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小山市の概要(PDF:6386KB)
小 山 市 の 概 要 ① 立地条件 小山市は、栃木県の南部、東京からわずか60kmに位置し、市の南北方向 には国道4号・新4号と JR 東北新幹線・宇都宮線が、東西方向には国道50号 と JR 水戸線・両毛線が、市の中心部で交差し、古くから交通の要衝として、発 展して参りました。 ② 気象 平成19年の年間平均気温は14.7度、最高気温は38.2℃、最低気温 は-5.1度です。年間降水量1,155mmで、夏に多く冬は乾燥する太平 洋岸気候に属しています。 ③ 市沿革 昭和29年3月31日、小山町と大谷村の合併により小山市が誕生し、以降 間々田町、美田村、桑絹町との合併を経て現在にいたります。平成17年国勢 調査において人口が初めて16万人を突破し、県下第2位の都市となりました。 ④ 位置・地勢 市域は、東西20.25km、南北21.40km方、総面積171.61k ㎡、市街化調整区域は市域の約80%を占め、139k ㎡です。 市役所の所在地〒323-8686栃木県小山市中央町1-1-1、東経1 39度48分、北緯36度18分、海抜35.0mです。 電話0285-23-1111(代表)、FAX0285-22-8972 ⑤ 人口・世帯数 【平成21年4月1日】163,145人、61,159世帯 【平成17年国勢調査】 人口増加率3.2%、高齢化率16.3%、1世帯当たり人口2.8人 平成19年 出生数1,520人、年間死亡数1,278人 〃 転入数8,247人 年間転出数7,108人 【昭和30年国勢調査】 人口83,758人、14,430世帯 ⑥ 産業・経済 ○ 第一次産業 平成17年国勢調査における産業別就業者数では4,099人、構成比5. 2%です。また平成20年3月で、農家戸数約3,544戸、耕地面積約8, 410ha、認定農業者数510名です。 全国1位のビール麦、はと麦、県内1位のキャベツ、ハクサイ、レタス、同 じく県内1位の生産数を誇る黒毛和牛「おやま和牛」など、都市と農村の交流 を促しながら国内有数の都市近郊型農業として地産地消とあわせて安心安全で 美味しい食の基地としての小山の実現を目指しております。 平成18年農業算出額は138億円(県内第5位)です。 ○ 第二次産業 産業別就業者数(平17国調)では25,996人、構成比32.7%です。 平成19年工業統計調査において、製造業事業所数は324(前年比3.5%増)、 1 従業者数17,048人(同11%増)、製造品出荷額等は7,639億円(県内 第3位)です。 ○ 第三次産業 産業別就業者数(平17国調)では48,014人、構成比60.5%です。 平成19年商業統計調査において、卸・小売業の商店数は1,810、従業者 数は13,605人、年間商品販売額は5,295億円(県内第2位)です。 ⑦ 土地利用【平成20年1月1日】 田58.55k ㎡(34.1%)、畑25.74k ㎡(15.0%)、宅地29. 11k ㎡(17.0%)、山林10.57k ㎡(6.2%)、原野1.10k ㎡(0. 6%)、その他46.54k ㎡(27.1%)です。 ⑧ 学校 【平成20年5月1日】 幼稚園21、小学校27、中学校11、高等学校5、高専・大学等3 ⑨ 主な体育施設【平成20年】 小山運動公園、あけぼの公園、勤労者体育センター、弓道場、武道館、原之 内公園、思川緑地、小山総合公園、県立県南体育館、県立温水プール館 ⑩ 医療施設【平成20年】 市民病院、病院9、一般診療所123、歯科診療所84、救急医療機関4 ⑪ 福祉施設【平成20年】 保健福祉センター2、いきいきふれあいセンター21、特別養護老人ホーム 5、老人保健施設5、グループホーム13、有料老人ホーム3 ⑫ 主な交流施設・産直施設 小山ブランドの創生と発信、地産地消・食育の推進、そして都市と農村の交 流を促進する総合交流拠点施設として、また、ドライバーが安心して休憩でき る施設として、平成18年4月に『道の駅思川』がオープンしました。 平成21年4月にオープンした『間々田市民交流センター』は、図書館分館、 学童保育施設、野球場などの体育施設を併せ持つ複合施設です。 ⑬ 主な観光資源 7箇所の国指定史跡、また中世期に活躍した小山氏・男女共同参画の先鞭を つけた寒川尼・徳川300年の道筋となった史実「小山評定」などの古い歴史 があります。 関東有数の規模を誇る花火、またオープニングカーニバルとして「よさこい 小山」や「灯の舞パレード」などが前日に開催される「小山サマーフェスティ バル」は小山の夏の風物詩です ⑭ 主な地場産品・特産品 小山市には母なる川である思川、小山原産のオモイガワザクラ、はと麦・小 麦・大豆・いちご・かんぴょう・おやま和牛などの農畜産物、国指定重要無形 文化財の本場結城紬・間々田ひも・下野人形などの伝統工芸品。そんな「水と 緑と大地」の豊かな自然と高い技術のもとに生産される優れた産物を「小山ブ ランド」とし、新しい小山の創造のためにその発信に取り組んでいます。 2 小山市農地・水・環境保全向上対策の取組み 1.小山市の概要 小山市は、「水と緑と大地」の豊かな自然環境と 古い歴史を有し、東京圏からわずか60㎞の新幹線 の停車する鉄道・国道のともに交差する交通の要衝 にあり、平成17年には人口が16万人を突破し、 県下第二の都市として発展を続けています。そして、 豊かな自然環境と人々の高い技術によって生み出 された産品のブランド化を推進するとともに徳川幕府300年の栄光への道筋 をつけた史実「小山評定」にあやかって「開運のまちおやま」を全国に発信し ています。 この「おやまブランド」の創生、地産地消・食育の推進、都市と農村の交流 の拠点として、平成18年4月にオープンいたしました道の駅「思川」は、お 蔭様で多数のお客様にご来場頂き、大好評を博しております。 本市の農業は、恵まれた気候・地形等の自然条件に加え、何よりも高い技術 をもった営農意欲の高い担い手によって、全国でも有数な農業地帯として、米 麦園芸作物及び畜産を中心とする多彩な生産活動を展開し、穀物ではビール 麦・はと麦の生産は全国一位、野菜ではキャベツ、ハクサイ、レタスなどの生 産は県内一位、畜産でも黒毛和牛の生産は県内一位で、おいしい「おやま和牛」 として米国にも輸出しており、首都圏の食料供給基地として重要な役割を担っ ています。 また、活力ある経済社会の維持向上と生活の安定を図るため、農業生産基 盤の整備や農地・バイオマスの有効利用、担い手の育成・確保、集落営農の推 進等、首都圏農業への対応を重点に、食の安全・安心の確保、道の駅思川を活 用した小山ブランドの創生と発信、地産地消・食育の推進、都市と農村の交流、 グリーンツーリズムなど、快適で魅力ある豊かな農村づくりを推進し、都市と 3 農村のふれあいを深め地域生活に密着した新しい都市近郊型農業を推進してお ります。 2.農地・水・環境保全向上対策の導入について 当市においても近年、農業従事者の高齢化・混住化等の進行に伴う集落機能 の低下により、その適切な保全管理が困難な状況になってきております。 このような状況の中、平成18年度実験事業として小山市「小袋地区」が採択 され、実験活動小袋地区の状況と合わせて、積極的に土地改良区・自治会等に おいて、農業者はもとより、本事業の構成員として欠かせない地域住民・自治 会・関係団体等を対象に幅広く説明会を156回ほど実施し、事業説明会を実 施してまいりました。 こうした実験事業の活動状況や事業説明会等 をする中で、集落内の高齢化や後継者不足によ りこれまで実施してきた水路の草刈や泥上げ作 業などや維持管理の保全活動に不安を抱いてい る自治会が相当数を占めている状況であり、農 地・水・環境保全向上対策のきっかけとなりました。 3.小山市農地・水・環境保全向上対策推進協議会の立上げについて 平成19年度の実施地区は共同活動45地区、営農活動5地区、協定面積2, 929ha、農振農用地の40%。小山市としても平成19年度から平成23年 度の5カ年を計画期間とする、 「小山市総合計画」等に計画を位置づけ、農村環 境の保全を目的に計画策定を実施しました。 また、県内トップクラスの48組織の「集落営農組合」と153人の認定農 業者が加入している、「経営所得安定対策」と「農地・水・環境保全向上対策」 が連絡を密に「車の両輪」として効果的に推進されるよう、平成19年3月に 「小山市農地・水・環境保全向上対策推進協議会(会長 大久保寿夫小山市長) 」 を立ち上げて、 「生き物調査」 ・ 「統一の植栽」 ・ 「遊休農用地の保全」 ・ 「実践活動 優秀地区の表彰」・「フラワーロードマップ」等の実践活動を推進協議会が中心 4 に積極的な取組みを図っております。 平成20年度新規共同活動12地区・営農活動 1地区A=685haを追加、平成21年度新規 共同活動4地区協定面積A=974haを追加、 現在、小山市全体で、対象面積 A=3,903ha 農振農用地の約53%にわたる県内トップクラ スの共同活動61地区・営農活動6地区において、 自治会・育成会・老人会・学校・農協等の各団体と連携し、地域ごとに話し合 いをして集落機能や農業資源を守っていく共同活動を実施しております。 また、生き物調査の成果として、 「とちぎの 生きもの調査わくわく フォーラム」 において、小山市から2地区の活動組織が「田んぼまわりの生きものマップ コンテスト〔主催 栃木県農地・水・環境保全向上対策推進協議会(会長 大久保寿夫栃木県土地改良事業団体連合会会長)〕」で優秀賞を受賞したことに より、身近な環境に対する関心を深めることができました。 これまで、景観作物の植栽や、学校と連携した「生き物調査・水田魚道の設 置」などの共同活動に、子供から高齢者の方々まで集落全戸が参加して地域ぐ るみの共同活動が行われ、 「集落のなごみ・きずな」を復活できたと大変喜ばれ ております。 2年目となる平成20年度は、一年生植物では毎年作業が大変であり、また、 小山全域を統一した花で飾り、観光にも貢献しようと景観植物として「アジサ イ、ヒガンバナ」などの多年性植物の植栽、農業用施設の点検、機能診断を充 実させ維持補修により施設の長寿命化を図っていくよう指導しています。 5 4.今後の活動について 小山市としては、今後とも、農村集落機能の低下による地域共同活動の衰退 に歯止めをかけ、復活しつつある「集落のなごみ」・「きずな」を定着させるた め、本事業を更に拡大させるとともに、平成21年度中に「体制整備構想(案) 」 の策定を行い、将来に向けて「地域の環境保全に向けた先進的な営農活動」 ・ 「農 業用施設の点検・機能診断・維持補修活動」を更に充実させ、 「施設の長寿命化」 ・ 「農村環境保全」活動を活動組織とともに推進してまいりたいと考えておりま す。そして、5年間の事業完了後も本対策が継続して実施されるよう、引き続 き、国に対し強力に働きかけてまいりますので、皆様のご支援、ご協力のほど よろしくお願いします。 ≪参考≫ 実践活動状況 ➣栃木県必須項目となっている、田んぼまわりの生きもの調査の実施 (水と古代ロマンの郷・飯塚、美田の里今里、蕎麦花の郷延島上) 6 ○田んぼまわりの生き物マップ入賞作品 (最優秀賞 鉢形環境保全会) (優秀賞 ほたるの里) (優秀賞 羽川エコ倶楽部) ➣小山市統一の植栽活動として、アジサイ・ヒガンバナの植栽活動 (上初田西クリーン倶楽部、荒川地区農村環境保全会、鉢形環境保全会) ➣農道沿いの植栽活動 (井岡不動の郷、かがみの郷、寒川花桶の郷) (飾り馬の里、小袋稲穂の里、島田南若あゆの里) 7 ➣環境に配慮した取り組み (鉢形環境保全会ため池の保全活動、黒本アカシアの里用水路の補修) ➣開水路の補修 ➣カバープランツ活動(イワダレソウ) (南和泉環境保全会) (白鳥緑と水辺の郷) ➣営農活動(先進的な営農活動) 本事業によりブランド米が誕生しました 平成20年度活動別参加者内訳 8 9 ⑫西生井 地区 ⑪白 鳥 地区 地区 地区 ⑭上生井 地区 51 生 良 地区 地区 45 迫間田 52 折 本 地区 59 寒 川 地区 60 中 里 地区 39 鏡 地区 41 下 泉 ⑦磯の宮 地区 ⑬東生井 地区 地区 50 下河原田 ⑨小 袋 地区 地区 地区 地区 54 生 駒 55 川 入 ②下初田地区 53 発 戸 地区 地区 地区 26 高 福 46 地区 25 田 東 24 松沼本郷 ⑤間 中 地区 48 井 岡 33 南和泉 乙女 地区 地区 地区 31 間々田 ⑮網戸中坪 地 地区 34 六軒 地区 地区 凡 例 58 下 梁 地区 ⑥鉢 形 地区 29 中河原 営農活動実践地区 H21新規地区 地区 地区 38 上梁南北 地区 地区 地区 30 中高椅 28 延島下 27 延島上 H19~H20共同活動実践地区 荒井南 地区 地区 ④犬 塚 地区 42 35 羽川 農地・水・環境保全向上対策実施地区 57 横 倉 47 武 井 地区 ⑧東野田 地区 地区 地区 地区 32 東黒田 地区 地区 地区 ③上国府塚 地区 21 下石塚 地区 ⑳島田南 地区 61 伊保沼 ⑲黒本河原地区 荒 川 地区 23 大行寺 56 石ノ上 ⑩飯塚 地区 ⑱黒本本田 地区 22 立木上 40 44 下国府塚 ⑯網戸藤塚 地区 ①大本・小薬・松沼 地区 36 今 里 地区 地区 49 上初田東 37 上初田西 43 大川島 位 置 ⑰小宅下 地区 10 平成18年6月1日設立 40 田東集落営農組合 平成19年2月25日設立 41 松沼集落営農組合 平成19年2月28日設立 4 東生井集落営農組合 平成18年10月14日設立 平成19年2月18日設立 本宿集落 平成18年9月29日設立 小宅上集落 平成19年2月27日設立 1 磯の宮 集落営農組合 38卒島集落営農組合 平成18年9月9日設立 9 下生井集落営農組合 平成18年10月21日設立 6 上生井集落営農組合 平成18年10月22日設立 8 白鳥集落営農組合 平成19年2月25日設立 10 生良集落営農組合 平成18年10月29日設立 11 迫間田南集落営農組合 平成18年11月4日設立 13 迫間田北集落営農組合 平成18年10月26日設立 15 寒川南集落営農組合 平成18年10月21日設立 14 寒川北集落営農組合 平成18年10月28日設立 21 井岡集落営農組 合 12 鏡集落営農組合 平成18年10月28日 19上泉集落営農組 合 22下泉集落営農組 合 16 押切集落営農組合 平成18年10月9日設立 17 小袋機械利用組合 平成18年10月8日設立 23 新小袋営農集団 平成19年1月24日設立 24下河原田集落営農組合 平成18年8月20日設立 25下国府塚集落営農組合 平成18年10月24日設立 20 生駒集落営農組合 平成18年9月19日設立 18 下初田集落営農組合 平成18年9月30日設立 44上初田西集落営農組 合 31上国府塚集落営農組合 小薬西集落 平成19年2月28日設立 42 本郷麦作営農 39田中集落営農組合 (品目横断的経営安定対策加入経営体位置 集落営農組織経営体設立状況 図 43 黒本集落営農組合 平成18年10月28日設立 3 折本集落営農組合 平成18年11月5日設立 5 追切集落営農組合 平成18年10月8日設立 2 藤塚集落営農組 合 7 中坪集落営農組合 平成18年9月9日設立 29 間中集落営農組合 平成19年1月25日設立 34 塩沢集落営農組合 平成18年10月29日設立 27 石ノ上集落営農組合 平成18年9月2日設立 28 萩島集落営農組合 平成19年2月24日設立 鉢形集落 平成18年10月7日設立 凡 例 中河原集落 行政境 国道4号線 国道50号線 JR両毛線 JR宇都宮線 JR東北新幹線 新国道4号線 一級河川・鬼怒川 道の駅「思川」 JR水戸線 一級河川・思川 小山市役所 集落営農組織化に向け検討箇所 集落営農組織設立箇所及び品目横断的安定対 策未加入集落営農組織経営体位置 集落営農組織設立箇所及び米・大豆品目横断 的安定対策加入集落営農組織経営体位置 集落営農組織設立箇所及び米・小麦品目横断 的経営安定対策加入集落営農組織経営体位置 30 下石塚集落営農組合 平成18年10月9日設立 平成18年10月27日設立 47 上福良集落営農組合 平成18年9月10日設立 46 延島上集落営農組合 平成18年11月5日設立 48 ミライシモタカファーム 上梁集落 32 大行寺集落営農組合 33 上石塚本郷集落営農組合 平成18年10月15日設立 26 上石塚荻原集落営農組合 平成19年2月22日設立 33 上石塚原集落営農組合 平成18年8月26日設立 36 渋井集落営農組合 上立木集落 平成18年10月15日設立 37 荒川集落営農組合 島田集落 小宅桶田集落 平成18年12月14日設立 45 飯塚集落営農組合 発行日 編集発行 平 成 20 年 1 2 月 吉 日 小山市農地・水・環境保全向上対策推進協議会 事務局 小山市中央町1-1-1 小山市経済部農村整備課内 TEL 0285(22)9258 0285(22)9266 F A X 1.農地・水・環境保全向上対策の目的 農地・農業用水等の資源は、食料の安定供給や農業の多面的機能を発揮させる ための基盤となる社会共通資本です。 しかしながら、これらの資源は、過疎化・高齢化・混住化等の進行に伴う集落 機能の低下により、その適切な保全管理が困難となってきています。このような 状況に対応するため、地域の農業者だけでなく、地域住民や都市住民も含めた多 様な主体の参画を得て、これらの資源の適切な保全管理を行うとともに、農村環 境の保全等にも役立つ地域共同の効果の高い取組を促進する必要があり、これら の資源の良好な保全と質的向上を図る地域ぐるみで効果の高い共同活動への支援 を行うものです。 2.対策の内容 1)共同活動支援交付金 地域ぐるみで効果の高い共同活動に取組む活動組織に対し、交付金(基礎支 援・促進費)を交付します。現在、市内57組織で実施しています。 2)営農活動支援交付金 先進的な営農活動に取組む活動組織に対し、交付金(営農基礎活動支援・先進 的営農支援)を交付します。現在、市内6組織で実施しています。 3.実施期間 本対策の実施期間は、平成19年度から平成23年度までの5年間 現在57地区(面積約3,610ha)において実践活動をしています 11 4.視察研修会 去る10月28日火曜日、第2回「小山市推進協議会視察研修会」を実施致しました。 41組織83名と多数のご参加をいただきありがとうございました。 まず、『アグリネット西下ヶ橋地区(旧河内町)』を視察しました。当組織は、グラウ ンドワークの協力により生態保護に取り組んでいます。ミクリ(水生植物)やカワセミな ど絶滅危惧種も多数見られ、今後の活躍も期待される地域です。 午後は『土づくりセンター(高根沢町)』を視察しました。有機堆肥‘たんたんくん’ の製造工程や、実際に製品を見せていただき有機物の循環について感心を高めました。最 後に『こもりやグリーン倶楽部(宇都宮市)』にてイワダレソウの栽培状況についてご説 明をいただきました。 *これからの活動に参考にしていただきたいと思います。 5.平成 20 年度栃木県『生き物マップコンテスト』選定結果 本年度より、農村環境向上活動「生き物調査」が2回実施されることになりま した。また、県協議会主催の生き物マップコンテストが開催されました。小山市 からは50組織の応募があり鉢形環境保全会(鉢形地区)とほたるの里(下河原 田地区)が優秀賞、羽川エコ倶楽部(羽川地区)が審査員特別賞を受賞されまし た。来年 1 月25日に宇都宮市において、表彰式・発表会が予定されております ので是非ご参加下さい。 応募された組織の方々には、御協力いただき誠にありがとうございました。 12 6.平成20年度実践活動状況 植栽活動や生物調査を中心に各活動組織が様々な活動を実施しております。 ➢プランターを利用した植栽活動 ➢魚道の設置(地区内3ヶ所) (大本・小薬・松沼飾り馬の里) (大本・小薬・松沼飾り馬の里) ➢田んぼの学校[田植え体験] ➢ 生 き 物 調 査( 田 ん ぼ ま わ り の 昆 虫 ) (みどりの里上国府塚) (みどりの里上国府塚) ➢環境に配慮したU字溝の布設 ➢用水路の補修(嵩上げ) (黒本アカシアの里) (泉の郷下泉) ➢イワダレソウの植栽 ➢アジサイの植栽 カバープランツ(イワダレソウ) 景観形成の植栽(アジサイ) (白鳥緑と水辺の郷) (上初田西クリーンクラブ) 13 10 1 17 18 25 37 2 30 3 54 44 50 38 21 23 9 41 4 56 48 39 28 6 20 22 36 53 43 40 27 42 19 26 49 55 24 35 29 5 16 15 52 45 51 57 31 46 32 11 12 8 14 13 7 47 33 34 組織地区名 1.大本・小薬・松沼 2.下初田 3.上国府塚 4.犬塚 5.間中 6.鉢形 7.磯の宮 8.東野田 9.小袋 10.飯塚 11.白鳥 12.西生井 13.東生井 14.上生井 15.網戸中坪 16.網戸藤塚 17.小宅下 18.黒本本田 19.黒本河原 20.島田南 21.下石塚 22.立木上 23.大行寺 24.松沼本郷 25.田東 26.高福 27.延島上 28.延島下 29.中河原 30.中高椅 31.間々田 32.東黒田 33.南和泉 34.六軒 35.羽川 36.今里 37.上初田西 38.上梁南北 39.鏡 40.荒川 41.下泉 42.荒井南 43.大川島 44.下国府塚 45.迫間田 46.乙女 47.武井 48.井岡 49.上初田東 50.下河原田 51.生良 52.網戸折本 53.発戸 54.生駒 55.川入 56.石ノ上 57.横倉 58.下梁 59.寒川 60 中里.61.伊保沼 14 15 ドジョウ アキアカネ ナマズ 䉮䉟 カワニナ類 (カワニナ・チリメンカワニナ) 㧣 㧡 㧥 㧤 㧞 㧟 㧝 㧠 㧢 Ꮢⴝൻၞ ㄘ↪ၞ ⏕䈘䉏䈢 ᵴേ 䉿䊡䉪䉰㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊍䊜䉝䊜䊮䊗㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊟䉯㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䋨䊃䊮䊗䈱ᐜ⯻䋩㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊊䉪䉶䉨䊧䉟㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䉝䉥䉰䉩 䊝䊮䉲䊨䉼䊢䉡䈫䊚䉸䊊䉩㩷㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊊䉟䉟䊨䉭䊮䉯䊨䉡 䉟䉼䊢䉡䉡䉨䉯䉬㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䉺䉧䊜㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䉡䉨䉪䉰䈫䉝䉥䉡䉨䉪䉰 1.大本・小薬・松沼 2.下初田 3.上国府塚 4.犬塚 5.間中 6.鉢形 7.磯の宮 8.東野田 9.小袋 10.飯塚 11.白鳥 12.西生井 13.東生井 14.上生井 15.網戸中坪 16.網戸藤塚 17.小宅下 18.黒本本田 19.黒本河原 20.島田南 21.下石塚 22.立木上 23.大行寺 24.松沼本郷 25.田東 26.高福 27.延島上 28.延島下 29.中河原 30.中高椅 31.間々田 32.東黒田 33.南和泉 34.六軒 35.羽川 36.今里 37.上初田西 38.上梁南北 39.鏡 40.荒川 41.下泉 42.荒井南 43.大川島 44.下国府塚 45.迫間田 46.乙女 47.武井 48.井岡 49.上初田東 50.下河原田 51.生良 52.網戸折本 53.発戸 54.生駒 55.川入 56.石ノ上 57.横倉 ホウネンエビ 䊅䊅䊖䉲䊁䊮䊃䉡㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䉮䊋䊈䉟䊅䉯㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊉䉦䊮䉹䉡㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊙䊦䉺䊆䉲㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䉥䊆䊟䊮䊙㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 㩷 䊜䉻䉦㩷 㩷 㩷 地区名 ヘビ類(シマヘビ・ヤマカガシ・ アオダイショウ・ヒバカリ) トウキョウダルマガエル 農地・水・環境保全向上対策の生き物調査で報告された主な生き物