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No.1, 2004, Mar.
東京工科大学 ハイテクリサーチセンター 高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発 Newsletter No.1 2004.3 東京工科大学 片柳研究所 13F 研究を始めるにあたって (研究代表者 松永俊雄) 東京工科大学では、平成15年度から、文部科学省の私学高度化推進事業のハイテクリ サーチセンタの一つに選定された「高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発」を以 下の2つのプロジェクトで進めています。 研究に従事する教員および研究者およびサポートしていただく関係部門の協力を得なが ら、多くの研究成果が出るように、取り組んでいきたいと考えています。 2つのプロジェクトの概要は、以下の通りです。 活動から快適が生まれる。楽にして、活動量を減らすことは、快適にはつながらない。 健康で、よりクリエティブなことができる環境を実現することが、この研究の大きな目標である。 ○ ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト プロジェクトリーダ:坪井利憲 研究メンバー:松永俊雄、河西宏之、黒田道子、三田地成幸、上田裕巳、天野直紀、十文字弘道 (1) リアリティ伝達ネットワーキング 高齢者が利用しやすく、かつ利用したいと思うように、人のあらゆる感性や情景など生活空間のリアリティ までを伝達できるヒューマンインタフェース、フレキシブルIPネットワーキング技術、オプティカルネット ワーク技術の研究開発 (2) ヒューマンインストラクションエージェント テレビのような簡単な操作でネットワークの利用を可能とするヒューマンメディアプラットフォーム、ワイ ヤレス技術により家庭内情報機器を簡単瞬時にネットワークに組み込めるワイヤレスソフトウェア接続技術、 ネットワーク利用者の状態を学習し最も適したヒューマンインタフェースを自動的に提供する技術の研究開発 (3) バリアフリーネットワーク社会 ネットワーク社会における弱者である高齢者がネットワークに参加できるための生活空間とネットワーク空 間のバリアフリーネットワーク社会構成条件の調査研究 ○ ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト プロジェクトリーダ:橋本洋志、 研究メンバー:山浦富雄、大山恭弘、、She 錦華、佐久間裕司 、塙 敏博、苗村 潔、小林裕之 (1) 人間動作自律型モデリング 高齢者向け運動インストラクションや遠隔コラボレーション作業における動作規範を示すためのもので、3 次元位置情報に基づく運動機能(筋運動、骨格運動)の 3 次元自動計測とその自律運動性を有した高齢者用 の自律的に動作するモデルの研究開発 (2) ハイテク運動インストラクション 高齢者が安心・快適に運動やスポーツを習えることを支援する技術。ネットワークを介した生理機能(呼吸、 汗、脈拍、瞳孔など)の遠隔モニタリングを行いながら、メカトロニクス機器と人間動作自律型モデルを用い た運動やスポーツの身的矯正技術とディジタルインストラクション技術、および安全・安心・快適さを利用者 に提供するウォーキングサポートロボットの研究開発 (3) 遠隔コラボレーション作業支援システム 遠隔地に分散している高齢者同志や若者がネットワークを通して参加して、行動を伴う活動のコラボレー ション作業を支援するため、力感の相互作用を伴う分散配置協調型メカトロニクス技術の研究開発 リサーチセンタ内研究設備および研究風景 3次元自動計測設備を説明する橋本プロジェクトリーダ 高速ルータの前に立つ坪井プロジェクトリーダ 【研究設備】 ◇ ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト ◇ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト ○生理機能計測設備 ○高品質 IP ネットワーク検証設備 •生理情報の並列リアルタイム計測(脈波,心電,筋電,脳波, •帯域管理型 MPLS ネットワーク S p O2,体表面温度 ) •トラヒック生成および測定ツール −快適さを生理的な観点から計測 −高品質ネットワークに適したトランスポートプロトコル −得られる大量のデータから人間活動意思推測に関する有意な ○快適ネットワーク空間検証設備 要素の抽出処理を行う •ハイビジョンの4倍の高精細をもつ Super High Definition(SHD) ○人体動作計測設備 映像システム •移動動作や作業形態の人間活動計測ルーム ( 6mx6mx2. 3m, •ネットワーク型ホームシアター 位置誤差 0.4mm,角度誤差 0.2° ) •高齢者生活支援 RFID 実験システム •臨床歩行行動の計測(2眼カメラによる3次元位置計測) − IT スティッキ •視線追跡装置(行動意思の手がかり) −ルート案内システム −意思と動作のコンテキストとの相関性または行動意思の推定 −想起支援システム ○手作業のディジタルインストラクション設備 ○ヒューマンインストラクションインタフェース •手の動作位置計測(22センサ / 片手あたり、両手) •高齢者が使いやすいヒューマンインタフェース •指へのフォースフィードバック(両手) ○一人暮らし安心システム −手を用いた学習(工芸など)の支援システムの構築 •異変早期発見/お知らせシステム 人間行動における安定化動作のモデリング 小林 裕之, 大山 恭弘, She 錦華, 橋本 洋志(バイオニクス学部) (東京工科大学 バイオニクス学科) 1 אڪƣٰƝุ୴ 計測装置には 3rdTech 社製 HiBall センサシステムを 用いた.これは三角測量の原理で,センサの位置と姿勢 本研究では人間が行う不安定系の安定化作業の例題 を高精度で獲得することができる装置である (図 3). として,倒立振子の安定化作業,すなわちホウキなどの 棒状の物体を手の平の上に立てて,それが倒れないよう CEILING にする,いわゆる「棒立て」遊びのようなものについて LED CONTROL UNIT 解析する.このような倒立振子系の安定化は制御工学の HiBall sensor 典型的な問題として今までに数多くの研究が行われて おり,機械による自動制御については多くの手法が提案 図 2: HiBall system されている.しかしながら,人間が行う棒立てについて 図 3: Experiment は,理論的な説明が十分なされていない.制御器として センサを先端に取り付けた棒で棒立てを行い,棒先端 の人間の性質を明らかにすることは,人間と協調する機 位置と手先位置の x 座標と振子の x 軸方向の傾きのを 械システムを設計する上で有用なことである. 計測した結果を図 4 に示す. そこで,本研究では,人間の棒立てを制御工学の視点 から理論的に説明することを目標とする. 3.5 x_top x_hand angle 0.1 0.05 เચୖ 0 2.5 -0.05 -0.1 2 人間による倒立振子系は図 1 のように考えられる.人 -0.15 間は視覚や力覚情報および体内の感覚情報などから総合 1.5 0 ఊശՂӾ 8 -0.2 10 12 14 16 18 20 ঝ۪क(ແौ߰) 4 ƣǨnjDzȇǗǡ ॣբ 6 ौ߰ƣभઆ (Ϡ, ӿண, etc.) ࡦড়Ϡ ঝ۪ջ(ॣբ) 4 図 4: Motion of the pendulum 先の位置を制御することで振子を安定に保とうとする. - 2 time [s] 的に振子の状態を計測し,何らかの制御則に基づいて手 ఊശุ x-z angle [rad] 2 x-position [m] 3 ࠉӾƹाӾƟƞ 図 1: Human controlled inverted pendulum ܯƝ۩ݣƣٽאڪҸ 次に我々は,図 4 の結果と比較検討するための,よ り単純なモデルを用いた実験として,視覚のみをフィー ドバックするユニラテラルのマスタ=スレーブ倒立振子 実験を準備している (図 5).この装置を使って得たデー 人間が行う棒立て作業は,非常に複雑な制御系と考 えられるものの,最も重要な情報は視覚であろう.そこ タを図 4 のデータと比較して解析することで,人間の 制御器としての性質を明らかにしてゆく計画である. で,研究の第一段階として,フィードバックする情報を 視覚のみに限定した場合に,人間のふるまいとしてのコ ントローラを求めることを問題とする. HUMAN 3 ॣբƠƽǀແƛƣٽੜ࠾ڷ 人間による棒立てを解析するための実データ収集実験 を次のように行った。 INVERTED PENDULUM MACHINE CONTROLLER 図 5: Unilateral master-slave pendulum system 快適生活環境実現支援システムに関する研究 坪井利憲、松永俊雄、河西宏之、黒田道子、上田裕巳(コンピュータサイエンス学部) 三田地成幸(バイオニクス学部) 天野直紀(メディア学部) (iii)バリヤフリーネットワーク社会 ハイテクリサーチセンタでは高齢者快適生活ネットワーク空間創成技術開発の一環として、 1. RFIDを活用した高齢者支援システム(高齢者想起支援システム) 2. 高齢者一人暮らしリモート安心システム(早期異常発見/お知らせシステム) 3. 高齢者快適運動促進システム(高齢者登山用ITステッキ、ルート案内システム) の研究開発を行っています。高齢者想起支援システムは物忘れの多い高齢者に対し、どこ に探し物があるかRFIDを利用して知らせるものです。早期異常発見/お知らせシステ ムは、一人で田舎に住んでいる高齢者の日々の生活の無事を、子息が都会からいつも間接的 に見守っているという安心感を与えるシステムです。写真1に示すような、トイレなどの 手洗いに用いられる水流を利用した微弱電流発電によるリモートセンシングツールを開発 し、特許出願いたしました。1 日間とか半日間の所定の期間に電流の発生が見られない場合 は、電話が自動的に都会の子息のところにかかり、異常を知らせるシステムへの適用が可 能なセンシングツールです。 高齢者一人暮らしリモート安心システム 6.00E- 06 注水 start 注 水start 注水 start 都会(子息) 2.00E- 06 誘導起電流 田舎(高齢者) (A ) 4.00E- 06 0.00E+00 - 2.00E- 06 - 4.00E- 06 - 6.00E- 06 注 水stop 注水 stop 時間(s) ネットワーク 注水 stop 35回巻き 磁石内蔵型 コイル付きフローターによる水流検知センサーの実験 写真1.リモートセンシングツール 高齢者安心システム 測定例(水流のオン・オフに対応 した電流発生が見られます) また、高齢者登山用ITステッキ(写真2) を試作しました。音声によるルート案内や、歩行 の振動を利用した発電機能により万が一道に迷っ てもいつでも外部と交信できる安心感を与える システムを考えています。将来的には、RFID I Tステッキ I Tステッキ(拡大図A) を利用した高山植物案内のような山の自然に関す る知識を提供するシステムに拡張予定です。 拡大図 B) I Tステッキ( I Tステッキ (拡大図C) 写真2.高齢者登山用I Tステッキ(試作機 1 号) 我々は日常生活において、多種多様な身の回りのもの(オブジェクト)を頻繁に移動させる。そのために移 動したオブジェクトがどこにあるかを忘れてしまうことが良くある。オブジェクト位置の想起支援を行うために、 ユーザはあらかじめ想起対象となるオブジェクトに RFID タグと関連づけてシステムに登録しておく。RFID を 取り付けたオブジェクトがある位置から移動した場合にその時刻とアンテナに対応したした位置情報を記録す る。一方ユーザ自信も RFID のタグを身につけ、設置されたセンサーからユーザとそれと行動をともにしたオブ ジェクトの位置情報を記録することにより、ヒューマンログとオブジェクトログをあわせて、システムに記録さ れたデータベースと、ヒューマンログとオブジェクトログにより、日 常生活のなかでどのような行動をとったかを推察することができるシ ステムの実現を研究している。RFID とアンテナ間の距離が短い場合 は携帯電話や PDA などの端末を用いてユーザ自らの操作による情報 取得も考えているが、できる限り自動取得を目指している。また、ユー ザによる間接的なオブジェクト指定を許容するインタフェースの実現 を図ることによって、日常生活のオブジェクト位置想起支援に役立つ システムを目指していく。これにより、「∼がしたい」とシステムに 伝えるとその行動を行うために必要な複数のオブジェクト位置想起を システム構成 一度に支援することも可能になると考えている。 リアリティ伝達ネットワーキング (1)リアリティ伝達ネットワーキング 今年度は MPLS(Multi Protocol Label Switching)ネットワーク構築と高品質ネットワー クに関する研究を行った。 (i) MPLS ネットワーク構築:MPLS プロテクション、QoS(Quality of Service)、フレキ シブル IP ネットワークの研究インフラストラクチャとなる MPLS バックボーンネットワ ークを研究センタ内に構築した。 (ii) オプティカルプロテクションリングネットワーク:インターネットトラヒック特性に 整合した経済的で高信頼性を実現できる、1芯ファイバ型プロテクションリングを提案し、 様々なトラヒック特性に対するコスト評価を行い、提案方式の有効性を立証した。 Node 2 Node 1 25 λ31W λ13P Node 5 λ13W Failure 20 Number of fibers λ31P 2-fiber OUPSR 15 10 5 Single-fiber OUPSR 0 Node 3 Node 4 0 2 4 6 8 10 12 14 16 Number of nodes (nt) 図1 提案リング方式 図2 コスト評価 図 1 提案リング方式 図 2 コスト評価 (iii) 高効率 TCP(Transmission Control Protocol):高品質なサービス提供のための MPLS を用いた帯域予約型 IP-VPN(Virtual Private Network)で高スループットを実現できる TCP を提案し、TCP をネットワークシミュレーション上で実現し、特性の検討を行った。 図 3 提案 TCP のウィンドウ制御 時間 図3 提案 TCP のウィンドウ制御 (iv) VoIP (Voice over IP)ネットワーク特性:大規模ネットワークで VoIP トラヒックが主 流なトラヒックとなった場合のトラヒック特性や VoIP 品質を検討するために、今年度は 小規模なモデルでの実験とネットワークシミュレーションを行った。 (v) フレキシブルアクセスネットワーク:ギガビットレベルの経済的なアクセスネットワ ーク構成法を提案した。 (iv) VoIP (Voice over IP)ネットワーク特性:大規模ネットワークで VoIP トラヒックが主 流なトラヒックとなった場合のトラヒック特性や VoIP 品質を検討するために、今年度は 小規模なモデルでの実験とネットワークシミュレーションを行った。 (v) フレキシブルアクセスネットワーク:ギガビットレベルの経済的なアクセスネットワ ーク構成法を提案した。 ヒューマンインストラクションエージェント ヒューマンインストラクションエージェント 本テーマでは当面の目標として、情報化家電のある居住空間での利用を想定し、新たな コンテンツ作成支援システムの実現を具体的な事例として取り上げている。 このため、2003 年度はこの研究の基盤となる(主に映像・音声信号を取り扱う)情報化家 電設備を構築してきた。近年、多くの家電メーカから幾つかの規格などの提案が公開され ている。現時点での本研究設備はこれらの規格に沿ったものにはなっていないが、検証実 験には支障がない。今後、これらの規格の策定状況に合わせていく。 ビデオデッキ テレビ アダプタ スピーカ アダプタ アダプタ 映像 音声 制御信号 映像 音声 制御信号 制御信号 無線・ 有線LAN リモコン この基盤の上で、2004 年度には新たなコンテンツ作成支援システムを構築・評価を行う。 その第一段階として、現在、ネットワークでは配信されておらず、紙面で提供される様々 な情報を簡便にテレビ番組のような形式で閲覧できるシステムの検討を行っている。この システムは地方紙やちらしなど、紙面で配布される情報をあたかもテレビ番組のようにし てみることができるようにするシステムである。また、このシステムは単に情報提供を行 うことを目的とするものではなく、情報入力については相互協力に基づくものとなり、こ れは地域的なコミュニティの形成にも有益であると考える。 このシステムを実現するためには、紙面情報の自動的な読み取り・解析と番組化の技術 が必要である。文字認識には既存の OCR を、番組化に関しては TVML などを利用するこ とができると考えられる。このため、本研究テーマとしては、紙面情報の意味的な領域分 割の自動化などを行い、これらを組み合わせ、情報提供だけではなく、高齢者にも簡単に 情報発信を可能とするシステムの実現とその評価を行う。 研究発表(2003.4 ∼ 2004.3) ◇プロジェクト総論 【講演発表、他】 1. 橋本、坪井、松永:総論:人間の高度活動を支援する空間認識技術、平成 15 年電気学会産業応用部門大会講 演論文集、八王子 ,2003 年 8 月 2. 松永、坪井、橋本、天野、河西:高齢者快適生活ネットワーク空間形成のための技術課題、日本社会情報学会 第18回全国大会、B3-3(2003.10) 3. 河西宏之:通信における省エネルギー・省資源、電子情報通信学会 2003 年ソサイエティ大会通信ソサイエティ 特別企画「安全・快適な地域社会の実現に情報通信技術は如何に貢献できるか」(2003 年 9 月) 4. 河西宏之:SDH/SONET、世界のバックボーンを支える伝送技術、日経 NETWORK、No.42、pp.124-129(2003 年 9 月) 5. 橋本洋志:快適生活空間を支える体験型 e-Learning, NPO 日本 e-Learning 学会 ,Vol.5,pp.20-21,2003 ◇ ヒューマンセンタードメカトロニクス研究開発サブプロジェクト 【査読付き論文】 1. 石井、橋本:把握物およびオペレータの不確かさとアクチュエータの電気的特性を考慮したマスタ・スレイ ブマニピュレータのロバスト制御、日本機械学会論文集(C 編),69 巻、683 号、pp.1851-1857, (2003) 2. D. Kurabayashi, K.Noda, H.Asama, K.Kawabata, H.Kaetsu and H.Hashimoto : Information Assistance for search and Rescue by Intelligent Data Carriers and a Data Retrieval Blimp, Journal of Robotics and Mechatronics, Vol.15,No.5,pp521-527(2003) 3. 石井,橋本,大森:可変ピッチマイクロ風力発電機のモデリングおよび適応極値制御手法による出力最適化 制御、日本機械学会論文集(C 編), 69 巻、687 号、pp.3034-3040, (2003) 4. 尾崎徹、小見正幸、杉本千佳、柴健二、苗村潔、保坂寛、板生清、佐々木健:ヘル スケア用ウェアラブルセ ンシングユニットの開発研究、マイクロメカトロニクス(日 本時計学会),47(3), pp.12-19, (2003) 5. K.Naemura, H.Iseki: Vibration isolation for seismocardiogram measurement in the OpenMRI-guided operating theater, JSME International Journal Series C, 46(4), pp.1426-1433, (2003) 【国際学会 (proceeding) 】 1. Y.Ohyama, J.H.She, H.Hashimoto, T.Yamaura and K.Oishi : A Web Based Lecture Note on Feedback Control with Remote Lab, Proc. of the 6th IFAC Symposium on Advances in Control Education, Finland,2003 2. H.Hashimoto, T.Kasaya,M.Hirata,Y.Ohyama and C.Ishi : Extraction Technique of Wire Frame Model for Human Lower Limb From 3D Image Data, Proc. of the IEEE/ASME Conf. on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM), Kobe, Jun.,2003 3. K.Naemura, M.Ozaki, H.Iseki: Analysis of chest surface vibration for perioperative myocardial ischemia monitor in the openMRI-guided operating theater, 2003 JSME-IIP/ASME-ISPS Joint Conference on Micromechatronics for Information and Precision Equipment, (June, 2003) 371-372 4. K.Naemura, Y.Muragaki, M.Ozaki, H.Iseki, K.Takakura: Preliminary study to develop new perioperative myocardial ischemia monitor in the OpenMRI-guided operating theater, 17th International Congress and Exhibition Computer Assisted Radiology and Surgery (CARS2003), (June, 2003) 5. Y.Muragaki, K.Suzukawa, H.Iseki, T.Maruyama, K.Nambu, H.Aramata, M.Sugiura, K.Naemura, T.Hori, K.Takakura: Development of three-dimensional navigation system updated with intraoperative MRI, 17th International Congress and Exhibition Computer Assisted Radiology and Surgery (CARS2003), (June, 2003) 1360 6. Y.Sudo, C.Ishii and H.Hashimoto : An Image Conversion Algorithm from Fish Eye Image to Perspective Image for Human Eyes, Proc. of the IEEE/ASME Conf. on Advanced Intelligent Mechatronics (AIM), Kobe, Jun.,2003 7. Y.Sudo, H.Hashimoto and C.Ishii: An Observation System Hemishere Space with Fish eye Image and Head Motion Detector, Proc. of International Conference on Control Automation and Sytems(ICCAS2003), Gyeongju, Oct., 2003 8. C.Ishii, H.Hashimoto and Ricardo H. Gavino : Robust Control of Master-Slave Manipulator Systems in Consideration of Actuator Dynamics and Uncertainty for Objects and Operator, Proc. of the IEEE Conference on Decision and Control, Hawaii, Dec., 2003 9. Y.Sudo, H.Hashimoto and C.Ishii : Perspective Image for Subspace of Hemisphere Space by Digital Image Conversion, Proc. of the IEEE Conference on Decision and Control, Hawaii, Dec., 2003 10. H.Hashimoto, H.Kim, Y.Ohyama, Y.Sudo and C.Ishii : Omnidirectional Space Observation System based on Digital Conversion, Proc. of International Conferece of Science and Humanities, Tokyo, Mar., 2004 11. C.Ishi, R.H.Gavino, H.Hashimoto : Robust Bilateral Control of Master-Slave Manipulator Systems, Proc. of International Conferece of Science and Humanities, Tokyo, Mar., 2004 【講演発表、他】 1. 淺間、野田、伊藤、倉林、川端、嘉悦、福田、橋本:レスキュー用データキャリアによる被災者探索システム の構築(大都市大震災軽減化特別プロジェクト、Ⅲ被害者救助等の災害対応戦略の最適化、4.レスキューロ ボット等次世代防災基盤技術の開発、平成 14 年度成果報告書)、NPO 法人国際レスキューシステム研究機構、 独立行政法人防災科学技術研究所、文部科学省研究開発極、pp.209-217、2003 年 3 月 2. 橋本:e- ラーニングを取り巻く環境∼教育・産業からの事例と将来展望∼、第 4 回 Consulting Fellow Network フォーラム、 (株)日立製作所 ビジネスソリューション事業部主催、2 月、2003 年 3. Y.Sudo, H.Hashimoto and C.Ishi : Digital Image Conversion from Subspace of Hemisphere Space to Perspective Image ‒ via Intensity Interpolation Technique-, SICE Annual Conference 2003, Aug.,2003 4. 島津、橋本:リソグラフィ危機の突破を目指す LEEPL 技術、平成 15 年電気学会産業応用部門大会講演論文集、 八王子 ,2003 年 8 月 5. 宮崎、常盤、橋本:米国遠隔教育の現状、平成 15 年電気学会産業応用部門大会講演論文集、八王子 ,2003 年8月 6. 須藤、橋本、石井:空間認識のための半球空間ビジョン、平成 15 年電気学会産業応用部門大会講演論文集、 八王子 ,2003 年 8 月 7. 竹田、水ト、淺間、川端、嘉悦、橋本:知的データキャリアを用いたい移動ロボットによる地図生成、SICE 第 4 回システムインテグレーション部門講演会,東京,2003 年 12 月 8. 須藤、キム、橋本、石井:顔面方向の視野を得るための半球空間ビジョン、JeLA 第 4 回学術講演会、2004 年2月 9. 大山、J.H.She, 小林、守上:講義支援 HP における遠隔実験装置の利用について、JeLA 第4回学術講演会、 2004 年2月 10. 伊関洋、村垣善浩、苗村潔、堀智勝、高倉公朋:デジタル画像の術中支援システムへ の応用、画像ラボ 14(6)、p.29-33 (2003) ◇ヒューマンセンタードネットワーキング研究開発サブプロジェクト 【査読付き論文】 1. 岡田、植松、太田、坪井:ATM リング網におけるマルチキャスト VP 障害切替法、電子情報通信学会論文誌 B、 Vol.J86-B, No.8, pp.1607-1619, 2003 年 8 月 2. 鈴木謙一,古川哲治,斉藤幸一,上田裕巳 : " B-PON における伝送距離の拡 大 を実現するレピータの構成法 ; 信学論 (B), Vol.J86-B, No.10, pp.2053-2064, Oct. 2003 3. 坪井、名取、三田地:非対称トラヒックに適した1芯ファイバ型オプティカルプロテクションリング、電子情 報通信学会論文誌B ,Vol.J87-B,No.2,pp.125-132,(2004 年 2 月) 4. 河野幸平,三浦典之,黒田道子,マノス・テンジェリス,“移動境界適合座標系を用いた可動電極をもつ MEMS バリヤブルキャパシタの数値解析”電子情報通信学会誌 C, Vol.J87-C, No.1, pp32-38 (2004 年 1 月 ) 5. Michiko Kuroda, Noriyuki Miura, Manos M. Tentzeris, ”A Novel Numerical Approach for the Analysis of 2D MEMS-Based Variable Capacitors Including the Effect of Arbitrary Motions ”ACES Journal (March, 2004) 【国際会議】 1. T.Tsuboi, M.Natori and S.Mitachi: Single-fiber optical protection ring architecture suitable for asymmetric traffic, Proc. IEEE GLOBECOM 2003, pp.4044-4048, San Francisco, 2003-12 2. Michiko Kuroda, Noriyuki Miura, Kohei Kawano, Manos .M.Tentzeris, ”Numerical Modeling of the Transient behavior of MEMS Structures Involving Motion in Arbitrary Directions”, (invited paper) Proc. of the APS2003, ppI359-362, Columbus (June, 2003) 3. Kohei Kawano, Noriyuki Miura, Michiko Kuroda, Manos M. Tentzeris,“Numerical Approach for the Modeling of MEMS Structures Including Accelerated Motion Effects”, TCWCT2003, Honolulu (Oct., 2003) 4. Michiko Kuroda, Noriyuki Miura, Rumi Takahashi, Manos M. Tentzeris“A Novel Numerical Technique for the Analysis and Design of MEMS Structures with Non-Uniform Membrane Motions”, PIERS2003, Honolulu, p700(Oct., 2003) 5. Kohei Kawano, Noriyuki Miura, Michiko Kuroda, Manos M. Tentzeris,”A Numerical Technique for the Analysis of MEMS Structures using the Coupling of Electromagnetic and Mechanical Equations”, (invited paper)PIERS2004, Pisa ( March, 2004) 6. Michiko Kuroda,“The Adaptive Body Fitted Grid Generation Method with Moving Boundaries and the Application”,(invited paper)PIERS2004, Pisa (March, 2004) 【講演発表、他】 1. 上田裕巳,坪井利憲,河西宏之,芦 賢浩 : " 上りアクセスライン速度フレ キ シブル PON 方式の提案̶ 156M/622M と 622M/622M ONU の同一 PON 収容法 ", 信学技法 CS2003-60 (2003-07) 2. 上田裕巳,坪井利憲,河西宏之,芦 賢浩 : " 上り 622 Mbit/s・156 Mbit/s 統 合 PON の提案 ", 2003 信学 ソ大(通信), B-8-17, Sep. 2003. 3. 上田裕巳,坪井利憲,河西宏之 : " 上り速度フレキシブル G-PON の構成法 ",,2004 信学総大,B-8-16,March 2004. 4. 森貴史、佐藤昌、河野幸平、黒田道子, “MEMS コンデンサの電気系と機械系の結合による運動を考慮した数 値解析法”電気学会電磁界理論研究会資料(2003 年 11 月) 5. 高野光雄、佐々木勝考、武藤猛、山崎貴志、杉本岩雄、三田地成幸、 「水晶振動子センサを用いたバラの匂い測定ー パターン識別に向けてー」FIT2003、科学技術フォーラム、I-053、2003 年 9 月 10 日、札幌学院大学。 6. アルマズロイ、坪井:帯域予約時に適したトランスポートプロトコルの検討、電子情報通信学会情報ネットワ ーク研究会、IN2003-128、広島、2003 年 12 月 7. 五十君、野武、月江、松永:IC カードを利用した緊急時連絡•所在確認システム、情報処理学会第66回全国 大会 (2004.3) 8. 野武、月江、松永:高齢者生活行動に対応した想起支援システム方式、情報処理学会第66回全国大会 (2004.3) 9. 三田地「光受動部品および光ファイバ接続部品の信頼性」、国際技術情報誌 M&E(Mechanical Material Manufacturing & Electronics Equipment Engineering) Vol.2004, No.1, pp210-217(2004). 10. 山崎 貴志 , 武藤 猛,佐々木 勝考 , 高野 光雄,杉本 岩雄,三田地 成幸、「水晶振動子型ニオイセンサの最適 測定条件の選定∼周波数シフトカーブのニオイ成分流量依存性の検討∼」第 51 回応用物理学関係連合講演会、 東京工科大学、2004.3.28(2004) 11 武藤 猛,高野 光雄,佐々木 勝考,相川 清明,三田地 成幸、「ニオイセンサと併用して行うバラの判 別分析のための RGB 値を用いたバラの画像分析の再現性の検討」第 51 回応用物理学関係連合講演会、東京工 科大学、2004.3.28(2004) 12. 佐々木 勝考 , 高野 光雄 , 山崎 貴志 , 武藤 猛 , 杉本 岩雄,三田地 成幸、「ニオイセンサーにおけるパターン認 識の手法に関する検討(2) 」第 51 回応用物理学関係連合講演会、東京工科大学、2004.3.28(2004) 13. 塩田基 , 米川伸行 , 三田地成幸、 「プラスチック光ファイバ(POF)のマイクロベンド損失特性測定に及ぼす 端面処理法の影響」第 51 回応用物理学関係連合講演会、東京工科大学、2004.3.28(2004) 14. 米川伸行、塩田基、三田地成幸、 「プラスチック光ファイバ(POF)におけるマイクロベンド損失特性」2004 年電子情報通信学会総合大会、東工大、2004 年 3 月 22 日 15. 高野光雄、武藤猛、相川清明、三田地成幸、「色と匂いを用いたバラの品種判別」、2004 年電子情報通信学 会総合大会、東工大、2004 年 3 月 22 日 東京工科大学 ハイテクリサーチセンター 【高齢者快適生活ネットワーク空間創世技術開発】 発行代表者 松永 俊雄 編集者 快適生活ネットワーク空間グループ 発行日 平成16年3月10日