生そのものの政治学／POP

現代の生政治のリアルな姿を描き出す‼
朝日新聞
書評欄で
紹介
‼
生 そ の も の の 政治学
ニコラス・ローズ
1947年生。イギリスの社会学者。ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスBIOS 研究所所長をへて，現在ロ
ンドン大学キングスカレッジ教授。生物学研究から精神医学およびリスク研究に向かい，生物学や心理学，
社会学との境界領域で，フーコーの生権力理論を軸に多産な研究をおこなう。現代社会における自己の
統治と先端医療技術の関わり，生命科学・生命倫理の問題を，社会全体の権力論的構造のなかで探究す
る議論は，現代の生政治論への大きな貢献として注目を集めている。著書に『魂を統治する』
（1989年）
，
『わ
れわれの自己を発明する』
（1996年）
，
『自由の権力』
（1999年）
，共著に『現在を統治する』
（2008年）
，
『ニュー
ロ──新しい脳科学と心の統御』
（2013年）
ほか多数。
法政大学出版局