...

平成25年度学校評価報告

by user

on
Category: Documents
18

views

Report

Comments

Transcript

平成25年度学校評価報告
平 成2 5 年 度
兵 庫 県 立洲 本 高 等 学 校定 時 制 の課 程
学 校 評価 報 告 書
教育目標
1
2
3
基 礎 ・ 基 本 の 定 着 と 個 性 や 創 造 性 を 伸 ばす 指 導 の 充 実
豊かな人間性の育成
生涯学習の基礎の確立
<重点項目>
1 . 基 礎 基本 の 定 着と 学 び 直 し
3 . 生 徒 の自 主 ・ 自律 ・ 共 生 の 育成
5 . 進 路 指導 の 充 実
7.危機管理及び防災・安全教育
内 部評 価 つ い て
部
重点
項目
重点項目
4
5
広報誌の充実
具体的 な取り組み
総
務
4・・・
3 ・・・
2 ・・・
1 ・・・
評価
行事等を通じて現在 の本校生徒の様子を
公開し、本校に対す る客観イメージを向 3.3
上させるとともに、 幅広い進路選択がで
きる端緒とする。
2 . 規 範 意識 や 社 会性 の 育 成
4 . 開 か れた 学 校 づく り
6 . 生 徒 理解 と 教 育支 援 体 制 の充 実
よく で きた
まあ まあ でき た
あま りで きな かっ た
でき なか った
今年度の 振り返り
⇒
3.5 ~ 4.0 ・・・ A
2.5 ~ 3.4 ・・・ B
1.0 ~ 2.5 ・・・ C
次年度への 展望
B
予定通りに発行・更 新ができているが、ややマン 広報誌に載せる 内容を見直
ネリ化している印象 が否めない
し、新鮮味のあ る記事作りに努
める。
家 庭・地域・関係機関
との連携強化
家庭や地域と連携し た活動を展開する
ことで自己有用感を 体感させるととも
3.7
に、社会性や自主・ 自律の精神を育む。
A
特別活動のみならず 、各担任の根気強い家庭連絡 家庭や地域のニ ーズを敏感に
や面談等が功を奏し 、家庭からは一定の信頼感を 感知し応えられ るような体制作
得られている。
りに努める。
3
7
安 全・防災教育及び危
機 管理マニュアルの徹
底
危機管理マニュアル に基づいて職員研
修を行い、防災避難 訓練を通じて生徒の 3.3
安全に対する意識を 高める
B
防災行事に関しては 「命を守る」を一貫して唱え 今後も徹底して 唱え続け、より
続けているため、ほ とんどの生徒には浸透してい 一層の定着に努 める。
る。
1
研 究・公開授業の推進
各教員が学期に1回 公開授業を実施し、
教員相互の評価を利 用して、教科指導の 2.6
工夫改善を行う。
B
1学期は大方の教科 で公開授業が実施できたが、 2学期以降も公 開授業が実施で
2学期はあまり実施 できなかった。教科指導の工 きるように計画 を示すととも
夫改善は各教科でで きている。
に、各教科に依 頼をする。
2
4
教
1
授業改善の推 進
務
1
きめ細かく個 を生か
す学習指導の教科
学期ごとに生徒によ る自己評価、授業
評価を実施し、授業 改善を図る。
3.7
A
どの教科でも各学期 で授業評価が実施でき、授業 引 き 続 き 授 業 評 価 を 実 施 し 、 さ
改善につながってい る。
らなる授業改善 につなげていく 。
個に応じた指導がで きるように少人数
3.7
やTTの授業をでき るだけ取り入れる。
A
1、2年生を中心に 少人数授業やTTを多く取り 引き続き少人数 授業やTTを実
入れ、個に応じた指 導がなされている。
施し、個に応じた指導を実践し
ていく。
教
1
3
望ましい授業 態度の
育成
平常点に授業態度も 加味するとともに、
生徒に自らの授業態 度を自己評価させ、 3.0
望ましい授業態度を 育成する。
B
ほとんどの生徒は授 業をきちんと受けることがで 生 徒 指 導 と も 連 携 し て 、 さ ら に
きているが、一部に 授業中騒いだり、携帯を触っ 指導を徹底して いく。
たりゲームをしたり する生徒もいる。
1
5
新 しい教育課程の作成
新学習指導要領の完 全実施に向け、生徒
の能力・興味・関心 に応じた教育課程を
編成する。
3.7
A
1年生に関しては、 新学習指導要領に基づき適切 各教科と連携し て、進路実現に
な教育課程が編成で きている。また、4年生に選 もつながるよう に、教科指導の
択科目を増やしたり 、3修制生徒のために学校設 内容を考えてい く。
定教科・科目を設置 するなど、選択の幅や可能性
を拡げた。
基礎・基本が身につ くように各教科で
指導方法・副教材等 を工夫する。ICT 3.4
を活用した授業を実 践する。
B
各教科において授業 方法や授業プリントなどに工 ICTの”機器 ”をうまく活用
夫が見られる。また 、ICTを効果的に利用して した授業の実践 を各教科に依頼
授業を実施している 教科もある。
する。
マナーやモラルに関 する月間目標を設
定し、規範意識の向 上を図る。授業中や 3.1
集会で強く粘り強く マナー指導を行う。
B
月間目標の設定はで きなかった。授業や集会、立 生徒会と連携し て、生徒にマナ
ち番の中で、マナー 指導やルールを守る指導をす ーやルールを守 る月間目標を考
ることができた。
えさせる。
務
1
魅力ある授業 の創造
2
規範意識やマ ナー・
モラルの向上 を図る
2
基本的な生活 習慣の確立
生
2
徒
2
指
6
6
導
3
進
路
指
導
5
基本的生活習慣が確 立されていない生徒
に対してその都度注 意し、改善が見られ 3.1
ない場合には、こま めに保護者への連絡
を行い家庭との連携 を図る。
年度当初に生徒指導 方針を明確に職員、
指 導方針の明確化と指導体 生徒に示し、定期的 に取組み状況を確認 3.1
制の確立
する。
B
あいさつができるよ うになった生徒も多い。授業 立番や巡回指導 の中であいさつ
の欠席・遅刻がまだ 数多く見受けられる。多い生 や言葉づかいの 指導に加え、遅
徒には担任から家庭 へ連絡がいっている。
刻や交通マナー の指導も実践し
ていく。
B
年度当初に生徒指導 方針を明確に職員、生徒に示 教員間で生徒の 指導に差異が出
し、それに準じて指 導に取り組んでいる。定期的 ないように、定 期的に取組状況
な取組状況の確認は できていない。
を確認する。
校門指導や巡回指導 により生徒をよく
観察し、問題行動を 防止する。
3.7
A
校門指導や巡回指導 、また普段の生徒への関わり 問題行動が起き そうな兆候があ
により、問題行動が 減少している。
るときに、一時 的に巡回指導を
強化する。
生 徒の内面理解の上に立っ 生徒全員に対して年 1回の三者面談と
た生徒指導の実践
年2回の個人面談を 行う。
3.7
A
生徒全員に対して年 1回の三者面談と年2回の個 2学期の面談後 にも生徒理解研
人面談を行うことが できた。また必要に応じて面 修を実施し、情 報を共有する。
談の回数を増やして いるケースもある。
問題行動の予 防
生 徒理解に向けた職員研修 4月に新入生の出身 中学校を訪問して、
の実施
生徒の情報収集を行 う。また学期に2回 3.8
生徒理解のための職 員研修を行い、全職
員で情報を共有する 。
生 徒の自主性や自己肯定感 新入生歓迎行事や球 技大会、体育祭、
の育成
文化祭などの行事に 生徒の意見・企画を 3.7
取り入れ、生徒会活 動を活性化する。
進路指導体制 の充実
4(3)年間を見据 えた年間計画を作
成し、組織的・継続 的に進路指導を実施
する。生徒に密着し た就職指導・進学指 3.3
導をしていく。
A
A
B
4月に新入生の出身 中学校を訪問して、生徒の情 定期的な生徒情 報交換もすすめ
報収集を行い、生徒 理解のための職員研修を行っ ていく。
た 。また、適宜生徒 理解のための情報交換を 行い、
全職員で情報を共有 している。
各行事において 、その都度生徒の 意見を聞いたり、生徒が主体的に かかわる部分を
アンケートを取った りして、生徒が主体的に取り できるだけ増や していく。
組めるようにしてき た。
年間 計画 を作 成しほ ぼ計画 通りに 実施で きてい る 1~3年生に対 する指導を充実
が、 3年 生へ の指導 ができ ていな い。4 年生に 対 し、早い段階か ら進路意識を持
する 指導 は密 接にで きたが 未だ進 路が決 まって い たせる工夫をす る。
ない生徒に対する細 やかな指導が継続して必要。
5
勤労観・ 職業観・勤労観の 卒業生や外部講師に よる進路学習会を
育成
実施し、進路意識を 高める。
3.4
路
5
インターンシ ップの充実
指
生徒が普段のアルバ イトでは経験する
ことが難しい職種で のインターンシップ 4.0
を呼びかけ、アルバ イトや正規雇用に結
びつく機会を探る。
B
4月に卒業生を2名 招いて新入生を対象に、将来 引き続き勤労意 欲を高めるため
を見 据え た定 時制で の過ご し方を 講演し ていた だ の行事・講演会 を計画する。
いた 。ま た、 7月に は外部 講師を 招いて 全校生 を
対象 に「 社会 から望 まれる 職業人 になる 為に」 と
題して講演をしてい ただいた。2月にもう一度進
路講演会を計画して いる。
A
1~3年生に対し、 2回に渡って説明と希望調査 インターンシッ プの重要性をア
を実施し、多くのイ ンターンシップを実施するこ ピールし、さら に参加者を増や
とができた。
し、職業観の育 成に努める。
A
2学期までにホテル および介護施設への見学を実 訪問企業を見直 し、より多くの
施し9名の生徒が参 加した。3学期にも製造に関 生徒が参加でき るよう工夫す
する企業を見学する 予定である。
る。
導
5
7
イ ンスパイア・ハイスクー ホテル、介護施設、 製造業の分野から
ル事業の活用
卒業生が勤めている 企業や学校と縁の深 3.6
い企業を見学し、職業選択 の一 助とする。
健 康管理の能力や態度の育 インフルエンザ等の 伝染病対策のため
成
の予防教育を行う。
保健だよりを通し、 健康に関する情報を 3.3
発信する。生徒の健 康観察を毎日行う、
必要に応じ個別の指 導を行う。
B
生徒の登校時に、一 人一人に声を掛けながら健康 今後も、健康観 察を続け、生徒
観察を行った。また 、必要に応じ、個別に保健指 の変化に気づき 、早期に対応で
導を行った。
きるように心掛 けたい。
保
7
7
こころの健康 の保持増進
キャンパスカウンセ リングを充実させ
る。職員の教育相談 研修を実施し、生徒
対応に関する疑問点 についてキャンパス 3.9
カウンセラーから指 導に役立つ助言を得
る。
A
「 性教育講話」等の保健講話を実施す る。
心肺蘇生法とAED の使用法について、 3.2
保健体育の授業
B
望 ましい食生活を身につけ 補食給食を通して、 マナーの向上を図る
させる
とともに食生活につ いての関心を高め、 3.0
望ましい食生活を身 につけさせる。
B
給食事に、食事のマ ナーについて指導した。望ま 限られた機会で 、難しい面もあ
しい食生活について は、気になる生徒に資料等を るが、食生活や 食事のマナーに
利用し個別に指導を 行った。
ついて指導して いきたい。
B
多くの生徒が基本的 な生活習慣を確立できている 定時制生徒とし ての望ましい生
と 思 う 。 遅 刻 ・欠 席 が 目 立 つ 生 徒 に は こ ま め に 家 活習慣が継続で きるよう生徒の
庭へ連絡をすること ができた。
様子に注意を払 っていきたい。
安全教育の充 実
健
7
1
学
1
年
基本的な生活 習慣の確立
(1年)
生活習慣が確立され ていない生徒に対
してその都度改善を 促す。改善が見られ 3.3
ない場合には、こま めに保護者への連絡
を行い家庭との連携 を図る。
学 び直しの授業の実施と望 中学校の既習事項の 学び直しを行う。
ま しい授業態度の育成
授業中の禁止事項を 黒板に掲示し、常
(1年)
に意識させる。
3.8
A
今年度は、キャンパ スカウンセリングの回数が増 職員研修は、生 徒の実情にあっ
えたことにより、保 護者の利用や職員が気になる た、生徒対応に 役立つ内容にな
生 徒 へ の 対 応 に つ い て 相 談 で き た 。 ま た 、 1 0 るように計画し たい。
月と 12 月の 職員研 修では 、生徒 の対応 につい て
役立つ助言を得るこ とができた。
今まで 1・2 年生を対象に行ってい た【 性教育講話】生徒の心に響く 、保健講話にな
を 11 月に全校生に 行った 。【薬物 乱用防止教室】 るように工夫し たい。
は 、 1 月 に 実 施 予 定 で あ る 。 AEDの 使 用 方 法 に つ
いては保健体育の時 間に行った。
学び直しの授業から 始めることにより生徒の学習 個に応じた丁寧 な指導を行い、
に対する不安を小さ くすることができた。また、 学習に対する意 欲を低下させな
授業を妨害する生徒 もおらず、多くの生徒が望ま いようにしたい 。
しい態度で学習に取 り組んでいる。
1
アルバイトの奨励
(1年)
未就労生徒に面談を 通じて就労をすす
める。またインター ンシップを活用し就 2.9
業体験できるように する。
B
場面に応じた 態度の育成
(2 年)
集会での話を聞く態 度、授業態度の育
成を通して場面に応 じた行動ができるよ 3.6
うにする。
A
3
5
成功体験の積 み重ね
(2 年)
行事を通して達成感 を味わい、やれば
できるいう気持ちを 持たせ、あわせてクラ 3.6
スで の自分の必要性に気付かせる。
A
行事への参加種目を 自分の意志で決めることがで 個人のことだけ でなく、クラス
きた。自分の役割を しっかりと果たすことができ 全体として達成 感を味わえるよ
ていた。
う取り組んでい きたい。
2
人の嫌がるこ とをしない
(2 年)
3.3
B
周りへの気遣いがで きている光景を見ることが多 自分の意見を伝 えながら、周り
くな った 。少 しずつ ではあ るがお 互いを 気遣い な と協調して生活 していく力を養
がら学校生活を送れ るようになってきている。
う。
進 路実現に向け自分の適性 面談を通してアルバイト、インターンシップへ の
を 考える(2 年)
参加を奨励し、自分 の将来について考え 3.8
られる機会を増やし ていく。
A
ほとんどの生徒がア ルバイトをしており、またイ 自分の将来像を 明確にし、目的
ンターンシップへ参 加する生徒も多く、自分の将 を持って学校生 活を送っていけ
来について考える気 持ちが増してきた。
るよう支援する 。
3
学
6
3
年
規範意識の向 上(3年)
HR等を通じて、ル ールやモラルの重
要性を、事例を挙げ ながら示すことで規 3.1
範意識の向上を図る 。
B
折にふれ、生徒自身 のみならず、家族
ぐるみで進路に対す るコンセンサスがと 3.0
れるようなアプロー チをする。
B
内 面にふれる生徒指導
(3年)
今までの関係性を活 かし、更に深く生
徒の内面にふれる生 徒指導を展開し、社 3.1
会性や自主・自律の 精神を育む。
B
職 業観・勤労観の育成
(4年)
年度初めの面談にお いて進路を具体化
させ、それにあった 意志決定・行動選択 3.1
ができる態度を育む 。
B
規範意識の育 成(4年)
HR等を通して、今 後社会に出て生活
する上での基本的な マナー習得や生活習 3.8
慣の確立を支援する 。
A
進 路の明確化(3年)
5
2
5
2
5
3
HRを通して、他人を 思いやる心を伝え
る。
進 路を見据え、自ら考え行 オープンキャンパス や職場見学の奨励
動する(4年 )
3.6
A
積 極 的 に ア ル バ イ ト を し よ う と す る 生 徒 も い る インターンシッ プの活用や面談
が、働くことに気持 ちが向いていない生徒も少な を 通 し て 勤 労 意 欲 の 向 上 に 努 め
くない。
る。
昨年に比べて、落ち 着いて授業を受けられるよう
になってきた。集会 でもよく話を聞けている。し
かし、一部であるが 、携帯をさわっている生徒も
おり、今後も指導を 続けていく必要がある。
一部の評価が全 体の評価につな
がることを伝え 、全体として良
い方向に向かっ ていく意識を芽
生えさせる。
修学旅行を通じ、お 互いを尊重し、認め合う気風 自分たちが気持 ちよく生活する
が醸成されつつある 。
ために必要だと 、知識でなく感
覚で理解できるような指導法を
模索する。
家庭により事情が違 うので、家庭内での意思統一 あらゆる機会を 進路指導につな
ができない場合も多 かった。
げるような指導 を行う。
一定の成果が出てい るが、恒常的に生徒が自主的 「他の誰でもな い自分のための
な活動を行えるまで には至っていない。
人生」を意識さ せる指導を展開
する。
年度当初の面談にて 、自分の進路を7月までに具 年度当初の面談 だけでなく、休
体化するよう促した が、夏の面談で進路を決めき み時間やHRを通 して、どのよう
れていない生徒が数 名いた。
な仕事をしたい 、あるいはでき
るかという話を していく必要が
あった。
HRで話を聞く姿勢 や、挨拶、時間・期限などを
順守することを促し 、またそうした態度が社会で
の評価につながるこ とを説明。結果、普段から意
識する生徒が増えた ように感じる。
社会に出たとき に、基本的なマ
ナーが身につい ていないと周囲
へ迷惑、最終的 には自分にも不
利益なことを話 すと生徒も話を
聞いていた。
進学希望の生徒は全 員オープンキャンパスに参加 オープンキャン パスに参加した
した。就職希望者に ついては、一次募集前にに職 ことで、本人に あった学校を選
場見学に行くことが できた。
択することがで きた。
Fly UP