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No.2, 2005, Mar.

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No.2, 2005, Mar.
東京工科大学
ハイテクリサーチセンター
高齢者快適生活ネットワーク
高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発
ネットワーク空間創成技術開発
Research
Research Report No.2
2005/03
東京工科大学 ハイテクリサーチセンター
[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
この 2 年間を振り返って
平成 15 年度から、文部科学省の私学高度化推進事業のハイテクリサー
チセンターの一つに選定された「高齢者快適生活ネットワーク空間創成
技術開発」を進めています。
発足 2 年目となる平成 16 年度には、様々な研究の成果が徐々に見え
てきました。これらについては、学会だけではなく、10 月 8 日東京国際
フォーラムにおいて開催された「東京工科大学・産業技術総合研究所リ
サーチ・フォーラム」、11 月 16 日開催した「ハイテクリサーチセンター・
一般公開フォーラム」において、成果の概要を発表してきました。
研究代表者
「ハイテクリサーチセンター・一般公開フォーラム」おいては、多くの
松永 俊雄
参加者を迎え、講演においては我々の目指すところを紹介するとともに、
成果物に直接、触れ、見ていただくことによって、参加者の皆様からの
貴重な意見・情報をいただくこともできました。
平成 17 年度においては、これらの成果をもとに、さらに研究を促進していくと同時に、
実用への展開に必要な条件や方法についても具体化していくことを視野に入れております。
特に個々に進行してきた研究の連携・統合により、あらたな問題や課題を見出す年度にな
ると考えております。2つのサブプロジェクトを協調しながら、新たなシステムやアプリ
ケーションを見出していけるように進めてまいります。
平成 17 年度秋には、第 2 回フォーラムを開催する予定であり、そのなかでこれらの研究
状況を発表していく予定です。
「活動
活動から
活動から快適
から快適が
快適が生まれる-身体的に健康な人が、その能力をできる限り長く維持するた
まれる
めの支援技術、知的な活動・社会的な貢献ができる環境実現のための支援技術-これが本
研究プロジェクトの課題である」
本 Research Report の構成
本 HRC の構成 ........................................................................................................................2
一般公開フォーラムの実施報告..............................................................................................3
研究紹介 ..................................................................................................................................5
研究業績リスト(2004/04~2005/03) .......................................................................................9
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東京工科大学 ハイテクリサーチセンター
[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
本 HRC の構成
ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発
ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト
研究開発サブプロジェクト
プロジェクトリーダ:坪井利憲
研究メンバー:松永俊雄, 河西宏之, 黒田道子, 三田地成幸, 上田裕巳, 天野直紀,
十文字弘道
リアリティ伝達ネットワーキング
高齢者が利用しやすく、かつ利用したいと思うように、人のあらゆる感性や
情景など生活空間のリアリティまでを伝達できるヒューマンインタフェース、
フレキシブルIPネットワーキング技術、オプティカルネットワーク技術の
研究開発
ヒューマンインストラクションエージェント
テレビのような簡単な操作でネットワークの利用を可能とするヒューマンメ
ディアプラットフォーム、ワイヤレス技術により家庭内情報機器を簡単瞬時
にネットワークに組み込めるワイヤレスソフトウェア接続技術、ネットワー
ク利用者の状態を学習し最も適したヒューマンインタフェースを自動的に提
供する技術の研究開発
センサーネットハウス
高齢者の安心・安全生活を支援するために、家庭に各種センサーを埋め込み、
ネットワーク化して情報を連携処理することにより、正確かつ高度なセンシ
ングと拡張が容易なシステムの実現を目指した、安心・安全支援アプリケー
ション、センサー技術、センサーネットワーク構成法、プロトコル、センサ
ー情報知識処理などの研究開発
ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発
ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト
研究開発サブプロジェクト
プロジェクトリーダ:橋本洋志
研究メンバー:山浦富雄, 大山恭弘, She 錦華, 佐久間裕司, 塙敏博, 苗村潔, 小林
裕之
人間動作自律型モデリング
高齢者向け運動インストラクションや遠隔コラボレーション作業における動
作規範を示すためのもので、3 次元位置情報に基づく運動機能(筋運動、骨格
運動)の 3 次元自動計測とその自律運動性を有した高齢者用の自律的に動作
するモデルの研究開発
ハイテク運動インストラクション
高齢者が安心・快適に運動やスポーツを習えることを支援する技術。ネット
ワークを介した生理機能(呼吸、汗、脈拍、瞳孔など)の遠隔モニタリング
を行いながら、メカトロニクス機器と人間動作自律型モデルを用いた運動や
スポーツの身的矯正技術とディジタルインストラクション技術、および安
全・安心・快適さを利用者に提供するウォーキングサポートロボットの研究
開発
遠隔コラボレーション作業支援システム
遠隔地に分散している高齢者同志や若者がネットワークを通して参加して、
行動を伴う活動のコラボレーション作業を支援するため、力感の相互作用を
伴う分散配置協調型メカトロニクス技術の研究開発
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
一般公開フォーラムの実施報告
平成 16 年 11 月 16 日(火)に一般公開フォーラムを実施した。
講演においては約 230 名の参加者を迎えることができました。また、展示会場にも多く
の参加者を迎え、成果を示すとともに、多くの情報交換を行うことができました。
フォーラムの主な内容
[講演]
基調講演 相磯 秀夫 東京工科大学学長
「先端 IT による快適生活の支援」
招待講演 板生 清 東京理科大学大学院教授
「ウェアラブル・コンピュータによる市民生活情報システムの開発」
研究成果発表
松永 俊雄 東京工科大学大学院工学研究科教授
「高齢者活性化支援システムの研究に向けて」
橋本 洋志 東京工科大学大学院工学研究科助教授
「活力ある知的生活のためのサポートロボット」
坪井 利憲 東京工科大学大学院工学研究科教授
「IT・ネットワーク技術を活かして快適生活の実現」
三田地 成幸 東京工科大学大学院工学研究科教授
「安心・安全生活を支援するディジタル道具」
研究所棟 B1F における講演時の風景
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
[展示]
ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト
RFID を利用した想起支援システム
超高精細画像を用いた高齢者向けサービスと IP ネットワーク技術の研究
高齢者一人暮らし生活モニターシステム
光ファイバを用いた防犯システム
IT ステッキ(情報化ステッキ)
紙媒体コンテンツの TV 番組化システムに関する研究
ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト
人間行動モデリング
分散知識のための身体インディケーションを用いた空間メモリ
トレーニング機能を備えた電動車
視線情報を用いた全方位ロボットとの生体コミュニケーション
手の力感情報を用いた環境認識
手の動きのアーカイブと力覚情報に基づくインストラクション
筋電位信号を利用したサイバネティックインタフェース
研究所棟 13F HRC における展示風景
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
研究紹介
ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発
ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト
研究開発サブプロジェクト
RFID を利用した想起支援システム
本システムはセンサによる自動的な人や
モノの位置・時間情報の取得,人からの
明示的な操作によって記憶の想起支援を
行う。使用する場所は屋内を想定し,家
の中のあらゆるモノを対象 として,通信
範囲も広く非接触で通信が可能な RFID
タグを位置情報の取得対象となるすべて
のモノに貼り付ける。
ユーザはあらかじめ RFID タグの識別子と
実行画面
モノを関連付けてデータベースに登録し
ておく.システムは RFID タグが設置され
たリーダの通信範囲内にタグを検知する
と,リーダから読み出された識別子をキ
ーにしてそのデータベースに情報を記録
し,ユーザの要求に適した形に加工して
提示する。
高スループットが実現できるTCP
リアリティ伝達ネットワークでは IP 帯
域管理技術により多量のデータを高速に
転送し、人間にストレスを感じさせない
ようなことが重要となる。このための、
新しいプロトコルとして、TCP の輻輳制
御を改良した方式を考案し、このプロト
コルを Linux のカーネルに実装し、ハイ
テクリサーチセンターのネットワーク実
条件から
条件から検索
から検索
サムネイル入
サムネイル入りで
表示
験設備を利用して、実験を行った。その結果、図に示すように、往復遅延時
間(RTT)が多くなるに従い、現在使われている TCP 方式と比べて 30~40%転送効
率が改善できることを確かめた。
IP ネットワークの信頼度向上技術
IP 帯域管理ネットワークでは MPLS(Multi Protocol Label Switching)技術を
用いることが想定される。MPLS 網の信頼度向上法としてパス切替え技術が
IETF で議論されている。パス切替え法で重要なことは、網故障時においてで
きるだけサービス品質を下げないことである。そこで、パス切り替え時の TCP
スループット劣化とパス切り替え特性の関係を解析し、この結果をネットワ
ークシミュレーションと比較して、良く一致することを確かめた。現在、こ
の結果を用いて、パス切替え網の構成法を検討中である。
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
POF(プラスチック光ファイバ)を用いた安心安全システム
近年の高齢化に伴いさらに過疎化などで
田舎での高齢者の一人暮らしなどが増え
てきている。それに伴い、一人暮らしの住
通報
まいに対する、泥棒または、居直り強盗な
データロガー
窓枠に
窓枠に配線さ
配線さ
れたセンサ
れたセンサ
どの事件が頻発化してきていている。その
ため、本研究では、「POFを用いた安心
安全システム」とし、泥棒進入時を想定し
侵入者
管理コンピュータ
管理コンピュータ
て、窓枠等に設置したPOFへの応力付加
による過剰損失の発生を測定することにより、警報や警備会社への通報など
の反応をさせ、これにより、防犯を促すものである。POFは、曲げに強く
配置の制限があまりなく、単価の低いため、家庭用に普及させるには適して
いる。さらに、単価の低いLIDを光源とすることにより、さらに価格を低
くすることができるであろう。
ITステッキ
本研究は、高齢者快適ネットワーク空間
ITステッキ
ITステッキ
創成技術開発の一環として、高齢者の運
動促進のための情報化ステッキ(IT-ス
テッキ)の開発を目的とする。第一に IT
ステッキを磁石とコイル、コンデンサで
構成することにより、LED を用いた夜間の
点灯、暴漢等の威嚇対策に効果を発揮す
る。第二に、小型スピーカーを組み込む
ことにより緊急時に大きな音で周りの人に救助を求めることも可能とさせた。
第三に IC タグを IT ステッキに埋め込むことにより、例として、登山中に見
つけた花や、その山の名所に IC タグを設置することによりデータの送受信を
可能とする。第四に磁石とコイル及びコンデンサで蓄積した電力を緊急時電
力として携帯電話へ供給することを可能とする IT ステッキを作製する。
液流検出センサおよびそれを用いた生活モニタシステム
●機能
・充電
充電/発電
充電 発電
・照明
スピーカー
音声案内
・音声案内
・暴漢、
暴漢、熊除け
熊除け
発電・
発電・ 充電機能
充電機能
・通信
杖の先端
に白色
LEDを
を埋
め込む。
コイル
電気二重層キャ
電気二重層キャ
パシタ
携帯電話
磁石(
磁石(ネオジム)
ネオジム)
…夜間時
夜間時、
夜間時、
点灯、
点灯、暴漢
等の威嚇
対策に
対策に効
果を発揮
ICタグ
ITタグ
タグ
ITステッキ
ITステッキ
ITタグを
タグをITステッキに
ステッキに埋
め込むことによりデータ
むことによりデータ
の送受信を
送受信を行う。
ICタグリーダ/ライタ
アンテナ
管理用PCなど
(キャパシ
タからの
充電によ
り携帯電
話へ電力
を供給)
音声回路の
音声回路の試作
サイレンが
サイレンが鳴る
緊急時電
源
発電部分の
発電部分の試作
ICチップ
アンテナ リーダラ イタ
アクリルパイプ38
アクリルパイプ38φ
38φ、磁石
Nd 15φ×
15φ×24
φ×24mm、
24mm、
空間的に離れた人同士がネットワークを
田舎(高齢者)
信号を
信号を
介して生活空間を共有できる社会基盤の
保存・
保存・蓄積
一つとして、一人暮らしをする高齢者の安
信号
データロガー
否確認するためのシステム開発を目的と フローモニター
モデム
都会(
都会(家族)
家族)
した実験、検討を行った。安否確認の手が
瞬時に
瞬時に安否
かかりとして、日常生活における水の使用 確認
モデム
PC
状況をモニタリングする。そのために本研
究では誘導起電流を発生可能にしたフローモニターとパーソナルコンピュー
タ、また収録装置、モデムを用いて実験を進めた。フローモニターに生じて
いる誘導起電流を集録装置で記録する。遠隔地よりモデムを介することによ
って収録装置に記録されたデータを安否確認に役立てることが可能である。
また安否状況を直感的に理解するためのデータ提示方法を検討した。
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
紙面データの共有・TV インタフェースでの閲覧システム
従来蓄積され、また当面はまだ多く出現すると考えられ
る紙面データについて、これを様々な IT を用い、身体的
な機能低下に応じて視聴、また、それらの情報をネット
ワーク経由で共有するシステムの開発。共有による新た
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
.....
な地域コミュニティの確立も可能とする。
ch123
ch001
基本的なフレームワークとなるシステムの構築はほぼ完
了しており、今後、共有とそのためのデータ処理に関す
る研究を進める。
ディジタル家電におけるコントローラとそのためのプロトコル開発
様々な機器がネットワークに接続されるようになりつつある。しかし、従来
機器ですら、その組み合わせの活用は困難であり、いわゆるディジタル家電
の増加は更なる機能活用の困難さを誘発する。この問題を解決するため、自
動的に機器の複合による機能を提示することのできるコントローラとそのた
めのプロトコルを設計・実装する。
ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発
ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト
研究開発サブプロジェクト
人間行動モデリング
計算機制御による機械の高度化にともない、従
来では実現困難だった機械システムが、日常生
活のさまざまなシーンで現実のものとなりつつ
ある。その中でも人間と協調動作する機械シス
テム、すなわち人間-機械系についての研究は、
ヒトにやさしい機械システム、あるいはヒトの
操作を積極的に受け入れる知的な機械システム
を実現する上で不可欠なものである。
このような背景のもとで我々は、人間が行う不
安定系の安定化作業に注目し、これを周波数特
性の視点から解析すること、およびスキルレベ
ルとの関連を明らかにすることの 2 点を目標と
して研究を行っている。
手の力感情報を用いた環境認識
フォースフィードバック機能を持つジョイステ
ィックをインタフェースとし,周辺環境情報を
力覚により利用者に提示する歩行ガイドロボッ
トを提案する.従来の研究と比較しての特色は,
ロボットは周囲の情報を提示する機能を主とし
ており,移動経路は可能な限り利用者の自由となる点である.
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
分散知識のための身体インディケーションを用いた空間メモリ
The Spatial Human Interface (SHI) is a
relatively new system that enables us to
facilitate human activity in a working
environment. The SHI stores human activity
data as knowledge and activity history of
human into the Spatial Memory in a working
environment as three-dimensional space where
one acts, and loads them with the
Spatial-Knowledge-Tags (SKT) by supporting
the enhancement of human activity. To realize this, the SHI purpose is
to construct a new relationship among human and distributed networks
computers and sensors that is based on intuitive and simultaneous
interactions. In this paper, the specified functions of SKT and the
realization method of SKT are explained. The experimental results using
SKT are shown.
トレーニング機能を備えた電動車
本研究では,搭乗者に適宜な刺激を与えるた
めに,回転型ペダルと負荷モータを取り付け
た新しいコンセプトの電動車を開発する.ド
ライビングのリアリティを実感させるために
ペダルに印加される負荷は路状に応じるもの
にし,負荷調整プログラムにより搭乗者の身
体状況に応じた負荷がかけられる.人間の乗
り心地を考慮した制御システムを設計し,テ
スト走行により,その有効性を検証した.
視線情報を用いた全方位ロボットとの生体コミュニケーション
従来のシステムよりも比較的容易なキャリブ
レーションで,被験者が自由に歩き回ることが
可能な視線計測システムを構築し,実装を行っ
た.そして構築したシステムにおいて,眼球の
跳躍運動による注視点のばらつきを計測し,そ
のばらつきによる距離制度の変化を算出した.
その上で,ロボットを移動させる手法について
考察を行う.
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Research Report No.2
研究業績リスト(2004/04~2005/03)
査読付き論文
須藤, 橋本, 小林, 大山, 石井 : 顔面方向の画像情報に基づく全方位空間観測システム, 日
本 e-Learning 学会誌, Vol.6, pp.4-11, 2004
大山, 守上, She, 小林 : 講義支援HPにおける遠隔実験装置の利用について, 日本
e-Learning 学会誌, Vol.6, pp.27-32, 2004
長嶋, 廣瀬, 鈴川, 苗村, 高信, 村垣, 伊関, 梅津, 高倉 : OpenMRI 下脳外科手術における
ナビゲーションシステムの精度および 操作性向上に関する研究, 日本コンピュータ外科学
会誌 6(1), pp.5-12, 2004
H.Takanobu, S.Saito, H.Tsuboi, H.Miura, K.Naemura: Wearable Heart Rate Counter, J
Robotics and Mechatronics, Vol.16, No.5, pp. 520-525, 2004
国際学会
H.Hashimoto, H.Kim, Y.Ohyama, Y.Sudo, C.Ishii : Omnidirectional Space Observation
System based on Digital Conversion, Proc. of International Conference of Science and
Humanities, Tokyo, April, 2004
C.Ishi, R.H.Gavino, H.Hashimoto : Robust Bilateral Control of Master-Slave
Manipulator Systems, Tokyo, April, 2004
M.Kuroda, L.Kawano, T.Mori, A.Sato, M.Tentzeris : Numerical Analysis of
MEMS-Based Variable Capacitors Involving the Combined Effect of Mechanical and
Electrical Forces, (invited paper)ACES2004, April, 2004
K.Kawano, T.Mori, M.Kuroda, M.Tentzeris : Numerical Modeling of MEMS Structures
Involving Motion Effected by the Coupling of Maxwell’s and Mechanical Equations
“APS/URSI2004, June, 2004
M.Niitsuma, Hiroshi.Hashimoto, Hideki.Hashimoto, A.Watanabe : Spatial Human
Interface in Working Environment- Introduction of Spatial-Knowledge-Tags to Access
the Memory, Proc. of Vision and Strategies on IT Industry and e-Learning on
International Symposium of JeLA, Tokyo, June, 2004
H.Kobayashi, Y.Ohyama, J.H.She, Hosaka, H.Hashimoto : Analysis of Situated
Human's Transfer Characteristics, Proc. of the SICE International Conference 2004,
2157-2160, August, 2004
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Research Report No.2
C.Ishii, H.Hashimoto, S.Yamamoto : Integrated Design of Structure/Controller for
Parallel Inverted Pendulum Systems, Proc. of International Conference on Informatics
in Control, Automation and Robotics, pp.108-113, August, 2004
K.Naemura, H.Iseki : Damper Design for Improving S/N Ratio of the Seismocardiogram
Monitoring in the OpenMRI-guided Operating Theater, Proceedings of the 26th Annual
International Conference of the IEEE EMBS pp.3428-3431, September, 2004
C.Ishi, H.Hashimoto, S.Yamamoto : Analysis of Situated Human's Transfer
Characteristics, Proc. of the SICE International Conference September, 2004
J.H.She, Y.Ohyama, H.Kobayashi, T.Suzuki : H∞ Control of Three-Wheeled Electric
Cart for Health Care, Proceedings of the 2004 IEEE, International Conference on
Control Applications, Taipei, Taiwan, pp.131-136, September, 2004
M.Niitsuma, Hiroshi.Hashimoto, Hideki.Hashimoto, A.Watanabe : Spatial Human
Interface in Working Environment-Spatial knowledge tags to Access the Memory of
Activity, Proc. of the IEEE International Conference on Industrial Electronics and
Control and Instrumentation(IECON04), Korea, November, 2004
H.Hashimoto, N.Hino, Y.Ohyama, M.Niitusma, C.Ishii : Positioning Control of the
Finger Tip Drive Type of Linear Stage Using Disturbance Observer, The 30th Annual
Conference of the IEEE Industrial Electronics Society, Korea, November, November,
2004
H.Kobayashi, Y.Ohyama, J.H.She, M.Hosaka, H.Hashimoto : Transfer Function
Representation of Situated Human's Controller, , The 30th Annual Conference of the
IEEE Industrial Electronics Society, Korea, November 2-6, November, 2004
S.Mitach, N.Yonekawa, M.Shioda, S.Nakajima, H,Takeuchi : Reliability of
Glass-Ceramic Ferrules in the Severest Conditions, IEEE LEOS 2004, WW2, Puerto
Rico, November, 2004
H.Kurokawa, R.Hazama, Y.Kimura, S.Ikuno, S.Mitachi : An analysis of return loss in
water immersion tests for PC connectors, IEEE LEOS 2004, TuEE1, Puerto Rico,
November, 2004
J.H.She, H.Kobayashi, Y.Ohyama, X.Xin : Disturbance Estimation and Rejection - An
equibalent input disturbance estimator approach -, 43rd IEEE conference on Decision
and Control, Atlantis, Paradise Island, Bahamas, pp.1736-1741 , December, 2004
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Research Report No.2
H.Kobayashi, Y.Ohyama, J.H.She, Y.Kimura, H.Hashimoto : Identification of Human
Skill, Proc. of the International Association of Science and Technology for
Development(MIC 2005), February, 2005
講演発表
新妻, 橋本, 橋本(秀), 渡邉 : 空間知能化における身体を用いた空間ヒューマンインタフェ
ース, 日本機械学会ロボティクス・メカトロニクス講演会, 名古屋, 2004/06
竹田, 川端, 橋本, 淺間 : 統計的手法を用いた移動ロボットの自己故障診断, 日本機械学
会ロボティクス・メカトロニクス講演会, 名古屋, 2004/06
森, サラニ, 河野, 黒田 : 可変機能をもつ RF MEMS 構造体の最適設計のための数値解析,
電気学会電磁界理論研究会資料, EMT-04-77, 2004/09
新妻, 橋本, 橋本(秀), 渡邊 : An Architecture of Spatial-Knowledge-Tags to Access
Memory of Human Activity, 2-S6-2, 平成 16 年度電気学会産業応用部門大会(香川),
2004/09
小林, 保坂, 大山, 橋本 : 人間行動の伝達関数モデル表現, 2-S6-3, 平成 16 年度電気学会産
業応用部門大会(香川), 2004/09
齋藤, 竹田, 新妻, 橋本 : 散歩サポートロボットの追従動作における一考察, 2-S6-4, 平成
16 年度電気学会産業応用部門大会(香川), 2004/09
竹田, 川端, 橋本, 淺間 : 環境埋め込み情報を利用した移動ロボットの自己診断システム,
2-S6-5, 平成 16 年度電気学会産業応用部門大会(香川), 2004/09
新井, 天野 : 紙面データの TV 映像化による情報閲覧システム, 2-S6-6, 平成 16 年度電気
学会産業応用部門大会(香川), 2004/09
松永, 橋本, 坪井 : 人間行動の活性化と生活行動支援技術に関する一考察, 2-S6-7, 平成 16
年度電気学会産業応用部門大会(香川), 2004/09
大崎, 坪井 : 複数親ノードモデルに対する 1 芯ファイバ型非対称プロテクションリングの
コスト評価, 2004 年電子情報通信学会通信ソサエティ大会(徳島), B-8-8, 2004/09
余, 大山, 小林, 苗村 : トレーニング機能を備えた電動車の開発, 第2回生活支援工学系連
合大会, pp.49-50, 2004/09
新井. 関根. 藤本. 苗村 : 脳動脈瘤の力学的解析用モデルの開発、日本機械学会福祉工学シ
ンポジウム 2004 講演論文集, p.127-129, 2004/09
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[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
松永 : 高齢者の高度活動を支援する高度インタフェース技術の展望, 3K1-1, 第 5 回計測自
動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
小林, 三田地 : IT ステッキ, 3K1-2, 第 5 回計測自動制御学会システムインテグレーション
部門講演会(茨城), 2004/12
名取, 高野, 三田地 : POF 用いた安心安全システム, 3K1-3, 第 5 回計測自動制御学会シス
テムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
松本, 高野, 三田地 : 液流検出センサおよびそれを用いた生活モニタシステム, 3K1-4, 第
5 回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
野武, 月江, 松永 : RFID を利用した想起支援システムに関する検討, 3K1-5, 第 5 回計測自
動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
新井, 天野 : 紙媒体コンテンツの TV 番組化システムに関する研究, 3K1-6, 第 5 回計測自
動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
新妻, 常山, 橋本, 橋本(秀), 渡邊 : 空間メモリ技術による高度活動支援技術, 3K2-1, 第 5
回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
新妻, 牛山, 橋本, 石井, 橋本 : 人間の活動支援のための四足歩行ロボットを用いた遠隔移
動モニタリングシステム, 3K2-2, 第 5 回計測自動制御学会システムインテグレーション部
門講演会(茨城), 2004/12
齋藤, 竹田, 新妻, 橋本 : 歩行ガイドロボットにおける力覚による環境情報提示システム,
3K2-3, 第 5 回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
竹田, 平田, 佐々木, 橋本, 山浦 : 視線情報を利用したロボットとのコミュニケーション,
3K2-4, 第 5 回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
She, 大山, 小林, 苗村 : トレーニング機能を備えた電動車の H∞制御, 3K2-5, 第 5 回計測
自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
小林, 保坂, 大山, 橋本, She : 人間が行う不安定系制御の支援に関する研究, 3K2-6, 第 5
回計測自動制御学会システムインテグレーション部門講演会(茨城), 2004/12
塚田, 藤澤, 天野 : 情報家電における機能の自動検出に関する研究, 情報処理学会第 67 回
全国大会(東京), 6P-1, 2005/03
新村, 大崎, 坪井 : 帯域予約に適した TCP の特性実験, 電子情報通信学会総合全国大会
(大阪), B-7-58, 2005/03
12
東京工科大学 ハイテクリサーチセンター
[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
上田, 野村, 牧野, 坪井, 黒川, 河西 : 新しい光 アクセスネットワークアーキテクチャの
提案 I 方式構成 , 電子情報通信学会総合全国大会(大阪), B-8-14, 2005/03
野村, 伊藤, 黒川, 上田, 坪井, 河西 : 新しい光アクセスネットワークアーキテクチャの提
案 II 光スイッチモジュール構成法, 電子情報通信学会総合全国大会(大阪), B-8-15,
2005/03
高野, 三田地 : 液流検出センサを用いた高齢者の安否確認システム, 電子情報通信学会総
合全国大会(大阪), B-20-8, 2005/03
上田, 野村, 牧野, 坪井, 黒川, 河西 : 次世代光アクセスネットワークアーキテクチャの提
案 光スイッチモジュールを適用した光アクセスネットワーク, 電子情報通信学会 信学技
報, CS2004-253, 2005/03
野村, 伊藤, 黒川, 上田, 坪井, 河西 : 次世代光アクセスネットワークにおける光スイッチ
モジュールの構成法, 電子情報通信学会 信学技報, CS2004-254, 2005/03
坪井, 上田, 河西 : TCP特性からみたMPLSパスプロテクション構成法の検討, 電子
情報通信学会 信学技報, CS2004-224, 2005/03
解説
河西 : デジタルテレビ放送で生活はどう変わるの?~なぜデジタルテレビなのか?
青梅市民大学情報科学講座, pp.1-15, 2005/02
河西 : デジタルテレビ放送で生活はどう変わるの?~デジタルテレビで生活がどうか
わるのか~, 青梅市民大学情報科学講座, pp.1-8, 2005/02
特許
三田地, 松永 : においセンサ, 特願 2004-153744, 2004/05
三田地, 松永, 河西, 坪井, 上田 : 液流検出センサおよびそれを用いた生活モニタシステム,
特願 2004-167773, 2004/06
河西, 坪井, 上田, 野村, 小林, 牧野, 遠藤 : 光アクセスネットワーク方法及び光アクセス
ネットワーク並びに光アクセスネットワーク用光スイッチ, 特願 2004-329378, 2004/11
三田地, 松永 : 光ファイバを用いた防犯センサーおよび安全安心システム, 特願
2004-350405, 2004/11
三田地, 松永, 河西, 坪井, 上田 : IT ステッキ, 特願 2004-350406, 2004/11
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東京工科大学 ハイテクリサーチセンター
[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
野村, 上田, 牧野, 河西, 坪井, 黒川, 小林, 遠藤, : 光アクセスネットワークにおける同期
方法、光スイッチ装置,センタ装置,リモート装置,光アクセスシステム,光アクセスネ
ットワークプログラム,及び記録媒体,特願 2005-061672, 2005/03
Research Report(Newsletter) No.1 の修正
以下が欠落していたので追加。
著書
Ohyama, She, Hashimoto, Yamaura, Oishi : A Web Based Lecture Note on Feedback
Control with Remote Lab in Advances, in Control Education 2003 Anticipated
publication, pp.113-118, Elsevier Science Ltd, November, 2003
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東京工科大学 ハイテクリサーチセンター
[高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発]
Research Report No.2
東京工科大学
ハイテクリサーチセンター
【高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発】
発行代表者
松永
俊雄
発行日
平成17年3月20日
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