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ICT - 広島市
Ⅵ ICT 581 市民に開かれた電子市役所 平成13年度'2001年度( 平成13年度'2001 年度( 「庁内LANシステム」を運用開始 「職員一人一人に自分専用の パソコンを一台ずつ確保」 広島市は 政令市1位、全国 全国10位'前年185位( 10位'前年185位( e都市ランキング 都市ランキング2002 2002「日経パソコン」 582 情報通信技術'ICT( 総合活用指標ランキング 総合活用 指標ランキング 平成20年'2008年(総務省「情報通信白書」 全国1,748 全国 1,748市区町村を対象に、 市区町村を対象に、 ICTの活用状況、その効果及び 取組等を分析・評価! 広島市は 政令市2位、全国 全国4位 4位 ※ ICTとは、 ICTとは、Information Information & Communications Technology'情報通信技術(の略 Technology '情報通信技術(の略 583 広島市科学技術政策大綱 平成15年'2003年(策定 <基本理念> 科学技術の真に人間的な目的のための利用 <基本方針> 1 市民ニーズを実現するために 2 社会的課題を解決するために 3 地域の科学技術力を強化するために 4 次代を担う人材を育成するために 584 広島市初の女性副市長・広島市CIO 豊田 麻子 'とよだ あさこ( 郵政省電気通信局電波部計画課 平成 平成12 12年 年(2000 (2000年 年) 5月 5月 外務省在フランス日本国大使館一等書記官 総務省総合通信基盤局国際部国際協力課 国際協力調査官 独立行政法人情報通信研究機構連携研究 部門テストベッド企画戦略グループリーダー 広島市副市長及び広島市CIO 広島市副市長及び広島市 CIO 広島市退職 … 平成 2年(1990 (1990年 年) 4月 4月 平成 平成15 15年 年(2003 (2003年 年) 8月 8月 平成 平成20 20年 年(2008 (2008年 年) 4月 4月 平成 平成20 20年 年(2008 (2008年 年) 7月 7月 平成 平成23 23年 年(2011 (2011年 年) 2月 2月 585 広島市ICTビジョン 平成21年'2010年(10月策定 ICT利活用で「市民の幸せ」の増進を目指すまち 「ICT先端都市広島」の実現 基本理念 産学公民の連携により、 ICTを真に人間的な目的のために利活用する 広島らしいICT施策を推進 4つの戦略目標 1 市民が主体的に 行動するための 「ICT力」の向上 ICT利活用で最先端 2 ICT利活用の 「広島モデル」 の構築 3 市民が利便を実感 4 安全・安心にICTを できる環境に優しい 「e-市役所」の実現 利活用するための 「ネットワーク環境」の構築 引越 結婚 出産 … 総合窓口 市民のICT利 活用能力の向上 社会の課題解決や 地域経済の活性化 情報通信インフラの整備と 行政サービスの 情報セキュリティ対策の推進 利便性向上 586 市民のICT力の向上 ICTまちづくりボランティアによる支援 1 市民のICT利活用能力の向上支援 ○初心者向けパソコン教室の開催等 ○図書館システムでの貸出予約方法や防 災情報メール配信サービスの利用方法な どICT生活お役立ち術講座の開催 公民館ICTまちづくりプロジェクト 2 地域のまちづくり活動に対する ICTを活用した支援 ○地域団体や市民活動団体向けパソ コン教室の開催等 ○地域団体等に対するホームページ の企画・立案に関する助言・指導や 開設・運営の補助等 587 子どものICT力の向上 ひろしま型カリキュラムの実践 ○「言語・数理運用科」の授業などで、 インターネットやプレゼンテーションソ フトを活用して情報収集、分析・思 考・判断する力や意見を表現する力 を育成 メディアとの付き合い方の学習 ○インターネットや携帯電話の賢い利 用方法、電子メールのマナーなどに ついての学習 ○ネット上の犯罪に巻き込まれないた めの知識や力を育成 588 情報通信技術'ICT(等を活用した 高齢者や障害者の支援 一部の特別な人たちのためのもの パラダイムの 転換 成果を広く社会に普 及することで市民全 体の生活を便利に 例えば・・・ ・電動アシスト自転車 ・温水洗浄便座(ウォシュレット) 高齢者や障害者が様 々な分野のリーダーと して活躍できる社会に 例えば・・・ ・インターネットを活用した起業 ・視覚障害者は音声情報処理能力 が高い人が多い 589 Windows Vistaの音声読上げ機能 別途、日本語音声対応 ソフトを利用することで、 画面上のテキスト情報 を音声で読上げ '標準では英語音声のみ対応( Windows版スクリーン・リ ーダーの音声読上げ 590 マルチブレイル 点字ディスプレイ 点字キーボード パソコンと接続し、あらかじ め点字情報を持ったサイトに アクセスすることにより、画面 上のテキストを点字で表示す る。 マルチブレイルの体験 591 点字カラオケ 画面の歌詞の代わりに、歌詞 を点字に自動翻訳し、点字ディ スプレイで歌の進行に合わせて 歌詞を表示 点字ディスプレイ 点字カラオケを体験する スティービー・ワンダー氏 ㈱日本テレソフト提供 592 広島市視覚障害者情報センター 平成21年(2009年)7月30日開設 日常生活用具や 便利グッズの展示・ 紹介・貸出し 音声化ソフトを 装備したパソコン や周辺機器の 展示・紹介 パソコンの 個別訪問指導 ボランティア の養成 「福祉のしおり」「市民と 市政」など各種情報を点 訳・音訳して提供 593 視覚障害児の職域拡大のための支援 ICTを活用し、早期からの将来を見越した技能習得による職域拡大をめざす ● 視覚障害者ICT利活用支援ボランティア による、小・中学生に対する個別指導 ・パソコン教室 ・在宅学習 ● ICT分野で活躍する視覚障害者等による 講演会の開催 ● 進路や将来の職業選択の参考となる情報 の収集・提供 職 域 拡 大 594 聴覚障害者の情報・コミュニケーション支援 インターネットテレビ電話による 手話相談支援の実施 市役所本庁と各 区役所に設置し たテレビ電話等 を活用し、手話 による相談に応 じる 595 ICT地域連携プロジェクト ● 民間事業者、大学、地域団体等から、ICTを利活用した地域・行政 の課題解決や市民のICT利活用の促進を図る企画提案を募集 ● 産学官や地域と連携して、様々な分野でICTを利活用した先進的な 取組を推進し、豊かな市民生活の創造や地域活性化を促進 障害者と高齢者の ICT利活用プロジェクト '市とマイクロソフト社で協定( 平成22年'2010年(2月締結 人と環境にやさしい まちづくりプロジェクト '市、日本IBM社、市立大学で協定( 平成22年'2010年(11月締結 596 救急現場へのICT利活用 救急車内の映像 心電図等のデータ画面 【救急車】 患者情報の伝送 医師による映像の確認 【医療機関】 ・広島大学病院 ・県立広島病院 ・広島市民病院 ・安佐市民病院 指示・指導・助言 平成23年'2011年(3月 運用開始 全救急車'44台(から 常時伝送できる体制 本格運用するのは 597 全国初 デジタルサイネージを活用した情報発信 交通結節点、地下街広場、公共施設といった人が集まる場所に、デジタル サイネージを設置し、各種イベントと連携し地域の活性化を推進 ・ニュース、天気予報、交通情報 等のリアルタイム配信 ・各種イベントとの連携 ・地域の商店街との連携 ・平和記念式典ライブ配信 等 ▲ ▲サイネージを活用したサンフ レッチェ応援企画(タッチパネ ルによるスロット実施) 横川商店街の デジタルサイ ▲ニュース即時配信(新聞号外) ネージ ▲防犯キャンペーンとのタイアップ ▲路面電車内でのサイネージ実験 598 広島P2ウォーカー' http://p2walker.jp/ ( 携帯端末から平和・観光情報をその場で入手できるサービス 平成22年(2010年) 4月10日スタート 携帯電話 スマートフォン パソコン モバイル通信サービス ワンセグメント・ローカルサービス (平和記念公園限定のワンセグ放送) ワンセグ端末 ■モバイル通信サービス 携帯電話や携帯パソコン、ス マートフォン等の携帯端末か ら、広島P2ウォーカーのア ドレスhttp://p2walker.jp/ にアクセスすると、平和や観 光情報などが入手でき、動画 等を見ることができるサービ ス ■ワンセグメント・ローカル サービス 平和記念公園内で、平和関連 の放送番組がワンセグ対応端 末(ワンセグ放送受信機能付 きの携帯電話、携帯小型テレ ビ等)により視聴できるサー ビス 599 平和記念公園・平和大通りの無線LANサービス 無線LANによる情報発信 ・平和記念公園・平和大通りに無線LA Nの利用環境を整備 ・平和などに関する情報発信などに活用 利用可能区域 600 IETF国際会議の開催支援 ● コンピュータ&ネットワークEXPO’09広島の同時開催 ● 関係団体や市民ボランティア等の参加に よる地域一体となった取組により、今後の国 際会議等に向けたノウハウが蓄積 ● 産学官連携によるICT実証実験の実施 ● 会議開催に合わせた、多様な観光イベ ントの実施、 体験事業を通じた広島の文化 や平和の発信、地元産品のPR・販売により 広島の魅力を国内外にアピール 市長への感謝状の贈呈 601