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日本人の誇りと役割 人は、自分自身が自らを誇らしく思える時、一番幸せ
日本人の誇りと役割 人は、自分自身が自らを誇らしく思える時、一番幸せを感じることができます。どんな仕 事、どんな人生であろうと、喜怒哀楽、波乱万丈、いろいろな場面に遭遇しますが、その 都度乗り越えることにより、自らが少しづつ成長しそれを実感することで幸せを感じるこ とができます。先日も、望みの里、カーサミーアを往診した際、従業員の皆さん(事務、 介護、リハ、看護の方々)の自信に満ちたお顔を拝見し、「いい病院だな・・」と実感した 次第です。 今回は少し硬い話をさせてください。 8 月はお盆で先祖が帰って来られる月です。そして 8 月 15 日は終戦記念日です。アマノグ ループのほとんどの方は戦後生まれであり、日教組の教育のもとに育った方達と思います (違っていればゴメンナサイ) 。8 月 15 日前後の新聞テレビ等の特集は、 「なんか暗いイメ ージで嫌だな・・」が本音かもしれません。何しろ教えられてないのですから・・。歴史 小説では、戦国時代も明治維新の物語りも波乱万丈で明るく勇ましいイメージであるのに 比べ、第二次大戦前後のお話は「暗くて見てはいけないもの、見たくないもの」という感 覚ではないでしょうか。なぜ、そうなのでしょうか? でも、その時代に生きた人達は皆、同じ日本人なのです。豊臣秀吉も西郷隆盛も東条英機 も中曽根康弘も全て同じ日本人です。全ての中に素晴らしい物語があるのです。その真実 の物語を知れば知るほど、自分たちが誇らしく思えるようになります。そして、幸せに包 まれます。 人は自分の親が「偉い人だった」と言われると、非常に誇らしく幸せな気分になります。 一方「君のお爺さんは悪い人だった」と言われると、悲しい気持ちになります。でも、物 の考え方生き方は、曽祖父、祖父、父親、自分とリレーで繫がれており、日本人の国民性 にはほとんど変化はありません。ところが、皆さんの通った学校の先生方は「君たちのひ い爺さん(明治時代)はいい人だったが、お爺さん(昭和初期)は悪い人だった」と教え るのです。悲しくなります。自分の先祖が悪いことをしたと言われて、誇りは到底持てま せん。だから、暗く見たくない物というイメージとなったのです。 では、お爺さん達の時代は本当に悪い事をした悪い人達だったのでしょうか? 「侵略戦争をした」と言います。でも、1940 年の時代、今から 70 年前、アジアは全て植 民地でした。アメリカには奴隷制度があり、黒人奴隷が厳然として存在していました(今 の人には信じられないでしょうが) 。今では世界には植民地はありません。貧富の差はあり ますが同じ人間として生きています。その時代の奴隷の子孫が今ではアメリカ大統領です。 日本はかつて大東亜共栄圏を目標に、全世界の植民地解放と人種差別撤廃を掲げて戦い、 敗北しました。負けはしましたが、目的は達成しています。 「いやいや、日本軍は南京大虐殺をした、従軍慰安婦として女性を性奴隷にした、中国韓 国を侵略した」等、いろいろ言われます。しかし、そのどれも少し調べれば、ほとんどが 捏造であることがわかります。ネットの時代ですので、少し調べれば両者の意見が均等に 出ており、どちらが正しいかはすぐ解るのです(新聞、テレビはいけませんよ。ネットで 勉強するのが一番です) 。戦争に負けたから、ある事ない事言われても耐えているだけなの です。 自分たちのお爺さん達がそんな卑怯な事をする訳がありません。しかも、明治のサムライ の空気を引き継いでいるはずのお爺さん達なのです。家に帰って、親に聞いてみれば良い のです「お爺さん、ひい爺さんはどんな人だった?」と。 私が今回言いたかった事は、「自分たちのお爺さん達の時代を、もう少し勉強したら、それ ぞれがもっと幸せになれて、明日からの仕事にも自信が持てますよ」ということなのです。 私達はこれから超高齢化社会を迎えます。その対策として介護保険制度が施行され、その 最前線で私達が仕組み造りを行っています。全世界が見ているのです。廿日市の片田舎で 思いついた方法や仕組みが、全世界に広がっていくのです。科学技術だけが日本の取り柄 ではありません。日本の一番の取り柄は、2000 年にわたって培われてきた「和」の精神な のです。東北大震災での助け合いの精神は、世界の人々を魅了しました。そして、危機管 理の手本として全世界の人々が学んでいるのです。高齢化社会に対する介護保険制度も同 様です。世界は見ています。 日本は世界で一番古い国です。世界で一番安全な国です。世界で一番やさしい国です。世 界で一番科学技術の進んだ国です。世界の植民地化を一国だけで止めた国です。世界の奴 隷制を一国だけで廃止に追い込んだ国です。世界で一番尊敬されている国です。この地球 を救った国です。 誇らしいではないですか。自分たちの先祖が成し遂げた結果です。お盆にはそんな先祖が 皆帰って来ます。8 月 15 日も同様に大東亜戦争で亡くなった 260 万の爺さん、ひい爺さん 達が帰って来ています。そのバトンを引き継ごうではないですか。 それは、明日からの仕事です。決して派手ではありませんが、東北の被災者の一人一人が、 一生懸命に耐えて努力した事が世界の手本となるのです。