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庁舎の変遷 外観石造、木造 3 階建ての本格的洋風建築の初代は、現在
庁舎の変遷 初代 二代目 1873(M6) ∼ 1883(M16) 1885(M18) ∼ 1923(T12) 外観石造、木造 3 階建ての本格的洋風建築の初代は、現在 の神奈川県庁の位置に建築された。 1883 年、県に約8万円で譲渡。 三代目 1934(S9) ∼ イスラム寺院風の塔は「クイーン」の愛称で親しまれ、 数十年を経て緑青色に変化。関東大震災の復興建築として 長く横浜一の高さを誇っていた。 日本大通りの海側突き当たりに建築された煉瓦造2階建て の建物は、中央に六角形の塔屋をもつ明治建築の秀作。 1923 年、関東大震災により焼失。 三代目 [ 改修後 ] ※工事期間 2001(H13).3 ∼ 2003(H15).11 街路に面する三方を保存・活用し、歴史的な外観意匠に近 代的な 7 階建て部分を融合する大改修が行われた。 塔がそびえる面が正面であり、横浜港を見守っている。 クイーンの塔 「クイーン」の愛称で親しまれている塔 の屋根は銅板一文字葺き、数十年を経て 赤銅色から緑青色に変化。 創建当時、塔屋6階の外部には装飾照明 が8個設置されていた。 ライトアップが無かった時代に、白熱灯 が灯す塔のシルエットは、長い航海をし てきた外航船の船員にとって魅力的な港 ヨコハマを演出していたに違いない・・・ 様式と意匠 ライトアップ 本関庁舎正面玄関(1号玄関)の装飾は、 様々な建築様式がブレンドされたもの。 5階の窓にも見られる三連アーチは、こ の建物の重要なモチーフ。 アーチを支える円柱はインド古代建築風、 アーチ周りの装飾はムーリッシュ風、ね じれ柱はクラシック系. . .etc。 税関という世界と直結する国際的な性格 に相応しいエントランスを形成している。 横浜市の歴史的建造物にも認定され、 MM21 から山下公園につづく景観への 貢献を考えたライトアップ演出が行わ れている。 4つのポイントから塔全体を一様に照 らす方法を採り、冬季はナトリウム灯 を用いて温かみを表現※写真上、夏季は メタルハライド灯によって涼しげな表 情を出すよう工夫されている※写真下。 クリップ☆スナップ 「横浜港&クイーンの塔」 客船でにぎわう大さん橋 横浜三塔と海岸通り 2009.4.9 ブルーインパルス記念飛行 2009.6.2 2009.10.20 紅白サクラとクイーンの塔 2010.4.6 虹 二重奏 夏の空と大さん橋 2009.7.27 2010.6.30 「クリップ☆スナップ」で紹介している 写真や資料についてのお問合せは・・・ 横浜税関 税関広報広聴室 TEL 045-212-6053 E-mail:[email protected] 無断での複写 ( コピー )、転載は著作権法上 での例外を除き、禁じられています MM21 夕景 2010.12.10 横浜三塔ライトアップ 2010.12.10