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【基本的方向3 子どもの育ちと針路を応援する体制づくり

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【基本的方向3 子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
基本 的 方 向 Ⅲ
外部の専門家を活用しながら学校と共に子どもを支援する体制を構
目 標
築し、子どもたちの学校内外の悩み等の解決を図るとともに、将来の
針路の選択を応援します。
施策 9
いじめや不登校の未然防止と、早期発見・解決に取り組みます
計画期間内に設定する目標
めざす姿
いじめや不登校のない学校づくりが実践され
ているとともに、その芽の小さなうちに発見・解
決が図られている
いじめや不登校の早期発見・解決に向けて体制
を強化する
成果指標
いじめられたり、いじめを見たりしたとき、先生や家族、友達、相談機関に相談することが
できる子どもの割合 76.6% → 78%
児童生徒1,000人当たりの不登校児童生徒数 11.9人(25年度) → 9.8人
●施策を展開する事業
重点的取組1
子どもと学校を応援する新たな仕組みづくり
事業名
内 容
現状
(平成26年度)
目標
(平成30年度)
なごや 子ども
応援委員会
【拡充】
スクールカウンセラーをはじめとする
専門職員が、学校のスタッフの一員とし
て教員と協働して活動し、いじめや不登
校等につながる潜在化した心の問題に対
し、専門的見地からの積極的なアプロー
チを行い、児童生徒が抱える問題の未然
防止・早期発見や個別支援とともに、学
校支援の協力体制を構築します。
また、大学等と連携した人材育成など
の事業展開を図ります。
市 内 1 1ブロックの
中学校11校に設置
し、
4職種の職員を
配置
体制の強化
子ども・教育に
関する総 合 的
な相談施設の
整備
【新規】
子ども適応相談センターへの過大な
通所者数の解消と市南部からの通所促
進、発達障害の可能性のある児童生徒へ
の支援機能の強化を図るとともに、不登
校に加えて子どもに関する各種相談機
能等を付加した、子ども・教育に関する総
合的な相談施設の整備を進めます。
整備検討
整備の推進
- 38 -
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
重点的取組2
いじめに対する取り組み
目標
(平成30年度)
事業名
内 容
現状
(平成26年度)
スクー ル カウ
ンセラー の 配
置
【拡充】
児童生徒の心のケア及び学校に
おける教育相談体制の充実を図る
ため、スクールカウンセラーを市内
中・高等学校全校へ配置するととも
に、小・特別支援学校への配置を拡
充します。
スクー ルカウンセラー へ
の相談により問題が解消・
軽減した件数の割合
82%
85%
いじめ 防 止 教
育プ ログラム
による予 防 的
教育
本市が独自に作成した「いじめ防
止教育プログラム」を活用した道徳
及 び 特 別 活 動 の 授 業 を 、す べ ての
小・中学校で実施します。
な ご やIN G
キ ャン ペ ー ン
の実施
毎 年 度 キャン ペ ーン 期 間を設 定
し、各学校において、児童生徒がお
互いに思いやる心を育んだり、友情
を深め合ったりする活動の充実を図
るとともに、児童生徒の主体的な取
り組みを通じて、一人ひとりが自ら
いじめをなくしていこうとする意識
の高揚を図ります。
いじめられたり、いじめを
見たりしたとき、先生や家
族、友達、相談機関に相談
することができる子ども
の割合
76.6%
78%
仲 間 づ くり 推
進事業
【拡充】
よりよい生活や人間関係を築こう
とする態度を育てるため、児童生徒
が主体的に取り組む仲間づくりの活
動を支援します。
各校の取り組みが仲間づ
くり推 進 に「 十 分 効 果 が
あった」
とする割合
81%
100%
生徒指導支援
講師の配置
子ども応援委員会との連携を図り
つつ、いじめや問題行動など生徒指
導上配慮を要する子どもへの対応を
強化するための講師を配置します。
子ども応援委員会の設置
校に配置
配置
ネットパトロー
ルの実施
インターネット上のいじめの兆候
をいち早く把握し、迅速な対応を行
うための調査等を実施し、児童生徒
がいじめの被害者・加害者となるこ
とを防ぎます。
実施
実施
「学校生活アン
ケート」の実施
学校生活における意欲や満足感な
ど児童生徒一人ひとりの状態や、学
級集団としての状態を把握するため
の標準化された心理検査である「学
校生活アンケート」を実施します。
学校生活アンケートが役
立ったと回答した学校
全校
全校
- 39 -
基本的方向Ⅲ
現状
(平成26年度)
事業名
内 容
いじめ・問題行
動等防止対策
連絡会議
いじめや不登校、さまざまな問題
行動について、情報や意見を交換・
集約するとともに、学校・家庭・地域
が一体となった取り組みを推進する
ため、全中学校ブロックに連絡会議
を設置し、巡回指導や啓発事業を実
施します。
重点的取組3
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
実施
目標
(平成30年度)
実施
不登校に対する取り組み
目標
(平成30年度)
事業名
内 容
現状
(平成26年度)
不登校対応支
援講師の配置
【拡充】
学校が不登校児童生徒にきめ細
かく対応できるよう支援するため、
講師を配置します。
不登校児童生徒の学校復
帰率
34.1%(25年度)
38%
子ども 適 応 相
談 センター で
の相談・適応指
導
【拡充】
心理的な理由により登校できない
児童生徒が早期に学校復帰できる
よう、通所による教育相談と適応指
導を実施します。
また、新たなサテライト施設を開
設するとともに、学習支援を含めた
体制の充実を図ります。
通所する児童生徒の学校
復帰率
49.8%(25年度)
52%
ハートフレンド
なごや で の 教
育相談事業
いじめや不登校など、子どもの養
育・教育上のさまざまな問題につい
て、教育相談を実施します。
また、ひきこもりがちな不登校児童
生徒に対し、家庭訪問による相談を実
施し、学校復帰・社会復帰を図ります。
来所相談の相談終結率
71%(25年度)
71%以上
訪問相談による学校復帰率
54%(25年度)
54%以上
実施
実施
不登校対策支
援 サ イト の 運
営
不登校対策に関する情報や本市
の取り組みを紹介するウェブサイト
を運営し、児童生徒や保護者への適
切な情報提供を実施します。
子ども・教育に
関する総 合 的
な相談施設の
整備〔再掲〕
子ども適応相談センターへの過大な通所者数の解消と市南部からの通所促進、
発達障害の可能性のある児童生徒への支援機能の強化を図るとともに、各種相談
機能等を付加した施設の整備を進めます。 〔施策9重点的取組1に掲載〕
スクールカウン
セラー の 配 置
〔再掲〕
スクールカウンセラーを市内中・高等学校全校へ配置するとともに、小・特別支
援学校への配置を拡充します。 〔施策9重点的取組2に掲載〕
- 40 -
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
施策 10
多文化共生への教育を推進します
計画期間内に設定する目標
めざす姿
日本語指導の必要な児童生徒が名古屋の学校
になじめるよう、的確な相談や支援の体制が構
築されている
日本語指導の必要な児童生徒に対する相談・支
援体制を着実に運用する
成果指標
日本語指導が必要な児童生徒のうち、
「日本の学校になじむことができた」
と感じている
児童生徒の割合
90% → 92%
●施策を展開する事業
事業名
現状
(平成26年度)
内 容
日本語指導講
師の配置
【拡充】
日本語指導が必要な児童生徒に対
する日本語指導や適応指導を、学校
が適切に行えるよう支援するため、
講師を配置します。
母語学習協力
員の配置
【拡充】
フィリピノ語・ポルトガル語・中国
語をそれぞれ母語とする学習協力員
を配置し、日本語指導が必要な児童
生 徒に対 する学 習 支 援や 適 応 指 導
を、拠点校での指導及び他校への巡
回指導により実施します。
日本語教育相
談 センター で
の相談事業
日本語教育相談センターに日本語
学習支援コーディネーター及びコン
サルタントを配置し、他機関とも連携
しながら、外国人児童生徒等が円滑
な学校生活を送ることができるよう、
就学などに関する相談、通訳・翻訳な
どの支援を行います。
初期日本語集
中教室・日本語
通級指導教室
の運営
初期日本語集中教室では、日常会
話などの初歩的な日本語の習得や学
校生活への適応のための支援を行い
ます。
日本語通級指導教室では、教科学
習に必要な日本語の学習指導を行い
ます。
- 41 -
日本語指導が必要な児
童 生 徒 の うち 、
「日本の
学校になじむことができ
た」と感じている児 童 生
徒の割合
90%
目標
(平成30年度)
92%
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
目標
(平成30年度)
事業名
内 容
現状
(平成26年度)
帰国児童生徒
教育の推進
帰国児童生徒教育推進校を中心
に、講師や外国人ボランティアを配
置し、海外から帰国した児童生徒に
対する日本語教育や日常生活への
適応支援、海外で得た語学力の保持
を図る指導を行います。
帰 国 後 、安 心して学 校 生
活を送れていると思う児
童生徒の割合
98%
100%
外国人児童生徒の市立
小・中学校への就学率
72.9%
80%
実施
実施
外国語版小学
校就学案内等
による就 学 支
援
国際理解教育
日本語指導を
必 要とする児
童生徒の教育
に関する研 修
〔再掲〕
外国人児童の保護者に対して、外
国版の「入学のご案内」を作成しま
す。
市立小・中学校における就学援助
の案内等について、外国語版を作成
します。
「 入 学 のご案 内 」を受 け 取りなが
ら、入学を申請しなかった保護者に
対して、再度の案内と意向調査を実
施します。
また、市立小・中学校に就学してい
ない児童生徒の現状を把握し、就学
支援策を検討・実施します。
英語外国語活動アシスタントや外
国人英語指導助手などの派遣、小・中
学校を通したカリキュラムの策定、姉
妹友好都市児童生徒書画展の開催、
高校における外国語教育の充実を通
して、国際理解教育を推進します。
日本語指導を必要とする児童生徒の教育に必要な知識や技能を身に付ける教員研
修の充実を図ります。
〔施策6に掲載〕
初歩的な日本語を教える「初期日本語集中教
室」
- 42 -
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
施 策 11
学校規模の適正化を計画的に進めます
めざす姿
計画期間内に設定する目標
各学校において、子どもたちの学びや生活に適
学校規模に課題がみられる学校において改善
した学校規模や環境が整っている
の取り組みを進める
●施策を展開する事業
事業名
現状
(平成26年度)
内 容
なごや小学校(幅下・那古
野・江西小学校の統合校)
開校準備
小規模校にお
ける学 校 規 模
の適正化
過大規模校解
消策の推進
公 的 施 設 等と
の複合化の研
究
児童生徒にとって、よりよい教育
環境を整えるため、全学年でクラス
替えが可能な望ましい学校規模を確
保するなど、小学校の学校規模の適
正化を推進します。
児童生徒数の将来の見通しを踏ま
え、30学級を超える状態の継続が見
込まれる過大規模校について、学校
新設や通学区域の変更による対応な
どの対策を実施することにより、教
育環境の改善を図ります。
アセットマネジメントの取り組みを
推進するため、学校施設の整備に際
し、施設の老朽化や将来の人口減少
社会を見据えた他の公的施設等との
複合化について研究します。
全児童数が120人を超え
ない状況が継続する学校
―
上記以外で6学級を超え
ない状況が継続する学校
―
開校及び新
校舎の完成
統合の推進
統合に向けた
取り組みの推進
吉根中学校の新設
整備
開校
対象校のうち対策を実施
した学校の割合
50%
60%
検討
統合により整備した笹島小・中学校
(平成22年4月開校)
- 43 -
目標
(平成30年度)
モデル実施
に着手
基本的方向Ⅲ
基本的方向Ⅲ
施策 1 2
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
放課後や学校休業日におけるさまざまな活動、体験の機会を提供します
計画期間内に設定する目標
めざす姿
地域をはじめとしたさまざまな場で学びや活
動・体験の機会があり、子どもたちが参加して
いる
地域における活動・体験の機会をさらに充実す
る
●施策を展開する事業
重点的取組
事業名
土曜学習の推
進
【拡充】
地 域との 連 携
による小 学 校
部活動の運営
【新規】
地域の力を生かした活動・体験の場の創出
現状
(平成26年度)
内 容
子どもたちにとってより豊かで有
意義な土曜日を実現するため、地域、
保護者、民間事業者等の協力を得な
がら、学校の教科学習で学んだ知識 3学校区で実施
や技能を実際に生かし、学ぶ意義を
見出だせるよう、体験活動を重視し
た学習プログラムを実施します。
児童が行う小学校部活動におい
て、部活動顧問を派遣して支援する
とともに、新たに地域との連携によ
る運営を図ります。
地域との連携により部活
動を運営する小学校数
―
目標
(平成30年度)
実施学校区
の拡大
8校
〈施策12を構成する他の事業〉
事業名
内 容
現状
(平成26年度)
地 域 ジュニ ア
ス ポ ー ツクラ
ブの設立支援
地域における土・日曜日の子ども
たちのスポーツ活動を支援するた
め 、地 域 が 主 体 的に運 営 する地 域
ジュニアスポーツクラブの設立を支
援します。
地 域ジュニアスポーツク
ラブの設置学区数
154学区
- 44 -
目標
(平成30年度)
170学区
基本的方向Ⅲ
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
現状
(平成26年度)
目標
(平成30年度)
事業名
内 容
子ども 読 書 活
動
生涯にわたる読書習慣を身に付
けさせるため、
「 第2次子ども読書
活動推進計画」の展開を図り、読書
に関するイベントの開催、家庭や図
書館、学校等における読み聞かせ
の実施、子ども図書館大使の活動
などに取り組みます。
平成29年度以降は、新たに策定
する第3次計画に基づく取り組みを
展開します。
トワイライトス
クール
放課後等に小学校施設を活用し、
遊び、学び、体験、交流を通じて、子
どもたちの自主性、社会性、創造性
などを育む教育事業を実施します。
また、一部の学校では、
トワイラ
イトスクールを基盤に、より生活に
配慮した取り組みを行うトワイライ
トルームを実施します。
全小学校で実施(トワイラ
イトルームを含む)
全小学校で
実 施(トワイ
ライトルーム
を含む)
青 少 年 交 流プ
ラザ(ユースク
エア)における
事業推進
青 少 年 交 流プラザ( ユ ースクエ
ア)において、青少年の社会との関
わり方の度合いに応じて育成する
総合的な支援プログラムに基づき、
青少年の自立支援や社会参加・参画
活動を促進する各種取り組みを実
施します。
実施
実施
1か月間に1冊も本を読ま
なかった児童生徒の割合
(25年度)
小学校 5.1%
中学校 16.7%
高校
56.6%
第2次 子ども
読書活動推進
計画の目標の
達成・維持
(28年度)
小学校1.9%
中学 18.3%
高校 59.9%
部活動の振興
〔再掲〕
充実した学校部活動が実施できるよう、部活動顧問や専門的な技術指導を行う
外部指導者を派遣するとともに、各種大会を開催します。
〔施策3に掲載〕
博 物 館・美 術
館・科学館にお
ける子ども 向
け教育普及事
業 〔再掲〕
博物館・美術館・科学館において、さまざまな子ども向け教育普及事業を実施し
ます。
〔施策5に掲載〕
- 45 -
基本的方向Ⅲ
施策 13
子どもの育ちと針路を応援する体制づくり
保護者負担を軽減し、多様な進路選択を支援します
計画期間内に設定する目標
めざす姿
子どもの就学に際し、適切な保護者負担の軽減
が図られている
適切な保護者負担の軽減を継続する
●施策を展開する事業
現状
(平成26年度)
目標
(平成30年度)
事業名
内 容
私立幼稚園授
業料補助
県内の私立幼稚園に幼児を通わ
せている市民に対して、所得に応じ
て授業料などの補助を実施します。
実施
実施
私立高等学校
授業料補助
県内私立高等学校の在籍者で、愛
知県の授業料軽減事業の対象とな
らない一定の所得階層の方に対し
て、授業料補助を実施します。
実施
実施
高等学校入学
準備金事業
翌年度に県内の高等学校へ入学
を希望し、一定の所得要件を満たす
市民に対して、入学時に必要な学資
を貸与します。
実施
実施
就学援助
経済的に困窮している市立小・中
学校の児童生徒の保護者に対して、
学用品などの費用を援助します。
実施
実施
- 46 -
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