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「通船川河口部の具体的なデザインを考えよう」 人が動いて生きてくる

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「通船川河口部の具体的なデザインを考えよう」 人が動いて生きてくる
テ 「通船川河口部の具体的なデザインを考えよう」
ー
マ どんなものをどこに作る?
Vol.5
j u l y
1999
編集・発行:通船川・栗ノ木川下流再生市民会議事務局(新潟県新潟土木事務所計画調整課)〒951-8133新潟市川岸町3-18-1TEL.025-231-8328 FAX.025-231-8317
プ
ッ
ョ
シ ト
ク
ー ポー
ワ レ
「河口部の
未来図をつくろう」
第5回は平成11年6月12日(土)に新潟市中地区公民館
で開催され、31名が参加。
今回は、
これまでの「こんな場所にしたい」
「こんな活動を
したい」という検討結果に基づいて、具体的な環境や施設
の配置を検討しました。
会議では、
これまでの検討結果に基づき、山ノ下閘門排
水機場の現地確認を行い、
グループごとに「どの場所にどん
なものを作るか」について検討しました。
ミニ講義では、建築家の池田博文さんから、景観づくりや
デザインについてお話を頂きました。
人が動いて生きてくる景観
通船川ミニ講義
『景観とデザインについて』
建築家
池田 博文さん
プ
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ル
グ
ク
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ワ
河口ワークショップ
計画変更点について
激特事業(河川激甚災害対策特別緊急事業)の採択を受け詳
細設計を進める中で、当初計画した内容の一部に変更が生じました。
まだ各機関と調整中で、確定したものではありませんが、以下に紹
介します。
項目
1.ポンプ
運転管理
採択前の計画 採択後の計画
現ポンプ場
新ポンプ場
にて一元管理
2.資料館
ポ
ン
プ
場 3.ポンプ
周 施設見学
辺 4.見学者
整 用駐車場
備
現ポンプ場横 現ポンプ場の
に新設
事務室等を
改装
ガラス越し
直接見学
見学
資料館横に
新設
摘要
現在使用して
いる職員用を
当てる 5.工事着手 平成11年度
年度
平成14年度 新ポンプ場
以降
移転後
6.ネット
ワーク道
路整備
平成11年度
平成11∼
平成12年度
平成14年度
以降
(堤防道路など)
周 水 7.水辺の
辺 辺 森の整備
整 の 年度
備森
激特工事用
道路として
使用のため
景観は、
目で見えるものと大体の
人は心得ていますが、
自分にとって
良く感じられる精神的なものも重要
な要素です。
例えば旅に行って、
その土地の雰囲気を見て帰ってくる
のですが、
その土地の景観は土地の事をどれだけ知って
いるかどうかで、
捉え方が違ってきます。遠いところでも知り
こんなに変わった
通船川流域
ワークショップに参加頂いた海老ケ瀬第一自治会長の
和田 庄吾さんより「自治会20年のあゆみ」を御紹介頂きま
した。冊子の中には昭和23年、昭和40年、平成5年の自治
会地域内の空中写真が掲載されています。
合いがいたりするだけでも印象が違ったものになるでしょう。
山ノ下閘門排水機場は一般の人にとって、知識として
存在していることは知っていると思いますが、
関わりを持つ
ことが少ないので、親しくないものかもしれません。そこに
昭和23年
人を近付けようとすることは、
景観をつくり出すうえで、
大き
旧大形中学校建築前で海
老ヶ瀬地域全部が田と畑だっ
た頃
な素地になります。ある空間に人が入り、
ここで人が動くこ
とで、
はじめて生きた景観となってきます。
皆さんが取り組んでいる山ノ下閘門排水機場のデザイ
ンは、
その役割や機能、
歴史を把握しながら、
それに対して
自分なりに問題設定して答えを出していった結果をデザイ
ンにして行くべきではないでしょうか。
平成5年
そうでなければ、
デザインは形だけのものになり、
社会背
工場や宅地が密集してきた
は や
景などから外れた流行りのものになってしまうでしょう。
写真:自治会20年のあゆみ(海老ヶ瀬地区第一自治会)
より
通船川河口ワークショップニュース Vol.5
プ
ー
ル ク
グ ー
ワ
「どんなものをどこにつくる?」
●山ノ下閘門周辺
山ノ下閘門周辺
●入り口ゲート
入り口ゲート
これまでのワークショップであげられた施設や
環境を具体的に配置してみました。
●管理棟
管理棟
・外観:ミラー張りにする
・幅を広げてアプローチ 屋上まで行けるらせん階段をつける
しやすくする
・屋上:透明のドームにして雨天利用可能にする
・屋内:階段を昇り降りしやすくする
山ノ下閘門
通船川・閘門・治水に関する展示を行う
1階または屋外にトイレを設置する
排水機場
・日陰のできるような木を置く
・芝生広場を設ける
・張り出しデッキを設ける
・跳ね橋や太鼓橋を作る
・東屋を作る
●新ポンプ場
新ポンプ場
・釣り場をつくる
・水の流れが滝のように
見えるようなポンプにする
・船着き場を作る
・桜並木を作る
・遊歩道を作る
・浮き桟橋を設ける
←通船川
・橋を渡して
両岸が行き
来できるよ
うにする
日本石油株式会社
新潟製油所
↑
新
栗
ノ
木
川
北越製紙株式会社
新潟工場
・駐車場は周辺の公共施設を利用する
第1回 通船川河口を見よう
(平成10年12月26日(土))
第2回 通船川河口再生のイメージづくり
(平成11年2月13日(土))
第3回 通船川のあり方を考えよう
(平成11年3月20日(土))
第4回 河口の施設利用を考えよう
(平成11年4月24日(土))
第5回 河口のデザインづくり(1)
(平成11年6月12日(土))
第6回 河口のデザインづくり(2)
(平成11年8月21日(土))
第7回 水辺の森(仮称)のデザイン
(平成11年9月)
第8回 活動・運営管理のデザイン
(平成11年11月)
毎回専門家をお招きして、ミニ講義も行います。
第4回目以降は概ね2ヶ月に1回第2か第4土曜日を予
定しています。
河口部の未来図をつくろう2
第6回通船川河口ワークショップのお知らせ
■日 時:平成11年8月21日(土)13:30∼16:30
■会 場:新潟市中地区公民館5Fホール
(新潟市古川4-12 電話025-271-0017)
113 (空港通り)
末
広
橋
桑名病院
末広橋
病院
通船川河口ワークショップ参加申込書
初めて参加される方は8月18日(水)まで電話または、
この用紙をファックスしてください。
申し込み先:通船川・栗ノ木川下流再生市民会議事務局
TEL.025-231-8328 FAX.025-231-8317
■通船川ミニ講義
末広橋
113
〈キリトリセン〉
至新潟空港
桑名
病院
中地区公民館
至
新
潟
駅
※会場の駐車場は手狭なので、公共交通の利用
など御協力お願いします。
「景観とデザインについて
その2」
建築家 池田 博文さん
■グループワーク
「河口部の環境や施設をデ
ザインしよう 2」
第6回は施設のデザイン
や整備上の配慮点など細
かい検討を行ないます。
①名前(ふりがな) 男・女 年 齢
②住所
③TEL FAX
④所属団体 職種
⑤連絡先のTEL 連絡先のFAX
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