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共同利用施設の復旧事業

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共同利用施設の復旧事業
1 共同利用施設の復旧事業
9(1)
強い水産業づくり交付金(平成28年熊本地震対応)
対策のポイント
平成28年熊本地震により被災した共同利用施設の再建(整備又は修繕)等
を支援します。
<背景/課題>
・平成28年熊本地震により、荷さばき施設等の共同利用施設も被害を受けたところです。
・被災地域における水産業の速やかな復旧を図る上で、 共同利用施設の整備を支援する
強い水産業づくり交付金において支援することが必要です。
政策目標
被災地域における漁業生産の復興を目指す(漁業生産が被災前に比べて概
ね同程度以上に回復すること)
<主な内容>
今般の熊本地震で被災した地域における漁業生産回復に向けた取組に必要な 共同
利用施設の再建について支援します。
また、共同利用施設の整備に伴う被災施設の撤去等の費用も特例的に支援します。
交付率:県への交付率は定額(事業実施主体へは事業費の1/2以内等)
事業実施主体:県、市町村、水産業協同組合等
[お問い合わせ先:水産庁防災漁村課(03-6744-2391)]
1
9(1)
強い水産業づくり交付金における
通常と平成28年熊本地震対応との比較
強い水産業づくり交付金
強い水産業づくり交付金
(通常)
(平成28年熊本地震対応)
成果
・取扱数量の増加など、一定程度高
・ 漁業生産が被災前に比べて概ね
目標
い成果目標を設定することが必要
対象
同程度以上に回復すること
・全ての地域
・熊本地震により被害があった地域
・原則交付決定後に着手したもの
・平成28年4月14日以降に着手した
地域
対象
事業
もの
実施
都道府県、市町村、水産業協同組合、 同左
主体
漁業者等が組織する団体等
交付率
1/2、4/10、1/3
1/2
(沖縄県は2/3、一部メニューで離島の場合5.5/10)
(一部メニューで離島の場合5.5/10)
・共同利用施設の整備にかかる経費
・被災した共同利用施設の再建(整備
支援
対象
又は修繕)にかかる経費
・撤去、整地等の費用は原則対象外
・共同利用施設の再建に直接必要と
なる既存施設の撤去費用(全部又は
一部)、整地費用(地割れ・地盤沈
下等の整地費用に限る)も対象
・附帯施設のみの整備は対象外
・附帯施設のみの再建も対象
事業費
一部メニューにおいて㎡当たり上限
設定しない
上限
事業費を設定(正当な理由がある場合は上限以上でも可)
2
1
農林水産業共同利用施設災害復旧事業
対策のポイント
異常な自然災害により被災した農林水産業共同利用施設の復旧に要する経
費の一部を国が負担します。
なお、当該災害が政令で激甚災害に指定され、激甚災害法6条の措置が適
用される場合は、補助率の引き上げが行われます。
(「農林水産業共同利用施設」について)
・農業協同組合等が所有する施設
農林水産業用の倉庫、加工施設、共同作業場、市場施設、種苗生産施設、養殖施設、
公害防止施設、鳥獣侵入防止施設など
・地方公共団体が所有する施設
種苗生産施設、家畜繁殖施設、共同放牧施設、公害防止施設、鳥獣侵入防止施設
政策目標
被災した農林水産業共同利用施設の速やかな復旧
<主な内容>
1.事業対象となる施設の所有者
農業協同組合、農業協同組合連合会、森林組合、生産森林組合、森林組合連合会、
水産業協同組合、農事組合法人、一般社団法人、一般財団法人、地方公共団体
2.助成対象
農業協同組合等が所有する農林水産業共同利用施設で、1箇所の工事の費用が40
万円(激甚災害法第6条の規定に基づく政令で定める地域(告示地域)内にあっては
13万円)以上の災害復旧事業
3.補助率等(暫定法第3条、激甚災害法第6条)
区
分
補
採択基準
助
40万円までの部分
一 般 災 害
40万円以上
率
等
40万円を超える部分
2/10
※
13万円以上
4/10
9/10
その他の地域
40万円以上
3/10
5/10
告 示 地 域
激 甚 災 害
(※告示地域とは激甚災害法施行令第19条の規定に基づき告示された地域)
【参考】事業の根拠となる法律
・農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律(昭和25年法律169号)
・激甚災害に対処するための特別の財政援助等に関する法律(昭和37年法律150号)
[お問い合わせ先:大臣官房文書課
3
(03-6744-2142)]
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