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土を使用しないスプラウト類の有機格付について(PDF:126KB)

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土を使用しないスプラウト類の有機格付について(PDF:126KB)
【資料4】
土を使用しないスプラウト類の有機格付について
【農林水産省の提案】
○ 土を使用せず水だけで生産したもやしについて、有機農産物の格付対象となるよう明確化できないか。
【背景:有機大豆を原料として一環製造するナムル(製造工程中に発芽。大豆⇒もやし)は有機加工食品の格付対象】
現行有機JASにおける整理(発芽玄米とスプラウト類の比較)
発芽玄米
スプラウト類
栽培方法
水に浸漬させ発芽
水に浸漬させ発芽後、散水等により栽培。(水以外に液肥を
使用する場合もある。)
栽培日数
1~2日
5日程度
生産原理
原料玄米の生産力により生産
原料種子の生産力により生産
原料と製品の関係 本質的な変更なし
本質的な変更あり
有機適用
(最低条件)
原料玄米が有機
①原料種子が有機 かつ ②有機土壌で栽培
土での生産
実態なし
もやしの一部に実態あり
【有機農産物・加工食品JAS規格Q&A】
(問9-2)
貝割れ大根、豆苗、もやし等のスプラウト類について、種子に蓄えられた生産
力により生産される旨を記載
【スプラウト類】
○原料由来の生産力(=土壌の生産力)により生産 ⇒ 発芽玄米と同じ
○生産方法 ⇒ 液肥を使用しない場合は、発芽玄米とほぼ同様
○一部の例外を除き、土壌を使用しない生産が大多数
○原料種子だけの生産力で生産されることを前提として、スプラウト類の土壌での栽培条件を解除することは可能ではないか。
【必須要件】
①原料種子は有機農産物であること
②栽培過程において液肥の使用は不可(水のみを使用)
○その上で、スプラウト類の生産状況や諸外国の有機規格等を踏まえて、原料種子や栽培工程中の資材等について基準化を検討。
検討に当たっての主な論点の整理
論点
考え方の整理(事務局)
有機加工食品として位置付
品質表示基準で生鮮食品として区分されており、JASでも加工食品として整理することは困難ではないか。
けられないか
何をもって有機農産物であ
有機JAS規格第4条の「ほ場に使用する種子又は苗等」の項の1に該当する種子とすることはどうか。
る種子とするのか
液肥を使用不可とする理由
液肥を使用すれば、原料由来の有機土壌の生産力のみで生産という大前提に抵触すると考えている。
は何か
スプラウト類はすべて対象と 要件に合致すれば対象となりうるが、通常、かいわれ大根等は液肥を使用するという生産実態を踏まえると、実
なるのか
質的には、もやしや一部の豆苗が対象となることが想定される。
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