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施設園芸スーパーコーチ派遣事業実施要領 平成28年9月 14 日 栃木県
施設園芸スーパーコーチ派遣事業実施要領 平成28年9月 14 日 栃木県農政部生産振興課 1 目的 本事業は、高度な専門家を経営改善意欲の高い県内の生産者に派遣し、販売金額1億円を超 えるようなトップレベルの施設園芸経営者を育成することを目的として実施する。 2 事業主体 県 3 運営主体 県からの業務委託により、高度な専門家の派遣に伴う日程調整等の業務を行う運営主体は、 一般社団法人とちぎ農産物マーケティング協会とする。 4 スーパーコーチの委嘱 県は、施設園芸経営の発展に関し、豊富な知識や技術を持つ高度な専門家を「とちぎ施設園 芸スーパーコーチ」 (以下、 「スーパーコーチ」という。)として複数名委嘱し、その専門分野、 指導内容、スケジュール等を県ホームページ等で周知する。 5 県、運営主体、スーパーコーチの3者協定 県、運営主体、スーパーコーチ(又はスーパーコーチが所属する企業や団体)は、派遣に関 する経費、指導時間、損害賠償等に関する3者協定を別に締結する。 6 派遣の対象者 スーパーコーチの派遣対象は、県内で施設園芸生産(いちご、トマト、花き)を行っており、 「栃木県次世代型園芸モデル研究会」の会員であって、経営改善に対する意欲が高い経営者とす る。 7 スーパーコーチの派遣 スーパーコーチからの指導を希望する者は、10に示す手続きにより申請書を提出し、派遣 が決定した者は、スーパーコーチから直接指導を受けるものとする。ただし、派遣人数、派遣 回数は、県の予算の範囲で行うものとる。 8 スーパーコーチの指導方法 指導方法は、個々の経営者に対する個別指導と、複数の経営者に対する集合指導によるもの とする。 9 経費 県が運営主体に業務委託する経費の範囲内において、派遣に必要な報償費及び特別旅費を運 営団体が負担する。 10 派遣に関する手続き (1)募集 県及び運営団体は、本事業に関する情報について、ホームページへの掲載や栃木県次世代 型園芸モデル研究会会員向け電子メールの発信等により周知し、派遣を希望する経営者を募 集する。 (2)申請書の提出 派遣を希望する経営者は、別に定める「とちぎ施設園芸スーパーコーチ派遣希望申請書」 の同意事項に同意した上で、必要事項を記入し、最寄りの農業振興事務所長に提出する。 農業振興事務所長は、申請内容を審査し適正であると認められるものを農政部長宛てに提 出する。 (3)派遣の対象者の決定 農政部長は、申請書の内容、経営状況等を踏まえて対象者を選定し、運営団体の長宛てに 通知する。 (4)派遣を決定した者等への連絡 運営団体の長は、派遣を決定した者(以下、「受講生」という。 )及び農業振興事務所に対 し、決定した旨及び今後のスケジュール等の必要事項を通知する。 11 派遣回数 派遣回数は、集合指導方式も含め、同一年度内において、1人当たり5回までとする。た だし、連続で個別指導を受ける場合であって、円滑な実施のため事前指導が必要な場合には、 5回に加えて事前指導を受けることが出来る。 また、次年度以降に再度、派遣を申請することは可能であるが、最大2カ年度までとする。 なお、その場合、希望者が多い場合には新規希望者を優先する。 12 受講生の遵守事項 受講生は、別途通知するスーパーコーチの指導内容に関する秘密保持に関する遵守事項を 守って受講する。また、生産性が向上するなど一定の効果が認められた受講生は、県の要請 に応じて、その成果等について発表するものとする。 13 指導記録及び実施報告等 運営主体は、受講生の指導記録について、別紙記録様式により、スーパーコーチ及び県の 協力も得て作成し、派遣後速やかに県に報告する。また、別に定める様式によりスーパーコ ーチ派遣の全体実績をとりまとめ、県に報告する。