...

先進技術実証機

by user

on
Category: Documents
13

views

Report

Comments

Transcript

先進技術実証機
先進技術実証機
2014
2014年、初飛行予定
年、初飛行予定
技術研究本部
技術開発官(航空機担当)付
第3開発室長 1等空佐 瀧澤義和
目次

経緯

先進技術実証機の概要

先進技術実証機の今後の計画

将来戦闘機関連事業における位置づけ
1
経緯
年
度
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
細部設計
基本設計
24
25
26
27
28
製造
高運動飛行制御システムの研究
(ステルス機体形状、推力偏向機構等)
スマートスキン機体構造の研究
事 業
(複合材構造等)
高運動ステルス機技術のシステム・インテグレーション
(設計)
先進技術実証機
(H7∼)
実証エンジンの研究
(機体製造、飛行試験等)
注:各事業は試験も含めた期間
2
経緯
高運動飛行制御システム
主な研究内容
 推力偏向技術
 ステルス技術
 自己修復飛行制御技術
推力偏向試験
実大模型RCS計測
スケールモデル飛行試験
3
経緯
スマートスキン機体構造
主な研究内容
 スマート・スキン・センサ適合化技術
 軽量高剛性構造技術
 ステルス技術
風洞試験
材料特性試験
前胴構造製作
前胴構造強度試験
4
経緯
高運動ステルス機技術のシステム・インテグレーション
主な研究内容
 ステルス技術
 高運動技術
 システムインテグレーション
風洞試験
設計活動
全機縮小RCS試験
操縦室機器配置試験
5
先進技術実証機の概要
研究の目的
将来の戦闘機に適用される機体、エンジン等の各種先進
技術のシステム・インテグレーションを図った高運動ステ
ルス機を試作し、実環境下においてシステムの成立性を
確認するとともに、運用上の有効性を検証する。
6
先進技術実証機の概要
主な研究内容
フライト・シミュレーション試験
主な研究内容
 ステルス技術
 高運動技術
 システムインテグレーション
製造図
コックピット・シールド試験
コックピット・シミュレーション試験
7
先進技術実証機の概要
機体の概要
推力偏向パドル
高圧油圧
実証エンジン×2
ステルス形状
IFPC
機体主要諸元
新複合材
IFPC: Integrated Flight Propulsion Control
全長
14.2 m
全幅
9.1 m
全高
4.5 m
8
先進技術実証機の概要
機体の特徴

ステルス及び高運動の実証に特化した機体
→ステルス形状、推力偏向パドル+IFPC
→武装なし

経費低減のため機体の一部に既存機の部品を活用
→ 風防、キャノピ、射出座席・・・T−4
→ 前脚&主脚、アレスティングフック・・・T−2

技術研究本部が開発した実証エンジン(XF−5)を搭載
→ 最大出力約5トン
IFPC: Integrated Flight Propulsion Control
9
先進技術実証機の概要
ステルスのための主な技術
エッジ・マネージメント(機体形状)
電波反射を到来方向以外の一定方向に局限
セレーション(外板接合部)
到来方向への電波反射を抑制
インテークダクト
電導コーティング(風防・キャノピ)
エンジンからの電波反射を抑制
コックピット内からの電波の乱反射を抑制
10
先進技術実証機の概要
高運動のための技術
推力偏向パドルとIFPCによって、従来の空力舵面では不可能な高迎角での運動を実現
操縦桿
ラダーペダル
飛行制御
(IFPC)
コンピュータ
センサ
エンジン制御
コンピュータ
スロットル
アクチュエータ
空力舵面
(フラッペロン等)
アクチュエータ
推力偏向パドル
エンジン
アクチュエータ
推力偏向パドル
IFPC: Integrated Flight Propulsion Control
11
先進技術実証機の今後の計画
年度
21
22
23
24
25
26
27
28
研試(その1)
研究試作

製造図作成
研試(その2)
強度試験機製造
 エンジン製造


初飛行
研試(その2)
研試(その3)
飛行試験機製造
所内試験
エンジン地上試験
全機静強度試験
飛行試験
12
先進技術実証機の今後の計画
飛行試験例(ステルス性)
AWACS
先進技術実証機
戦闘機
地上警戒管制レーダ
地対空誘導弾レーダ
移動警戒レーダー
13
将来戦闘機関連事業における位置づけ
23中期
28中期
33中期
38中期
エンジン関連研究
アビオ関連研究(レーダ、自己防御等)
将来戦闘機関連事業
将来戦闘機事業
統合火器管制関連研究
先進技術実証機
初飛行
ステルス性向上/機体関連研究
ミサイル関連研究
将来戦闘機開発準備室
14
Fly UP