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水上オートバイ改造影響調査中間報告の概要
資料 4 水上オートバイ改造影響調査中間報告の概要 1 調査概要 (1) 調査目的 騒音面で大きな影響がある、水上オートバイの改造の状況について調査を行い、改 造の防止等の対策の資料とする。 (2) 調査場所 滋賀県琵琶湖の水上オートバイ(PWC)利用地域(松の浦、柳が崎、中主、大中、 松原) ●松原 調査対象 19 人 琵琶湖 松の浦● 調査対象 31 人 ●大中 調査対象 21 人 ●中主 調査対象 3 人 柳が崎● 調査対象 58 人 滋賀県 (3) 実施日および聞取り台数 聞取り調査の実施は、夏季休暇等に入って初めての連休となる 7 月 24 日および 25 日に行い、2 日間で 135 台分の調査票を回収した。 調査日 平成 16 年 7 月 24 日(土) 平成 16 年 7 月 25 日(日) 合計 天気 晴 晴 ― 聞取り台数 52 台 83 台 135 台 1 2 水上オートバイの改造状況 (1) 改造の有無 改造については、改造しているが 18.5%となった。 PWC改造の有無 NA 4.4% 6台 改造している 18.5% 25台 改造している 改造していない NA (無回答) 改造していない 77% 104台 (2) 改造理由(複数回答可) 改造していると回答した 25 名に改造理由を聞いたところ、馬力向上が 40.0%と最 も多く、以下、レース仕様が 24.0%、スピードが上がる 20.0%の順となった。 PWCの 改 造 理 由 馬力向上 40.0% レース仕様 24.0% スピードが上がる 20.0% 音が楽しい 0.0% その 他 4.0% NA 16.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 項目 馬力向上 レー ス仕 様 スピー ドが上 がる 音 が楽 しい その他 NA 回答数 10 6 5 0 1 4 構成比 40.0% 24.0% 20.0% 0.0% 4.0% 16.0% ・(3) 改造箇所・部品(複数回答可) 改造していると回答した 25 名に改造個所・部品について聞いたところ、10 名が複 数の個所・部品を改造していると回答した。その内訳は、エンジンが最も多く 56.0%、 以下、インペラーが 36.0%、キャブレターが 28.0%、マフラーが 24.0%の順となった。 特に騒音面の影響が大きいマフラーの改造は、改造している者のうち 24.0%が改造 していると回答した。 PW Cの 改 造 箇 所 ・部 品 マフラー 24.0% エンジン 56.0% インペラー 36.0% キャブレター 28.0% 艇体 20.0% デッキ 12.0% ハル 4.0% その他 16.0% NA 24.0% 0% 10% 20% 30% 40% 50% 2 60% 項目 マ フラー エンジン インペラー キャブレター 艇体 デ ッキ ハル その他 NA 回答数 6 14 9 7 5 3 1 4 6 構成比 24.0% 56 .0 % 36.0% 28.0% 20.0% 12.0% 4.0% 16.0% 24.0% (4) 改造した者 改造した者については、利用者本人が 40.0%を最も多く、以下、販売店が 36.0%と なり、サービス店、友人およびその他は 0.0%となった。 PWCを改造した 者 NA 24.0% 利用者本人 40.0% その他 0.0% 利用者本人 販売店 サービス店 友人 その他 NA 友人 0.0% サービス店 0.0% 販売店 36.0% (5) 年代別改造実態 聞取り調査結果のうち、PWCの年式と改造実態の両方に回答があった 87 台に対 して、5 年毎に整理してみると、∼90 年代の 33.3%から 01 年代∼の 18.8%と新しい 機種の方が改造率が減少していることが明らかとなった。 (台) 45 50% 改造していない 40 改造している 改造率 40% 35 33.3% 30 30% 25 35 25.0% 20 26 20% 18.8% 15 14.6% 10 5 0 10% 4 6 2 2 ∼90年 ∼95年 6 ∼00年 01年∼ 0% ∼90年 改造している 改造していない 計 改造率 6 ∼95年 2 4 6 33.3% 2 6 8 25.0% 3 ∼00年 6 35 41 14.6% 01年∼ 6 26 32 18.8%