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昼間の星と燃える太陽を観察しよう
昼間の星と燃える太陽を観察しよう 星空ファクトリー 星空案内人 村山宥一([email protected]) 昼間に星を見ることができるのでしょうか? 見えるのです。そうです、太陽がいちばんですが・・・、その太陽の強い光が地球 の空気(大気)にぶつかり散乱するため、星の弱い光がわかりにくくなっているだ けなのです。 星からの弱い光を、私たちの眼(ひとみ)よりも約20倍大きい、口径150mmの望 遠鏡で見てみましょう。なんと!この望遠鏡はひとみの約400倍の光を集める力 があります。これで何等星の星まで見ることができるか、挑戦しましょう。 また、今回は星で唯一その表面を観察することのできる太陽をその黒点や紅炎 (プロミネンス)を観察しましょう。 COPY 今日の昼間見えるだろう?恒星のデータ 恒星の名前 見かけの明るさ 距 離 絶対等級 − 26.8 等 8.3 光分 4.8 等 うしかい座のアルクツゥルス − 0.1 等 36 光年 0.38 等 こと座のベガ(織り姫) 0.0 等 25 光年 0.58 等 わし座のアルタイル(彦星) 0.8 等 26 光年 2.21 等 はくちょう座のデネブ 1.3 等 1500 光年 − 7.2 等 こぐま座のポラリス(北極星) 2.0 等 800 光年 − 3.64 等 3.2 等 320 光年 データなし 太 陽 はくちょう座のアルビレオ 絶対光度・・・星がみな同じ距離(32.6光年)にあると仮定したときの明るさ 太陽の諸データ 表面温度 6000度 中心部の温度 1500万度 コロナの温度 100万度 紅炎(プロミネンス )・・・コロナ内の突然の磁場変化で形成され、炎のよう に見えることから紅炎とよばれる。 黒点・・・太陽表面に発生、温度が約1500度低い、11年周期で増減 黒点は移動する・・・太陽が自転している証拠です。国立天文台の 情報によると先月9月の太陽活動は非常に活発で、黒点相対数は大幅 に増加したそうです。