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<プチシングルス大会?> 草トー大阪遠征から約 1 ヶ月、今度はどこへ

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<プチシングルス大会?> 草トー大阪遠征から約 1 ヶ月、今度はどこへ
<プチシングルス大会?>
草トー大阪遠征から約 1 ヶ月、今度はどこへ行こう、また変わった草トーはないかな?など考
えながら、インターネットで草トー探しをしていた。すると、
「最低5試合保障のシングルス大会
参加者募集中」というのが眼に留まった。最低5試合保障?でも、5試合なんてたいてい平日じ
ゃなきゃできないじゃん、なんて思いつつもちょっと興味があったのでクリックすると「緊急企
画!試合の経験を増やしたい人のためのプチシングルス大会」という文字が飛び込んできた。こ
の HP を主宰している管理者が、過去に自分が草トーに参加して抱いた不満(参加者のレベルが
合わない、エントリー費が高い、朝が早すぎるなどなど。ちょっとわがままなんじゃない?と思
うのもあったが)から、この大会を企画した理由等々、書いてある。そして、肝心の試合形式を
読むと、「合計 16 人でのプレーを予定しており、4人ずつのリーグ戦後、各リーグの順位別での
トーナメントを行う予定です。試合は、予選は 15 分マッチ、順位別トーナメントは 20 分マッチ
を予定しています。不完全な形ですが、一人当たり最低5試合はできます。」とある。何と、完全
な「時間制」の大会である。つまり、最初につまずくと、後から巻き返すというのは不利なルー
ル。常に先手、先手と取っていかないといけないので、気の抜けない大会のようだ。でも、予選
15 分というのは、ちょっと短いような気がするなぁ、でも、5試合できるならちょうどいいかな?
なんて思いながら日程を見ると、横浜で行われる日があった。試しに一度参加してみるか、と考
え、10 月 28 日(土)開催の大会にエントリーした。
<大会当日>
集合は午後4時 30 分。いつも参加する S 町にあるテニスコートの大会は、たいてい朝 7:45 集
合なので、いつも朝起きるときが一苦労。私みたいに朝が苦手な人にとっては、たいへんありが
たい。この大会の主催者の不満「朝が早い」には、ちょっぴり共感。午前中に用事を済ませ、そ
れから支度をしても、時間に余裕がある。それでも、遅れるよりはいいや、と思い、少々早めの
時間ではあったが、出発。カーナビ便りに行ったが、やはり集合時間の 45 分くらい前に着いてし
まった。会場は横浜市の立場テニスコート。コートのすぐ隣にはゴルフの打ちっぱなし練習場が
あった。コートサーフェースはハードコート。全部で6面あった。コートでは、学生のサークル
らしき団体が声を出しながら練習していた。学生は元気だなぁ、なんて思いながら少々時間をつ
ぶしがてら辺りを散歩。しばらくそんなことをした後、集合場所であるクラブハウス(といえば
聞こえはいいが、更衣室とトイレ、小さな待合スペースしかない)に入ると、すでに何人か待っ
ていた。やや年配の人や学生らしき人まで様々。草トー行くときはいつもそうなのだが、この人
どんなテニスするんだろうか?など考えながら人間観察してしまう。でも、観察しても、それが
当たったためしはほとんどない。
待合場所が狭いので、外へ移動し、準備体操して試合に備える。しばらくすると、主催者らし
き人がやってきて、集合の合図。対戦ごとに試合開始時間・試合コートが書かれている対戦表を
見ながら進行する、ということで、ルール説明後、参加者らがお互いに自己紹介しあう。ここが、
この大会独自のしきたりらしい。時間はどうするのかと思いきや、タイマーがあって、14 分 30
秒で鳴る仕組み。そこからラストポイントをやって終了。スコアは、基本的には取ったゲーム数
優先。3-2で 15-30 なら、15-30 は切捨て。ならば、3-3だったらどうするのか?その場合
は、リーグ戦では引き分け。勝ったら勝ち点3、引き分けなら勝ち点1が与えられる。トーナメ
ントなら、もう1ポイント行って、取ったほうが勝ち。いずれにしろ、常に先手必勝で行かない
と不利。説明終了後、すぐさま試合コートへ。対戦表見ると、おおっと、すぐ試合だ!
第一試合。見た目学生。左利き。しょっぱな
から、苦手なサウスポーかよ~。サービス練習
から、けっこういい球を打つ。フォアのストロ
ークが強そうだな~なんて考えながら試合開始。
相手は左利きを存分に生かし、サウスポー独
特の切れきれサーブを打ち込んでくる。ほとん
どあわせるだけのリターンだったが、前には出
てこないので、返せば何とかストローク戦に持
ち込める。バックハンドが弱いのでそこを重点
的に攻めたら、常にリードできた。でも、ほと
んどサーブ&リターンのみか、1~2本ストロ
ーク打ったらどちらかがミスするという、速い
展開。
試合会場のテニスコート。ナイターでの試合
だったが、やや薄暗くて、場所によっては、
少々見づらいところもあった。
4-3でリードしているときにタイムアップ!
第二試合。コートに入ったら、相手がいない!それでも、タイマーは止まらない。時間制なの
に、早くしろよ~なんて思いながら、2~3分待ったら、相手が恐縮しながら入ってきた。遅刻
したから、サーブ権あげる、と言われたが、そんなの当たり前やん!と思いながら試合開始。
40 代後半くらいのベテラン?プレイヤー。2~3本つないできて、スキあらば、前に出てこよ
うか、というプレースタイルのようだ。実際、少々短いボールでも前に出てくる。おっ、こんな
ボールでも前に出てくるんかい、と思って慌ててロブで逃げたら、あっさりとミスしてくれた。
どうやら、前に出てくる割には、上がそんなに強くないようだ。決められるものもあったが、ミ
スのほうが多かったような気がする。時間が少々短かったせいか、2-1でリードしているとき
にタイムアップ!
第三試合。今度は、自分と同年代くらい?の人。サービス練習から、いきなり速いサーブを打
ち込んでくる。こりゃ、リターンで一苦労かな~なんて思っていたら、案の定、サービスのリタ
ーンで一苦労。速いだけでなく、コントロールもいい。拾えないわけではなかったので、何とか
返して、ストローク戦に持ち込む。でも、ストロークもしっかりと左右に打ち分けてくるので、
こっちのボールが短くならないよう、そして走り負けないように集中。そしたら、おっと、前に
出てきた。でも、ボレーと上の攻撃はそんなにうまくなかったのが幸いした。あれだけサーブが
いいのに、すぐに前には出てこなかったのも幸運。サーブ&ボレーヤーだったら、ちょっと危な
かったかも。2-2の途中でタイムアップ!
これで、予選リーグは終了。そしたら、あらま、1位になってる!2勝1分の勝ち点7という
成績。次は1位同士3人での決勝リーグ。決勝リーグは、20 分マッチ。
決勝リーグ第一試合。左利きの若手社会人風。これまた、左利きの特性をしっかりと生かした
サービスを打ってくる。これだから、左利きはイヤなんだ・・・。そんなことこの場で嘆いていても
仕方ないので、何とか返すが、今度はストロークもしっかりと打ってくる。フォアの逆クロスが
強烈。これがまた、深いところに入ってくるんだ、これまた。
まあ、前に出てくるわけではないけど、ストロークが強烈だから、返すのに精一杯、という場
面も。でも、凡ミスもしてくれたので、最初リードされていたけど、3-3に追いついたところ
でタイムアップ。でも、今度は勝ち負けをハッキリと決めなければならないので、さらに1本勝
負。そしたら、あれほど注意していたフォアの逆クロスにやられて撃沈・・・。
この試合で自分に勝った相手が、次に自分が対戦する相手と試合しているのを観戦。次の相手
も、ストロークしっかりと打ち分けてくる。展開しだいで前に出てきたりして、ちょっと手ごわ
そう。でも、けっこうミスもチラホラと。結果は、あらら、自分の次の対戦相手が勝っちゃった。
となると、もし次の試合で自分が勝ったら、1勝 1 敗の三つ巴で得失ゲーム差の勝負ってこと!?
決勝リーグ第二試合。前の試合を見ていたので、多少の知識はあったが、サービスが速い。厳
しいコースには入ってこないけど、一歩タイミングを間違うと、リターンミスとなりかねないの
で、その点を注意。決勝リーグともなれば、やはり一筋縄ではいかない相手ばかり。でも、しっ
かりとストロークを返していけば、意外にも相手が根負けしてミスしてくれた。時々前に出てき
て、そこからのボレーがうまい。おっと、このパターンに持ち込まれないようにしなきゃ。浅く
ならないよう、かつ左右に散らしていけば、何とかポイントは取れた。気がついたら、あらら、
5-2。ここでタイムアップ。
決勝リーグは、3人とも1勝1敗だったが、
得失ゲーム差で、自分が優勝!!
テニスのシングルスの試合で優勝という名が
ついたものを取ったのは初めて。いや~、うれ
しい!!
表彰式で、賞状と、賞品(何と、ワイン!)
をいただいて、周りから拍手をいただいたとき
はうれしかった~♪。
この大会、時間制という独特のルールが採用
されていて、それに助けられたような?感じも
GETした優勝の賞状!初めての「優勝」の賞
あったが、試合していて常に思ったのは、時間
状です。やった~~(^^)v
制ということが常に頭の中にあるので、気持ち
的に、時間にせかされているような感じが常に
つきまとう。
そこをいかにプレー中に平常心で
攻められるか?もこの大会に勝つためのカギ
である。ひいては、1本 1 本、常に集中しな
いといけない。常に1本1本集中して臨む訓練
にはもってこいの大会かもしれない。でも、こ
れって、他の試合でも同じことが言える。試合
していて、「この1本、取れたら有利だ。絶対
取りたい!」と思う場面は絶対あるはず。その
ときに取れるか、取られるか。いかにして取る
か。常にこれを意識してやっていかないと、上
のレベルでは勝てない。そう感じたのでありま
した。
ちょっと変わったルールでの大会でしたが、
優勝賞品のワイン。
どんな味がするのか、あとで飲もうと思って
置いておいたら、いつの間にか空き瓶になっ
ていました・・・(T_T)
確かに5試合やれたし、時間制だけど、意外と試合できたので、良かった~。
また、機会があったら、参加してみようかな♪
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