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バルチック海、フィンランド湾における 淡水・汽水生態系
フィンランド湾に関する3者会合 コツカ(Kotka) 2008年12月16-17日 バルチック海、フィンランド湾における 淡水・汽水生態系 ニック・アラジン ILEC科学委員 動物学研究所、ロシア科学アカデミー サンペテロブルグ バルチック海集水域 - 淡水生態系領域 - 淡水~汽水生態系遷移領域 - 汽水生態系領域 - 汽水~海洋生態系遷移領域 - 海洋生態系領域 バルチック海 塩分濃度は生物多様性に影響を 与える 塩分低下によって引き起こされる バルチック海の海洋生物種の減少 緑の数字はその地域で見出された大型動物相の数 湿地研究者協会2010年会 2010年6月27日ー7月2日 アラル海の変遷 アラル海の集水域は約1,800万km2 に及ぶ ARAL SEA BASIN S1960年以来アラル海は、流入河川(アム川、シル川)から灌漑用に 大量の水を取水したたあめに、徐々に小さくなり、浅くなっていった。 1964 2009 2009年9月のアラル海 – 8410 km2 (13%), 容積 – 85 km3 (7.5%); 大アラル – 4922 km2 (8%), 58 km3 (6%), 塩分濃度 >100 g/l; 小アラル – 3487 km2 (57%), 27 km3 (33%), 塩分濃度 10-14 g/l. アラル海 1960年以前 アラル海 1989年 - 淡水生態系領域 - 淡水~汽水生態系遷移領域 - 汽水生態系領域 - 汽水~海洋生態系遷移領域 - 海洋生態系領域 - 砂漠生態系領域 アラル海 2006年 我々の提案により1992年8月に最初のガムが完成した 新しいKOK-アラル堤防 (ロシアの会社 “ZARUBEZHVODSTROY”が建設) KOK-アラルの堤防が開かれたとき、 アラル海に残った水がつながった。 2007年10月14日 水門を閉じた状態 2008年3月25日 水門を開いた状態 ベルグ海峡の堤防が (北) アラルを保存し、 その生物多様性を回復しつつある アラル海にまだ未来はある