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「実践的サイバー防御演習(CYDER:サイダー)」を開催 ~総合力の高い

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「実践的サイバー防御演習(CYDER:サイダー)」を開催 ~総合力の高い
北陸総合通信局
情報通信行政情報
Information
01
「 実践的サイバー防御演習(CYDER:サイダー)」 を開催
~総合力の高い情報システム管理者の養成に向けて~
【日時】平成 25 年 12 月 12 日(木)
・13 日(金)
【会場】石川ハイテク交流センター
伊丹局長
日比野副学長
総務省は、昨今における官公庁や大企業等を
本演習は、職員数千人規模の組織内ネットワー
狙ったサイバー攻撃の増加を受け、官公庁・大企
クを模擬した大規模環境による、官公庁・大企業
業等の LAN 管理者のサイバー攻撃への対応能力
を対象とした国内初の実践的なサイバー防御演習
と国立大学法人北陸先端科学技術大学院大学の
体や民間企業の LAN 管理者 10 チーム(1 チーム
演習の様子
向上のため、実践的サイバー防御演習
(CYDER※)
であり、平成 25 年度に実施される計 6 回の演習の
日比野靖副学長からの激励の挨拶に続き、模擬的
3 ~ 4 名)36 名は、サイバー攻撃に対してチーム
を開催しました。※ CYDER:CYber Defense Exercise
うち、初めての地方での開催となりました。
に「攻撃側」
「攻撃される側」及び「攻撃される側の
毎にリアルタイムに解析、検討し対処することで、
with Recurrence
演習は、総務省北陸総合通信局の伊丹俊八局長
サポート」の構成で実施されました。参加した自治
攻撃への対処方法等を実践的に学びました。
Information
02
「 第 76 回全国非常通信訓練 」 を実施
KEYWORD
■ 非常通信協議会
【日時】平成 25 年 11 月 27 日(水)
総務省が事務局となり、内閣府、消防庁、警察
北陸地方非常通信協議会は、北陸地方における
及び「地方通信ルート」による、市町等から各県を
非常通信の円滑な運用を図るため、中央非常通信
経由した内閣府までの情報伝達(往復)の実施に加
協議会と連携し、22 機関とともに第 76 回全国非
え、初めてアマチュア無線を活用した情報伝達と、
常通信訓練に参加しました。
災害対策用移動通信機器及び移動電源車の貸出
この訓練は、大規模地震等による広域災害が発
搬入訓練(富山県内)を実施しました。
生したという想定の下、通常の通信手段が使用で
アマチュア無線を使った情報伝達では、正確な
きない状況において、被災地から国(内閣府)まで
伝達を行うために予想外に時間を要した等の課題
「非常通信ルート」を使用して被災状況等を情報
があったものの、概ね順調に訓練は終了しました。
伝達するもので、非常時における通信の確保とそ
協議会では、非常時における円滑な通信の確保
の円滑な運用を目的としています。
のために引き続き取り組んでいくこととしていま
今回の訓練では、これまでの「中央通信ルート」
す。
Information
03
「電波の安全性に関する説明会」を開催
【日時】平成 25 年 10 月 25 日(金) 【会場】富山県教育文化会館
12
庁、防衛省、国土交通省、気象庁、海上保安庁、
放送事業者、都道府県、市町村、電気通信事業
者等の防災関係機関で構成されています。中央
非常通信協議会と各地域に地方非常通信協議
アマチュア
無線による訓練
会が置かれ、北陸地方非常通信協議会は、北陸
地域の 144 機関により組織され、非常時の円
滑な通信確保に努めています。
■ 非常通信ルート
通常の通信ルートが使用できない場合に、他団
体・他機関の自営通信網を利用するルートで、
非常用移動
電源車の貸出搬入
内閣府と県を結ぶ「中央通信ルート」と、県と
市町村を結ぶ「地方通信ルート」があります。
の豊島健非常勤講師が「電波の植込み型心臓ペー
スメーカ等への影響と対策」と題し、電波の医療機
器等への影響に関する調査研究などの結果につい
て解説しました。
この説明会では、一般の方をはじめ、医療関係
北陸総合通信局は、電波の安全性についての正
安心して安全に電波を利用できる環境を実現する
しい理解を広めるため、電波の性質や人体に及ぼ
ための行政の取組について説明しました。続いて、
者や電気通信事業者等 45 名に参加いただきまし
す影響等について専門家が説明する「電波の安全
京都大学の宮越順二特定教授が「電波と健康 ~研
た。
性に関する説明会」を開催しました。
究の現状と国際動向~」と題し、国際がん研究機
当局では、このような説明会を管内(富山県・石
最初に、当局の濵﨑末盛無線通信部長から「電
関が実施した電波の発がん性影響評価の流れと結
川県・福井県)で毎年 1 回以上開催し、最新の国
波の安全性に関する総務省の取組」と題し、誰もが
果について解説しました。最後に、埼玉医科大学
際的な研究成果等の情報提供に努めていきます。
講演する宮越氏
豊島氏の講演
情報通信行政情報
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