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農林水産省料理人顕彰制度実施要領 制定 平成22年 5月12日付 22

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農林水産省料理人顕彰制度実施要領 制定 平成22年 5月12日付 22
農林水産省料理人顕彰制度実施要領
制定
改正
改正
平成22年 5月12日付
平成23年 4月11日付
平成23年 9月 1日付
22総合第 209号
22総合第1817号
23総合第1115号
第1
趣旨
我 が 国 の 農 林 水 産 業 ・ 農 山 漁 村 の 活 力 が 低 下 す る 中 、「 食 」 と 「 地 域 」 の 早 急 な 再 生
と活性化に向けて、農林水産業・農山漁村の6次産業化の推進等の取組が求められてい
る。
こ う し た 中 、 日 本 の 「 食 」 や 「 食 材 」、「 食 文 化 」 の 素 晴 ら し さ や 奥 深 さ 、 そ の 魅 力
に誇りとこだわりを持ち続け、生産者や食品企業等と「協働」した、地産地消や日本の
食文化の普及等の様々な取組に尽力されてきた多数の料理人が存在する。
このため、このような各界の料理人を顕彰し、その更なる取組と相互の研鑽を促進す
ることにより、我が国農林水産業・農山漁村及び食品産業の発展を図るとともに、観光
客の来訪の増加を通じた地域の活性化や食品企業の海外展開の促進に資すものとして、
料理人を対象とした顕彰制度(農林水産省「料理マスターズ」顕彰制度)を実施する。
第2
実施主体
顕彰は、農林水産省が実施する。
第3
顕彰の対象者
顕 彰 は 、そ の 者 の 提 供 す る 料 理 ・ サ ー ビ ス が 優 れ て い る と 認 め ら れ る 現 役 の 料 理 人 (パ
ン や 菓 子 の 職 人 を 含 む 。 )の う ち 、 5 年 以 上 に わ た り 次 の い ず れ か の 取 組 を 行 い 、 他 の
模 範 と す る に ふ さ わ し い 功 績 の あ っ た 者 (過 去 5 年 以 内 に 禁 錮 刑 以 上 の 刑 に 処 せ ら れ た
者 及 び 叙 勲 ・ 褒 章 を 授 与 さ れ た 者 を 除 く 。 )を 対 象 と し て 実 施 す る 。
なお、これらの取組には、料理人個人のみならず、料理人の所属する飲食店、旅館、
ホテル等の経営者や食材調達部門等の者と共同して行われたものも含まれるものとす
る。
(1 ) 産 地 と 連 携 し 、 地 域 の 風 土 や 調 理 法 に 適 し た 作 物 の 導 入 、 伝 統 野 菜 の 復 活 や 地 域
特有の農産物の発掘をし、又は地場の素材を活かしたメニューを開発し、取引の継
続や伸張等を通じて、国内における産地の形成や農林漁業者の所得向上等地域の活
性化や雇用の拡大等に貢献する取組
(2 ) 食 品 産 業 等 と 連 携 し 、 食 品 や 調 味 料 の 開 発 、 国 内 の 食 材 を 利 用 し た 新 た な 調 理 法
の開拓等を通じた当該食品等の普及によって地域の食材の普及や食文化の発展に貢
献する取組
(3 ) 日 本 の 食 材 や 食 文 化 、 調 理 技 術 等 に つ い て 、 日 本 人 以 外 の 料 理 人 へ の 教 授 ・ 指 導
や、これらを取り入れた店舗の展開等を通じ、海外における日本の食文化の普及と
食品企業の海外展開に貢献する取組
(4 ) (1 )か ら (3 )ま で に 掲 げ る も の の ほ か 、 こ の 顕 彰 の 趣 旨 に 照 ら し こ れ ら と 同 等 程
度の貢献が認められる取組
第4
顕彰の応募
顕 彰 の 応 募 は 、自 薦 ・ 他 薦 を 問 わ ず 、農 林 水 産 省 食 料 産 業 局 長 (以 下「 局 長 」と い う 。)
が 別 に 定 め る 書 類 を 第 12 の 事 務 局 に 提 出 し て 行 う も の と す る 。 た だ し 、 自 薦 の 場 合 に
あっては2名以上の賛同者、他薦の場合にあっては料理人本人の了解を得るものとし、
自 薦 に お け る 賛 同 者 及 び 他 薦 応 募 者 は 、 満 20 歳 以 上 の 者 で あ っ て 、 か つ 、 料 理 人 本 人
と三親等以内の親族でないものでなければならない。
また、海外に居住し店舗を有する料理人については、在外公館や独立行政法人日本貿
易振興機構等の関係機関からの推薦によるものとする。
第5
1
審査委員会の設置
顕彰に応募のあった料理人の適正かつ公正な選考を行うため、次の各号に掲げる者
か ら 成 る 農 林 水 産 省 料 理 人 顕 彰 制 度 審 査 委 員 会 (以 下 「 審 査 委 員 会 」 と い う 。 )を 設 置
する。
(1 ) 「 食 文 化 」 に 詳 し い 学 識 経 験 者
(2 ) 「 調 理 の 技 術 」 に 知 見 の あ る 者
(3 ) 「 食 」 に 造 詣 が 深 い 文 化 人 ・ 芸 能 人
(4 ) 農 林 漁 業 関 係 者
(5 ) 食 品 製 造 ・ 流 通 関 係 者
(6 ) マ ス メ デ ィ ア 関 係 者
(7 ) ゴ ー ル ド 賞 受 賞 者
2 審査委員会は、顕彰の候補者となる料理人について、局長が別に定める審査基準に
基づき、厳正な審査を行い、その結果を局長に報告するものとする。
第6
1
2
顕彰の決定
局長は、第5の2の報告を受け、第7の顕彰の種類ごとにその候補者を決定する。
顕彰を受ける者については、局長が前項の候補者を農林水産大臣に進達し、農林水
産大臣が決定する。
第7
顕彰の種類及び受賞者
こ の 顕 彰 の 種 類 は 、 次 の 3 賞 と し 、 (1 )か ら (3 )ま で に 掲 げ る 賞 の 区 分 に 応 じ 、 そ れ
ぞ れ (1 )か ら (3 )ま で に 掲 げ る 者 の う ち か ら 第 6 の 規 定 に よ り 決 定 し た 者 を 受 賞 者 と す
る。
(1 ) ブ ロ ン ズ 賞
第3に規定する対象者
(2 ) シ ル バ ー 賞
(1 )に 掲 げ る 者 の う ち 、 ブ ロ ン ズ 賞 を 受 賞 後 、 引 き 続 き 5 年 以 上 に わ た り 同 様 の
取組を行った者であって、他のブロンズ賞受賞者と比較して、取組の内容に進歩、
発展又は拡大が認められるもの
(3 ) ゴ ー ル ド 賞
(2 )に 掲 げ る 者 の う ち 、 シ ル バ ー 賞 を 受 賞 後 、 引 き 続 き 5 年 以 上 に わ た り 同 様 の
取組を行った者であって、他のシルバー賞受賞者と比較して、取組の内容に進歩、
発展又は拡大が顕著に認められるもの
第8
受賞者数
受賞者数は、顕彰の種類ごとに次のとおりとする。
(1 ) ブ ロ ン ズ 賞 8 名 以 内
(2 ) シ ル バ ー 賞 5 名 以 内
(3 ) ゴ ー ル ド 賞 3 名 以 内
第9
1
顕彰式典の開催
顕 彰 は 、毎 年 度 1 回 行 う も の と し 、関 係 団 体 や 協 賛 企 業 、在 外 公 館 等 の 協 力 を 得 て 、
顕彰式典を行うものとする。
2 顕 彰 は 、受 賞 者 に 対 し 、そ れ ぞ れ メ ダ ル 、証 書 及 び 襟 章 (以 下「 メ ダ ル 等 」と い う 。)
を授与することにより行うものとする。
3 2 の 授 与 の 際 、 受 賞 者 の 取 組 を 支 え た 関 係 者 (食 材 を 生 産 し た 農 林 漁 業 者 、 仲 介 し
た 卸 業 者 、 飲 食 店 の 経 営 者 等 、 第 3 の (1 )か ら (4 )ま で に 掲 げ る 取 組 を 共 同 し て 行 っ
た 者 を い う 。 以 下 同 じ 。 )に つ い て も 、 受 賞 者 と 一 体 的 に そ の 功 績 を 讃 え る も の と す
る。
第 10
受賞者等の公表
農林水産省は、受賞者及び関係者の概要、実績、具体的な取組等をとりまとめ、広く
関係方面に配布するとともに、農林水産省ホームページに掲載するものとする。
第 11
メダル等の返納
農林水産大臣は、受賞者が禁錮以上の刑に処せられ、その他受賞者としてふさわしく
ない行為を行ったとき、又は応募書類に虚偽の内容の記載があったときは、メダル等を
返納させることができる。
第 12
事務局
顕 彰 に 関 す る 事 務 は 、農 林 水 産 省 の 各 局 庁 及 び 関 係 省 庁 ・ 関 係 機 関 と の 連 携 協 力 の 下 、
同省食料産業局食品小売サービス課外食産業室が行うものとする。
第 13
その他
この要領の実施に関し必要な事項は、局長が別に定めるものとする。
附 則
1 この要領は、平成22年5月12日から施行する。
2 ゴ ー ル ド 賞 受 賞 者 が 出 る ま で の 間 に お け る 第 5 の 1 の (7 )の「 ゴ ー ル ド 賞 受 賞 者 」は 、
「叙勲・褒章を授与された料理人」とする。
附 則
1 この要領は、平成23年4月11日から施行する。
附 則
1 この要領は、平成23年9月1日から施行する。
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