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私は、建て直す!
私は、建て直す! 日本を、地域を、自民党を。 衆議院議員 石 破 − 茂 未来の日本と世界のために、今こそ、自民党をたたきなおす。 【政治と自民党を改革するための3つの指針】 1. 政治を官僚から取り戻し、新しい時代に向けた骨太な国家の方針を 示せる自民党になる。 ○ 経済、市場、エネルギー関連の特別調査室の設置(経済版内閣調査室)、国 家安全保障会議(日本版NSC)の創設等 ○ 各省庁幹部(局長以上)は原則、政治任用。 2. 人気取りやその場しのぎの政策ではない、5年、10年先の我が国や 世界の姿を見据えた政策ができる自民党になる。 ○ 国会議員の歳費を20%削減し、公費での政策スタッフを充実。 ○ 自民党のシンクタンク機能を大幅に強化する。 3. 永田町、霞ヶ関から出て、広く国民の声に耳を傾ける自民党になる。 1 【5つの政策】 1.政策を、現場や地方の痛みに直接届くよう、建て直す (1) 改革の痛み総点検 ○ 疲弊する農山漁村や、ワーキングプアの人々、景気悪化に苦しむ中小零細事 業者など、改革の痛みが強い地域や人々に対し、直接届く緊急景気対策。 (2) 努力社会の実現 ○ 公教育の建て直し、給付付き税額控除の導入の検討等、格差を再生産しな いための総合対策(ソーシャル・コンパクト)を策定。 (3) 非正規労働者支援緊急パッケージ 2.安心して暮らせる、社会保障制度に、建て直す (1) 年金制度の不信・不安解消 ○ 年金記録問題に政府を挙げて取り組み、早急にピリオドを打つ。 ○ 民間との役割分担も含めて行政の在り方について抜本的に見直す。 (2) 安心できる医療・介護の確立 ○ あらゆる医療インフラを結集し、安心できる多様な医療サービスを受ける体制 を構築する。産科・小児科、救急などの医師不足対策を抜本的に拡充する。 ○ 国民皆保険を堅持し、医療・介護・年金を相互に連携。 ○ 総合的な地域医療再生支援パッケージを実施し、崩壊の危機に瀕している地 域医療を集中的に再生する。 (3) 社会保障改革大綱の策定 ○ 5 年を目途に、社会保障機能を強化するため、策定。 ○ 地方と緊密に連携し、国民本位の責任ある体制を作る。 2 3.豊かな未来に向け、日本経済を、建て直す (1) 世界で日本の顔が見える経済への変身( 「ジャパン・ビジョ ン戦略」 ) ○ 10年で一人当たりGDPを1.5倍にすることを目指して経済成長力を強化。 ○ 農業、環境、医療、金融、観光の5分野を重点的戦略分野。 ○ 労働市場、教育を改革し、日本の経済力の基盤を担い、地方分権を支える 「ヒト」を育成。 ○ 今後、5年間で、集中的に開国政策をすすめ、モノ、カネ、ヒトについて、広くア ジアに開かれた国づくりを進める。 ○ 新たに、グローバル化を前提とした強力なセーフティーネット、治安、地域再 生策等を構築する。 (2) 地域産業活性化と農業政策の抜本的見直し( 「地域再生プラ ン」 ) ○ ・ ・ ・ ・ ・ 以下の内容の「地域再生プラン」を策定し、実施。 産官学連携を支援し、国際競争力のある産業を育成。 地方大学の国際化も含め、地域を担う人材の確保と育成。 食糧の安定確保のための総合対策を講じ、食料自給率50%を確保する。 米などの国内の農業生産、国際的な競争力を強化。 やる気のある人に農地と資金が提供されよう体制を整備し、流通機構の改革 を断行する。一方で条件が不利な地域の農業にもきめ細かく対応する。消 費者が、正しい情報により、安心して、食品が購入できるように生産―流通 体制を抜本的に見直す。これらにより、消費者と生産者が共存共栄する農 林水産政策を確立する。 (3) 財政再建 ○ 経済成長と財政の健全化を約束した骨太2006を堅持。 ○ 政治や行政のムダを徹底的に排し21世紀型行財政を確立し、ジャパン・ビジ ョンの推進により日本経済に活力を取り戻し、社会保障改革大綱により社会 保障制度改革の道筋を示したうえで、逆進性に配慮しつつ、直間比率の見直 しを含めた税制改革。 3 4.行政を、活力を生む地方分権に、建て直す (1) 地域の経済・生活に適した地方自治体作り ○ 地域の経済・生活に適した地方自治体の行政範囲を見直す(現在の都道府県 単位を見直す)。 ○ 国家公務員の地方自治体への再配置、安定的な地方財源の確保、地方交付 税改革等を行う。 ○ 住民に身近な基礎自治体(市町村)を強化し、市町村最優先の事務配分。 (2) 中央政府の再々編 ○ 地方分権を加速し、国・地方を通じた簡素で効率的な政府を実現する。 ○ 道州制を念頭に、国の本来行うべき業務を明確にし、それ以外は道州・市町 村へ移管する。国の出先機関は道州へ整理統合する。 ○ 地方分権を推進するため、総務省、経済産業省、厚生労働省、農林水産省、 環境省、国土交通省等の業務を見直し、再々編。 5.外交・安全保障を、国民の幸せを守るものに、建て直す (1) 国際平和の構築 ○ インド洋派遣の継続し、現行PKO法・特措法に代わる自衛隊派遣のための 「一般法」を制定。 ○ 国連改革を進め、安保理常任理事国入りを目指す。 (2) 東アジア安定に向けリーダーシップの発揮 ○ 防衛力と法制度を改革し、我が国周辺の安全保障環境に的確対処。 ○ 憲法改正、安全保障基本法制定を果断に実行するため、国民の幅広い理解 を求める。 ○ アジアとの共生に向けた地域コミュニティー構想を実現する。 (3) エネルギー・食糧、地球環境等で戦略的外交の展開 4 ○ 外交において、エネルギーと食糧の安全保障を重視する。省エネルギー技術 の開発をすすめ、資源・エネルギー供給を多様化する。 ○ 地球環境問題を解決すべく、日本型循環型経済・社会システムを構築する。 ○ 国際的なサブプライム問題等への解決に向けて、総合的なプランを提唱し、 日本のリーダーシップを発揮する。 5