評価結果を受けて（市長コメント）（PDF形式：12KB）

市 長 コ メ ン ト
震災後、行財政改善を継続して行ってきておりますが、神戸市の財政事情は、
危機的な状況が続いています。さらに少子高齢社会へと急速に進む中、限られ
た財源を有効に使うためには、市民の視点に立って、事務事業の選択と集中を
行なうことが必要です。神戸市では、平成 15 年 12 月、行政経営方針を発表い
たしましたが、行政経営方針の実行にあたっては、その基本として、市民にわ
かりやすく説明していくという視点を踏まえて取り組んでいかなければなりま
せん。そのためにも、このたびの外部評価は重要であると考えています。
報告書の中でご指摘いただいた事務事業評価のしくみを行財政改善に活用し
ていくためのご提案については、各部局に対して改善を行なうよう指示しまし
た。特に、他都市や民間との比較を行い、経営感覚をもって取り組んでいくこ
とが必要と考えており、事業の目標についても、できるだけ数値で設定するよ
う、取り組んでまいりたいと思います。
外部評価結果イコール市としての決定事項ではありませんが、評価結果を真
摯に受け止め、今後とも事務事業の再構築に取り組み、その状況についてわか
りやすく市民の皆様に説明してまいります。