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公営住宅整備事業
事 業 の 名 称 予算計上科目 款 事 ◎ 公営住宅整備事業 土 木 項 費 建 築 費 目 公営住宅費 事業の目的 国及び地方公共団体が協力して、住宅に困窮する低額所得者に対して低廉 業 な家賃の住宅を供給することを目的とする。 ◎ 採択の基準 ・住生活基本法(平成 18 年法律第 61 号)第 17 条 1 項の規定にする都道府 の 県計画に基づいて行なわれること。 ・公営住宅整備基準に従うこと。 ◎ 入居対象世帯 概 ・収入分位 25%以下 (原則階層) 25∼40%(高齢者等に係る裁量階層) 要 ・原則同居親族のある者等 ◎ 供給方 式 ・直接建設 方式(地 方 公共団体が 直接建設 す る方式) 等 ・買取方式 (民間賃 貸 住宅等を地 方公共団 体 が買取る方 式) ・借上方式 (民間賃 貸 住宅等を地 方公共団 体 が借上げる 方式) 国の補助率 1 建設費等に対する助成 ① 社会資本整備総合交付金・地域自主戦略交付金 公営住宅の建設費等を交付金対象事業とし、その概ね50%(国)を助 成 経費の負担区分 ② 建設費等補助 ・直接方式:全体工事費(国50%) ・買取方式:購入費の全体工事費相当分(国50%) ・借上方式:地方公共団体以外の者が行う建設又は改良費のうち、共同施 設等整備費(国 2/3×50%、地方 2/3×50%) 2 家賃の低廉化に要する費用に対する助成 ① 地域住宅交付金 近傍同種の住宅の家賃と入居者負担基準額との差額(事業費)を交付金 算定対象事業費とし、その概ね50%(国)を助成 ※ 平成18年度以降に管理開始される公営住宅のみが当該助成の対象 根拠法令 公営住宅法第7条 住―1 事 業 名 称 予算計上科目 款 ◎ の 公営住宅建替事業 土 木 費 項 建 築 費 目 公営住宅費 事業の概要 公営住宅の整備を促進し、又は公営住宅の居住環境を整備するための 既存公営住宅の建替を促進する事業。 ◎ 事業の分類 事 ・法定建替(公営住宅法第 2 条第 15 号に定めるもの) ・任意建替 業 の ◎ ① 公営住宅ストック総合活用計画等の総合的な計画に基づくもの ② ①以外のもの 採択の要件 ・法定建替 ① 市街地等の区域の一団の土地に集団的に存していること。 概 ② 耐用年限の2分の1を経過していること又はその大部分につき公営住 宅としての機能が災害その他の理由により相当程度低下していること。 要 ③ 新たに整備すべき公営住宅の戸数が、原則として当該事業により除却 すべき公営住宅の戸数以上であること。 ④ 新たに整備すべき公営住宅が耐火性能を有する構造の公営住宅である 等 こと。 ・任意建替 耐用年限 の2 分の1を経 過してい る こと又はそ の大部分 に つき公営 住 宅としての機能が災害その他の理由により相当程度低下していること。 経費の負担区分 国の補助率 社会資本整備総合交付金、地域自主戦略交付金 5.0/10 ※移転費及び仮住戸借上費についても、社会資本整備総合交付金の効果促進事 業で補助対象 根拠法令 公営住宅法第7条 住―2 事 業 の 名 称 予算計上科目 款 ◎ 公営住宅ストック総合改善事業 土 木 項 費 建 築 費 目 公営住宅費 事業の概要 既設の公営住宅(公営住宅法(昭和 26 年法律第 193 号)第 2 条第二号に 規定する公営住宅をいう。以下同じ。)等に係る改善について、その経費の 一部を補助することにより既設公営住宅等の居住水準の向上と公営住宅ス トック等の総合的活用を図ることを目的とする。 ・個別改善事業 規模増改善、住戸改善、共用部分改善及び屋外・外構改善 ・全面的改善事業 公営住宅について住棟単位又は団地単位で行われる全 面的な改善又はこれに準ずる改善を行う事業 ◎ 採択の基準 事 個別改善事業 ○ 公営住宅等長寿命化計画に基づいて行う改善事業であること。 (平成 25 年度までは、経過措置として計画がなくても国の助成を受け 業 られる。) ○ 住戸改善、共用部分改善及び屋外・外構改善においては、各目的別メニ の ューに対応する改善を行うものとする。 ① 居住性向上型 利便性、衛生、快適性等居住性の向上のための設備 等の改善 概 ② 福祉対応型 高齢者又 は身体 障害 者等の居住 の円滑化 の ための設 備等の改善 ③ 安全性確保型 耐震 性 、耐火性等 安全性を 確 保するため の設備等 の 改 要 善 ④ 長寿命化型 劣化防止 、耐久性 の 向上及び維 持管理の 容 易化を目的 等 とした設備 等の改善 ○ 施工 しようと す る住宅が原 則として 平 成 2 年 度以前の 年度の 国の予算に 係 る補助金の 交付を受 け て整備され たもので あ ること (「耐震改 修」は 昭和 56 年以 前、 「 バリ アフリー化 」は 平成 14 年以前など、 その他改善 内容によ り 規定や緩和 あり。) ○ 原則 として耐 火 構造又は準 耐火構造 の 公営住宅で あること ○ 当該 事業実施 後 概ね 10 年間 使用が可 能 なものであ ること ○ 集会 所等の整 備 を伴う場合 は当該事 業 が 150 戸以上の 団地で 行われるも の であること 住―3 全面的改善 事業 ○ 公営住 宅長寿命 化 計画に基づ いて行う 改 善事業であ ること。 (平成 25 年度まで は、経過措置 として計 画がなくて も国の助 成 を受けられ る。) ○ 少なく とも以下 に 掲げる改善 を行う。(概 ね 10 年以内の 期間で 段階的に実 施されるも のを含む ) ① 躯体以外の内装、設備等住戸内全体又は大部分にわたって行う住戸改善 事 で、居住性 向上型及 び 福祉対応型 を行うも の 。 ② 共用部分改 善で福祉 対 応型及び安 全確保型 を 行うもの。 ③ 屋外・外構 改善で福 祉 対応型を行 うもの。 業 ○ 全面的改善事業を施工しようとする公営住宅が、原則として昭和 56 年 度以前の年度の国の予算に係る補助金の交付を受けて建設されたもので の あること 概 ○ 原則として耐火構造又は準耐火構造の公営住宅であること ○ 当該事業の実施後、概ね 30 年以上管理する予定のものであること ○ 集会 所等の整 備 を伴う場合 は当該事 業 が 150 戸以上の 団地で 行われるも の であること 要 等 経費の負担区分 国の補助率 社会資本整備総合交付金、地域自主戦略交付金 5.0/10 根拠法令 公営住宅ストック総合改善事業対象要綱 住―4 事 業 の 名 称 予算計上科目 款 住宅・建築物安全ストック形成事業 (住宅・建築物耐震改修事業) 土 木 費 項 建 築 費 目 住宅対策費 ◎ 事業の目的 住宅・建築 物の耐 震性 の向上に資 する事 業に ついて、地 方公共 団体 等に 対し、国が必要な助成を行うことで、公共の福祉に寄与する。 ◎ 事業概要 1 計画策定・普及啓発に関する事業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:2/3(国 1/3、地方公共団体 1/3) ・地方公共団体実施の場合:<住宅>国 1/2、<建築物>国 1/3 ※ 注 1 ) ※注1)建築物の耐震化の計画的実施の誘導に関する事業については 1/2 【交付対象例】 事 耐震改修促進計画の策定、耐震改修設計・監理、ハザードマップの作成、 専門家派遣、説明会・学習会の実施、イベントの実施、表彰等の実施等 2 耐震診断に関する事業 業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:2/3(国 1/3、地方公共団体 1/3) の ・地方公共団体実施の場合:<住宅>国 1/2、<建築物>国 1/3 【交付対象限度額】 一戸建て住宅の場合 左記以外の住宅及び建築物の場合 概 簡易診断:30,000 円/戸 面積 1,000 ㎡以内の部分:2,000 円/㎡ 詳細診断:130,000 円/戸 面積 1,000 ㎡を超えて 擁壁:30,000 円/件 2,000 ㎡以内の部分:1,500 円/㎡ 要 面積 2,000 ㎡を超える部分:1,000 円/㎡ 擁壁:30,000 円/件 等 ※ただし 、耐震改 修促 進計画等に 定められ た 取組方針に 基づくも の に限る。 3 耐震改修等に関する事業 (1)耐震改修等(建替えを含む)に関する事業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:23.0%(国 11.5%、地方公共団体 11.5%) ・地方公共団体実施の場合:国 11.5% ※耐震改修 工事費の 23.0%×交付率 1/2 【交付要件】 ・耐震診断の結果、倒壊の危険性があると判断されたもの ・地震に対して安全な構造とする旨の特定行政庁による勧告又は耐震改修促 進法に基づく指導を受けたもの ・耐震改修又は建替えの結果、地震に対して安全な構造となること 住―5 等 【交付対象限度額】 戸建住宅の場合 マンション又は その他建築物の場合 住宅及び 40,000 円/戸 47,300 円/㎡ 建築物 擁壁:48,000 円/㎡ 免震工法等による場合:80,000 円/㎡ 擁壁:48,000 円/㎡ 特に倒壊 48,900 円/㎡ 70,950 円/㎡ の危険性 ( 平 成 23 年 3 月 31 日 ま で に 耐 震 ( 平 成 23 年 3 月 31 日 ま で に 耐 震 改 修 の高いも 改修工事に着手したもの及び密 の 集市街地内の延焼の危険性が高 工 事 に 着 手 し た も の に 限 る 。) い住宅で耐震改修工事及び防火 改 修 工 事 を 行 う も の に 限 る 。) ※建替えの 工事費に つ いては、耐 震改修に 要 する費用相 当額とす る 。 「耐震改修に要する費用相当額」は、従前床面積に交付対象限度額を乗じ て算出する 。 (2)緊急輸送道路沿道の住宅及び建築物の耐震改修等(建替えを含む)又は 除却に関する事業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:2/3(国 1/3、地方公共団体 1/3) ・地方公共団体実施の場合:国 1/3 【交付要件】 ・緊急輸送道路 沿道か つ倒壊した際に 建築物 が前面道路の幅 員の1 /2を塞 ぐ恐れのあるもの(前面道路幅員が 12m以下の場合は 6mの高さを超える 建築物) 【交付対象限度額】 ・上記(1)と同様 ※建替えの 工事費に つ いては、耐 震改修に 要 する費用相 当額とす る 。 「耐震改修に要する費用相当額」は、従前床面積に交付対象限度額を乗じ て算出する 。 (3)避難路沿道等の住宅及び建築物の耐震改修等(建替えを含む)又は除却 に関する事業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:1/3(国 1/6、地方公共団体 1/6) ・地方公共団体実施の場合:国 1/6 【交付要件】 ・避難路沿道か つ倒壊 した際に建築物 が前面 道路の幅員の1/2を 塞ぐ恐れ のあるもの(前面道路幅員が 12m以下の場合は 6mの高さを超える建築物) 住―6 【交付対象限度額】 ・上記(1)と同様 ※建替えの 工事費に つ いては、耐 震改修に 要 する費用相 当額とす る 。 「耐震改修に要する費用相当額」は、従前床面積に交付対象限度額を乗じ て算出する 。 (4)避難所等建築物の耐震改修等(建替えを含む)に関する事業 【交付率】 ・民間事業者等実施の場合:2/3(国 1/3、地方公共団体 1/3) ・地方公共団体実施の場合:国 1/3 【交付要件】 ・地域防災計画に位置づけられている又は位置づけられることが確実な施設 及びその附帯 施設であ って、災害時 に重要な 機能を果たす 施設。( 具体的 には医療施設、避難所、災害時の集合場所等として指定された施設、情報 提供施設、給食提供施設等が対象) 【交付対象限度額】 ・47,300 円/㎡。ただし、免震工法等による場合:80,000 円/㎡ 【特に倒壊の危険性の高い避難所等における交付限度額の加算費用】 ・本加算は平成 23 年 3 月 31 日までに耐震改修工事に着手したものに限る ・交付対象限度額を超える費用について、係り増し事業費として交付対象 ・交付率:1/2(ただし、交付対象限度額の 1/4 を限度とする) 根拠法令 社会資本整備総合交付金交付要綱(住宅・建築物安全ストック形成事業) 住―7 事 業 の 名 称 予算計上科目 ◎ 款 住宅・建築物安全ストック形成事業 (住宅・建築物アスベスト改修事業) 土 木 項 費 建 築 費 目 住宅対策費 事業の概要 建築物に吹付けられたアスベストの含有の有無の調査及びアスベスト除 去等工事を実施する建築物所有者又は管理者に対して補助金を交付する市 町村に対し、国が必要な助成を行い、住民の健康被害を予防し、生活環境の 保全を図ることを目的とした事業。 ◎ 補助内容 1 計画的実施の誘導について 住宅・建築物に係るアスベスト対策のための計画的実施の誘導に関す 事 る事業。 2 含有調査について アスベスト含有の吹付け建材(注1)が施工されているおそれがある 業 建築物。 3 除去等工事について の 吹付けられたアスベスト等(注2)が施工された建築物で、アスベス トの除去、封じ込め、囲い込みまたは建築物の除却(アスベスト対策部 分に限る)を伴う工事。 概 4 アスベスト対策のモデル事業について アスベスト対策に係る技術または知見の蓄積のために行うモデル事 業 要 (注1)アスベスト含有のおそれのある吹付け建材とは、吹付けアスベス ト、 アス ベス ト 含有 吹 付け ロッ クウ ー ル、 吹 付け バー ミキ ュ ライ 等 ト、吹付けひる石、吹付けパーライト等をいう。 (注2)吹付けアスベスト等とは、吹付けアスベスト、アスベスト含有吹 付け ロッ クウ ー ル( 含 有す るア スベ ス トの 重 量が 当該 建築 材 料の 重量の 0.1%を超えるもの)をいう。吹付けバーミキュライト、吹 付け ひる 石、 吹 付け パ ーラ イト 等の 非 飛散 性 アス ベス トは 補 助対 象外。 住―8 地方公共団体が当該事業を行う場合のことを直接補助、民間事業者等が当該事 業を行う場合のことを間接補助という。 1 計画的実施の誘導について (1)直接補助の場合 国 1/2、 (2)間接補助の場合 国 1/3 又は市町村が補助する額の 1/2 のいずれか 低い額 2 含有調査について 国 10/10(限度額は、原則として 25 万円/棟) 3 除去等工事について (1)直接補助の場合 国 1/3 (2)間接補助の場合 国 1/3 又は市町村が補助する額の 1/2 のいずれか 低い額 4 アスベスト対策のモデル事業について 経費の負担区分 国 10/10 根拠法令 社会資本整備総合交付金交付要綱(住宅・建築物安全ストック形成事業) 住―9 事 業 の 名 予算計上科目 ◎ 称 款 住宅・建築物安全ストック形成事業 (がけ地近接等危険住宅移転事業) 土 木 項 費 建 築 費 目 住宅対策費 事業の概要 がけ地の崩壊等により住民の生命に危険を及ぼすおそれのある区域に 存する危険住宅の移転を促進するため、移転を行う者に対して補助金を 交付する市町村に対し、国及び県が必要な助成を行い、住民の生命の安 事 全を確保することを目的とした事業。 ◎ 対象危険住宅 業 がけ地の崩壊等による危険が著しいため、次の1から3までのいずれ かに該当する区域に存する既存不適格住宅、又はこれらの区域に存する 住宅のうち建築後の大規模地震、台風等により安全上支障が生じ、特定 の 行政庁が是正勧告等を行ったもの。 1 建築基準法第 39 条第1項の規定に基づき県条例で指定した災害危 概 険区域 2 同法第 40 条の規定に基づき県条例で建築を制限している区域 3 土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律 要 第8条に基づき知事が指定した土砂災害特別警戒区域 ◎ 補助限度額 等 危険住宅の除却等に要する経費 780 千円/戸 危険住宅に代わる住宅の建設(購入を含む。)に要する経費 4,060 千円/戸 (建物 3,100 千円/戸、土地 960 千円/戸) 《特殊土壌地帯等の場合》 7,080 千円/戸 (建物 4,440 千円/戸、土地 2,060 千円/戸、敷地造成 580 千円/戸) 経費の負担区分 国 1/2 県 1/4 市町村 1/4 根拠法令 社会資本整備総合交付金交付要綱(住宅・建築物安全ストック形成事業) 住―10 事 業 の 名 称 予算計上科目 ◎ 款 地域優良賃貸住宅制度 土 木 項 費 建 築 費 目 住宅対策費 事業の目的 高齢者世帯、障害者世帯、子育て世帯等各地域における居住の安定に特 事 に配慮が必要な世帯の居住の用に供する居住環境が良好な賃貸住宅の供給 を促進するため、賃貸住宅の整備等に要する費用に対する助成や家賃の減額 に対する助成を行う。 業 ◎ 事業の概要 の (1)施策対象 ・収入分位:0∼80%(ただし、高齢者世帯以外の場合、収入分位 0∼25% は所得の上昇の見込みのあるもの)のうち以下の世帯 概 ・高齢者世帯 ・障害者世帯 ・子育て世帯 要 ・災害等特別な事情があり、入居させることが適当と認められる世帯 として地方公共団体が地域住宅計画等に定めるもの ・原則同居親族のある者等 等 (2)家賃 近傍同種の住宅の家賃と均衡を失しないよう定める。 助成措置 (1)建設等に対する助成 ①社会資本整備総合交付金 経費の負担区分 地域優良賃貸住宅の建設費等を交付金算定対象事業費とし、その概ね 50%(国)を 助成 (2)家賃の低廉化に要する費用に対する助成 ①社会資本整備総合交付金 収入分位 0∼40%でかつ子育て世帯等※を対象として、対象世帯数に 4万円を乗じた額(事業費)を 交付 金 算定対象事 業費とし、そ の概ね 50% (国)を助 成 ※ 高齢者世帯、障害者世帯、小学校卒業前の子供がいる世帯 災害被災者、密集市街地からの立ち退き者等 根拠法令 特定優良賃 貸住宅の 供 給の促進に 関する法 律 高齢者の居 住の安定 確 保に関する 法律 地域優良賃 貸住宅制 度 要綱 住―11 事 業 の 名 称 予算計上科目 款 住宅市街地総合整備支援事業 項 目 ◎ 事業の目的 既成市街地において、快適な居住環境の創出、都市機能の更新、密集市 街地の整備・改善など都市再生の推進に必要な課題に、より機動的に対応す るため、住宅市街地の再生・整備を総合的に行う。 ◎ 対象地域 1 整備地区の要件 ① 重点整備地区を一つ以上含む地区 ② 概ね5ha 以上 ③ 原則、住宅戸数密度が30戸/ha 以上 事 2 重点整備地区の要件 業 ① 面積が概ね1ha 以上 ② 次のいずれかの要件に適合すること a 拠点開発型 の 県庁所在地都市、通勤圏内人口 25 万人以上の都市の通勤圏、市街地 総合再生計画の区域又は中心市街地等において、原則1ha 以上かつ重 点整備地区面積の 20%以上の拠点的開発を行う区域を含むこと。 概 b 密集住宅市街地整備型 原則、老朽住宅戸数50戸以上 要 c 街なか居住再生型 中心市街地において、概ね50戸以上かつ10戸/ha 以上の住宅整 備が見込まれていること 等 住―12 ◎ 事 業 の 概 要 等 事業内容 ・整備計画作成 ・市街地住宅等整備 (調査設計計画、土地整備、共同施設整備、公共空間整備等) ・居住環境形成施設整備 (空き家又は空き建築物の活用、老朽建築物等除却、地区公共施設整備等) ・延焼遮断帯形成事業 (調査設計計画、土地整備、建築物の耐火化に要する費用) ・住宅・建築物耐震改修事業 ・民間賃貸住宅等家賃対策補助事業 ・防災街区整備事業 (調査設計計画、土地整備、共同施設整備) ・都市再生住宅等整備事業 (調査設計計画、従前居住者用賃貸住宅整備等) ・公営住宅整備事業等(要素事業) (公営住宅、地域優良賃貸住宅の整備等) ・住宅地区改良事業等(要素事業) (住宅地区改良事業、改良住宅等改善事業) ・街なみ環境整備事業(要素事業) (地区施設、修景施設等の整備等) 国の補助率:1/2∼1/3 なお、公営住宅整備事業等、住宅地区改良事業等及び街なみ環境整備事業はそ 経費の負担区分 れぞれの当該要領等による。 根拠法令 住宅市街地総合整備事業制度要綱 住―13 事 業 の 名 称 予算計上科目 款 事 ◎ 街なみ環境整備事業 項 目 事業の目的 住宅等が良好な美観を有していないなど、住環境の整備改善を必要とする 業 区域において、住宅、地区施設等の整備改善を行うことにより、地区住民の 発意と創意を尊重したゆとりとうるおいのある住宅市街地の形成を図る。 の ◎ 採択の基準 面積が1ha 以上であり、下記1∼3のいずれかの要件に該当する区域 1 区域内の住宅の戸数に対する接道不良住宅(幅員4m 以上の道路に接し 概 ていない住宅)の戸数の割合が7割以上であり、かつ、区域の面積に対す る区域内の住宅の戸数の割合が1ha 当たり 30 戸以上である区域 要 2 区域 内の幅 員6 m 以上の道 路の延 長 が区域内 の道路 総延長 の1/4 未 満であり、かつ、公園、広場及び緑地の面積の合計が区域の面積の3%未 満である区域 等 3 条例等により景観形成を図るべきこととされている区域 国の補助率 ○ 協議会活動助成事業(国 1/2、市町村 1/2) (勉強会、見学会、資料収集、コンサルタント派遣等) 経費の負担区分 ○ 街なみ整備事業(国 1/2、1/3) ・ 事業計画策定 ・ 地区施設整備(通路、小公園、緑地、下排水等)※用地、通損を含む ・ 地区防災施設(屋外消火栓、防火水槽等)※用地、通損を含む ・ 生活環境施設(集会場等)※用地、通損を含む ・ 景観重要建造物整備 ・ 歴史的風致形成建造物整備 ○ 街なみ整備助成事業(国 1/3、市町村 1/3) ・ 修景施設整備(建築設計、住宅等修景、外構修景、色彩修景等) ・ 共同建替等共同施設整備 (調査設計計画、土地整備(除却、整地)、共同施設整備等) 根拠法令 住―14