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共同住宅における駐車場の確保に関する基準(PDF形式:177KB)
共同住宅の設置における駐車場の確保に関する基準について 平成 26 年4月 岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例に定める特定事業「18mを超える建築物」について、当 該建築物が「共同住宅」に該当する場合は、路上駐車等による周辺地域への負担を解消するため、条例 施行規則において、駐車場の確保に関する具体的な数値基準を定めています。 この運用に当たっては、次のとおり扱いますので、これを踏まえた事業計画を策定の上、条例手続(住 民説明会並びに市長との事前協議)を進めるようお願いします。 ※ 水と緑・歴史と文化のまちづくり条例施行規則第 38 条第7号 エ 「 共同住宅の建設にあっては、一戸当たり 1.5 台以上の駐車場及び 1 台以上の屋根付きの駐輪場を 確保すること。ただし、駐車対策等が講じられていると市長が認める場合は、この限りでない。」 1 駐車場の確保に関する数値の算出方法について ⑴ 共同住宅が、すべて世帯用(単身用を含まない。)の場合 確保する全駐車台数(敷地内外を合算)を、共同住宅の戸数で除した値が1.5以上であること。 全駐車台数(敷地内外を合算)/戸数≧1.5(台/戸) ※敷地内は 1 台/戸以上 ⑵ 共同住宅が、世帯用と単身用を含む場合 確保する全駐車台数(敷地内外を合算)から単身用に割り当てた台数を減じ、その値を、単身用 を除いた世帯用の戸数で除した値が1.5以上であること。(※単身用は 1 台/戸以上とします。 ) (全駐車台数-単身用台数)/(全戸数-単身用戸数)≧1.5(台/戸) ※敷地内は 1 台/戸以上 ⑶ 共同住宅が、店舗や事業所等を併設する場合 確保する全駐車台数(敷地内外を合算)から事業用に割り当てた台数を減じ、その値を、事業所 等を除く全戸数で除した値が1.5以上であること。 (全駐車台数-事業活動用台数)/(全戸数)≧1.5(台/戸) ※敷地内は 1 台/戸以上 ※敷地外駐車場は、事業区域の周囲 500m圏内(直線距離)に確保してください。 2 特定事業計画協議申出書の添付書類について ⑴ 「土地利用計画平面図」等に、駐車場の配置計画(敷地内外)を図示するとともに、1戸当たり の駐車台数を上記方法により算出し、記載してください。 ⑵ 敷地外に確保する賃貸駐車場については、当該管理者の同意書及び賃貸解消時の担保措置として 「迷惑駐車の防止に関する誓約書」(次頁)の提出が必要となります。 3 「駐車対策が講じられていると市長が認める場合」の取扱について ⑴ 公営住宅法第2条第2項に定める共同住宅においては、1台/戸以上とする。 ⑵ 高齢者の居住の安定確保に関する法律第5条第1項に定めるサービス付き高齢者向け住宅及び岡 崎市地域優良賃貸住宅制度要綱に定める地域優良賃貸住宅(高齢者型)においては、0.5 台/戸以上 とする。但し、当該住宅を他用途に転用する場合は、当該用途に必要な駐車台数を確保する。 ⑶ 単身用の共同住宅においては、1台/戸以上とする。但し、事業区域が駅から 500m圏内(直線距 離)にある場合は、敷地内外合わせて 0.5 台/戸以上とする。駅から 500m圏外においては、共同住 宅をあっせんする者が、入居者に駐車場使用を制限させる旨を記載した確約書(様式任意)を提出 した場合に限り、敷地内は 0.5 台/戸以上、敷地内外合わせて1台/戸以上とすることができる。 ※単身用…世帯用以外の間取り(1K、1R、1DK、1LDK等)のもの ⑷ 世帯用の共同住宅について、事業区域が名鉄東岡崎駅及び JR 岡崎駅から 500m圏内(直線距離) にある場合は、管理用駐車場(必要台数)及び全戸数の5%以上の来客用駐車場を敷地内に別に確 保した場合に、1台/戸以上(敷地外は不可)とすることができる。この場合、地元総代の同意書 (別様式)及び「迷惑駐車の防止に関する誓約書」 (次頁)の提出が必要となります。 ⑸ その他の場合 周辺の土地事情や共同住宅の利用形態(高齢者住宅、社宅または寮など)により、基準台数が確 保できない場合は、2の添付書類のほかに、次のア~エの書類が必要になります。 ア 基準台数を確保できない事由又は今回の設置台数で十分賄えるとする客観的根拠(事業計画、 管理実績、駐車場利用状況に関するデータなど) イ 迷惑駐車に対する具体的な防止策(管理組織、管理体制、管理規約など) ウ 迷惑駐車の防止に関する誓約書(参照:次頁) エ 上記ア~ウの事実が関係住民等に周知されていることを示す書類(説明会配布資料及び説明会 実施報告書) ※ 駐車場の確保に関する設置基準(1.5 台/以上)について 平成 20 年度刊愛知県統計年鑑によると、岡崎市の自家用登録自動車台数は 176,786 台、軽自動車が 76,099 台の合計 252,885 台であり、これを市内世帯数 141,815 戸で平均すると 1.78 台となります。軽自動車は自家用の区分がないので事業用等を勘案 し、1.78×0.8=1.43≒1.5 台の設定としています。 迷惑駐車 の防止に関 する誓約書 平成 年 月 日 (宛先)岡 崎 市 長 (申出者)住 所 申出者 ㊞ (法人にあっては、名称及び代表者の氏名) 岡崎市 町地内に設置する 守履行し、迷惑駐車を防止することを誓約します。 については、下記に掲げる事項を厳 記 ・ 迷惑駐車をもたらすような入居斡旋はしません。 ・ 管理規約等に迷惑駐車の防止に関する事項を明記し、入居者に指導します。 ・ 近隣から迷惑駐車に係る苦情申立てがあった場合は、新たに駐車場を確保するなど、問題解決に 向けて真摯に対処します。 ・ 賃貸駐車場の契約解消等、駐車台数が減少する事態には、代替措置を講じます。 ・ 共同住宅及び駐車場に係る権利等を第三者に譲渡し、又は貸付しようとするときは、この誓約書 の内容を継承させることとします。 ・ その他、迷惑駐車に有効な対策を講じます。 上記の内容については、平成 説明を行い、了承を得ました。 年 月 日、関係住民( )に対し、 (※ 別添「 説明会実施報告書 」記載のとおり) 駐車場確保に関する同意書 平成 事業者 住所 氏名 年 月 日 様 私は、岡崎市水と緑・歴史と文化のまちづくり条例に基づき、事業者 が、 岡崎市 町で行う 事業について、平成 年 月__日 で実施された地元住民向けの説明会において説明された 内容に基づき、必要な駐車場が確保され、駐車場対策が講じられていると認められる ことについて、地元住民代表として同意します。 町総代 住 氏 所 名 ㊞