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国語科 3学年 詩を楽しもう「どきん (2時間) 」 国語科 3学年 音読しよう

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国語科 3学年 詩を楽しもう「どきん (2時間) 」 国語科 3学年 音読しよう
国語科
単元目標
配
時
1
1
詩を楽しもう「どきん」(2時間)
学習活動と内容
1
単元目標
3学年
音読しよう
1
2
1
1
1
1
1
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】音読を楽しもうと ※一斉や個人,グループなど,形態を
している。
変えて繰り返し音読することで,楽
(音読やスピーチの観察)
しく取り組ませる。
【読】詩に表現された様
子がよく分かるように音
読している。
(音読の観察)
【話聞】相手を見て,声
に調子をつけて話してい
る。(音読の観察)
◆表現の特徴を確認し,工夫して音読
する文や語句を見つけさせる。
※音読記号をつけて,練習させる。
◆声に調子をつける工夫の音読記号を
つけて音読させる。
※強弱と速度を言葉で書き込ませる。
「きつつきの商売」(12時間)
○物語の場面の様子に合わせて音読を工夫し,進んで発表することができる。
○想像したことがよく分かるように,必要な事柄を整理して書くことができる。
○物語の場面の様子やその違いに注意しながら音読することができる。
学習活動と内容
1
単元の学習の構えをもち,読みのめ
あてを生み出す。
(1)単元名やリード文を読んで単元の
学習の構えをもつ。
学習課題
登場人物やまわりの様子がわかるよ
うに音読はっぴょう会をしよう。
(2)題名と冒頭をつないで,読みのめ
あてをつくる。
読みのめあて
きつつきは,だれに何を売って,ど
んな商売をするのだろう。
3
主な
言語活動
話し合う
国語学習の見通しをもち,「どきん」
を音読する。
(1)扉の詩を読む。
(2)目次をみて国語学習の見通しをも
つ。
(3)「どきん」を工夫して音読する。
2 自分がおもしろいと感じたところを,クラス 音読する
の友だちに上手に伝えるために,練習し,発
表し合う。
○1分間スピーチの話題
伝え合う
○「みんなの前で話すときには」「続け
てみよう」をもとにした留意点
国語科
配
時
1
3学年
○言葉の抑揚や強弱,間の取り方,文末の違いなどに注意して音読したり話したりすることができる。 (話す・聞く)
○擬声語・擬態語・文末表現の響きやリズムから様子を想像し,それが表れるよう声に調子をつけて音読すること
ができる。
(読む)
全文を読み,大まかな筋をとらえ,
読みのめあての答えをまとめる。
(1)物語が2場面からできていること
をとらえ,それぞれの場面の登場人
物やきつつきがしたことをつかむ。
(2)読みのめあての答えを書きまとめ
る。
3 話し合う中で,1の音と2の音のちがい,
それを思いついたきつつきの気持ちを問い
返して学習計画を立てる。
4 学習計画をもとに,それぞれの場面
でのきつつきの気持ちを想像し,確か
める。
○四分音符1個につき百リルなのに,
それよりうんと長い時間うっとりと
聞いていたきつつき
○ずうっとずうっととくべつメニュー
の雨の音につつまれていたきつつき
5 題名にもどり,もう一度読みのめあ
ての答えを書き,読みのまとめとする。
6 音読したい場面を選び,場面の読み
方をグループで考え,音読の練習をし,
音読発表会の役割分担と進行を考える。
7 音読発表会をし,お互いの音読の工
夫を見付ける。
8 音読を工夫して分かったことやグル
ープ学習を通しての感想を交流する。
9 動物たちが開いたらおもしろいお店
を考え,看板を書いて紹介する。
(関心・意欲・態度)
(書く)
(読む)
主な
言語活動
話し合う
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】音読の工夫に関心
をもち,進んで話し合っ
ている。(発言の分析)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※音読に対する意欲がどのくらいある
のかを探りながら,課題意識へと高
めていくように導入する。
話し合う
【読】きつつきがどんな ◆どんな商売なのかを自由に想像させる。
商売をするのか考えなが ※「商売」という言葉を説明する。
ら読みのめあてを生み出
している。
(ノートの分析)
内容を読
み取る
【読】叙述をもとに,2 ◆「登場人物」「いつ」「どこで」「どん
つの場面の違いを見つけ,
なできごと」「まわりは,どんなよう
比べている。
(ノートの分析)
すか」を問いかけ,整理させる。
※場面がとらえやすいワークシートを
用意し,書き込ませる。
内容を読
み取る
【読】誰にどんな音を売 ◆2つの場面の違いをはっきりさせ,
ったのか読み確かめてい
その違いから考えさせる。
る。
(ノートの分析) ※どこが違うかサイドラインを引かせ
る。
音読する
【読】叙述をもとに,声 ◆場面を選び,音読を工夫させる。
の大きさ・速さ・強弱, ※黒板に掲示した本文に,抑揚・強弱
抑揚,間に気を付けて音
・間の取り方などの音読記号を加え
読を工夫している。
ていくようにさせる。
(音読の観察)
看板を書
く
【書】書いた物を見て自
◆看板らしくするため,レイアウトを
分の意見を発表している。
工夫させる。
(発表の分析) ※3つぐらいパターンを提示して,そ
の中から選ばせる。
2
国語科 3学年 しつもんをしたり,かんそうを言ったりしよう「よい聞き手になろう」
(5時間)
単元目標
配
時
1
1
2
2
2
学習活動と内容
単元の学習課題を設定する。
学習課題
よい聞き手になるためのきちんとつたえる
ためにひつようなポイントを考えよう。
P34「きちんとつたえるために」を
読み,相手に分かりやすく説明するた
めの注意点を話し合い,日常生活の中
から伝えたいことを考えてメモを作る。
3 グループで一人ずつ話をし,聞き手
になった人は質問をしたり感想を言っ
たりする。
国語科
単元目標
配
時
1
○話の中心に気を付けて聞き,質問したり感想を述べたりすることができる。
○日常生活から話題を決め,適切な言葉遣いで筋道を立てて話すことができる。
3学年
(話す・聞く)
(話す・聞く)
主な
言語活動
話し合う
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】興味をもって話を
聞き,進んで質問したり
感想を言ったりしようと
している。(発言の観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※基礎の確認として,低学年での学習
内容をまとめたものを教室に掲示し
ておく。
メモを書
く
【話聞】聞き手に正確に
伝えるために,落として
はいけない言葉を理解し
ている。(発言の分析)
【話聞】話の中心をはっ
きりさせて出来事の報告
や説明をしたり,それを
聞いて感想を述べたり,
質問をしたりしている。
(発言の分析)
◆相手にきちんと伝えるための大事な
3つのポイントをまとめる。
※3つのポイントをカードに書きまと
めさせる。
◆「自分と比べて感じたことを述べる」
「前の人の言ったことをうける言い
方」などに分類し,このような観点
で感想が言えるように指導する。
※話の内容について,教科書 P58 に示
されたような観点で感想を言わせる。
感想を述
べ合う
読んで感想をもとう「イルカのねむり方」
「ありの行列」
(11時間)
○感想の書き方を知り,感想をもった箇所を明らかにしながら感想文を書くことができる。
○文章全体の構成「はじめ・中・おわり」を把握し,
「段落」について知り,それぞれの内容をとらえることができる。
○「何が」
「どのように」書かれているか「調べたこと」
「考えたこと」など細かい点を読み分けることができる。
学習活動と内容
1
単元名とリード文を読んで単元の見
通しをもち,教科書に目を通して学習計
画を立てる。
主な
言語活動
話し合う
1
2 題名,冒頭の読みをつないで,「イル
カのねむり方」の読みのめあてを生み
出す。
読みのめあて
イルカは,いつ,どんなねむり方を
しているのだろうか。
話し合う
2
3 読みのめあてに沿って読み確かめる。
(1)全文を読み,文章構成をとらえる。 文章構成
1― 2345―6
を読む
(2)読みのめあてに沿って,「中」を読
み,どんなことがどのような順番で
書かれているのか内容を読み取る。
内容を読
み取る
(3)簡単な感想をノートに書く。
感想をも
つ
1
4 題名,冒頭の読みをつないで,「あり
の行列」の読みのめあてを生み出す。
読みのめあて
ありは,ものがよく見えないのに,
なぜ,行列ができるのでしょうか。
話し合う
6
5 読みのめあてに沿って読み確かめる。
(1)文章構成をとらえる。
1―2345678―9
(2)めあてに対する答えを書く。
(3)読み確かめる計画を立てる。
(4)段落にどのように書かれているか
を読み取り,行列ができるわけを確
かめる。
(5)感想をまとめる。
(6)グループで感想を読み合い交流する。
(7)科学読み物を読む。
(書く)
(読む)
(読む)
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】動物の生態につい
て研究・解明を扱った文
章であることに興味をも
ち,進んで読もうとして
いる。
(発言の観察)
【読】これからどんなこ
とについて書かれている
のかを予想して,読みの
めあてを生み出している。
(発言の観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※児童の体験を自由に出させる。
【読】「段落」や文章全体
の構成を理解している。
(発言・ノート)
【読 】「調べ方 」「調べて
分かったこと」「考えたこ
と」をとらえている。
(ノートの分析)
【書】感想の書き方を知
り,書いて交流している。
(ノートの分析)
◆教科書 P38 の点線囲みで示している
ことを確認する。
※はじめの一字下がりを見つけさせる。
◆文と文のつながりを関係づけて文章
構成をおおよそ把握させる。
※接続語「はじめに 」「次に 」「このよ
うに」に注目させる。
◆感想文は,科学者の行動や考え方の
どちらかに絞って書かせる。
※《かんそうを書くとき,つかってみたい
言葉や書き方》を手がかりに書かせる。
◆「イルカのねむり方」で「~でしょうか」
という文末に注目したことを想起させる。
※文末表現にサイドラインを引かせる。
【読】これからどんなこ
とについて書かれている
のかを予想して,読みの
めあてを生み出している。
(発言の観察)
文章構成 【読】接続語に着目して,
を読む
「段落」や文章全体の構
成を理解している。
(発言・ノートの分析)
内容を読 【読 】「調べ方 」「調べて
み取る
分かったこと」「考えたこ
と」をとらえている。
(ノートの分析)
感想を書 【書】感想の書き方を知
く
り,書いて交流している。
(ノートの分析)
◆既習学習の読み方・学習の進め方な
どを教室に掲示しておく。
※問題提示文にサイドラインを引かせる。
◆文と文のつながりを関係づけて文章
構成をおおよそ把握させる。
※接続語「はじめに」「次に」「このよ
うに」に注目させる。
◆「イルカのねむり方」での読み方を
振り返りながら書きまとめさせる。
※学習の振り返りがわかる掲示物をも
とに,個別に助言する。
◆感想文は,科学者の行動や考え方の
どちらかに絞って書かせる。
※《かんそうを書くとき,つかってみたい
言葉や書き方》を手がかりに書かせる。
国語科
単元目標
配
時
1
1
1
2
単元名から学習課題をつくり,五七
調の調子の響き楽しんで音読する。
学習課題
声に出して,言葉の調子やひびきを
楽しもう。
2
主な
言語活動
話し合う
音読する
気に入った短歌や俳句,「いろは歌」
をくり返し音読し,覚える。
単元目標
1
声に出して読もう「良寛・芭蕉など」(2時間)
学習活動と内容
国語科
配
時
1
3学年
○知っている言葉を手がかりに情景を想像したり,日本語特有のリズムを感じたりしながら短歌や俳句を音読し文
語の調子に親しむことができる。
(言語)
3学年
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※教師の範読に続いて読むことによっ
て自然にリズムをつかませる。
◆「五」「七」が文字数ではなく拍数で
あることを押さえる。
※一音ずつ手をたたいて読ませる。
ほうこくする文章を書こう「気になる記号」
「符号など」
(12時間)
○友だちに報告する文章を書くために必要な事柄を調べ,示された構成に沿って段落を意識して文章を書くことが
できる。
(書く)
○文章の間違いを正したり,よりよい表現に書き直したりすることができる。
(書く)
○書いた文章を読み合い,意見や感想を伝え合うことができる。
(書く)
学習活動と内容
主な
言語活動
学習課題をつくり,学習の計画を立
てる。
(1)身の回りにある生活雑貨などにつ 話し合う
いているマークを集めて報告し合い,
単元の学習課題をつくる。
学習課題
記号について調べ,ほうこくする文
章を書こう。
評価規準
(評価の観点と方法)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
1
(2) P52 の活動の流れを参考にして,
学習計画を立てる。
(3)記号に関する本のブックトークを
聞き,身のまわりの記号に対する関
心を高める。
2 西山さんが書いた P52 報告する文章
を読み,報告する文章の書き方を知る。
3 題材を決め,取材カードを作成し, 取材する
取材する。
1
4
1
5
分類の仕方について話し合い,カー
ドを比べたりまとめたりして,分類を
する。
分類する
文章の組み立てを考え,構成表に記
入する。
6 集めたカードや構成表をもとに下書
きする。
下書きす
る
1
7
下書きを読み合い,間違いを正した
り,よりよい書き方に直したりする。
推敲する
1
8
訂正した下書きを清書し,報告する
文章を完成させる。
清書する
1
9
報告文をクラスで読み合い,意見や
感想を伝え合う。
伝え合う
1
10 これまでの活動を振り返り,学習した
ことをまとめる。
まとめる
2
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】五七調・七五調の
調子を楽しみ,声に出し
て読もうとしている。
(発言の観察)
【言】好きな短歌や俳句
を選んで,五七調の語感
やリズムに気を付けて音
読している。
(音読の観察)
【関】身近な事柄から題 ※児童が見つけてきた記号を場所ごと
材を探し,文章に書いて
に分類して示す。
伝えようとしている。
(話し合いの観察)
【書】題材に関して必要な ◆題材を決める場面では,時間をとり,
実例を集めている。
できる限り絞った課題を設定させる。
(取材カードの分析) ※教科書 P53 を参考にさせる。
【書】集めた情報を分類 ◆それぞれのまとまりで,同じところ
し,類似点や相違点を見
や似ているところを見つけて児童の
つけている。(分類の分析)
分け方を板書していく。
※場所,意味,働きなど,共通点がな
いか考えさせる。
【書】報告する文章の書
き方に沿って記述してい
る。
(記述の分析)
【書】下書きを読み返し ,間
違いを正したりよりよい書き
方に直したりしている。
(記述の分析)
◆メモから記述への書き方を示す。
※西山さんの書いた文章から「西山さんの組み
立て表」を作成しておき,児童に示す。
◆友だちのよいところを見つけてほめ
合うようにさせ,それを自分の文章
に取り入れるように助言する。
※ポイントをカード化して掲示し,取
り入れやすくする。
【書】自分の書き方と人 ◆教科書 P58 を参考にし,意見や感想
の書き方を比較し,感想
の観点を示す。
や意見を伝えている。
※コーナーを作り,数人ずつで発表し
(発言の分析)
合い,意見や感想を口頭やメッセー
ジカードで伝えてもらう。
【書】構成や書き方の表 ◆意見や感想の伝え方を確認する。
し方などのよさを見つけ, ※教科書 P58 を参考にさせる。
意見を述べ合っている。
(発言の分析)
【書】学習を振り返り, ◆全体で交流して学習全体を振り返る
報告する文章の書き方を
ことで,達成感をもたせる。
まとめようとしている。
※教科書 P52 の「活動の流れ」に沿っ
(発表・ノートの分析)
て,どのような活動をしたのかを振
り返らせる。
国語科
単元目標
配
時
1
2
3学年
読んで,考えたことを発表しよう「海をかっとばせ」(10時間)
○場面の移り変わりに注意しながら,ワタルの人物像や気持ちの変化,情景などについて,叙述を基に想像して読
むことができる。
(読む)
○ワタルの人物像を自分と比べて読み,考えたことを発表することができる。
(読む)
学習活動と内容
1
学習のめあてをつかみ,読みのめあ
てをつくる。
(1)今,自分が一番頑張って取り組ん
でいることを出し合い,どんなふう
頑張っているか,頑張れていないか
を話し合う。
(2)単元名,リード文から学習のめあ
てをつかみ,題名と冒頭から読みの
めあてを生み出す。
読みのめあて
野球の試合に出るために,海でのと
っくんにとび出したワタルは,この後
どうなるのだろう。
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【読】登場人物と自分を ※ 頑張っていることが見つからない
比べながら読もうとして
児童に対しては頑張りたいことや今
いる。
(発言の分析)
までに頑張ったことを考えさせる。
話し合う
【読】これからどんなこ ◆既習学習の読み方・学習の進め方な
とについて書かれている
どを教室に掲示しておく。
のかを予想して,読みの
※試合に出たいと頑張って特訓しよう
めあてを生み出している。
とするワタルの姿から考えさせる。
(発言の観察)
2
読みのめあてをもとに全文を読み,
読みのめあての答えをまとめる。
(1)全文を読み,場面を分けるととも,
2~5場面のワタルの行動や会話,
気持ちを表にまとめる。
(2)ワタルと自分の似ているところや
違うところ,疑問に思ったことから,
ワタルの人物像を読み深めていく学
習計画を立てる。
4 3 学習計画に沿って,各場面のワタル 内容を読
の気持ちを読み深める。
み取る
(1)「ワタルはしりもちををついたまま
大あわてで後ずさりした。」を中心に,
ワタルの気持ちを読み取る。
(2)「だから,これは練習さ。白いボー
ルがあるつもりで,波に向かってバ
ットをふるんだ。」を中心に,ワタル
の気持ちを読み取る。
(3)「ワタルは,しっかりむねをはり,
ダイヤモンドを一周する。」を中心に,
ワタルの気持ちを読み取る。
(4)「もういちど,ワタルは海をふりか
えった。」を中心に波の子どもと楽し
く夢中で練習できたことに感謝し,
これからも練習を続けようとする気
持ちを,自分と比べて読み取る。
【読】気合いを入れて特
訓に励む意欲はあるもの
のまだまだ中途半端な様
子や気持ちを読んでいる。
(ノートの分析)
【読】ちっちゃな子にぶ
っきらぼうに答えながら
もちゃんと説明している
まじめな様子や気持ちを
読んでいる。
(ノートの分析)
【読】波の子どもたちの
応援を受け,もう迷いな
く野球に集中している様
子や気持ちを読んでいる。
(ノートの分析)
【読】これからも練習を
続けようとする気持ちを,
読んでいる。
(ノートの分析)
◆特訓するワタルは,どんな人物か読
み取らせる。
※「なんとか出たい」に着目させる。
◆ワタルと男の子に分かれて会話を再
現させ,誰の言葉であるかを確認さ
せる。
※「おまえ。
」
「見りゃわかるだろう。
」などに
着目して,ワタルの人柄を想像させる。
◆常に叙述を確認しながら読みを深めさせる。
※ワタルの行動を動作化し,観客の声
援も再現させ,気持ちの高まりを実
感させる。
◆海での練習が怖いものから夢中にな
れるようになった変化を会話の変化
から読み取らせる。
※「だれだ,おまえ。」から「君たち,
だれだ。」「絶対来るからね。」に変わ
ることから考えさせる。
1
4
読み取ったことをもとに,ワタルや
男の子の立場で日記や手紙を書く。
(1)読み取ったことをもとに教科書P79
の〈書く〉から選んで活動する。
(2)書いたものを友だちと読み合い,
読んできた他の本(P80,81)の人物
像と重ねて書く。
手紙や日
記を書く
【読】書いたものを読み ◆気に入った場面を中心に書く。
合い感想を伝え合ってい ※教師と一緒に場面を選び,ノートを
る。
(活動の観察)
振り返らせる。型を示し,そこに入
れさせる。
2
5
紹介する
【読】物語の人物と自分 ◆読んできた物語の登場人物と自分を
を比べ,考えたことを発
比べる。
表しようとしている。
※教師と一緒に場面を選び付箋を貼る
(発言の観察)
など,取り上げる出来事や登場人物
の行動・会話・気持ちを明確にする。
気に入った本の人物像と場面を紹介
し合う。
(1)読んできた本の中から気にいった
登場人物を選び,自分と比べて考え
たことをまとめる。
(2)まとめたことを発表し合い,感想
を交流する。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
用件や気持ちがつたわるように書こう「手紙を書こう」
(4時間)
○用件を明確にし,目的や必要に応じて書き方を工夫して手紙を書くことができる。
○相手や目的に応じ,敬体と常体を使い分けて書くことができる。
学習活動と内容
1
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】具体的な内容を盛 ※手紙を書いたりもらったりした経験
り込みながら,きまりを
を想起させて手紙を書こうという意
守って手紙を書こうとし
欲をもたせる。
ている。 (発言の分析)
(2)手紙の型を知る。
(3)《手紙の型》をもとに,お礼の手紙
(下書き)を書く。
手紙を書
く
【書】具体的な内容を盛 ◆具体的に記述させる。
り込みながら,決まりを ※「ありがとうございました」だけで
守って手紙を書いている。
なく,相手がしてくれたことがどの
(手紙の分析)
ように役立ったのか,それによる影
響や本人の感想など,一人一人の体
験・経験を踏まえた文章を書くよう
に指導する。
宛名を書
く
【書】手紙を書くときに
必要な事柄を把握して書
いている。(手紙の分析)
学習課題を設定し,手紙(下書き)
を書く。
(1)学習課題を設定する。
学習課題
お世話になった人に用件や気持ちが
伝わる手紙を書こう。
2
2
お礼の手紙(下書き)を友だちと読
み合い,お礼の手紙の下書きを清書す
る。
○あて名の書き方
1
3
封筒に宛名を書いてお世話になった
人に出す。
国語科
単元目標
配
時
1
1
1
1
(書く)
(書く)
3学年
本は友だち
◆教師の方で罫線入りの用紙を準備し
ておくようにする。
※事前に調査し,宛先を用意しておく。
「本は友だち」「いろはにほへと」(6時間)
○紹介に必要な要素を知り,関心を抱いた理由を述べながら本を紹介することができる。
○目的に応じ,いろいろな本や文章を読んで読むことができる。
学習活動と内容
1 学習の見通しをもつ。
(1)学校や地域の図書館へ行き,本を
見つけるために工夫していることに
ついて話し合い,学習課題をつくる。
学習課題
おすすめの本を見つけてしょうかい
しよう。
(2)本についての様々の名称などを知
り,選び方を確かめる。
2 読んでみたい本を選んで読み,図書
館で気付いたことを発表する。
(話す・聞く)
(読む)
主な
言語活動
話し合う
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】興味をもって図書
館の工夫を見つけようと
している。(発言の観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※写真や映像などを用意しておくと工
夫を確かめやすい。
本を選ん
で読む
【読】題名・著者・目次 ◆紹介活動に生かすため,なぜ読んで
・図表・装丁などに着目
みたいと思ったのかをメモさせる。
して本を選んでいる。
※案内図などを見て,自分で本を選ぶ
(活動の観察)
ことの楽しさに気づかせる。
話し合う
【読】好きな本を選んで ◆紹介するときの工夫を想起させる。
紹介している。
※紹介しようと思ったわけと結びの言
(発言の分析)
葉を書くワークシートを工夫し,書
きやすいようにする。
話し合う
【話聞】自分がおもしろ ◆叙述をもとに発表させる。
いと感じた理由を述べて ※気になる表現や,いいな,おもしろいな
いる。
(発言の分析)
と感じたところには,サイドラインや印
を付けながら読むようにする。
3 上手な発表の仕方について考える。
(1)これまで,本を紹介するときに気
を付けてきたことを発表し合う。
(2) P90,91(丸川さんの発表)と(南
さんの発表)の音声CD3を聞き,
上手な紹介のしかたを話し合う。
4 CD4を聞き,紹介するときの話し
方の工夫を知り,本を紹介するための
メモを作る。
1
5
メモをもとに自分の選んだ本を紹介
し,感想を交流し合う。
1
6「いろはにほへと」の範読を聞き,自
分で読み,おもしろいと感じた内容や
表現を発表し合う。
国語科
単元目標
3学年
詩を読もう「わたしと小鳥とすずと」「みいつけた」
(2時間)
○詩を楽しんで音読することができる。
(関心・意欲・態度)
○2つの詩を比べながら読み,詩の組み立て方や内容がよく分かるように言葉の抑揚や強弱,間の取り方などに注
意して音読することができる。
(読む)
配
時
1
学習活動と内容
主な
言語活動
1「わたしと小鳥とすずと」
「みいつけた」 話し合う
の範読を聞き,学習課題を設定し,2
つの詩の似ているところや違うところ
について話し合う。
学習課題
2つの詩を比べて,似ているところ,
ちがうところを見つけよう。
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】詩を楽しんで音読
※詩のリズムや雰囲気をつかませる。
しようとしている。
(音読の観察)
1
2
【読】詩のそれぞれの連 ◆連と連の間で間を取るように指導す
の内容とその関係を理解
る。
し,音読している。
※間を取る記号をノートに書かせる。
(音読の観察)
2つの詩から,心に残った言葉や表
現に着目して好きな詩を選び,音読を
発表する。
国語科
単元目標
3学年
話し合って決めよう「わたしたちの学校行事」(15時間)
○進んで話し合いや発表を行うことができる。
(関心・意欲・態度)
○互いの考えの共通点や相違点を考えながら,説明する内容や方法について話し合うことができる。
(話す・聞く)
○司会や提案などの役割を果たしながら,進行に沿って話し合うことができる。
(話す・聞く)
配
時
1
学習活動と内容
1
2
2
紹介する相手と目的を確かめ,交流
会で紹介する話題を決めて,グループ
に分かれる。
(1)話題を決める際には,「すること」
「相手 」「目的 」「日時 」「場所 」「プ
ログラム(発表時間など)」を具体的
に設定する。
(2)自分の説明したい行事を選び,グ
ループ分けをする。
4
3
これまでに楽しかった行事や,これ
から楽しみな行事を発表する。自分た
ちの学校の行事の楽しさをだれに紹介
したいか話し合い,学習課題をつくり,
学習計画を立てる。
学習課題
わたしたちの学校行事をしょうかい
する交流会を開こう。
山野さんのグループの話し合いを音
声CDで聞いて,上手な話し合いの仕
方を整理する。
(1)教科書を見て,司会が気を付ける
ことを整理する。
(2)グループごとに自分達の発表方法
について話し合う。
6
4
2
5
音読する
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】学習の見通しをも ※楽しかったことや楽しみなことを具
って,進んで自分の考え
体的に想起させる。
を述べたり,話し合いを
行ったりしている。
(発言の分析)
話し合う 【話聞】相手意識をもち, ◆交流会の目的や条件を明確にもたせ
交流会の目的や条件,内
る。
容について進んで考え話 ※一人一人が事前に意見をもてる時間
している。
を確保する。
(話し合いの観察)
話し合う
【話聞】司会や提案など
の役割を果たしながら,
進行に沿って話し合って
いる。(話し合いの観察)
◆司会の役割で大切なことをノートに
書かせるようにし,次時での話し合
いのめあての確認や,振り返るとき
に活用できるようにしておく。
※話し合いの手順カードをもたせる。
交流する
【話聞】相手意識をもち
進んで発表に取り組んで
いる。 (発言の分析)
◆会場や聴衆の人数,年齢などを意識
させる。練習してきたことを十分に
発揮できるように,リハーサルや練
習においても,同じ会場で練習させる。
※交流会の流れが分かるように掲示し
ておく。
発表する内容について調べたりイン
タビューしたりし,担当ごとに発表メ
モを作成する。
(1) くわしく知りたいことを班で話し
合う。
(2)インタビューの内容と分担を決め
る。
グループで協力して練習し,交流会
を行う。
(1)練習する。
(2)相互練習をする。
(3)リハーサルをする。
(4)交流会をする。
(5)発表の振り返りをする。
国語科
単元目標
配
時
1
1
2
2
1
4
3学年
物語の感想をまとめよう「ちいちゃんのかげおくり」(11時間)
○細かい点に注意しながら読み,場面をまとめたり,文を引用したりして感想を書くことができる。
(書く)
○場面の移り変わりに注意しながら読み,ちいちゃんの行動,戦争という状況,会話などの表現に着目して読むこ
とができる。
(読む)
学習活動と内容
単元名から学習の構えをもち,題名
と冒頭をつないで,読みのめあてを生
み出す。
読みのめあて
○かげおくりをできなくなったちいち
ゃんは,この後,どうなるのかな。
○ちいちゃんのかげおくりってどんな
かげおくりなのかな。
全文を読み,読みのめあての答えを
まとめる。
(1)場面ごとあらすじをとらえる。
(2)4場面のかげおくりを書きまとめる。
(3)クラスの答えを方向付ける。
3 学習計画を立てる。
(1)家族と会えてうれしいかげおくり
と悲しいかげおくり,2つの立場か
ら考えを出し合い,それぞれの視点
の違いに気付く。
(2)家族に会いたくてたまらないちい
ちゃんの思いと,体が弱っていく様
子を場面ごとに追い,その後,書き
手が伝えようとしていることを確か
める計画を立てる。
4 学習計画をもとに確かめる。
(1 )「ひとりぼっちになりました。
」を中心
に,ひとりぼっちになったちいちゃんの
様子と気持ちを読み確かめる。
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【読】冒頭を読み,人物 ※家族4人のかげおくりやお兄ちゃん
や場面の状況をとらえて
と2人のかげおくりなのに,なぜ題
読みのめあてを生み出し
名は「ちいちゃんのかげおくり」に
ている。 (発言の観察)
なっているのかという疑問から問題
意識をもたせるとともに,「かげおく
りなどできなくなりました。」という
文からこれからの展開に,興味をも
たせ読みのめあてを生み出させる。
内容を読
み取る
【読】時・場所・人物に ◆時を表すことばや一行空きに着目さ
着目し,自分の読みを書
せ,書きまとめさせる。
きまとめている。
※4場面のかげおくりは,どんなかげ
(ノートの分析・発言の観察)
おくりか考えさせる。
内容を読
み取る
【読】ひとりぼっちになっ
たちいちゃんのさびしさ
と 不安を読み取っている。
(発言の分析)
【読】焼け跡で一人ぼっ
ちで家族を待ち続ける様
子を想像しながら,読み
取る。
(発言の分析)
内容を読
み取る
【読】ちいちゃんのいな ◆今の公園は,以前どこだったのか考
い公園の場面があるのは
えさせる。
なぜか話し合っている。 ※今の公園をちいちゃんが見たら,ど
(発言の分析)
う思うかを考えさせる。
感想を書
く
【書】自分の考えが明確 ◆読み手が興味をもつような書き始め
になるような文章の構成
が大事であることを理解させる。
の仕方,書き方を理解し ※書き出しの工夫例をカードに書いて掲示し,
ている。 (発言の分析)
後の時間も参考にできるようにする。
【書】文章のその部分の ◆文の引用は直線,場面を要約したと
感想なのか,本文を引用
ころは二重線,自分の経験を入れた
して表現している。
ところは波線を引き,分かりやすい
(ノートの分析)
ようにさせる。
※書くときの工夫の例文を黒板に掲示
し,参考にできるようにする。
(2)「きっと帰ってくるよ」を中心に,
家族に会いたいと強く願うちいちゃ
んの気持ちを読み取る
(3)「ふらふらする足をふみしめて」と「き
らきら」を中心にちいちゃんの様子と気持
ちを読み取る。
(4)「夏のはじめのある朝,こうして小
さな女の子の命が空に消えました。」
の叙述に込められた書き手の思いを
話し合う。
1
2
5
読みと読み方をまとめる。
○ 場面と場面をつないで読む
○ 場面と場面を比べて読む
6 「それから何十年」の場面から書き
手の平和への願いに気付くととも
に,題名に戻って読みをまとめる。
また,学習した読み方をまとめる。
7 感想文を書く。
(1)感想文の組み立て方や始め・終わ
りの書き方を知り,書く。
(2)中について,引用,要約して書く
書き方を知り,全体の組み立てを考
えながら感想文を書く。
引用する
◆中心文と書き込みの視点を確認し,ダッシュを
読んだり,場面と場面をつないで読んだりさせる。
※家族と離れた時の気持ちを想像させる。
◆変わり果ててしまった町の様子を叙
述から想像させ,戦争の恐ろしさを
改めて実感させる。
※繰り返しやはずして読んだり,文末
表現を読んだりしながら,信じて待つち
いちゃんに気付かせる。
【読】体が衰弱しても家 ◆ちいちゃんが暗い防空壕の中でひと
族に会いたいと強く願う
りぼっちで過ごした時間をふり返ら
ちいちゃんの気持ちを読み
せ,次の明るい光で始まる場面につ
取っている。
(発言の分析)
なげる。
※「ふみしめて」をはずして読み,ちいちゃ
んの気持ちと様子を読み確かめさせる。
【読】人物の呼び方を比 ◆ちいちゃんではなく,
「小さな女の子」
べて読み,命をなくして
と表現することで,他にも多くの子
いった小さな女の子がい
どもたちが死んでしまったことを想
たことに気付いている。
像させる。
(発言の分析) ※「ちいちゃん」と「小さな女の子」
を比べて考えさせる。
国語科
3学年
単元目標
配
時
1
せつめいのしかたを考えよう「すがたをかえる大豆」(7時間)
○中心となる語や文をとらえ,段落相互の関係を考えながら,文章の内容を的確に理解することができる。
(読む)
○内容を大きくまとめたり,必要なところは細かい点に注意したりしながら読むことができる。
(読む)
学習活動と内容
1
学習課題をつくり,題名と冒頭をつ
ないで読み,読みのめあてを生み出す。
(1)普段の食事では,どんな食材が多
く使われているかを調べ,調べたこ
とを出し合い,単元名とリード文か
ら学習課題をつくる。
学習課題
分かりやすいせつめいのしかたを考
えよう。
(2)題名と冒頭をつないで読み,読み
のめあてを生み出す。
読みのめあて
① 大豆をおいしく食べるために,ど
んなくふうをしているのだろう。
② 大豆は,どんな食品にすがたをか
えているのだろう。
1
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法) 到達していない児童への補充指導
【関】大豆がさまざまな ※一週間の給食献立表を準備するなど,
食べ方をされていること
自分の食生活に関わらせ,より興味
に関心をもち,文章構成
がもてるようにする。
を理解しながら読もうと
している。
(話し合いの分析)
話し合う
【読】これからどんなこ ◆既習学習「ありの行列」などを振り返
とについて書かれている
えることができるように,読み方・学
のかを予想して,読みの
習の進め方などを教室に掲示しておく。
めあてを生み出している。 ※文末表現に着目して,問題提示文に
(発言の観察)
サイドラインを引かせる。
2 学習計画を立てる。
(1)全文を読み,文章構成を把握する。 文章構成
○「はじめ」・・・1段落
を読む
○「中」・・・・・2~7段落
○「おわり」・・・8段落
(2)大豆がどんな食品にすがたをかえ
たのか,どんな工夫があったのかサ
イドラインを引き書きまとめる。
内容を読
み取る
(3)各段落ごとに詳しく読み確かめて
いく計画を立てる。
4
3
段落の順序や中心になる文を確かめ
ながら読む。
○大豆をやわらかくおいしく食べるた
めにどんな手をくわえて工夫してい
るのか。 (いり豆・に豆)
○大豆をこなにひいて食べるためにど
んな手を加えて工夫しているのか。
(きなこ)
○大豆にふくまれるえいようを取り出
しておいしく食べるために,どんな
手をくわえて工夫しているのか。
(とうふ)
○大豆をちがう食品にしておいしく食
べるためにどんな手をくわえて工夫
をしているのか。
(なっとう・みそ・しょうゆ)
○ 大豆を時期や育て方を工夫しておい
しく食べるためにどんな手をくわえ
ているのか。(えだ豆・もやし)
1
4
ことばや文章の読み方について振り
返り,まとめる。
○文章構成を読む
○キーワードを読む
○事例の順序を読む
○文末表現を読む
○接続語を読む
5
興味のある本を選んで読む。
【読】事例やまとめの段
落をとらえている。
(発言の分析)
【読】大豆が様々な食べ
方をされていることに関
心をもち,文章構成を理
解しながら読もうとして
いる。
(話し合いの観察)
【読】キーワードや接続
語,文末表現などに気を
付け,事例の順序に着目
しながらおいしく食べる
工夫を読み取っている。
(発言・ノートの分析)
◆大豆をおいしく食べる工夫が書いてあ
る文を探して線を引かせる。
※「くふう」が探せない児童には,各段
落から「くふう」という言葉を探すよ
うに助言する。
◆教科書P 32「たいせつ」を読み,中
心文についての知識を整理する。
※言葉だけでは難しい場合に写真がある
と理解しやすくなることに気付かせる。
◆説明の順番が大豆への加工の度合いと
関係していることに気付かせる。
※各段落の内容と写真とを対比させなが
ら読むことにより,言葉だけでは理解
が難しい場合に写真があると理解しや
すくなることに気付かせる。
発表する
【読】本単元で学んだこ ◆読み確かめてきたことをもとに,筆者
とばや文章の読み方を知
の説明の仕方について考えさせる。
識として身に付けている。 ※学習の足跡を残した掲示物を振り返り
(自己評価・発言の分析)
ながらまとめさせる。
本を読む
【関】食べ物について説 ◆あらかじめ,学校や地域の図書館から食
明した本に関心をもって
べ物に関する本を集めておくようにする。
いる。 (活動の観察) ※目次を参考にしながら内容がどのよ
うに分けられているのかを考えさせる。
国語科
単元目標
配
時
1
1
1
2
1
れいをあげてせつめいしよう「食べ物のひみつを教えます」 (6時間)
○書こうとすることの中心が明確に伝わるよう,理由や事例を挙げて説明する文章を書くことができる。(書く)
○「はじめ・中・おわり」の構成を意識し,絵と組み合わせながら段落に分けて書くことができる。
(書く)
学習活動と内容
1
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】食べ物について関 ※前単元「すがたをかえる大豆」を想
心をもっている。
起し,習得した説明の仕方を使って
(発言の分析)
文章を書くことを意識付ける。
2
取材する
【書】書く目的によって
必要となる事項と観点を
理解し,取材している。
(発言・ノートの分析)
【書】「中」の部分で,内
容のまとまりごとに段落
を分け,文章を構成して
いる。 (ノートの分析)
単元名と題名,冒頭から活動への意欲と
見通しをもち,単元のめあてをつくる。
(1)説明したい材料について教科書 P34
をもとに話し合う。
(2)それぞれの材料がすがたをかえた
食品について知っていることやもっ
と知りたいことを話し合い,説明す
る材料を選ぶ。
(3)説明する文章を書く手順を知り,
学習課題をつくる。
学習課題
□□は,どんなくふうがされて,どんな食品にすがたをかえているのか学
級の友達が読んでよく分かるように,食べ物のひみつを調べ,れいをあげて
せつめいする文を書こう。
選んだ食品や材料について,必要な
事柄を取材し,文章構成メモを作る。
(1)知っていることや取材したことを
カードに書く。
(2)説明する文章の「構成表枠」の中
にカードを並べる。
3
食べ物のひみつがよく伝わるように
文章構成を見直す。
(1)構成メモのモデルをもとに,説明
の仕方について全体交流をする。
(2)全体交流の手順にそって,小グル
ープごとに相互交流する。
(3)文章構成メモを見直す。
○事例カードの並び替え
○工夫の内容についての書き加え
4 段落と段落のつながりに気をつけな
がら,食べ物のひみつを説明する文章
を書く。
(1)交流して見直した文章構成メモを
もとに,姿をかえた食品とおいしく
食べるための工夫について,段落ご
とに文章を書く。
(2)はじめ・中・終わりの順に,説明
する文章を書く。
5 書いた説明文を互いに読んで,説明
の仕方や内容について感想を述べ合う。
(1)グループ毎に,完成した説明文を
読む。
(2)感想を述べ合って,評価カードに
書く。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
3学年
構成を見
直す
【書】目的に応じて事例
を挙げて書いている。
(ノートの分析)
文章を書
く
【言】接続語を適切に使 ◆新しい事柄を述べ始めるときは,前
って文を書いている。
単元で学んだ接続語の使い方や文末
(ノートの分析)
表現の工夫を参考にさせる。
※教科書の文章例と同じ接続語で書か
せる。
感想を述
べ合う
【書】自分の書き方と友 ◆付箋紙を活用し,友だちのメッセー
だちの書き方を比べ,上
ジを書いて貼り付けさせる。その際,
手に説明しているところ
文章の内容だけでなく,書き方にも
に気づくことができる。
目を向けて評価するようにさせる。
(発言の分析) ※自分の書いた文章の内容と比較させ
ることにより,友だちの書いた「は
じめ」「中」「終わり」の内容,「中」
の具体的な例について気付かせる。
声に出して読もう「一茶・百人一首など」(1時間)
○知っている言葉を手がかりに情景を想像したり,日本語特有のリズムを感じたりしながら短歌や俳句を音読し,
文 語の調子に親しむことができる。
(言語)
学習活動と内容
1
構成を考
える
◆取材に関しては,マップを利用して
課題を明確にさせる。
※1枚のカードの初めに,課題を明記
し,取材に臨ませる。
◆作例では,「中」の段落の第1文が食
品になっていることに気付かせる。
※すがたをかえて加工された食品をピン
ク,おいしく食べるための工夫を黄色の
短冊カードに色分けして書かせる。
◆教科書P 35 のマップで「おいしく食べる
くふう」として挙げたものが,1つずつ
段落になっていることを確かめさせる。
※すがたをかえた食品の事例順にカードを並
べさせ,段落番号を付けさせる。
主な
言語活動
話し合う
言葉の調子や響きを楽しみながら,
声に出して読む。
(1)言葉の調子や響きを楽しみながら,
声に出してくり返し読む。
(2)気に入った作品を選んで暗唱する。 暗唱する
評価規準
(評価の方法と観点)
【関】五七調の調子を楽
しみ,リズムをつかんで
声に出して読もうとして
いる。(話し合いの観察)
【言】好きな短歌・俳句
を選んで,五七調の語感
やリズムに気を付けて音
読している。
(音読の観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※1学期学習を想起し楽しんで音読さ
せる。
◆2首とも,小倉百人一首からの出典
であることを知らせ,百人一首のか
るたとして,現在でも人々に親しま
れていることを知らせる。
※とらえにくい言葉は簡単に説明する。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
民話や物語の組み立てを考えよう
「三年とうげ」(7時間)
○物語の組み立てをとらえ,おじいさんの気持ちの変化や情景を想像することができる。
○物語で読んで考えたこと発表し合い,一人一人の感じ方について違いのあることに気付くことができる。
主な
言語活動
話し合う
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】いろいろな国に昔
話があることを知り,進
んで学習に取り組もうと
している。(発言の分析)
(2)題名と冒頭を読んで,読みのめあ
てを生み出す。
読みのめあて
三年とうげでどんなことがおこるの
だろうか。
話し合う
【読】これからどんなこ
◆既習学習の読み方・学習の進め方な
とについて書かれている
どを教室に掲示しておく。
のかを予想して,読みの ※どんなとうげなのかサイドラインを
めあてを生み出している。
引かせる。
(発言の観察)
2
全文を読み,組み立てに沿って場面
分けをし,文章構成をとらえ,自分の
読みを書きまとめる。
3 疑問をもとにおじいさんの行動や気
持ちの変化を読む計画を立てる。
文章構成
をとらえ
る
【読】「三年とうげ」がど ◆物語の組み立てを書いたものを掲示
のように組み立てられて
し,確認しながら学習を進める。
いるかを考え,整理しな ※おじいさんの気持ちや表情を想像し
がら読んでいる。
て読み取らせる。
(ノートの分析)
3
4 おじいさんの気持ちと組み立てを読む。
(1)とうとう病気になってしまったお
じいさんの様子を読み取る。
(2 )「うん,なるほど,なるほど 。」と
言うおじさんの変化と,そのわけと
となる人物の役割を読み取る。
(3)転がり落ちてしまったおじいさん
の気持ちを読み取る。
内容を読
み取る
【読】言い伝えを信じ病
気になったおじいさんの
様子や気持ちを読み取っ
ている。(ノートの分析)
【読】動作化したり,音
読を工夫しながら読み取
っている。(発言の分析)
1
5
読書する
1
1
学習活動と内容
(読む)
(読む)
1 学習課題と読みのめあてをつくる。
(1)単元名,リード文を読み,単元の
学習課題をつくる。
学習課題
民話や物語を読み,その組み立てを
考えよう。
これまでに読んだ民話・昔話や物語
で同じような組み立てのものがあった
か想起し,本を探して読む。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
組み立てを考えて書こう
学習活動と内容
1 学習課題をつくり,計画を立てる。
(1)好きな物語の組み立てや登場人物
の魅力などについて話し合い,学習
課題をつくる。
学習課題
組み立てを考えて,物語を書こう。
主な
言語活動
話し合う
(2)教科書を読み,学習計画を立てる。
3 時・場所・人物・出来事(事件)を 取材する
決め,出来事を中心に,「いつ・どこで
・だれが・何を・なぜ・どのように・
それからどうなった」をメモ(ウエビ
ングマップ)に取材し,考えを広げた
り関係づけたりする。
3 4 「三年とうげ」で学習した4つの場 推敲する
面に合わせて物語をメモに構成し,文
章として記述し,推敲する。
5
◆「三年とうげ」の言い伝えのどの部
分を信じたのか確認させる。
※「転んだならば三年きりしか生きら
れぬ。」の意味を考えさせる。
◆トルトリの言葉と言い伝えのちがい
や,おじいさんが元気を取り戻す様
子をもとに考えさせる。
※トルトリの考えのよさやおじいさんの
表情や行動から考えさせる。
【関】いろいろな民話や ◆巻末資料の「とらとおじいさん」を
昔話を読んで読もうとし
取り上げて読ませる。
ている。 (活動の観察) ※知恵者の登場によって問題が解決す
るいう点で「三年とうげ」と共通の
組み立てであることをとらえさせる。
「物語を書こう」(8時間)
○経験,想像したことなどから物語の題材を決め,物語を書く上で必要な事柄を集めることができる。
○民話や昔話の組み立ての型を使って,文章を構成することができる。
2
2
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※国内外の昔話や民話の本をあらかじ
め準備し,幾つか表紙を見ながら服
装や人,家の様子の違いなどに興味
をもたせる。
できあがった物語を読み合い,感想
を伝え合う。
感想を交
流する
(書く)
(書く)
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】想像を広げたり, ※児童にとって書きやすいのは,自分
友だちと交流したりしな
を主役とした物語である。なかなか
がら楽しんで物語を書こ
物語の設定を書けない児童には,驚
うとしている。
いた出来事やおもしろかったことな
(ノートの分析)
どを書くように助言する。
【書】物語の内容に応じ ◆自分の経験に基づいた出来事を選ば
て必要な情報をそろえて
させる。
いる。
(メモの分析) ※想像を広げることが難しい児童には,
再度,日記などを振り返り,身近な
出来事を改めて設定させる。
【書】文章の間違いを正
したり,よりよい表現に
書き直したりしている。
(文章の分析)
◆簡単な例文を提示しながら,符号の
正しい使い方や,常体と敬体を統一
することの必要性に気付かせる。
※読み直す視点を掲示物として掲示し
ておく。
【書】書いた物語を読み ◆ストーリーや表現のおもしろさだけ
合い,互いの良さを中心
でなく,4つの組み立てに沿って書
に感想を交流している。
かれているかについても評価させる。
(活動の観察) ※批判にならないように文末に注意し
て書かせる。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
言葉について考えよう「にた意味の言葉,反対の意味の言葉」
(6時間)
○類義語や対義語の使い方を考えながら,自分の考えや気持ちを伝え理解するために必要な語句を増やし,また,
語句が共通して有する特徴で類別があることを理解することができる。
(言語)
学習活動と内容
1
単元名や題名を読み,学習課題をつ
くり,国語辞典を使って文を作り比べ
る。
(1)単元名や題名を読み,学習課題を
つくる。
学習課題
言葉を分類しよう。
主な
言語活動
話し合う
(2)教材文を読み,国語事典を使って, 文を作る
意味の違いを調べながら,「似た意味
の言葉」「反対の意味の言葉」の短い
文を作って比べる。
○似ているところ・違うところはど
こか
○「にた意味の言葉」では,同じよ
うに使える場合と使えない場合が
あること
(3)国語辞典を使って似た意味の言葉
集めをする。
1 2 言葉を足すことで,少し違う意味に 言葉を集
なる言葉を集め,意味の違いを考える。 めて書く
2
2
3
反対の意味の言葉があることや,そ
の関係を理解し,語句を増やすととも
にこれらを適切に使い,意味の違いを
考える。
4 似た意味の言葉や反対の意味の言葉
を集めてカードを作り,短文を作るゲ
ームをし,言葉を分類することを通し
て,分類の観点の多様性や分類するこ
とのおもしろさ・意義を考える。
国語科
単元目標
配
時
1
1
2
3学年
言葉を分
類する
詩を読もう「はしる
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】言葉の意味におけ ※言葉を選んで調べるように助言する。
る分け方に興味をもち,い
ろいろな言葉を分類しよう
としている。
(活動の観察)
【言】似た言葉や反対の ◆絵をかいたり例文を使ったりするな
言葉の意味があることや
どヒントを与えるように指示する。
その特徴を理解している。 ※対になる言葉を具体物をもとに考え
(活動の観察)
させる。
【言】似た言葉や反対の ◆絵をかいたり例文を使ったりするな
言葉の意味があることや
どヒントを与えるように指示する。
その特徴を理解している。 ※対になる言葉を具体物をもとに考え
(活動の観察)
させる。
【言】分類の観点の多様 ◆気持ちを表す言葉と行動を表す言葉
性や,分類することのお
など一人一人の観点の違いに気付か
もしろさ・意義について
せる。
気付いている。
※見た目の特徴を観点にして分類させる。
(活動の観察・発表の分析)
しるしる」
「じゃがいも」「雪」(4時間)
○詩集を読み合い,書かれたことを交流し感想を述べ合うことができる。
○詩の比喩や繰り返しの表現に気付いて音読することができる。
学習活動と内容
主な
言語活動
1「はしる しるしる」と「じゃがいも」 音読する
「雪」を読み,単元の学習課題をつく
り,学習計画を立てる。
(1)学習課題をつくる。
学習課題
テーマを決めて,自分だけの詩集を
つくろう。
(2)作る手順を確認する。
(3)どんな詩集にしたいかを決める。
(4)表紙や目次の工夫をする。
(5)友だちと感想を交流する。
2 比喩や繰り返しの表現に注意しなが
ら,3つの詩を音読しどんなところが
おもしろいか発表する。
4 できるだけたくさんの詩集を読む。
5 自分の決めた学習計画に沿って,詩
集をつくる。
(1)どんな詩集にしたいかテーマを決
める。
(2)詩を探し,順番,表紙や目次を考
える。
(3)詩人の紹介や詩集を作った感想を
書く。
(書く)
(読む)
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】楽しんで詩を集め
ようとしている。
(音読の観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※教師がいくつか楽しい詩を用意して
おき,興味をもたせる。
音読する
【読】詩の比喩や繰り返
しの表現に気付いて音読
している。(音読の観察)
◆3連が同じ要素で構成されているこ
と,音やリズムの楽しさを押さえる。
※主語は何かを問い,擬人化のおもし
ろさに気付かせる。
題材を決
める
【読】テーマをもって詩を ◆テーマをしっかり決めてから図書館
集めている。
(詩集の分析)
に移動させる。
※教師が用意した複冊数の詩集から気
に入った詩を選ぶように助言する。
感想を書
く
【書】詩集を読み合い,書 ◆友達が作った詩集の観点に着目して
かれたことを交流し,感想
感想交流が進められるよう助言する。
を述べ合っている。
※詩集を読む際,微音読してもいいこ
(発表の分析)
とを伝える。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
かるたについて知ろう 「かるた」(8時間)
○これまでの学習から題材を選び,かるたの文を作ることができる。
(書く)
○それぞれの段落で中心となる語や文をとらえ,引用したり,小見出しをつけて整理したりすることができる。
(読む)
○「かるた」について調べる活動を通して,長い時間使われてきたことわざや慣用句などの意味を知ることができる。 (言語)
学習活動と内容
主な
言語活動
1 読みのめあてをつくり,全文を読み, 話し合う
文章構成をとらえる。
(1)かるたやカードで遊んだ体験を発
表し合い,題名や冒頭から読みのめ
あてをつくる。
読みのめあて
かるたとは,どういうものかくわし
く知ろう。
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】かるたについて関
心をもち,進んで文章を
読んだり,人に聞いたり
している。(発言の分析)
(2)全文を読み,文章構成をとらえる。 内容を読
1―
2・3・4・5 ― 6
み取る
【読】段落の構成を理解
し,筆者の考えを読み取
っている。(発言の分析)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※これまでの説明文を振り返らせる。
◆「はじめ 」「中」「おわり」の組み立
てを再度押さえる。
※筆者は「中」の具体例で何を説明し
ているのかとらえさせる。
【読】小見出しについて
◆①大事な言葉や文を書き出す。②小
理解し,段落の短い言葉
見出しをつける。③グループで交流
で表している。
し,よりよい小見出しを考える。と
(ワークシートの分析)
いう手順を確認する。
※大事な言葉や文を見つけられない児
童には,何について書かれているか
尋ね,それについて説明されている
ところを見つけさせる。
2
2
読みのめあてに沿って,2~5段落
を読み,書かれている内容を読み取り
小見出しを付ける。
(1)2段落の大事だと思う言葉や文を
書き出して段落ごとに小見出しを付
ける。
○例 2段落「ことわざを集めて作っ
たいろはかるた」
(2)3段落の大事だと思う言葉や文を
書き出して段落ごとに小見出しを付
ける。
○例 3段落「短歌をおぼえることが
できる百人一首」
(3)4段落の大事だと思う言葉や文を
書き出して段落ごとに小見出しを付
ける。
○例 4段落「かるたの元になった貝
おおい」
(4)5段落の大事だと思う言葉や文を
書き出して段落ごとに小見出しをつ
ける。
○例 5段落「親しまれ,楽しまれ,
大切にされているかるた」
内容を読
み取る
1
3
6段落を中心に,筆者の考えをとら
える。
(1)筆者は,小さなかるたが,なぜ大
きなおくり物だと言っているのかを
考える。
(2)筆者はどんな工夫をして,かるた
のすごさを伝えているのか考える。
内容を読
み取る
【読】段落構成を理解し筆 ◆「中」の具体例が「終わり」の筆者
者の考えを読み取っている。
の考えにつながることを確認する。
(ノート・発表の分析) ※対比的な表現に線を引かせる。
1
4
かるたについてわかったことやもっ
と知りたいことを発表する。
考えを書
く
【読】友達と自分の考え ◆これまで付けてきた小見出しを振り
の共通点や違いに気付い
返らせる。
ている。 (発表の分析) ※学習の足跡の掲示物を見ながら考え
させる。
1
5
教材中のことわざを選んで調べ,短
文を作る。
短文を書
く
【言】ことわざや慣用句 ◆教科書の作例や教師の作例を提示し,
について関心をもち,意
イメージをもたせる。
味や使われ方を調べて短 ※見本を視写させる。
文を作っている。
(短文の分析)
2
6
国語科で学習してきたことを材料に
「3年○組 国語かるた」を作り,紹
介しあう。
(1)かるたのの作り方を知る。
(2)3年上下巻の教科書から,書いて
みたい教材を選ぶ。
(3)かるたの読み札と取り札を作る。
(4)作ったかるたを紹介する。
紹介する
【書】これまでの学習か ◆五七調でなくとも,リズムのよい文
ら題材を選び,かるたの
になっていればよいことを伝える。
文を作っている。
※期間指導での児童の短文を確認し,
(かるたの文の分析)
リズムのよい文にできるよう助詞や
助動詞,言葉の選び方などについて
アドバイスをする。
国語科
単元目標
配
時
1
3学年
すじ道を立てて話そう「しりょうから分かったことを発表しよう」(6時間)
○関心のあることなどから話題を決め,必要なことについて調べ,要点をまとめることができる。 (話す・聞く)
○分かったこと,考えたことについて,筋道を立て,丁寧な言葉を用いるなど適切な言葉遣いで話すことができる。
(話す・聞く)
学習活動と内容
1 教科書 P83 の2つのグラフを比べて
分かったことをノートに書き出し,2
分間で話して説明するにはどうすれば
よいかを話し合い,単元名やリード文
から学習課題をつくり,学習計画を立
てる。
学習課題
しりょうから分かったことを,すじ
みちを立てて発表しよう。
主な
言語活動
話し合う
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】資料から分かった ※グラフの比較が難しい児童には,ど
ことを説明する活動に興
こに着目して考えたらいいか助言す
味をもち,進んで話し手
る。
や聞き手になって参加し
ようとする。
(活動の様子)
1
2
P84・ 85 の発表の例を音声CDで聞
いて,よかった点や工夫している点に
ついて話し合う。
(1)南さんの発表メモの内容について
調べる。
(2)発表の後半部分を書く。
(3)音声CDを聞きながら,動きを考
えて実際に動いてみる。
話し合う
【話聞】分かったことや ◆教科書の構成を考えながら学習の見
考えたことについて,筋
通しをもたせる。
道を立てて話すにはどう ※学習の見通しを,教室に掲示してお
したらよいか考えている。
く。
(発言の分析)
1
5
教科書 P86 の2枚の写真を比べ,自
分の考えをまとめる。
(1)2枚の写真を見て,分かったこと
をノートに書き出す。
○上の写真
給食は,パンと飲み物
おぼんやはしやスプーンがない
みんな同じ方を向いている
机が2つつながっている
○下の写真
ごはん,おかず,みそしる,牛乳,
デザートもある
おぼんの下にランチョンマットをし
いている
グループで食べている
(2)書き出したことをグループ内で話
し合う。
(3)写真について気付いたことをノー
トに書き,発表したいことを決める。
自分の考
えをまと
める
【話聞】資料から分かっ ◆ 1 枚ずつ写真を調べて分かったこと
たことを説明する活動に
や2枚を比べて分かったをまとめさ
興味をもち,進んで参加
せる。
しようとしている。
※2枚の写真の共通点と相違点が分かるよ
(活動の観察)
うに,線で結びながら比較させる。
話し合う
【話聞】話そうとする内 ◆資料から読み取れる情報をできるだ
容に応じて情報を集めて
けたくさん挙げることで,伝えたい
いる。 (ノートの分析)
ことを決める選択肢の幅を広げさせ
る。
※自分が気付かなかった友達の意見を
ノートに書き加えさせる。
1
6
メモを作
る
【話聞】大事な言葉や部 ◆発表メモに赤で書き込んでいたこと
分を強調したり,間の取
を確認させる。
り方,大事な言葉につい ※メモの後半を書かせる前に,机間指
て,筋道を立て,話すこ
導で一人一人の内容をチェックする。
とができるよう発表メモ
を作っている。
(メモの分析)
2
7
発表する
【話聞】分かったことや ◆良かったところや改善点などを口頭
考えたことについて,筋
で相互評価させることで,グループ
道を立て,丁寧な言葉を
での発表に生かすようにさせる。
用いるなど適切な言葉遣い ※評価カードなどを活用し,観点ごと
で話している。
(発表の分析)
に相互評価をさせる。
自分の考えが伝わるように,発表メ
モを作る。
(1)前時に決めた「いちばんつたえた
いこと」と自分の考えを確認する。
(2)発表メモの前半部分をつくる。
(3)発表するときの留意点を朱書きし
たり,記号を付けたりする。
筋道を立てて,分かったことや考え
たことを発表する。
(1) 発表するときに気を付けることを
確認する。
(2) 隣同士で発表を聞き合い,アドバ
イスし合う。
(3) グループで発表する。
(4) 単元のまとめをする。
◆資料を見てもらうための時間を取っ
ていることを確認させる。
※適切な間の取り方を確認する
国語科
単元目標
配
時
2
3学年
ほうこく書を書こう「本で調べて,ほうこくしよう」
「自分の言葉でまとめる」
(16時間)
○疑問に思うことを明確に意識して調べることを決めることができる。
○問いに対する答えを導くために,文献を引用するなど,理由や事例を挙げて書くことができる。
○図書館などの利用方法や,事典や図鑑の使い方を理解し,いろいろな本を探して読んでいる。
学習活動と内容
1
単元の学習課題をつくり,学習計画
を立てる。
(1)生活の中で不思議に思った出来事
や事柄を話し,学習課題をつくる。
学習課題
ふしぎに思ったことを本で調べて,
ほうこくしょう。
(2) P89 を読んで,学習の流れをつか
む。
(3)話し合いをもとに,調べることを
決め,学習計画を立てる。
【活動の流れ】
① 調べることを決める。
② 百科事典や図鑑などの本を使っ
て調べる。
③ 調べたことをほうこく書にまと
める。
主な
言語活動
話し合う
評価規準
(評価の観点と方法)
【関】不思議に思った出
来事や事柄について,進
んで話し合いに参加して
いる。(話し合いの観察)
定着を図るための指導と評価規準に
到達していない児童への補充指導
※生活の中で不思議に思った出来事を
想起させる。
題材を決
める
【書】疑問に思うことを ◆話し合いをもとに,自分で調べてい
明確に意識して調べるこ
きたいことを決めさせる。また,教
とを決めている。
科書に示された問いの例のように,
(ノートの分析)
できるだけ具体的な問いを設定させる。
※自分で調べる内容を設定できない児
童には,教科書P 89 の題材の中から
調べる内容を選ばせる。
2
2
4
3
調べたいことを事典や図鑑,科学読 書く材料
み物などの本から探して読み,報告書 を集める
に書くことを収集する。
(1)探している本が見つからない場合,
司書の先生に相談する。
【書】事典や図鑑から, ◆調べることについて詳しく書いてあ
報告書に書くための情報
る本を読ませ,大事だと思うところ
を集めている。
はメモを取らせる。
(活動・メモの分析) ※大事だと思うページに付箋をつけさ
せる。
(2)調べた本の題名,著者名,出版社, 引用する
発行された年はメモしておく。
【書】引用するときの表
現や出典の示し方を理解
している。(活動の観察)
◆引用が必要な部分以外は,本をその
まま書き写すのではなく,必要なこ
とを端的にまとめて,要点を絞って
書くようにさせ,読むことの学習で
身に付けた力を意図的に使うように
させる。
※引用の仕方を具体的に書いた物を参
考にさせる。
4
報告書を
書く
【書】報告書の型に沿っ
て,まとまりごとに分け
て書いている。
(活動・構想メモの分析)
◆P 93 山野さんの〈ほうこく書の型〉
をもとに書き方を具体的に示す。
※問いに応じた答えを書くことを確認
する。
5
索引や目次,背表紙から探したい言
葉を検索する方法など,事典や図鑑の
使い方を理解する。
○カードの書かれた言葉を早く調べる
ゲームをして,検索の練習をする。
(書く)
(書く)
(読む)
P93 山野さんの〈ほうこく書の型〉
を参考に構成を考え,調べたことを整
理する。
検索する 【読】事典や図鑑の目次, ◆実物の事典や図鑑などの目次,索引
索引から言葉を探す方法
を実際に示し,使い方を具体的に説
を知り,調べている。
明する。
(活動の観察)
※自力では言葉を探せない児童につい
ては,個別指導を行ったり,ペアや
グループ活動で十分に慣れさせてか
ら自力解決に移させる。
( 1)
「題名」
「はじめに」
「わかったこと」
「終わりに」〈使った本〉などの見出し
を立てる。
(2)まとまりごとに分けて下書きを書
く。
1
5
報告書の下書きを友達と読み合って
意見を交流する。
交流する
【書】報告書の下書きを友 ◆下書きを読み合って,直すとさらに
達と読み合い,友達の意見
よくなるところを中心に交流させる。
を生かして仕上げている。 ※上手なところを,自分の表現に取り
(話し合い・報告書の分析)
入れさせる。
2
6
整理したものをもとに報告書の下書
きをし,友達と読み合って意見を交流
したうえで仕上げ,単元全体のまとめ
をする。
清書する
【書】参照・引用と自分 ◆「読む人に分かりやすいものにする」
の考えを区別して書いて
というねらいを再度確認する。
いる。 (報告書の分析) ※仕上がった児童どうしで読み合わせる。
国語科
単元目標
配
時
2
3学年
物語を読んで,紹介しよう
学習活動と内容
1 学習課題と読みのめあてをつくる。
(1)単元名やリード文を読んで学習課
題をつくる。
学習課題
斎藤隆介さんの物語を読んで,登場
人物を中心にしょうかいしょう。
(2)題名を読み,考えたことや疑問を
出し,題名の疑問とつないで冒頭を
読む。
(3)結びの語り手の言葉をもとに,読
みのめあてを生み出す。
読みのめあて
語り手が言うように,豆太は本当に
おくびょうなのだろうか。
2
「モチモチの木」
(16時間)
○登場人物を中心に,友だちへの紹介文という目的に応じた表現を用いて書くことができる。
○会話や心情表現,行動を表す文などから豆太の人物像が分かることを知り,着目して読むことができる。
○同じ作者の作品から興味ある本を選んで読むことができる。
主な
言語活動
話し合う
(書く)
(読む)
(読む)
評価規準
定着を図るための指導と評価規準に
(評価の観点と方法)
到達していない児童への補充指導
【関】登場人物に着目し ※どんな物語か予想させ,興味を抱か
て同じ作者の作品を読む
せる。
ことを楽しもうとしている。
(発言の分析)
話し合う 【読】語り手の存在を知り, ◆「どうして豆太だけが,こんなにお
語り手の登場人物への思いを
くびょうなんだろうかー。」の語り手
考えながら,読んでいる。
の文に着目させ豆太の臆病さを読み
(発言・ノートの分析)
取らせる。
※文末表現やダッシュに着目させ,語
り手の心情に気付かせる。
2
全文を読み,読みのめあての答えを
書きまとめる。
(1)挿し絵と小見出しを手がかりに, 内容を読
各場面の豆太の行動を中心にあらす み取る
じをまとめる。
(2)豆太は,本当に臆病なのか,臆病
じゃないとしたらどんな子なのか読み
のめあての答えとして書く。
(3)読みのめあての答えを出し合う。
【読】あらすじや登場人 ◆それぞれの挿し絵が本文中のどの場
物をとらえている。
面と対応しているのかを児童に尋ね
(ノートの分析)
ながら読ませる。
※挿し絵と主人公のしたことを線でつ
ながせる。
豆太は,おくびょうなところもある
けど,何とかしなければならないとき
には,勇気を出せるやさしさをもった
子ども。
1
5
3
読みのめあての答えの重なりやずれ
をもとに問い返し,学習計画を立てる。
(1)確かめの視点から手がかりとなる
ことばや文を選ぶ。
(2)各場面の豆太のことが一番よく分
かる中心文を探して計画を立てる。
4 学習計画をもとに,場面ごとに豆太
の様子を確かめる。
(1)「やい,木い・・・」を中心に豆太 内容を読
はどんな子か読み確かめる。
み取る
(2)「豆太ははじめっから・・・」を中
心に豆太はどんな子か読み確かめる。
(3)「なきなき走った」を中心に豆太
はどんな子か読み確かめる。
1
5
◆昼と夜の豆太の違いに着目させて,
豆太の臆病さを読み取らせる。
※文末表現に着目させる。
◆豆太がはじめっからあきらめて,よ
いの口からねてしまった理由を読み
取らせる。
※場面をつないで読ませる。
◆じさまを助けたい必死の思いで自分
のこわさをがまんして医者様を呼びにい
った行動や気持ちを読み取らせる。
※なぜ,いたくて,寒くて,こわかっ
たのかを考えさせる。
◆語り手の口調の変化を音読で確かめ
させ,豆太の変容と成長に気付かせる。
※夜中に一人で外に出たことのない豆太に
とって,医者さまの手伝いすべてが初め
ての経験であることを想像させる。
【読】じさまを起こす豆 ◆じさまの会話文を音読させ,特に文末に
太が臆病といえるのか読
注意して,じさまの言葉を豆太がどう感
み確かめている。
じるかを想像して書き込みをさせる。
(ノート・発言の分析) ※じさまの会話文の文末に着目させる。
(4)
「モチモチの木に灯がついている。」
「豆太は・・・忙しかったからなあ。」
を中心に豆太はどんな子か読み確か
める。
(5)「人間やさしささえあれば・・・き
っとやるもんだ。」「それでも,豆太
は,おこしたとさ。」を中心に豆太は
どんな子か読み確かめる。
5 読みと読み方をまとめる。
6 斎藤隆介さんの作品の中から,どれ
かを選んで読み,好きな登場人物を中
心に物語の紹介文を友達に書いて交流
する。
【読】いばっている豆太
の臆病ぶりを読み確かめ
ている。
(ノート・発言の分析)
【読】じさまからモチモチ
の木に灯がともる話を聞いた,
豆太の臆病ぶりを読み確かめ
ている。
(ノート・発言の分析)
【読】医者様を呼びに行
く豆太は,勇気があると
言えるのか読み確かめて
いる。
(ノート・発言の分析)
【読】医者さまの手伝い
をする豆太は,どんな子と
言えるのか読み確かめてい
る。
(ノート・発言の分析)
紹介文を
交流する
【書】紹介文を交流し合 ◆「好きな登場人物の人柄」「それがわ
い,意見や感想を伝え合
かるところ」「おすすめのところ」を
っている。
落とさないで書くように指示する。
(ノート・紹介文の分析) ※紹介文を書くのが難しい場合は,教
師の問いに答えたことをもとに箇条
書きにさせる。
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