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農業経営サポート事業 Q&A

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農業経営サポート事業 Q&A
2015.5.13 現在
農 業 経営 サ ポー ト 事業 Q& A
Q1.事業計画書に記載する取組内容は、複数でもよいのでしょうか。
A1.本事業は、事業計画書に記載された取組内容に対して補助します。1回のみの取組でも、
複数の取組でも構いません。
<事業計画のイメージ(例)>
取組内容
4月
5月
6月
7月
8月
マルシェでの販
9月
10月
11月
●
12月
2月
3月
●
A会場
売促進
1月
B会場
農産物のブラン
ド化
キャラクター製作
出荷箱・袋のデザイン・印刷
農産物加工品の
開発
●
試作品製造委託
試食会
容器デザイン・印刷
Q2.1事業実施主体あたりの補助金の上限及び下限額について教えて下さい。
A2.1事業実施主体あたりの補助金の上限は 250 万円(事業費 500 万円)、下限は 25 万円(事
業費 50 万円)です。ただし、額の確定時に補助対象経費の総額が 40 万円に満たない場合は補
助金を交付しませんので、ご注意下さい。
Q3.事業費は、消費税込みで申請してかまいませんか。
A3.原則、消費税込みで申請して下さい。ただし農業協同組合等消費税課税事業者のうち、確
定申告時に補助事業実施に係る消費税を仕入れに係る消費税として、税務署に納める消費税等
納付額から控除する場合は、消費税抜きで申請しなければなりません。
なお、交付申請時にその金額が明らかでない場合は、精算条件をつけて消費税込みで交付決
定を行います。消費税課税事業者のうち、申請時において当該補助金に係る仕入れに係る消費
税等相当額が明らかでない場合、実績報告時に金額が明らかになった場合は減額して報告して
下さい。また、額の確定後に金額が明らかになった場合は、その額を返還することとなります。
従来、本件に該当するのは農協が事業実施主体となった場合に限られていましたが、平成
16年4月1日より、事業者免税点が3,000万円から1,000万円へ引き下げられてお
り、営農集団の構成員にも適用されていますので、ご注意下さい。
Q4.事業変更承認申請書を提出する必要のある事項はどのようなものですか。
A4.事業内容の著しい変更や、総事業費の3割を超える変更が該当します。なお、間接補助事
業の場合は、まずは事業実施主体から補助事業者(区市町村、JA)に事業変更承認申請書を
提出して下さい。
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Q5.補助金交付申請時に添付するパンフレット等の配布計画には、どのような数字を記載した
らよいのでしょうか。
A5.パンフレット等の配布計画は事業計画書3(2)の農業経営の概要に記載した生産量や、
イベントや直売所等でのこれまでの実績を勘案して数字を記載して下さい。遅くとも同じ年度
の3月31日までに配布が完了するように、無理のない数字にして下さい。
Q6.市町村やJAが3つの事業実施主体をまとめて申請する場合、3つの事業実施主体の事業
費の合計が50万円以上になればよいのでしょうか。
A6.前述したように、1つの事業実施主体の事業費は50万円以上です。
Q7.交付決定前に実施したものは補助対象になりますか。
A7.交付決定前に実施したものは補助対象になりません。また、本事業は事業計画認定イコー
ル交付決定となるため、事業計画認定後で補助金交付決定前に指令前着工をする制度もありま
せん。
Q8.申請は市を通して行わなくてもできますか。
A8.本事業は市を通しても通さなくてもどちらでもできます。本事業は要件を満たした農業者
であれば1人でも直接申請できます。
Q9.東京都以外の補助は可能ということですが、市が既存の市単補助事業を使って補助するこ
とはできますか。
A9.市が既存の市単補助事業を使って補助することはできます。もちろん、間接補助事業とし
て市が申請者になることもできます。東京都以外の補助も受ける場合は、申請書及び実績報告
書の経費区分及び収支予算に金額を記載して下さい。
Q10.本事業は、事業完了後に5年間の報告義務がありますか。
A10.事業完了後5年間の報告義務はありません。
Q11.3者程度の見積りは、金額に関わらず全ての業務委託で求められるのですか。
A11.リーフレットのデザイン・印刷や調査などを専門業者に業務委託している場合には、都の
規定に準じて、30万円以上は2社以上、30万円未満(少額の消耗品購入は除く)は1社か
ら見積りを取ってください。また、特命の場合は理由書を添付して下さい。
Q12.東京の産業力強化支援事業の専門家派遣が5回より少なくても、本事業の事業実施主体に
なれますか。
A12.東京の産業力強化支援事業の専門家派遣を受け、専門家の助言が明確であれば、派遣回数
を問わず事業実施主体になれます。
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Q13.今年度は商品開発、来年度は販売というように2年間の事業費の合計が50万円以上にな
るものは補助対象になりますか。
A13.本事業は単年度事業であるため、単年度の事業費が50万円未満のものは補助対象になり
ません。商品開発と販売などの合計が、同じ年度の事業費で50万円以上になれば補助対象に
なります。
Q14.認定農業者2人で事業費50万円になる事業は補助対象となりますか。
A14.認定農業者1人あたり事業費50万円未満になるので補助対象になりません。3戸以上の
営農集団で事業費50万円にしていただければ、補助対象になります。
Q15.パソコンは補助対象になりますか。
A15.パソコン、プリンター、携帯電話、FAX、コピー機、鍋、ホットプレートなどの汎用性
の高いものや、単価が税込10万円以上の備品は補助対象外です。
Q16.同種、同能力のものを再度整備すること(いわゆる単純更新)は補助対象になりますか。
A16.本事業は自らの農業経営を発展させようとする意欲ある農業者等の新たな取組への支援を
行うものであり、パンフレットの増刷といった単純更新は補助対象になりません。
Q17.HPの改良のような、機能強化は補助対象になりますか。
A17.前述した新たな取組には、既存のものを改善してより良いものにするような機能強化も含
んでおり、補助対象となります。
Q18.種苗、農薬肥料などの資材は補助対象になりますか。
A18.種苗、資材は通常の営農に必要なものであり、農業者の経常経費といえるため、補助対象
になりません。
Q19.灌水設備などの施設の附帯設備は補助対象になりますか。
A19.本事業は農業者等の活動支援(ソフト事業)であり、施設の附帯設備は補助対象になりま
せん。
Q20.機械や施設の修繕は補助対象になりますか。
A20.機械や施設の修繕といった維持管理経費は補助対象になりません。
Q21.無農薬栽培をした結果、減収した場合は補助対象になりますか。
A21.本事業は自らの農業経営を発展させようとする意欲ある農業者等の新たな取組に対して支
援を行うものですが、新たな取組が失敗した時の補償にあてるものではありません。また、領
収書で支出が確認できないものは補助対象とはなりません。
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Q22.食品分析は補助対象になりますか。
A22.食品分析のみでは補助対象になりません。販売促進や商品開発といった新たな取組に付随
するものであれば補助対象になります。
Q23.ポイントを使用した支出は補助対象になりますか。
A23.現金または振込み払い以外は補助対象になりません。また、支払い時にポイントカードを
使用しないようにご注意下さい。
Q24.販売に係る仕入れ・製造経費が補助対象にならないということですが、具体例を教えて下
さい。
A24.事業実施主体であるA市が管内農業者から農産物や加工品を仕入れ(購入し)、それらの農
産物や加工品をイベントなどで販売した場合、仕入れ(購入)経費は補助対象になりません。
それらの農産物や加工品をイベントなどで無償配布や試食させた場合、仕入れ(購入)経費は
補助対象になります。
Q25.業者に農産加工品の開発・製造を委託した場合、できた試作品を販売してもよいのでしょ
うか。
A25.業者に開発・製造を委託した農産加工品の試作品全てを販売した場合は補助対象となりま
せん。試作品100個のうち80個を試食や無償配布、20個を販売した場合は、80個分の
開発・製造経費は補助対象になります。
Q26.事業実施主体自らが農産加工品の試作をすることはできますか。
A26.事業実施主体が農産加工品の試作をすることはできますが、前述したように1事業実施主
体あたりの補助金の上限及び下限額に収まるようにしてください。また、事業実施主体が生産
した農産物や生産に係る種苗代等、鍋など汎用性の高いもの、備品(単価が税込10万円以上
の物品)は補助対象になりませんので、ご注意下さい。
Q27.補助対象となっている「出展料」とはどういったものですか。
A27.運用別表(第3関係)の使用料及賃借料欄にある「出展料」とは、例えば、事業実施主体
がマルシェに出展する際にマルシェの主催者に払ういわゆる場所代です。
Q28.補助対象になっていない「参加費を徴収する部分の経費」とはどういったものですか。
A28.運用別表(第3関係)の総則欄にある「参加費を徴収する部分の経費」とは、例えば、事
業実施主体が主催する消費者交流会の参加者からバス代を参加費として徴収する場合など、収
入があった場合が該当します。東京都では、参加費の金額が入った参加者募集チラシや実際の
参加者リストなどから収入を確認します。なお、参加者から参加費を徴収しないで事業費にバ
ス代を加えた場合は補助対象になります。
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Q29.補助対象になる賃金とはどういったものですか。
A29.試食販売のための販売員など、本事業を実施するために事業実施主体以外の方を臨時に雇
用する場合は補助対象になります。事業実施主体の営農集団メンバーのBさんへの賃金や報償
費のような、事業実施主体の構成員に対する賃金や報償費は補助対象になりません。
Q30.リーフレットや出荷箱を印刷する場合、印刷費に紙や箱の代金は含まれますか。
A30.リーフレットや出荷箱を印刷する場合、印刷費に紙や箱の代金も含みます。
Q31.補助対象になっていない「箱代を徴収するなど、収入があった部分の経費」とはどういっ
たものですか。
A31.客から贈答用に箱代を徴収する場合は、収入があった部分の経費に該当するので、補助対
象経費から差し引いて下さい。東京都では、箱代が分かるチラシや実際の購入者リストなどか
ら収入を確認します。
Q32.事業実施主体がエコ農産物の販売促進のためのPRグッズやシール、出荷袋を自ら作成す
ることは補助対象になりますか。
A32.事業実施主体自らが新たに作成するものであれば補助対象になります。その場合、配布計
画に合った数量を作成して下さい。
Q33.看板の設置費は補助対象になりますか。
A33.看板を設置するために必要な設置費は、
「知事が特に必要であると認めた経費」にあたり、
補助対象になります。土地造成などの基盤整備や、看板に接する施設の整備に関する部分は補
助対象となりません。なお、設置にあたっては、他法令等に抵触しないことを確認して下さい。
Q34.講師謝金を払った場合も、領収書は必要ですか。
A34.講師謝金についても、講師本人から必須項目を記載した領収書を発行してもらってくださ
い。
Q35.来年度の使用分も含めて、年度末にプリンターのトナーを購入することができますか。
A35.申請年度の取組に必要な分を補助対象としますので、来年度の使用分も含めて年度末に購
入した分は補助対象となりません。
Q36.ホームページの製作委託費を銀行からの振込みで支払った場合、振込み手数料は補助対象
になりますか。
A36.振込み手数料は補助対象になりません。また、代引手数料も補助対象になりません。
Q37.店に売り場を設けるインショップの製作は補助対象になりますか。
A37.インショップを製作するためのPR用品や資材など消耗品の購入及び設置費用が補助対象
になります。建物整備や建物と一体となった整備、単価が税込10万円以上の物品(備品)や
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汎用性の高いものは補助対象外になります。
Q38.これまで自費又は他の助成により実施してきたイベントは補助対象になりますか。
A38.これまで自費又は他の助成により実施してきたイベントに係る経費は補助対象になりませ
ん。ただし、既存イベントで新たに農産物をPRするための用品代などは補助対象になります。
Q39.事業実施主体が営農集団の場合、構成員の農家毎に異なったシールやチラシなどを作成して
もいいのでしょうか。
A39.営農集団や地域の農産物の販売促進につながるようなものである場合、営農集団で統一した
デザインや営農集団名を使用するようにして下さい。
Q40.販売促進や商品開発等のアドバイスを受けたい場合は、どこに相談したらいいでしょうか。
A40.東京の産業力強化支援事業では、農業経営の改善や新たな取組を支援するために専門家派
遣を行っています。
(公財)東京都農林水産振興財団内のチャレンジ農業支援センターにご相談
下さい。
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