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第ー条 第2条 第3条 第4条 第5

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第ー条 第2条 第3条 第4条 第5
京成電鉄株 式会社 国民保護業務 計画
平成 1 8 年3 月
京 成 電 鉄 株 式 会 社
目
次
第 1 章 総 則 ( p . p . 3 4∼)
第 1条
計 画 の 目的
第 2条
基 本方針
第 3条
国 民保護措置 の実施 に関す る 自主的判断
第 4条
安 全 の確保
第 5条
国 民 に対す る情報提供
第 6条
第 7条
関 係機 関 との連携 の確保
高 齢者 、障害 者等 へ の配慮及 び国際人道 法 の 的確 な実施
第 8条
政 府対策本部長 の総合調整
7)
第 2 章 平 素か らの備 え ( p . p . 4 ∼
第 9条
国 民保護連絡体制 の整備
第 10条
情 報連絡体制 の 整備
第 11条
通 信体制 の整備
第 12条
非 常召集体制及 び活動体制 の整備
第 13条
特 殊標章等 の適正な管理
第 14条
第 15条
関 係機 関 との連携
旅 客等 へ の情報提供 の備 え
第 16条
警 報又 は避難措置 の指示等 にお け る伝達体制 の整備
第 17条
自 ら管理す る施設等 に関す る備 え
第 18条
生 活 関連等施設 に関す る備 え
第 19条
運 送 に関す る備 え
第 20条
備 蓄
第 21条
訓 練 の実施
0)
第 3 章 武 力攻撃事態等 へ の対処 ( p a p . 71∼
第 2 2 条 武 力攻撃事態等対策本部等 へ の対応
第 23条
活 動体制 の確 立
第 24条
非 常召集 の実施
第 25条
情 報連絡体制 の確保
第 26条
通 信体制 の確保
第 27条
活 動体制 の確保
第 28条
安 全 の確保
第 29条
第 30条
関 連機 関 との連携
旅 客等 へ の情報提供
第 31条
警 報 の伝達
第 32条
自 ら管理す る施設等 の適切な管理及 び安 全確保
‐
1
-
第 33条
生 活 関連等施設 の適切 な管理及び安 全確保
第 34条
避 難住民 の運送
第 35条
第 36条
運 送 の維持
避 難 ・救援 に関す る支援
第 37条
安 否情報 の収集
第 38条
応 急 の復 旧
11)
第 4 章 緊 急対処事態 へ の対処 ( p , p . 1 0 ∼
第 39条
活 動体制 の確 立
第 40条
緊 急対処保護措置 の実施
第 5 章 計 画の適切な見直 し ( p . 1 1 )
第 41条
計 画 の適切 な見 直 し
9コ
第 1章
総 則
(計画 の 目的)
第 1条 こ の 計画 は、武 力攻撃事態等 にお ける国民 の保護 のため の措置 に関す る法律 (平
成 16年 法律第 112号 。以下 「
国民保護法」 とい う。)第 36条 第 1項 及 び第
182条
第 2項 の規定 に基づ き、京成 電鉄株式会社 (以下 「
当社」 とい う。)の
業務 に係 る武 力攻撃事態等 (武力攻撃事態及び武 力攻撃予測事態 を い う。 以下 同
じ。 )に お け る国民 の保護 のため の措置 (以下 「
国民保護措置」 とい う。)及 び
緊急 対処事 態 にお ける緊急対処保護措 置 の 的確 か つ 迅速 な実施 に資す る こと を
目的 とす る。
(基本方針)
第 2条 武 力攻撃事態等 において、国民保護法そ の他 の法令、国民の保護 に関す る基本指針 (平
成 17年 3月 25日 閣議決定)及 び この計画 に基づき、国民の協力 を得つつ 、他 の機
関 と連携協力 し、その業務 に関す る国民保護措置 の的確かつ迅速な実施 に万全 を期す
るもの とす る。
2 国 民保護措置 の実施 に当た って は、 国民保護法そ の他 の法令 、 「
国民 の保護 に関
す る基 本指針」及 び この計画 に基づ き、 自 らの業務 に係 る避難住 民 の運送等 の 国
民保護措置 を実施す るもの とし、次 の各項 に留意す るもの とす る。
(1)国 民保護措置 の実施 に関す る 自主 的判断
(2)安 全 の確保
(3)国 民 に対す る1青
報提供
(4)関 係機 関 との連携 の確保
(5)高 齢者 、 障害者等 へ の配慮及 び 国際人道法 の 的確 な実施
(6)政 府対策本部長 の総合調整
(国民保護措置の実施 に関する 自主的判断)
第 3条 国 民保護措置 を実施す るに当た っては、 国及び地方公共 団体 か ら提供 され る情報
を踏 まえ、武 力攻撃事態等 の状況 に即 して 自主 的 に判断す るもの とす る。
(安全 の確保 )
第 4条
国 民保護措置 の実施 に当た って は、 国及び地方公共 団体 による安全確保 の配慮 を
得 つつ 、 当社職員 のほか 、当社 の実施す る 国民保護措置 に従事す る者 の安 全 の確
保 に十分配慮す る もの とす る。
(国民 に対する情報提供 )
第 5条 新 聞 、放送 、イ ンター ネ ッ ト等 の広報手段 を活用 して、 国民 に対 し迅速 に国民保
護措置 に関す る情報 を提供す るよ う努める もの とす る。
‐3‐
(関係機 関 との連携の確保 )
第 6条 国 民保護措置 に関 し、平素 か ら関係機 関 との連携体制 の整備 に努 め る もの とす る。
(高齢者 、障害者等 へ の配慮及 び国際人道法 の的確な実施 )
第 7条 国 民保護措置 の実施 に当た って は、高齢者 、障 害者等 に対す る配慮 を行 うもの と
す る。
2 特 殊標 章 の使用等 に当た っては、 国際的な武 力紛争 にお いて適用 され る国際人道
法 の 的確 な実施 を確保す る もの とす る。
(政府対策本部長 の総合調整)
政府対策本部」 とい う。)が 設置 され、
第 8条 政 府 に武 力攻撃事態等対策本部 (以下 「
政府対策本部長 による総合調整 が行われた場合 には、そ の結果 に基づ き、所 要 の
措置 を迅 速 か つ 的確 に実施す るよ う努 める もの とす る。
2 内 閣総理大 臣 によ り避難住 民 の運送 に関 し指示 が行 われた場合 には、 国民保護法
に基づ き所 要 の措置 を的確 か つ 迅速 に実施す る もの とす る。
第 2章
平 素 か らの 備 え
( 国民保護連絡体制 の整 備)
第 9 条 当 社 の業務 に係 る国民保護措置及 び 緊急対処保護措置 に関す る事務 につ いて、社
内 の連絡及 び調整 を図 るための体制 を整備す る もの とす る。
( 情報連絡体制 の整備)
第 10条
自 ら管理す る施設等 の被災 の状況、国民保護措置 の実施状況 、運行状況等 の情
報 を迅速 に収集 ・集約 で きるよ う、連絡網、連絡 方法 、連絡手順等 の必 要 な事
項 についてあ らか じめ定 める もの とす る。
2 夜 間、休 日にお いて も、 的確 に連絡 で きる体制 の整備 に努 める もの とす る。 ま
た、武力攻撃災害 によ り連絡担 当者が被害 を受 けた場合等 にお いて も社 内 の連
絡 を確実 に行 えるよ う、障害発 生 時 に備 えた情報収集 ・連絡体制 の整備 に努 め
る もの とす る。
( 通信体制の整備)
第 11条
武 力攻撃事態等 にお いて、迅速か つ確実 な連絡が行 えるよ う、関係機 関 との連
携 に配慮 しつつ、武 力攻撃災害 によ り通 信手段 が 被害 を受 けた場合 や 停電 の場
合等 にお いて も、通 信 が行 え るよ う体制 の 整備 に努 める もの とす る。
2 平 素 か ら国民保護措 置 に必 要 な通 信設備 の点検 を定期 的 に実施す る もの とす
る。
‐4‐
( 非常召集体制及 び 活動体 制 の整備 )
第 1 2 条 武 力攻撃事 態等 にお い て、国民保護 措 置 を 的確 か つ 迅 速 に実施 す るた め の 当
社 にお け る必 要 な体 制 を迅速 に確 立す るた め、関係職 員 の 非 常 召集 等 につ い
て あ らか じめ必 要 な事項 を定 め、関 係職 員 に周知す る もの とす る。
2 非 常 召集 を行 う関係職 員 につ いて は、武 力攻 撃事 態等 によ り交通機 関 が途 絶
す る ことを考 慮 し、複 数 の 召集 経路 、移 動方 法等 を事 前 に確 認 してお くもの
とす る。
3 防 災 の た め の 備蓄 を活 用 しつ つ 、食料 、飲 料 水 、医薬 品等 の 備 蓄体 制 の 整備
等 に努 め る もの とす る。
( 特殊標章等 の適切な管理)
第 13条
国 土交通大 臣が 平時 よ り特殊標章等 の使用 の許可 を行 う場合で あって、あ らか
じめ 国土交通大臣 よ り特殊標章等 の使用 の許可 を受 けてお く必 要 がある場合
には、 国土交通大 臣 に対 して使用 の許可 の 申請 を行 い、適切 に管理 を行 うもの
とす る。
( 関係機 関 との連携)
第 14条
平 素 か ら関係省庁 、地方公共 団体 、指定 公共機 関等 の 関係機 関 との 間 で、 国民
保護措置 の実施 にお け る連携体制 の 整備 に努 める もの とす る。
( 旅客等 へ の情報提供 の備え)
第 15条
武 力攻撃事態等 にお いて、運行状況等 の情報 を、駅構 内及 び車 内 での放送 、 当
社 ホー ム ペ ー ジ等 を活用 して、旅客等 に対 し適時 か つ適切 に提供 できるよ う、
必要な体制 を整備す るもの とす る。
2 情 報提供 の体制 の整備 に当た っては、 高齢者 、 障害者 、そ の他 の情報伝達 に際
し援護 を要す る者 に対 して も、情報 を伝達で きるよ う努 める もの とす る。
( 警報又 は避難措置の指示等の伝達体制の整備 )
第 16条
国 土交通大 臣か ら警報 又 は避 難措 置 の 指示 の 通知 を受 けた場合 又 は東京都知
事若 しくは千葉県知事か ら避難 の指示 につ いて通知 を受 けた場合 にお いて、社
内等 にお け る警報 の伝達先 、連絡 方法 、連絡手順な ど必 要 な事項 を定 める もの
とす る。
( 自ら管 理する施設等 に関する備 え )
第 1 7 条 自 ら管理す る施設等 につ いて、武 力攻撃事態等 にお いて、避難者及 び帰宅 者 に
よる集 中、殺 到又 は混乱 並び に負傷者 の発生 に備 えて、的確 か つ迅速 な状況判
断 によ り、災害や事故 へ の対応 に準 じて 適切な旅客誘導 を図 るため の体 制 の整
備 に努 め る もの とす る。
2 武 力攻撃事態等 にお いて、自 ら管理す る施設及 び設備 の応急 の復 旧を行 うため、
自然災害 に対す る既存 の予防措置 を有効 に活用 しつつ、あ らか じめ体制及 び 資
5-
機材 を整備す るよ う努 める もの とす る。
3 自 ら管理す る施設 が 東京都知事 又 は千葉県知事 によ り避難施設 に指定 された 場
合 には、避難住 民 の受 け入れが適切 に行 われ るよ う必 要 な体制 の整備 に努 める
もの とす る。
( 生活 関連等施設 に関する備 え )
第 18条
国 土交通 省 が生活 関連等施設 の把握 を行 うに当た って は、 自 ら管理す る生活 関
連 等施設 にお け る連 絡先 を提供す るな ど必 要 な協 力 を行 うよ う努 め る も の と
す る。
安 全 確保 の留意点」 が通知 さ
東京都 又 は千葉県 よ り生活 関連等施設 に関す る 「
れた場合 には、社 内 にお け る必 要 な者 へ の周知 を行 うもの とす る。 また、東京
都 又 は千葉県 が生活 関連等施設 の管理者 との連絡網 の構築 を行 うに当た って は、
必要な協 力 を行 うよ う努 めるもの とす る。
東京都 又 は千葉県 よ り自 ら管理す る生活関連等施設 につ いて、安 全確保措置 に
つ いて定 めるよ う要請 があった場合 にお いて必 要 と判断す る場合 には、「
安 全確
保 の留意点」 を踏 まえ、既存 のマニ ュアル 等 を活用 しつつ 、資機材 の整備 、巡
回 の実施 な ど武 力攻撃事態等 にお け る安全確保措置 につ いて 定 め るもの とす る。
また、安 全 確保措置 の実施 に関 し、必 要 に応 じて、警察庁 、警視庁及び千葉県
警察等 に対 して助言 を求 めるもの とす る。
( 運送 に関す る備え)
第 19条
国 及 び地 方公共 団体 が、避 難住民 の運送 を実施す るための体制 の 整備 を行 うに
当た って は、連絡先 の提供 、輸送 力及び輸送施設 に関す る情報 の提供 、地方公
共 団体 との協定 の締結 な ど必 要な協 力を行 うよ う努 める もの とす る。
( 備蓄)
第20条
国民保護措 置 の ため の 備蓄 と防災 の ため の 備蓄 とを相 互 に兼 ね る ことがで き
るよ う、防災 の ため の備蓄 の 品 日、備蓄量、備蓄場所等 の確実 な把 握等 に努 め
る もの とす る。
武 力攻撃事態等 が長期 にわたった場合 にお いて も、 国民保護措置 の 実施 に必 要
な物 資及 び 資材 を調達す る ことができるよ う、地方公共 団体 や他 の事業者等 と
の 間 で協 力が 図 られ るよ う努 める もの とす る。
( 訓線 の実施 )
第 21条
平 素 よ り、的確 な国民保護措置 の実施 が可 能 とな るよ う防災 訓練等 を活用 し、
社 内 にお け る訓練 の実施 に努 める とともに、国又 は地 方公共団体 が 実施す る国
民保護措置 につ いての訓練 へ参加す るよ う努 める もの とす る。 また、 訓練 の 実
施 に当た っては、実際 の通信機器 を使用す るな ど実践的 な 訓練 とな るよ う努 め
るもの とす る。
2 国 民保護措置 と防災 の ため の措置 につ いて共通 の措置 が あ る場合 には、必 要 に
応 じ、 国民保護措置 につ いて の訓練 と防災訓練 とを有機 的 に連携 させ るよ う配
慮す る もの とす る。
第 3章
武 力攻 撃 事 態 等 への 対処
( 武力攻撃事態等対策本部等 へ の対応 )
対処基本方針」とい う。)
第 2 2 条 武 力攻撃事態等 へ の対処 に関す る基 本的 な方針 ( 以下 「
が 定 め られ 、政 府 に政府対策本部 が 設置 された場合 には、政府対策本部 を中心
とした 国民保護措置 の推進 を図る もの とす る。
2 国 土交通大 臣か ら政 府対策本部 又 は国土交通 省武 力攻撃事態等対策本部 の設置
につ いて連絡 を受 けた ときは、警報 の通知 に準 じて、社 内等 に迅速 にそ の 旨 を
周知す る もの とす る。
( 活動体制 の確立)
第 23条
政 府対策本部 が 設置 された場合 には、必要 に応 じて、当社 国民保護対策本部 ( 以
下 「
本社対策本部」 とい う。) を 設置す る。
2 本 社対策本部 は、社 内 にお け る国民保護措置な どに関す る調整、情報 の収集 、
集約、連絡及 び社 内 での共有 、広 報 そ の他必要な総括業務 を実施す る もの とす
る。
3 本 社対策本部 を設置 した 時 は、 国土 交通省 を通 じて 政府対策本部 に連絡 を行 う
もの とす る。
4 こ の 計画 に定 める もののほか 、本社対策本部 の組織及 び運 営 に関す る事項 につ
いて は、別 に定 め る ところによる もの とす る。
( 非常召集 の実施)
第 24条
国 民保護措置 を的確 か つ迅速 に実施す るため、別 に定 める と ころによ り、必 要
に応 じ、 関係職員 の非常召集 を行 うもの とす る。
( 情報連絡体制 の確 保 )
第 25条
自 ら管理す る施設等 の被災 の状況、国民保護措置 の実施状況 、運行状況な ど武
力攻撃事態等 に関す る情報 を迅速 に収集す るもの とし、本社対策本部 は、 これ
らの情報 を集約 し、必 要 に応 じ、 国土交通省 に報告す る もの とす る。
2 本 社対策本部 は、政府対策本部 よ り武 力攻撃事態等 の状況や国民保護措置 を実
施す るに当た り必 要 とな る安 全 に関す る情報 な どにつ いて収集 を行 うとともに、
社 内 での 共有 を行 うもの とす る。
( 通信体制 の確 保 )
第 26条
武 力攻撃事態等 が発 生 した場合 には、直 ちに、必 要 な通信手 段 の機能確認 を行
‐7‐
うとともに、連絡 の ため に必 要 な通 信手段 を確保す る もの とす る。
2 国 民保護措置 の実施 に必 要 な通信手段 を確保す るため、支障 が生 じた 情報通信
施設 の応急復 旧のため必 要 な措置 を講ず る もの とす る。 また、直 ち に総務省 に
支障 の状況 を連絡す るもの とす る。
3 武 力攻撃災害 によ り国民保護措 置 の実施 に必 要 な通信手段が被害 を受 けた場合
や 停電 の場合等 にお いては、安 全 の確保 に十分配慮 した上で、速やか に応急 の
復 旧を行 うもの とす る。
( 活動体制 の確保 )
第 27条
武 力攻 撃事 態 等 が 長期 に及 んだ 場 合 は、交代 要 員 を確保す るな ど体 制 の維 持
に努 め る もの とす る。
( 安全 の確 保)
第 28条
国 民保護措置 を実施す るに当た って は、そ の 内容 に応 じ、 国又 は地 方公共 団体
か ら武 力攻撃 の状況 そ の他必要な安 全 に関す る情報 の提供 を受 け るほか、緊急
時 の連絡 の体制及 び応 援 の体制 の確 立 等 の支援 を受 け るもの とし、 これ らを活
用 し、当社職員 の ほか、当社 の実施す る国民保護措置 に従事す る者 の 身体 に危
険 が及 ぶ ことのな い よ う、安 全 の確保 に十分配慮す る もの とす る。
2 国 民保護措置 を実施す るに当た って、 国民保護法第 1 5 8 条
第 1 項 に基づ く特
殊標章及 び身分 証明書 を使用す る場合 には、 国土 交通大 臣 の許可 に基 づ き適切
に使用す る もの とす る。
( 関係機 関 との連携)
第 29条
政 府対策本部 、関係省庁、地方公共 団体 、指定公共機 関な ど関係機 関 と緊密 に
連携 し、 的確 な国民保護措置 の実施 に努 める もの とす る。
( 旅客等 へ の情報提供)
第 30条
運 行状況等 の情報 を駅構 内及 び車内 での放送 、当社 ホ ー ム ベ ー ジ等 を活用 して、
旅客等 に対 し適時か つ適切 に提供す るよ う努 める もの とす る。
( 警報の伝達)
第 31条
国 土 交通大 臣 よ り警報 の通知 を受 けた場合 には、別 に定 め る ところによ り、社
内 にお ける迅速か つ確実な伝達 を行 うとともに、施設利用者 へ の伝達 に努 め る
もの とす る。
( 自ら管理する施設等 の適切な 管理及 び安 全確 保 )
第 32条
国 土交通 省 か らの指導等 によ り自 ら管理す る施設 につ いて、安全 の確保 に十分
配慮 の上 、巡 回 の強化 な ど安 全確保 のため の措置 を講ず るよ う努 める もの とす
る。
2 自 ら管理す る施設等 につ いて、施設利用者 や旅客 の誘導 が必 要 とな った場合 に
白8‐
は、 的確 か つ迅速な判断 によ り災 害 や 事故 へ の対応 に準 じて、 これ らの者 の適
切な誘導 に努 める もの とす る。
( 生活 関連等施設 の適切な 管理及 び安全確保)
第 33条
武 力攻撃事態 にお いて、東京都知事 、千葉県知事 又 は国土交通大 臣 よ り自 ら管
理 す る生 活 関連等施 設 につ い て 、 安 全確 保 措 置 を講 ず るよ う要 請 が あ った 場 合
には、 巡 回警 備 の 強化 な ど速 や か に安 全 確 保措 置 を講 ず るよ う努 め る も の とす
る。
自 ら管 理 す る生 活 関連 等施 設 につ い て 安 全確 保 措 置 を講 ず る場 合 に は、 国 、東
京都 又 は 千葉県 か ら提 供 され る情 報 に基 づ き、 当該施 設 に従 事 す る 者 等 の 安 全
の 確 保 に十分 配慮 す る も の とす る。
自 ら管 理す る生 活 関連 等 施 設 の 安 全確 保 措 置 を講 じよ うとす る場 合 には 、必 要
に応 じ、 警視 庁 及 び 千葉県 警察 、消 防機 関 、 国土 交 通 省 そ の 他 の 行 政 機 関 ( 施
設 の 安 全 確 保 に つ き 専 門的見 地 か らの 助 言 等 を行 う ことが で き る行 政機 関 を含
む。) に 対 し、 指導 、助 言 、連 絡体 制 の 強化 、資機 材 の 提 供 、職 員 の 派 遣 等 の
支援 を求 め る もの とす る。
( 避難住 民 の運送 )
第 34条
国 土交通大 臣か ら避 難措置 の指示 の通知 を受 けた場合 、又 は東京都若 しくは千
葉県 か ら避難 の指示 の通知 を受 けた場合 には、別 に定 める ところによ り、社 内
にお け る迅速か つ確実な伝達 を行 うもの とす る。
東京都又 は千葉県 によ り避難 の指示 が行 われ る場合 には、当該都県 と緊密 に連
絡 を行 い、必要 に応 じて、地方公共 団体 の長 よ り避難住 民 の運送 の求 めが 行 わ
れ る ことに備 え、輸送 力 の確保な ど避難住 民 の運送 の実施 に必 要 な体制 を整 え
る もの とす る。
地方公共団体 の長 よ り避難住民 の運送 の求 めが あった場合 には、施設 又 は車両
の故障等 によ り当該運送 を行 う ことがで きな い場合 、又 は運送 に従事す る者 の
身体 に危 険 が及 ぶ恐れが ある場合な ど正 当な理 由がな い限 り、 これ らの運送 を
的確 か つ迅速 に行 うもの とす る。
避難住 民 の運送 の実施 に当た っては、当該運送 の求 め等 を行 った 者 よ り提供 さ
れ る安全 に関す る情報等 に基づ き、 当該運送 に従事す る者 に危 険 が 及 ぶ ことの
な い よ う安 全 の確保 に十分配慮す る もの とす る。
( 運送 の維持)
第 35条
運 送 に必 要 な施設 の状況確認、旅客施設 にお け る案 内放送 、旅客誘導等 による
秩序 の維持等、武 力攻撃事態等 にお いて旅客 を適切 に運送す るため に必 要な措
置 を講ず るもの とす る。
2 運 送 に障害 が生 じた 場合 には、必 要 に応 じ、 国土交通 省 な ど関係機 関 に当該障
害 につ いて連絡 を行 うとともに、国土交通省な ど関係機 関 の協 力を得 つつ 、他
の運送事業者 で ある指定公共機 関等 と連携 し、代替輸送 の確保 に努 め る もの と
9‐
す る。
(避難 ・救援 に関する支援)
第 36条
自 ら管理す る施設 であって、あ らか じめ東京都知事又 は千葉県知事 よ り避難施
設 と して 指定 され た もの にお い て 避難住 民 の受入 れ を行 う こととな った 場 合
には、 当該避難施設 の 開設 の ために必 要な措置 を講ず るよ う努 めるもの とす る。
(安否情報 の収集)
第 37条
地 方公共 団体 が 行 う安 否情報 の 収集 が 円滑 に実施 で きるよ う、業務 の 範 囲内
で、照会 に応 じて安否情報 の提供 を行 うな ど、地 方公共 団体 の行 う安 否情報 の
収集 に協 力す るよ う努 める もの とす る。
2 地 方公共団体 の行 う安否情報 の収集 に協 力す る場合 には、原則 として、安否情
報 の対象 とな る避難住民及 び 武 力攻撃災害 によ り死亡 し、又 は負傷 した者 の現
に所在す る地 方公共団体 の長 に安否情報 を提供す る もの とし、当該者 が住所 を
有す る地 方公共 団体 が 判 明 して い る場合 には併 せて 当該地方公共団体 の長 に対
し安否情報 の提供 を行 うよ う努 める もの とす る。
(応急 の 復 旧)
第 38条
武 力攻撃災害が発生 した 場合 、 自 ら管理す る施設及 び設備 に関す る もの並 び に
そ の業務 として行 う国民保護措置 に関す る もの につ いて、安 全 の確保 に十分配
慮 した上で、速や か に施設及 び設備 の緊急点検 を実施 し、 これ らの被害 の状況
等 を把 握す る とともに、迅速 に応急 の復 旧のため の措置 を実施す るよ う努 め る
もの とす る。
被害 の拡大防止 を最優 先 に行 うよ う努 める もの とし、
応急 の復 旧 に当た って は、
避難住 民 の運送 のため の輸送路 の効率的な確保 に考慮 した応急 の復 旧に努 める
もの とす る。
応急 の復 旧のために必 要 な措 置 を講ず るに当た って 自 らの要員 、資機材等 によ
って は的確 か つ 迅速な措置 を講ず る ことがで きな い場合 には、必 要 に応 じ、 国
に対 し、それぞれ必 要 な人員 や資機材 の提供、技術 的助言 そ の他応急 の復 旧の
ため必要な措置 に関 し支援 を求 める もの とす る。
本社対策本部 は、必 要 に応 じ、被災情報及 び応急 の復 旧の実施状況 を国土交通
省 に報告す る もの とす る。
第 4章
緊 急 対処 事態 への対処
( 活動体制 の確立)
第 39条
政府 緊急事態対策本部」 とい う。) が 設
内 閣 に緊急対処事態対策本部 ( 以下 「
本社 緊
置 された場合 には、必 要 に応 じて、 当社緊急対処事態対策本部 ( 以下 「
急対処事態対策本部」 とい う。) を 設置す る もの とす る。
10‐
2 本 社緊急対処事態対策本部 は、社 内 にお け る緊急対処保護措置 な どに関す る調
整、情報 の収集 、集約、連絡及び社 内 での共有 、広報そ の他必要 な業務 の総括
を実施す る もの とす る。
3 本 社緊急対処事態対策本部 を設 置 した 時 は、 国土 交通省 を通 じて、 政府 緊急対
処事態対策本部 にそ の 旨 を連絡す る もの とす る。
4 こ の 計画 に定 めるもののほか、本社緊急対処事態対策本部 の組織及 び運 営 に関
す る事項 につ いては、別 に定 める ところによる もの とす る。
( 緊急対処保 護措置 の実施)
第 40条
緊 急対処保護措置 の実施体制 並び に措置 の 内容及 び 実施方法 につ いて は、 この
計画 の第 1 章 か ら第 3 章 までの定 めに準 じて行 う こととす る。
第 5章
計 画 の適 切 な 見 直 し
( 計画 の適切な見直 し)
第 41条
適 時 この計画 の 内容 につ き検 討 を加 え、必 要 が あ る と認め る ときは、 自主的 に
これ を変更す る もの と し、変更 を行 った 際 は、 軽微 な変更 で ある場 合 を除 き、
国土交通大 臣 を経 由 して、 内閣総理大 臣 に報告す る もの とす る。 また、東京都
知事 、千葉県知事 に通知す る とともに、ホー ム ペ ー ジ等 にお いて 公表 を行 うも
の とす る。
2 こ の 計画 の変更 に当た り必 要 が ある と認 める ときは、 この 計画 の下 で 業務 に従
事す る者等 の意見 を聴 く機会 を確保す るほか広 く関係者 の意見 を求 めるよ う努
める もの とす る。
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