Comments
Description
Transcript
PDF:704kB
SAKATA DENKI マトリックス式変位自動計測システム HyPoS:(Hyper Positioning System) 坂田電機株式会社 営業部 〒202-0022 東京都西東京市柳沢2-17-20 TEL: 0424-64-3711 Fax: 0424-64-3773 坂田電機株式会社 E-Mail: [email protected] URL: http://www.sakatadenki.co.jp/ http://www.sakatadenki.co.jp/ 2004.12-N0004 Measured Data マトリックス式変位自動計測システム Outline HyPoS:(Hyper Positioning System) 特許:東日本旅客鉄道株式会社 マトリックス式変位自動システムは、マトリックス演算機能を持つ HyPoSコントローラーと自動追尾型トータルステーションを接続して、 多測点の三次元変位量を高精度で自動測定する、全天候型システ ムです。 測定データ例 HyPoSを使用することにより、長期にわたり100 100m 1mm以内 100m先で1 mm以内とい 以内 う高い測定精度が確保できます。 標準的なシステム構成 ・トータルステーション(ライカTCA2003など) ・防護シェルター ・HyPoSコントローラ(EC-018) ・測点用プリズム ・パソコン HyPoSの利点 気象補正機能 処理方法 Leica TCA2003 TS設置架台の影響 Principle 測定時振動対策 原 理 実用精度 従来計測では、測器位置の絶対性を確保する方法でデータを得て いました。 本システムでは近隣外部に高低差の異なる固定点(基準点)を求 め、データをマトリックス演算処理し、日射・温度等による微小変位も 補正をする方式を採用する事によって、測器位置の相対的変位量を ゼロとすることを可能としました。 これにより従来の変状計測精度より誤差の少ない計測を行えます。 マトリックス式 変位自動計測システム 気象センサを内蔵し気温、気圧、湿度の 補正を行う マトリックス演算処理による三次元リア ルタイム座標変換にて高精度を確保 ・(従来の補正方法は用いない。) TS設置架台が微妙に傾斜したり変位し ても影響を受けずに測定可 測定時振動がある場合、自動的に再測 定を行う。 下記、実用精度参照 従来のTSを用いたシステム 気象補正機能は別途 幾何学的計算処理のみ行う場合 基準点の鉛直角の補正を行う場 合が一般的 設置架台の傾斜及び変位には、 対応した処理が出来ない 測定時の振動があっても測定を 行ってしまう。 実績で±5~10mm程度 実用精度 Sakata EC-018 実用精度 60m地点 120m地点 X(mm) ±0.45mm ±1.07mm Y(mm) ±0.15mm ±0.31mm Z(mm) ±0.51mm ±1.28mm