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分散協調型システムに関する研究

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分散協調型システムに関する研究
演習内容
担当者
テーマ
内容
大里延康
分散協調型システムに関する演習
分散協調型システムを実現するために必要なハードウェア,ソフトウェアまたはその両方
にまたがるテーマについて,実際のものに即した実習を行う。演習課題は,以下の内容の
サブセットを,開始時に実習者の希望を勘案し,適宜目標設定して決定する。
1.ハードウェアの実習
・マイコン実習
分散協調型ロボットの制御システムの中核であるマイコンの実装(ハードウェアの製作
を含む)および簡単なプログラミング(ホストパソコンでクロスソフトウェアを開発し,
マイコンにダウンロードして実行させる)を実習する。
・低レベル通信の実習
分散協調システムの各ノード間の協調には,いろいろなレベルでの通信が必要になる。
演習では,ハードウェアに近いレベルの通信として,マイコンまたはパソコン間でのシリ
アル通信プログラムを作成する。
・使用機材等
マイコンは,H8 シリーズ,または Arduino を使用する。
2.ソフトウェアの実習
・ハードウェア制御ソフトの実習
パソコン上のシステムから,シリアル通信を用いてハードウェアを制御する簡単なプロ
グラム,また,ハードウェアの状態をパソコン上に視覚的に表示するシステムを開発する。
・分散協調システムシミュレーション
TCP/IP 通信をベースとしたメッセージ交換による協調プロトコルの実装を行う。
・記号処理プログラミング
記号処理言語を用いて分散人工知能のベースとなるプログラミング実習を行う。
・使用言語等
主に,Lisp,C など。
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