co.jp/support/contact_support.html この製品ドキュメントのアップデートに関する情報は、http://kb.bakbone.com/5742を参照してく ださい。 ©1999-2010. BakBone Software, Inc. All Rights Reserved. バックボーン・ソフトウエア株式会社が日本国内でサポートする環境は、本リリース・ノートと異なることがあります。日本国内でのサポート言語、OS、システム環境に 関する詳細は、http://www.bakbone.co.jp/ に記載の情報をご確認ください。 ページ 13 / 13