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安全運転アドバイス ~悪天候時の安全運転~ おいしいレシピ
安全運転アドバイス 台風シーズン ~悪天候時の安全運転~ 《豪雨のとき》 ◆台風の定義 ①視界を確保するためにワイパーを最速にして作動させましょう。それでも雨滴が拭き切れない 熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北太平洋(赤道より北で東経180度 場合、走行を続けると危険なため、安全な場所に車を止め、豪雨がおさまるまで待機しましょう。 より西の領域)または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速(10分 ②海岸や河川の近くを走行すると、高波や河川の氾濫に巻き込まれる危険がありますから、できる 間平均)がおよそ17m/s(34ノット、風力8)以上のものを「台風」と呼びます。 だけ避けましょう。また、危険を感じたら速やかに高台に避難しましょう。 ◆台風の特性 ③集中豪雨によって、鉄道や高速道路などの高架下が冠水することがあります。このような場所を 台風には「夏台風」と「秋台風」と呼ばれるものがります。 強引に通過すると、エンジン内やマフラーに浸水し立ち往生してしまう危険がありますから、 夏台風は動きが遅く、進路の予想が難しいのが特徴です。 冠水箇所はできるだけ避けて走行しましょう。 それは台風を動かす偏西風が、台風から離れた北を吹いているのが原因です。 《冠水場所に侵入したとき》 秋台風は、夏台風と比較して動きが速いのが特徴です。暑い時期には北にあった偏西風が南へ移動して ①冠水場所から脱出することを最優先に考えましょう。 きて、その風に流されるのが原因です。秋台風は動きが速いため、早めの対策が必要です。また、遅かっ ②冠水場所で立ち往生してしまった場合は、すぐにエンジンを止めて た台風が急に加速することもありますので、常に最新情報を見ておくようにしましょう。 車から脱出し、安全な場所に退避しましょう。このとき、急いで駆け ◆台風の健康への影響 出したりすると水深の深い場所に足を取られる危険がありますから、 台風や雨などで低気圧になると、めまい・頭痛・眠気などの体調不良になることがあります。これは気圧 ゆっくりと足で水深を測りながら歩くようにしましょう。 が急激に変化し、血管が膨張し神経を圧迫してしまうことが一つの要因です。また、気圧の変化によって ③冠水場所等に水没し、ドアが開かなくなった場合は、自動車専用の脱出用ハンマーを使ってドア 「低気圧頭痛」が起きる人もいます。このような頭痛の対処は、まず横になり頭を冷やすことが大事です。 ガラスを割り、脱出します。そのため脱出用ハンマーを車内に常備しておくとよいでしょう。 この時部屋を暗くしておくと、よりリラックスすることができ頭痛が安定していきます。 《雷が発生したとき 》 体調管理に気を付けて、やってくる台風を乗り切りましょう。 走行中に雷が発生したときは、車外に出るのは危険ですから、車の中にとどまっておくように 《台風対策》 します。また、雷鳴時に運転を継続すると、落雷の音や稲光に驚いて運転操作を誤ったり、落雷 が気になって周囲への注意が欠けるおそれがありますから、安全な場所に停車して、雷雲が通り [事前の準備として] 過ぎるのを待つようにしましょう。 〇家の外の備え:風雨が強くなる前に済ませましょう ・窓や雨戸を閉め、しっかりと鍵をかけしましょう。 ・側溝や排水口は掃除して水はけを良くしておきましょう。 ・風で飛ばされそうな物は飛ばないように固定したり、屋内へ移しましょう。 ・高所での作業など屋外の点検は事前に行い、風雨が強くなってからは絶対に行わないようにしましょう。 〇家の中の備え ・非常用品を確認しましょう。(懐中電灯、携帯用ラジオ(乾電池式)、救急用品など) ・室内からの安全対策をしましょう。 (必要に応じて窓ガラスに飛散防止フィルムやテープなどを張ったり、カーテンやブラインドを下ろすなど) ・水の確保をしましょう。(断水に備えて飲料水を確保したり、浴槽に水を張って生活用水を確保するなど) ・非常用食品を準備しましょう。(乾パンやクラッカー、レトルト食品、缶詰など) 〇避難場所の確認 ・学校や公民館など、避難場所として指定されている場所への避難経路を確認しましょう。 (市町村から避難勧告等があった場合は、すぐに従えるように準備し、あわてず速やかに避難しましょう。) ・日頃から家族で避難場所や連絡方法などを話し合っておきましょう。 ・避難するときは、持ち物を最小限にして、両手が使えるようにしましょう。 [台風が接近している時は] ・気象台が発表する「台風情報」、「警報・注意報」など最新の情報をテレビやラジオ、気象台ホームページから 入手してください。 ・台風接近中は不要な外出は控え、危険な場所へは近づかないようにしましょう 。雨で増水した小川や側溝は 境界が見えにくくなり、転落事故などが発生します。日頃は安全と思われている場所でも油断せず、危険な 場所へはむやみに近づかないようにしましょう。 暴風になると、風により物が飛ばされたり、飛んできた物 にぶつかったり、車が転倒したりするおそれがあります。また、風にあおられてドアや扉に手や指を挟まれ るなどの被害も発生します。不要不急な外出は避け、台風が過ぎ去るのを待ちましょう。 《強風のとき 》 台風などの熱帯低気圧が近づくと風が強くなり、車があおられてハンドルを取られやすくなるので、 通常よりも減速し、慎重にハンドル操作を行いましょう。また、物が飛んできて視界を妨げたり、 道路を塞ぐことがありますので、周囲に注意を払いましょう。 停止するときは急ブレーキを避け、数回に分けてブレーキを踏み込み、徐々に速度を落としましょう。 ◆おいしいレシピ◆ ~さといものおはぎ~ 中秋の名月(現在は9月の十五夜)には、ちょうど収穫盛りであったさといもを 供えるのが風習でした。糖質が豊富なさといもを加えたおはぎは、小豆のビタ ミンB1の働きで糖質がエネルギーに変えられるため、疲労回復や筋肉痛、 肩こりに有効です。食物センイも豊富なので便秘解消にも優れた一品です。 【材料】(10~12個分) ・さといも(大)2個 ・米1カップ ・小豆あん、きな粉各適量 【作り方】 ①米は研いで、普通の水加減にする。 ② さといもは皮をむき、3~4等分に切り、①に入れて炊く。 ③ 炊き上がったらすりこ木などでつぶし、10個の俵型に丸め、小豆あんで包んだり、きな粉をまぶす。 ※ きな粉のおはぎは芯に小豆あんを入れてもおいしい。その場合のごはんは少なめにするとよい。 ≪おはぎとぼたもちの違い≫ ともに春と秋のお彼岸につくる和菓子で、基本的には同じものです。 一般に春は牡丹の花に例え「ぼたもち」と呼び、秋は萩の花に例え「おはぎ」と呼ばれています。 ぼたもちは牡丹の花のように大きくあでやかにつくられ、おはぎは萩の花のように小ぶりに作られる のが一般的です。おはぎは萩の花に似せて小豆の粒を散らしたことから、粒あんでつくられます。