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「口ほどにもの言う」 目の健康が 若さの決め手
Anti-Ageing NAVI が あります が 、携 帯 電 話 やスマートフォン、 パソコン、テレビなどで酷使された現代人の 目は、若い時から老化が始まっています。 目 の健康を考えることは、若々しさへの大切な 第一歩です。 する働きがあります。視神経の働きを 薬物療法と、新生血管のみを破壊する は薬で新生血管の発生・発育を抑える または両方を組み合わせることで多 光線力学療法を行い、いずれかの治療、 くの症例において病気の進行を抑え、 B 2な ど の B 群 は 目 薬 に よ く 含 ま れ 、 眼精疲労に効果的です。老化に深い関 視 力 改 善 に 成 果 を 上 げ て い ま す 。﹁ 目 高 め 、視 力 低 下 を 防 ぐ ビ タ ミ ン B 1 、 係のある活性酸素を除去する働きが の 衰 え は 年 の せ い ﹂と あ き ら め ず 、き クルミ・アーモンド・ピーナッツ・ウナギ・ イワシ・カボチャ・コーン油・ひまわり油 あ る ビ タ ミ ン Cは 水 晶 体 の 透 明 度 を ビタミンE 保ち、目の若さを維持する役割を担い ブロッコリー・ホウレンソウ・小松菜・ キャベツ・カボチャ・サツマイモ・アセロラ ちんと治療することで、若々しい毎日 ビタミンC ま す 。ビ タ ミ ン C を 多 く 摂 取 す る と 、 ことで起きる老眼も避けられない老 サンマ・イワシ・マグロ・牡蠣・アサリ・ ウナギ・納豆・豚肉・バナナ・ピーナッツ を送ることができるのです。 化 現 象 と 言 え ま す 。ま た 、加 齢 に よ っ ビタミンB群 目の老化現象である白内障の発症率 イアイや目の疲れが慢性化した眼精 生血管﹂と呼ばれる異常な血管が発生 本院眼科では多焦点眼内レンズを 用いた先進医療の白内障手術を行っ レバー (豚・牛) ・ウナギ・ホウレンソウ・ 小松菜・ニンジン が低くなるとの調査報告もあります。 ビ タ ミ ン B群 と ビ タ ミ ン Cは 水 溶 性ビタミンなので体内に長時間蓄え ておくことができません。毎日積極的 に摂りましょう。 定期的に検査を 加齢によって目のレンズ役を担う 水晶体が濁り、目のかすみや視力低下 を招く白内障は程度の差こそあれ、高 齢になればだれにでも起きる病気で 疲労、 視力低下を招きかねません。 して障害が起きる加齢黄斑変性症も す。水晶体が十分に機能しなくなった しかし目の不調はディスプレーや 加湿器の配置など、さまざまな環境整 高齢になるほど発症率が高くなりま す。これらの病気は治療によって視力 て網膜の中心部にあたる黄斑部に﹁新 備や生活習慣、食生活に気をつけるこ 私たちが起きている間じゅう、目は 働き続けています。それでなくともオ フィスはじめ家庭や学校でもパソコ とで予防することができます。 代人の目は酷使される一方です。 目の健康に欠かせない栄養素にビ タミンがあります。ビタミンAは眼球 ており、白内障と老眼を同時に治療す を改善することが可能です。 状態が悪くなったりすると﹁生気がな 表面を保護する涙の分泌を促す働き ﹁ 目 は 口 ほ ど に も の を 言 う ﹂と い う ことわざがあるように、目が疲れたり、 い﹂﹁年より老けて見える﹂といった印 ることができます。加齢黄斑変性症で があるため、ドライアイの症状を緩和 目によいビタミンを摂る ン や ス マ ホ 、携 帯 電 話 、タ ブ レ ッ ト 、 こうした状態を放置しておくとドラ 「目の老化」というと、中高年以降のイメージ ゲーム機を長時間使う機会が増え、現 ﹁目﹂で決まる印象 「口ほどにもの言う」 目の健康が 若さの決め手 象を抱かれてしまうことがあります。 ビタミンA ● パソコンのディスプレーは目線より下にする ディスプレーを使った作業をする時は 定期的に休憩を入れる ● 加湿器などで室内の乾燥を防ぐ ● 安眠のために就寝前のスマホ、 パソコン作業は避ける ●ビタ ミンなど目によい栄養素を積極的に摂る ● 外出時には紫外線を避ける ●目の症状で日常生活に支障がある場合、 「年のせい」 とあきらめず、医療機関を受診する ● 目によいビタミンと代表的な食べ物 目の健康を守るために 9 アンチエイジング入門 20