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平成 28 年国民健康・栄養調査実施要綱

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平成 28 年国民健康・栄養調査実施要綱
平成 28 年国民健康・栄養調査実施要綱
1.調査の目的
この調査は、健康増進法(平成 14 年法律第 103 号)に基づき実施するものであり、
国民の身体の状況、栄養摂取量及び生活習慣の状況を明らかにし、国民の健康の増
進の総合的な推進を図るための基礎資料を得るために実施する。本年(大規模年)
は、全国の代表値に加えて都道府県別の状況を把握するための資料とする。
2.調査方法
(1)調査客体
平成 22 年国勢調査の一般調査区から各都道府県あたり 10 地区、東京都のみ 15
地区を無作為抽出した全国 475 地区内の世帯(約 23,750 世帯)及び当該世帯の1
歳以上の世帯員(約 61,000 人)を調査客体とする。
(2)調査時期
調査時期は、10~11 月中とする。
1)身体状況調査
調査地区の実状を考慮して、最も高い受診率をあげうる日時を選定して行う。
2)栄養摂取状況調査
日曜日及び祝日を除く任意の1日に行う。
3)生活習慣調査
調査期間中(10~11 月)に行う。
(3)調査方法
1)身体状況調査
世帯員を会場に集めて医師等が調査項目の計測及び問診を実施する。
2)栄養摂取状況調査
調査員である管理栄養士等が世帯を訪問して、世帯の代表者及び食事づくり
担当者に面接の上、記入方法を指導して作成する。
3)生活習慣調査票
栄養摂取状況調査票と併せて配付し、対象となる世帯員本人が記入する。
(4)調査項目
1)身体状況調査票
ア.身長、体重(満1歳以上)
イ.腹囲(満 20 歳以上)
ウ.血圧測定(満 20 歳以上)
エ.血液検査(満 20 歳以上)
オ.問診〈服薬状況、糖尿病治療の有無、運動〉(満 20 歳以上)
2)栄養摂取状況調査票
ア.世帯状況 世帯員番号、氏名、生年月日、性別、妊婦(週数)・授乳婦別、
仕事の種類
イ.食事状況 朝・昼・夕別 家庭食、外食、欠食の区別
ウ.食物摂取状況 料理名、食品名、使用量、廃棄量、世帯員ごとの案分比率
エ.1日の身体活動量〈歩数〉(満 20 歳以上)
3)生活習慣調査票
喫煙の状況、歯の本数、歯科検診の受診率、健康づくりのための活動の実施
状況、高齢者の就業又は地域活動への参加状況を把握する。
(5)調査実施体制
1)厚生労働省は、国民健康・栄養調査企画解析検討会を設置し、本調査の調査
設計及びその解析について専門的な立場から意見を聞く。
2)厚生労働省健康局(健康課栄養指導室)が政策統括官(統計・情報政策担当)
の協力を得て企画立案を行い、都道府県、保健所設置市及び特別区に実施を委
託する。
3)都道府県、保健所設置市、特別区では衛生主管部(局)が管内を統括し、実
際の調査は調査地区を管轄する保健所が行う。
4)保健所では、保健所長を班長とする国民健康・栄養調査班を編成し、医師、
管理栄養士、保健師、臨床検査技師及び事務担当者等の調査員が調査の実施に
あたる。
(6)調査票等の提出期限
平成 28 年 12 月 26 日(月)までに、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研
究所に提出する。ただし、栄養摂取状況調査票については平成 29 年1月中の提出
でも構わない。
(7)結果の集計及び公表
1)集計は、国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所が行う。
2)解析は、国民健康・栄養調査企画解析検討会が行う。
3)結果の公表は、集計完了後速やかに行う。
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