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建築史
建築史
西洋の建築様式
日本の建築様式
日本の建築家
外国の建築家
建築史
西洋の建築様式
ビザンティン建築・・・・
ビザンティン帝国の勢力下で興ったキリスト教建築様式のことで、4 ∼ 6 世紀に発達し 15 世紀中頃まで栄えた。大ドームと内部
の大理石やモザイクによる装飾が特色。
・11 世紀のサン・マルコ大聖堂(ベネチア)
・ハギア・ソフィア大聖堂(トルコ) ・ウエストミンスター大聖堂
ロマネスク建築・・・・
中世西ヨーロッパの建築様式。1000 年から 1200 年頃までのゴシック建築以前の建築を指す。ロマネスクとはローマ風のという
意味で、ローマ時代の建築に多く使われた半円アーチを開口部の構造に使うことが特徴。
・シュバイヤー大聖堂
・ピサの斜塔
・ピサの大聖堂
ゴシック建築・・・・
12 世紀末から 16 世紀中頃にかけてヨーロッパ各地に広まった建築や美術の様式のこと。
特徴として、「尖頭アーチの使用」「リブヴォールトの採用」「フライングバットレスの使用」の 3 点がある。
また、アーチ型をした天井やステンドグラスも特徴的である。
・ノートルダム大聖堂
・ミラノ大聖堂
・ケルン大聖堂
尖頭アーチ
ルネッサンス建築・・・・
14 世紀から 16 世紀にかけてヨーロッパで興った建築様式のこと。
ルネッサンスとは再生・復活の意味を表し、ゴシック様式を真っ向から否定するところから生まれた。
装飾過多なゴシック様式の尖頭アーチに代わり、古代建築と同じ単純明快な正円アーチと直線が尊重されている。特徴としては「設
計において簡単な整数比を用いた」「建築の平面として集中形式を好んだ」「透視図法を空間表現の手段として用いた」。
・サン・ピエトロ大聖堂
・ロレンツォ図書館
バロック建築・・・・
1590 年頃から盛んになった建築様式。バロックの語源はポルトガル語の Barocco(歪んだ真珠)と言われ、元々は一部に見られ
るグロテスクなまでに装飾過剰で大げさな建築に対する
称であったが、後に広く 17 ∼ 18 世紀の美術・建築に見られる傾向を
指す様式概念として用いられるようになった。
・ベルサイユ宮殿 ・サン・ピエトロ大聖堂 ・セント・ポール大聖堂
キーストーン
(要石)
建築史
日本の建築様式
日本の建築様式
禅宗様・・・・中国の宋から伝えられた禅宗とともに導入された建築様式のこと。唐様とも呼ばれることがある。
円覚寺舎利殿(15 世紀頃)
大仏様(天竺様)・・・・鎌倉時代初期の建築様式。重源が東大寺再建にあたり、宋の様式を取り入れたもの。浄土寺浄土堂・東
大寺南大門などが代表であるが普及はあまりしなかった。
和様・・・・日本で寺院建築に用いられてきた様式のこと。
平等院鳳凰堂。
神社の建築様式
大社造・・・・ほぼ正円形で田の字型である。平面が正方形・心御柱・妻入り・床が高いなどの特徴がある。
出雲大社。
神明造・・・・奥行きより幅が大きい長方形。高床式倉庫から発展した。切妻造り・平入りの直線的な屋根・四方に高欄をつけた
高床の縁などの特徴を持つ。伊勢神宮。
権現造・・・・石の間造りとも呼ばれる。本殿と拝殿の 2 棟を一体化し、間に「石の間」と呼ばれる一段低い建物を設けている。
日光東照宮・北野天満宮。
住吉造・・・・住吉大社本殿が代表例。日本神社建築最古の様式で、。切妻造り、妻入りで、屋根は反りがなく、棟に千木 ( ちぎ )
と鰹木 ( かつおぎ ) を置く。
春日造・・・・切妻造・妻入。屋根が曲線を描いて反り、正面に片流れの庇(向拝)を付したもの。
庇と大屋根は一体となっている。屋根の反り、彩色など寺院建築の影響を受けている。春日大社。
権現造
妻入と平入
本殿
平入
妻入
石の間
拝殿
建築史
日本の建築家
日本の建築家
辰野金吾・・・・中央停車場(現:東京駅)、日本銀行本店。工部大学校を卒業。その後イギリスに留学。
岡田信一郎・・・・歌舞伎座、旧東京都美術館、明治生命館。
伊東忠太・・・・築地本願寺。日本建築史を創始した。
片山東熊・・・・旧東宮御所(現:迎賓館)、奈良国立博物館。宮廷建築に多く携わる。ジョサイア・コンドルの最初の弟子。
清家清・・・・斎藤助教授の家、森博士の家、九州工業大学記念講堂、横浜・八景島シーパラダイス。
前川國男・・・・自邸、ブリュッセル万国博日本館、東京文化会館、国立国会図書館本館、
日本万国博覧会鉄鋼館(現・EXPO'70 パビリオン)、
国立西洋美術館(コルビュジェの基本設計を基に坂倉準三、吉阪隆正と共同で実施設計を行った)、。
丹下健三・・・・広島平和会館本館、香川県庁舎(現:東館)、東京カテドラル聖マリア大聖堂、東京オリンピック国立屋内総合
競技場(代々木体育館)、新東京都庁舎、
坂倉準三・・・・パリ万博日本館、国際文化会館(前川國男・吉村順三と共同設計)、新宿駅西口広場。
菊竹清訓・・・・スカイハウス、江戸東京博物館。
安藤忠雄・・・・住吉の長屋、光の教会、フォレストプラザ表参道、シティハウス仙川、表参道ヒルズ 、東京地下鉄副都心線 東京急行電鉄東横線渋谷駅。
槇文彦・・・・名古屋大学豊田講堂、幕張メッセ、朱鷺メッセ。
黒川紀章・・・・中銀カプセルタワービル、青山ベル・コモンズ。
吉村順三・・・・軽井沢の山荘、奈良国立博物館 新館。
藤森照信・・・・高過庵、ねむの木こども美術館どんぐり。
東孝光・・・・塔の家。
宮脇檀・・・・ブルーボックスハウス。
建築史
外国の建築家
外国の建築家
ル・コルビュジェ・・・・サヴォア邸、ロンシャンの教会。近代建築の五原則、「ドミノ・システム」を提案した。
・ピロティ・自由な平面 ・水平に連続した窓 ・屋上庭園 ・自由なファサード(立面)
フランク・ロイド・ライト・・・・グッゲンハイム美術館、旧帝国ホテル、カウフマン邸(落水荘)、ロビー邸。「ブロードエーカー・
シティ」の計画案。「有機的建築」を目指した。
ルイス・カーン・・・・フィッシャー邸、キンベル美術館。
ケヴィン・ローチ・・・・フォード財団ビルディング。
ヘリット・トーマス・リートフェルト・・・・シュレーダー邸。
アルヴァ・アアルト・・・・MIT ベーカーハウス、バイミオのサナトリウム。
ミース・ファン・デル・ローエ・・・・ファンズワース邸、シーグラムビル、バルセロナ万国博ドイツ・パビリオン。レス・イズ・
モア(より少ないことはより豊かなことである)」という言葉を残した。
エーロ・サーリネン・・・・セントルイス、ゲートウェイ・アーチ、TWA ターミナル。
明治期のお雇い外国人
ウォートルス・・・・銀座
瓦街。
ジョサイア・コンドル・・・・日本ハリストス正教会東京復活大聖堂、鹿鳴館。
アントニオ・レーモンド・・・・東京女子大学礼拝堂。
都市計画家
E. ハワード・・・・「明日の田園都市」
トニー・ガルニエ・・・・「工業都市」
ル・コルビュジェ・・・・「ユルバニスム」
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